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社会 2010年05月05日 16時30分
明日話題にできる! 知ったかぶり宇宙講座・金星編
♪西から昇ったお日様が東へ沈む〜。 子供の頃見ていたテレビアニメ「天才バカボン」の主題歌である。当時、幼かった筆者はこの歌詞を何の疑いもなく受け入れていた。そして、小学生になり事実を知ると混乱をきたし、逐一頭の中で「天才バカボン」の主題歌を再生して、歌詞とは逆であることを確認しなければいけなかった。 いっそ金星人だったらよかったのに。 何故なら金星ではこの歌詞の通り、太陽は西から昇り東へ沈むからだ。金星は、太陽系の惑星で唯一逆周りに自転しているのだが、その理由はわかっていない。おそらく大きな星と衝突したためだと考えられている。そして、その動きは非常にゆっくりしていて243地球日であり、225地球日の公転周期よりも長い。 しかし金星人になるためには、地表の平均気温400度に耐えなければいけない。これは、太陽からの距離は2倍、太陽光の照射は75%の水星よりも熱い。この灼熱地獄は、硫酸でできた何kmもの厚さの雲が、金星の大気のほとんどを占める二酸化炭素を封じ込めることによって、途方も無い温室効果を及ぼしているために起こる。この暑さは夜の面でも冷やされることは無い。大気の上層部では秒速100mという自転の40倍の速度で風が吹いていて、熱を昼の面、夜の面区別無く、金星全体へ分散させているからだ。上層部ではそれほどの風が吹いていても、地上では時速2〜3kmにしか達しない。自転軸もわずかに2度ほど傾いているだけなので、地球のような季節変化は無いと推測される。また金星の自転と、地球との接近周期はシンクロしていて、地球からはいつも同じ側しか見ることができない。これは、潮汐力の共振によるものか、ただの偶然かはわかっていない。 やはり、そんな苛酷な環境に身をおくより、朝日は東に望む生活を続けることにしよう…。浪花のホラー職人〜七海かりん(山口敏太郎事務所)山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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トレンド 2010年05月05日 15時00分
文科系忍者記者ドラゴンの道「ヒット商品! 手裏剣マグネットの裏を探る」
2008年からネットニュースで取り上げられ、マニアの間では知られている忍者グッズを紹介する。 その名は手裏剣マグネットだ。 十字型手裏剣をベースにして、刃のかわりにマグネットが埋め込まれている部分がある。例えば、冷蔵庫にくっつけると手裏剣が刺さったように見えるのがクールである。ジョーク商品というオモチャなので、決して投げてはいけないのだが、忍者記者である以上は検証せねばならぬ。 さっそく冷蔵庫へ目がけて投げてみたが、マグネット部分がくっつくことはなく、冷蔵庫の表面を傷つけるだけで終わった。残念ながら手裏剣としての用途は期待できないようだ。あくまでもマグネットとして使う用途に限定されてるので、皆は決してマネしないように。 ジョーク商品と思いきや、調べてるみると意外な事実がわかった。通販・楽天市場のマグネット・ランキングでは、何とトップ20以内に入ることもあるヒット商品だ。オモチャのゴム製手裏剣が500円から1000円以内に収まる中で、わざわざ2枚1575円の手裏剣マグネットを購入する人が存在するというのは「手裏剣」のブランド力と、「刺さったように見えるユニークさ」に寄るところが大きい。商品をデザインしたのは、外国人デザイナーLiu Chen-hsuさんだ。日本をモチーフとしたユニークな発想は、意外と外国人デザイナーの視点から生まれることが多いと思われる。日本人にとってありきたりなモノに、実はチャンスが眠っているのである。ユニークな手裏剣マグネットの裏には…。(1)常識にとらわれない発想力(2)人を喜ばせるユーモアセンス(3)実用的なレベルまで落とし込むビジネスセンス 身の回りに存在する日本的なモノを新たな視点で、もう一度 見直してみるのも良いかもしれない。執筆者:文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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芸能 2010年05月05日 14時00分
ジョーは生きている! “生みの親”が語る「あしたのジョー」新事実(2) 故・高森朝雄(梶原一騎)が“絶対食べなかったモノ”
「巨人の星」「タイガーマスク」など、“スポーツ根性モノ”をはじめとした人気漫画の原作を多数遺した故・梶原一騎。高森朝雄のペンネームで「あしたのジョー」を生み出した彼は、波乱万丈の生き様や、強面の外見から粗暴なイメージを抱かれやすいが、実際は読者が想像できないほど繊細な一面をもっていたという。阿佐ヶ谷にあるライブスポット「Asagaya / Loft A(阿佐ヶ谷ロフトA)」にて行われた「あしたのジョー」イベントにて、故・高森朝雄氏の夫人、高森篤子さんが語った、梶原が怖がって「絶対口にしなかったモノ」とは何か。 「巨人の星」と「あしたのジョー」以外でも、「侍ジャイアンツ」「空手バカ一代」「愛と誠」など、挙げたら切が無いたくさんの人気漫画の原作を書き上げた梶原一騎。1987年に満50歳で亡くなったが、その数年前は、映画プロデューサーとして飛び回り、数々のスキャンダルやトラブルを引き起こした。そのイメージが強く、死後なかなか「本来の人柄」が明らかになる事はなかったが、篤子さんによると、イメージとは違い、やさしい夫であったという。多くの格闘家と交流し、大酒飲みの大食であったという梶原一騎は、意外にもある高級食材を怖がって食べなかった。 それは「カニ」と「すっぽん」。夫人によると、梶原は甲殻類のような「割ったら中がどうなっているか分からないモノ」を異常に気持ち悪がって嫌っていたという。確かにカニなどは、割ればミソや身がぐちゃぐちゃしているが、普通はカニの美味しさを前にそれを忘れてしまう。反面、ステーキやうなぎなどは好んで食べたという。大胆かつ豪快な表現と、繊細な心理描写が同居する名作を生み出す感覚は、常人にはきっと無いものなのだろう。たべものひとつをとっても考え方がユニークだ。 また梶原は、篤子夫人以外の他人が握ったおにぎりを食べなかったという。家族以外は信用できないという事なのかもしれないが、何でも食べた貧しい時代を生きた人にはめずらしい神経質ぶりだ。写真:名作「あしたのジョー」生みの親、ちばてつや氏と、高森朝雄夫人の高森篤子さん。
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芸能 2010年05月05日 13時30分
有馬あかり「93cmHカップのぽよよ〜んバスト」
93cmHカップのぽよよ〜んバスト。さらにキュキュット締まったウエスト。驚異の新人、有馬あかりちゃん 彼女は、特技が「牛の世話」???という青森県出身のカントリーガールでもある。人懐っこい素朴なキャラクターとは裏腹なセクシーボディと大胆ポーズで、2010年は大ブレイク間違いなし! <プロフィール>名前:有馬あかり身長:163cm出身地:宮城県生年月日:1987/12/25DVD「有馬あかり/Ari Ari」日本メディアサプライ★発売日:4月16日★イベント:ソフマップ音楽CD館 5月15日(土) 15:00〜@mistyでも公開中。(http://at-misty.com)
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社会 2010年05月05日 13時00分
下着ドロ逮捕 盗んだ下着10年分トラックに
佐賀県警白石署は先月、女性の下着を盗んだとして、窃盗の疑いで長崎市に住むトラック運転手の男(36)を逮捕した。3月2日午後10時50分ごろ、佐賀県江北町のコインランドリーで女性の下着2点を盗んだ疑いだ。 被害者の女性は、洗濯物を乾燥機に入れたまま近くのコンビニに買い物に行った。戻ってきた時に男とすれ違い、不審に思いつつ乾燥機を見ると下着がなくなっているのに気がついた。そこで、止まっていた男のトラックのナンバーを覚えていたため、110番に通報。男は逃走したが20数キロ先の佐賀市内で、県警本部地域課のパトカーが手配中のナンバーを見つけ停車させ、犯行を認めたため御用となった。ここまでは、被害者には申し訳ないがよくありそうな下着泥棒の話だ。 しかし、車内を捜索すると思わぬ余罪が判明したのだ。 トラック運転席の後ろに置かれた三つのバッグから、大量の下着がみつかったのだ。その数約260点。これは男が今まで盗んでいた下着だが、なんと男は約10年間、盗み続けた下着をトラックに隠していたのだ。調べによると、この男は運送会社の仕事で関西方面へ行く途中、佐賀県内のコインランドリーで下着を盗んでいたということもわかった。 ちなみにトラックに隠し持っていた理由は「家族に見つからないよう持ち歩いていた」とか。 隠したい気持ちはわかるが、その前に窃盗は犯罪ということを忘れて犯行をくり返していたのは許されないこと。 これから家族とどう向き合うのか、男にとってこれも罪の償いの一つになりそうだ。(ハマの半ズボン少年記者〜横浜六太 山口敏太郎事務所) 参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年05月05日 12時00分
ジャリンコ梅の映画予想! 第1回〜笑いと人間の底力『川の底からこんにちは』〜
ジャリンコ梅と呼ばれているからには、大阪の下町育ちやろうと思わせておいて、実はハイカラな神戸育ちな梅山サチコです。 ウチは事務所の先輩ライターさん達の様にあんまり個性がないんで、あくまでネタで文章書いていきたいと思ってます。 そんでウチが選んだんは、競馬予測ならぬ、映画予測! 予測するゆうても試写会に行けるようなコネはないんで、映画のオフィシャルサイトと予告を見て、この映画は面白そうとか予測する感じです。意外と新しい思いません?(笑) まぁ色々思うところはあると思いますが、参ります。(注意:筆者は映画評論家でも何でもないただのシロートです。大阪のおばちゃんが井戸端会議でごちゃごちゃ言っとるのと大差ないと考えて下さい) 今回ウチの目に止まったんは5月1日公開の『川の底からこんにちは』。 最初、「怖い話なんかなぁ?」と思ってオフィシャルサイトに飛んでみると、迎えてくれたんは木村水産 社歌! いきなり始まる曲の歌詞はというと「上がる上がるよ消費税 金持ちの友達一人もいない 来るなら来てみろ大不況 その時ゃ政府を倒すまで〜♪(以下続く)」とストレートに社会を批判する内容。それを主人公とパートと思わしきおばちゃん達が気合の入った大声で合唱しています。やけど曲調は軽いノリで、そのギャップに一瞬意識を奪われた後に大爆笑しちゃいました。 ストーリーは、簡単にいうと上京してだらだらと派遣OLをしていた主人公の佐和子がある日突然父が病に倒れしまい、急遽父のシジミ工場を継ぐことになるというもの。やけど工場は倒産寸前やし、工場で働くおばちゃんたちは癖もんやしと大変な場所やったという、ストーリー自体は漫画かドラマで見たことがありそうな感じ。 やけどもこのご時世に舞台がシジミ工場ってのは新しいんやないでしょうか。 んでもっておばちゃん達が味ありすぎです! 社歌を歌ってる一種の顔芸ではとまで思ってまう表情もそうやけど、ユーモア溢れるおばちゃん達の動き一つ一つに笑いがこみ上げるのと同時に目を奪われてまいます。 特にしのへけい子さんとよしのよしこさんの演技にはめっちゃ期待が持てそうです。 ただ一つ心配なんは、主人公がおばちゃんたちのキャラに食われてまうんではないかということ。 もちろん主人公の佐和子も存在感はバッチリあります。やけども、癖もんのおばちゃん達相手にどこまで太刀打ち出来るんか。 ストーリーはもちろんやけど、その点にも注目したくなる作品ですね。 あと、ストーリーの流れは、主人公が倒産寸前の工場を支えることとなった→色々ありつつも自己改革をして底力を発揮→病気に倒れた父は亡くなってしまったけど、会社の経営はなんとか持ち直したってのを予想してるんやけど、ウチしてはオチを捻ったりするんではなく、ストレートに見やすい映画であることを期待したいです。 予告編では思いっきり笑える話というんと、人間の底力を描いてるっていう印象がありますが、ほろりとした部分もあるとのこと。 ウチなりにはかなり期待出来そうな作品です。 ゴールデンウィークが寂しい人は、この映画を見て元気をもらってみては如何でしょうか。(−ジャリンコ梅−梅山サチコ 山口敏太郎事務所)
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スポーツ 2010年05月05日 10時30分
大日本に歴史あり 15周年記念興行(1)
大日本プロレスもいよいよ創立15周年を迎えた。たった3人で始まった団体は、横浜文体でビッグマッチを組むまでに成長し、WWEにTAJIRIを送り込むまでになったのである。 そのTAJIRIをゲストに迎えて、シャドウWX&ジ・ウインガー&藤田ミノルvs.TAJIRI&山川竜司&谷口裕一の6人タッグマッチ。TAJIRI組は全員同期である。 レフェリーは何と中牧昭二。もちろん、中牧が言うことを聞かないシャドウ組全員をぶちのめすお約束の展開も。 試合はTAJIRIが時折気の利いたムーブを見せるも、全体としては山川がローンバトルを強いられ、15分35秒、シャドウが山川を垂直落下式ブレーンバスターで仕留めて終わった。終了後はグレート小鹿社長もリングに上がり、大日本の15周年を皆で祝った。 続いては葛西純&ニック・ゲージ&DJハイドvs.“黒天使”沼澤邪鬼&竹田誠志&木高イサミの「日米デスマッチサミット 有刺鉄線条約」である。普段は名コンビである葛西と沼澤が、有刺鉄線ボード・カミソリボード・有刺鉄線バットの置かれたリングで対決する。 場外乱闘から始まった試合は、葛西組が終始優勢で、17分51秒、葛西がパールハーバー・スプラッシュで木高を仕留めた。試合終了後は葛西と沼澤が友情を確認し合い、葛西が勝利者賞として貰った「サボテントロフィー」に二人でダイブ。(「新宿のフォレストガンプ」杉田透 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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レジャー 2010年05月04日 17時30分
「私が悪うございました」自分の習性で毎度“赤っ恥”の失敗。ニートなダメ男に引っ掛かりやすい貢ぎ三十路
暴力・無職・グータラ・ギャンブル・ヒモ・アル中・シャブ…。世の中ダメ男の数だけ“だめんず女”が存在する。 生活能力のない女性(だめ女?)は、あまりダメ男に引っ掛からない。だめんず女にはそこそこ自力で金の稼げる女性が多い。それもまあそのはずで、自分ひとり食っていけないようじゃ、ダメ男は養えないという物理的な理由もある。そんな点からも、石を投げればだめんず女に当たるほど、お水にはダメ男好きがゴロゴロしている。 赤羽のキャバクラ『C』の瞳さん(仮名・33歳)。彼女も無類のダメ男好き。口癖をざっとあげれば、「でも彼、いいところもあるんだよ」あるいは、「私が彼を一番わかってあげられる」最終的には、「私でなきゃダメなの」ダメ男好きの三段論法。コレクション? というくらいダメ男を渡り歩いて来たのも不幸だが、自分のステップアップにならない“下げチン男”ばかりに躓いて来たのもまた不幸。赤坂のクラブを頂点に、今は赤羽在住の三十路キャバ嬢。 「自分のことをダメって言う人は、本当にダメになっちゃう。別に私はだめんずだと思っていません」 口をとんがからして反論する瞳さんだが、その経歴を見れば一目瞭然。酒乱の暴力男と出会ってボコボコにされた10代後半。シャブ中の彼氏のフラッシュバックで首を締められ死にかけた20代前半。ギャンブル中毒の四十路中年彼氏に借金を肩代わりさせられた20代後半。そして現在はといえば、三十過ぎてニートというどうしようもない彼氏に、貢ぎ続ける30代前半だ。若いときならダメ男行脚も、百歩譲って人生勉強ってことにしてもいい。男も若けりゃマトモ男に更正する道もあるだろう。それが、お互い、三十過ぎてのだめんずカップルとなるとイタタタタッ。それでいいの? 「言われなくても分かってます。でも、昔の男に比べれば、暴力とかクスリとかギャンブルとか借金とか? そういうの全然ないわけだし、全然マシだと思う。それに人の性格や性質はそうそう変わるものじゃないでしょう。私、今の彼と別れても、絶対に次もダメ男と付き合う自信満々ですもん。だめんずなら、最小限害のない今の彼でいい」 なんだかなあ。しかも、さっき自分はダメとは思わないとおっしゃったばかりでは…。大体にしてニートとの彼とはどうやって知り合ったのだろう。「お店です」まあ、ニートと言っても引き篭もりというわけではないから、お店もありだが…。「それに彼、最初っからニートだったわけじゃないもの。最初の頃は会社の同僚とたまに来るお客さんだったの。いつも何人かで来ているうちの一人。別に私の客ってわけでもなかった。かといって特に指名する子がいたとか、目当ての女の子がいたわけじゃないけど」キャバクラに来ておいてそれもまた無気力ですな。「彼あんまりしゃべらないけど、別に無口ってわけでもないし、穏やかだし口説かないし…そう、品がいいの。育ちがいい感じで彼に就いていると落ち着くし、癒されるの」 そんなわけで、どちらかというと瞳さんの方が“包んであげたい”気分になっていた模様。「それに付き合い出したのは、彼がお店に来なくなってからだもの。ずっとメール交換してて、その後しばらく経って、会おうってことになって。どうしてお店に来ないの? って聞いたらリストラされたって…」そんな話を聞いてしまった手前、デート代は全て自腹を切った。リストラだろうが、倒産だろうが、デートで金を払うのは男とスッパリ割切るのがフツーのキャバ嬢。その前に会わないだろうが…。 「結局そのまま家について来て…1か月もすると居候。でも彼が家の中のことやってくれるから、私は外で一生懸命働けるんだけどね」 つまり、それは無職彼氏でヒモってことなのですね。
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社会 2010年05月04日 17時00分
麻薬はなぜ“魔薬”なんだろう(メタンフェタミン)
メタンフェタミンというより、『ヒロポン』と言い換えたほうがいいだろうか。 かつて日本で最も知られ、濫用された魔薬である。 ギリシア語の「労働を愛する(philoponus)」から名付けられた説が有力だ。 メタンフェタミンは静脈注射により摂取する。 気分が高揚し、幸せで自信に満ちる。 疲労感もなくなり、集中力や運動能力の増大など、たくさんのメリットがあるのだ。 勘違いしてはならないのは、作業能力は増し長時間の労働に耐えうるが、正確さは向上しない。 中毒症状としては、頭痛や妄想、抑鬱、血圧上昇など。 慢性的に使用すると、少量では効かなくなり、薬量が増えてくる。 慢性中毒としては、幻覚、狂暴性、脱力感。 弱いが禁断症状があり、薬をやめてもフラッシュバックが10年以上続くこともある。 日本語における俗称、シャブ、エス、スピードは、メタンフェタミンを表すことが多い。 スピードボールとは、コカインとヘロインなど二種類のドラッグカクテルのことを言い、メタンフェタミンとの直接的な関係はない。 日本でヒロポンが濫用された背景には、第二次世界大戦が大きく関係している。 戦時中、特攻隊の戦意高揚や工場での作業効率向上に大いに利用されたのだ。 戦後大量のヒロポンが流出し、不安を抱えた国民はその薬にすがりついた。 当時、子どもから老人まで、幅広い一般人がヒロポンに汚染された。 その人数・割合は、全国民数の五分の一にも達していたと言われている。 覚せい剤取締法が制定された1951年をピークに、ヒロポンも徐々に姿を消した。 まさしく、戦中と戦後を代表する“魔薬”だったのである。 現在ではヒロポンは、ごく限定的な医療用途での使用以外の所持、使用、生産は禁止されている。(「レズビアン記者」立花花月 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年05月04日 16時00分
イエローは幸福の色か、警告の色か
2010年6月26日より、東劇にて「イエローハンカチーフ」が上映される。日本人なら誰もが知っているだろう、1977年に公開され国内の映画賞を総嘗めにした「幸福の黄色いハンカチ」のリメイク版である。 「幸せの黄色いハンカチ」は、アメリカのピート・ハミルがNYポスト紙に書いたエッセーを基に山田洋次監督が映画化した。同エッセーを基にした「幸せの黄色いリボン」は、1973年トニー・オーランド&ドーンが歌い米英、日本でも大ヒットしている。 イギリスでは古くから、黄色は「身を守るための色」とされてきた。それがアメリカへ渡り、黄色いリボンは「愛する人の戦場での無事を祈り帰還を願う」シンボルとなった。南北戦争時代で兵士の無事を祈る黄色のハンカチの伝統が始まったといわれており、今では愛と信頼、尊敬を表すとして世界中に広まっている。アメリカでは湾岸戦争、イラク戦争で、日本でもイラク派遣の時、兵士や隊員の無事を願うシンボルとして話題に上った。 ラッキーカラーとして広く認知されることとなった黄色いハンカチだが、「幸福の黄色いハンカチ」の舞台となった夕張市では皮肉なシンボルとなっている。2007年から夕張市は深刻な財政難となり、財政再建団体となっているのだ。現在は幸福の「黄色いハンカチ基金」としてHPでふるさと納税を募っている。映画ロケセット施設の運用も、財政を圧迫する一因となっているのではないだろうか。 「イエローハンカチーフ」公開に合わせて、4月10日から「幸福の黄色いハンカチ」も東劇にて再上映されている。 これを機会に夕張市の黄色いハンカチが、愛と財政を取り戻すシンボルになってくれるよう願って止まない。(戦わない戦隊 幻想戦隊レモネード隊長檸檬)
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