-
芸能 2011年05月31日 11時45分
郷ひろみが22年ぶりに映画出演
郷ひろみが、国内で公開された映画では1989年『舞姫』以来、22年ぶりに映画に出演することがわかった。出演する映画は11月3日公開の『劇場版サラリーマンNEO』で、役柄は小池徹平、生瀬勝久が勤めるNEOビール社の新商品のCMタレントとして起用される郷ひろみ役。 また、『劇場版サラリーマンNEO』の主題歌に、郷ひろみ「笑顔にカンパイ!」(作詞・作曲:布袋寅泰)が決定。郷と布袋のアップテンポでロックなサウンドが映画を華やかに盛り上げる。 郷は「22年ぶりの映画撮影現場でしたが、僕は“郷ひろみ”としての役でしたので、監督から「役作りはせず、リラックスしていきましょう」と指導いただき、終始楽しくできました。重要な役どころなので、見逃さないでください」とコメントしている。 『劇場版サラリーマンNEO』は11月3日(木・祝) 新宿ピカデリーほか全国公開。
-
芸能 2011年05月31日 11時45分
大泉洋 第一子誕生を報告
俳優の大泉洋が、第一子の女児が誕生したことを所属事務所のホームページで発表した。 報告の中では、「女の子でした! いやぁ女の子ですよ。僕に似ない事を祈るばかりです(笑)」などと喜びを綴り、「まだまだ父親というには未熟過ぎる僕ではありますが生まれてきてくれた子供のためにも、今まで以上に頑張って行こうと思います」との決意を語っている。 大泉洋は、1973年生まれの38歳。大学時代の演劇研究部の仲間とTEAM NACSを結成。05年に『救命病棟24時』(フジテレビ)にて全国ネットの連続ドラマ初出演。その後、俳優として多くの映画やドラマに出演。2009年にフジテレビのドラマプロデューサーと結婚している。
-
スポーツ 2011年05月31日 11時45分
斎藤佑樹 左脇腹痛は一流投手の証?
左脇腹痛で戦線を離脱していた斎藤佑樹(22=北海道日本ハムファイターズ)が、復帰実戦モードに突入した。 痛みも和らぎ、あとは実戦投球だけ。そんな前向きな状態だったが、登板が予定されていた5月28、29日の巨人二軍戦が雨天中止に…。復帰・調整メニューは足踏み状態となった。斎藤は雨天中止のモヤモヤを払拭するように、ブルペンで120球以上の投球を行っている。これだけ投げ込んで「違和感ナシ」だから、左脇腹痛は完治したと見ていいだろう。その『左脇腹』の故障について、プロ野球関係者の間ではこんな議論も巻き起こっていた。何故、左脇腹を故障したのか−−。 近年、左脇腹痛で戦線を離脱した投手に、ドジャースの黒田博樹もいる。投手出身のプロ野球解説者によれば、右腕の振りの強さ、鋭さに、他の筋肉部位が“悲鳴を上げた”結果であって、往年の江川卓投手も同様の故障を経験しているという。故障を肯定しているわけではないが、脇腹痛は「一流投手の証」とも認識されているそうだ。 しかし、斎藤については否定的な見解も聞かれた。 「ピッチングフォームを崩している点については、大学時代から指摘されてきました。ピッチングフォームの悪癖による怪我ではないでしょうか」(在阪球団関係者) 一般論として、投手の故障個所は肩、肘が多い。とくに連投を強いられる救援投手がそうだが、登板過多(勤続疲労)がその原因となっている。『故障』を学生野球レベルで語るとすれば、その原因の多くは「投球フォームの悪癖」だという。 斎藤の場合は、やはり投球フォームの乱れによるものではないだろうか。左脇腹の故障が発覚したとき、斎藤は「初めて」と話していた。ストレートの球速を高めるため、「意図的に現在の投球フォームに崩した」とも聞いているが、そうした『無理』が蓄積されての故障だったと思われる。 「應武篤良・早大監督(当時)も再三、注意していました。でも、斎藤はガンコなところもあって、投球フォームをもとに戻しませんでした」 早稲田大学時代を知る関係者がそう証言する。 日本ハムから指名された直後、「斎藤の投球フォームをどう修正していくか」も、スター育成の重要なテーマとされていた。春季キャンプを観たプロ野球解説者たちも「あの投球フォームは…」とこぼしていたが、それはテレビカメラがまわっていないことを確認してからの発言だった。『斎藤批判』はTV局側が“自主規制”していたせいもあるが、梨田監督、吉井投手コーチの「投球フォーム改造は次のステップ」とする教育方針に配慮してのことだった。 「今の投球フォームが斎藤に適している、という声もないわけではないんです。あの投げ肩で実際に結果を出しているわけですから。低めに変化球を集め、打ち損じを誘う今の投球スタイルでいいのか、ストレートにキレが生じるような下半身主導の投球フォームに代えるのか…。日本ハム首脳陣は斎藤本人に決めさせようとしているのでは」(プロ野球解説者の1人) 一流選手の調整、感覚(感性)は一流選手にしか分からないと言う。その意味では、今回のリハビリと調整方法は『一流』だった。「完治は交流戦明け」と目されていた怪我を短期間で治してみせた。短期間で完治できたのは自分自身を客観視できるからで、それこそ、一流選手になれる資質である。 「ドラフト直後からずっと、カメラに追い回されていたので、今回の怪我は精神面でもリフレッシュできたはず」(関係者) 斎藤に足りないもの。それは、自分自身の投球スタイルを見つめ直す時間ではないだろうか。
-
-
トレンド 2011年05月31日 11時45分
梶浦由記が6月29日にワンマンライブを開催
6月29日に、梶浦由記がNHKホールにて、ワンマンライブを開催することが決定した。 本公演では、梶浦由記がサウンドトラックを担う、人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」をはじめ、同じく根強い人気を誇るアニメ「劇場版/空の境界」の劇中歌を初披露。自身のソロアルバム「FictionII」楽曲、自身のプロジェクト“FictionJunction(フィクションジャンクション)”の新曲も初披露、同じく梶浦が手がける「NHK/歴史秘話ヒステリア」のサウンドトラックなど、彼女が手掛ける様々な楽曲を存分に楽しむことができる。 梶浦由記は作詞・作曲・編曲を手掛けるマルチ音楽コンポーザー・プロデューサー。自身のユニット『See-Saw』として、2002年に手掛けたアニメ『機動戦士ガンダムSEED』のエンディングテーマ『あんなに一緒だったのに』がオリコン初登場5位、アルバム『Dream Field』は7位を記録するなどCDのトータルセールスは350万枚を超える。 最近では、北野武監督・主演映画『アキレスと亀』や、NHK歴史番組『歴史秘話ヒストリア』、そして2010年8月15日に放送されたドラマ、NHKスペシャル『15歳の志願兵』の音楽を担当するなど、映画・アニメ・ゲーム・舞台・TV等幅広い音楽プロデュースを手掛る。2011年3月30日には、待望のソロアルバム第2弾「FICTIONII」をリリース。更にFictionJuctionとして今夏放送開始予定のTVアニメ『セイクリッドセブン』のオープニングテーマ「stone cold」が8月3日にリリースされる。Yuki Kajiura LIVE vol.#7“FICTION”会場:渋谷NHKホール日時:2011.6.29 (水) 18:15 開場 / 19:00 開演出演:梶浦由記 / FictionJunctionお問い合わせ キョードー東京
-
トレンド 2011年05月31日 11時45分
『JIN-仁-完結編』第7話、廓言葉で花嫁を演じた中谷美紀
TBS開局60周年記念ドラマ『JIN-仁-完結編』の第7話「永遠の愛と別れ」が、5月29日に放送された。過去に豪華絢爛な花魁姿を見せた野風(中谷美紀)が、今回はウェディングドレスの花嫁姿を披露する。 江戸に戻った南方仁(大沢たかお)に、野風からフランス人のジャン・ルロン(ジャン・ルイ・バージュ)との結婚式の招待状が届き、仁と橘咲(綾瀬はるか)は横浜を訪れる。そこでは洋館が立ち並び、洋風の生活が営まれていた。野風はルロンからマナーを褒められるなど、既に洋風生活に馴染んでいた。これは初めて飲むシャンパンに酔っ払う咲とは対照的で、野風は咲をからかう余裕まで見せていた。 花魁であった野風はドラマの中で異彩を放っている。他の登場人物が現代人に近い話し方であるのに対し、野風は「ありんす」など廓言葉を徹底している。高知の酒場で地元の人の話に耳を傾けて習得したという内野聖陽演じる坂本龍馬の土佐弁の評価が高いが、中谷の廓言葉も凛としており、苦界に落ちても誇りは捨てない遊女になりきっている。 もともと時代劇としては邪道に属するタイムスリップ時代劇の『JIN』が時代劇ファンからも支持された要因は、江戸時代の生活や風俗を深く描いた点にある。これは主人公の仁が庶民相手に治療するという設定の賜物で、権力者中心の正統派時代劇が見落としがちな歴史の一面を提示した。 中でも第一部では遊郭に生きる遊女達の光と闇にスポットライトを当てている。その重要人物が野風であった。その中では花魁でなくなった後も廓言葉は続けている。廓言葉は武士語や公家言葉に比べると馴染みが薄く、廓言葉で話すこと自体が新鮮である。 その上に今回は、立ち居振る舞いが洋風なのに言葉が廓言葉になっているというギャップがある。これは不自然とも受け取られかねないものであるが、中谷は廓言葉によって、野風という女性の意思や覚悟の強さを演じていた。(林田力)
-
-
その他 2011年05月31日 11時45分
地方で加熱するコスプレ熱、岐阜多治見に「コスプレ」と「ゆるキャラ」のコラボイベント開催!
5月29日、岐阜県多治見市でまにあ道主催「第一回コスプレ・キャラフェスティバル in 多治見セラミックパークMINO」が開催された。 近年では、東京・名古屋・大阪が中心だったコスプレイベントも、コスプレイヤー人口の増加により、地方都市にまで浸透していっている。 今回はまにあ道初の大型コスプレイベント。コスプレだけではなく、周辺都市のご当地「ゆるキャラ」や、まにあ道イメージガールのマニアーナ「まゆみん」が会場に登場するなど、一味違う内容となっている。 開催された施設はコスプレイベントとしては初めて使用される「セラミックパークMINO」。屋外、地下、茶室など、コスプレイヤーが写真を撮影する上では他にはない絶好のロケーションが用意される。 当日は台風の接近に伴い大雨が降るも、地元の熱心なコスプレイヤーたちでにぎわっていた。 オープンスペースである会場には一般客も入り交じるが、かわいい「ゆるキャラ」たちの姿に沸き立っていた。 「コスプレという文化が、もっとオープンに広がっていって欲しい」。そう語るのは主催者の北川さん。 「さまざまな規制をできるだけ取払い、コスプレイヤーがもっと自由に楽しめるイベントにしたい。一般の方にもコスプレ文化を認識していただけるきっかけになれば」 コスプレ愛に満ちた新イベントは、コスプレ界に新しい風を吹き込むだろう。第二回の開催も要注目だ。(川上三白眼 山口敏太郎事務所)
-
スポーツ 2011年05月31日 11時45分
全日本プロレスの悪役選手が試合後に倒れ、開頭手術を受ける
全日本プロレスの悪党ユニット、ブードゥ・マーダーズ(以下、VM)に所属するスーパー・ヘイト選手(41=本名:平井伸和)が、5月29日に兵庫・神戸サンボーホール大会での試合後に倒れ、開頭手術を受けた。 ヘイト選手は同大会の第3試合で、KENSOとウィップ・アス・ランバージャック・デスマッチで対戦。6分36秒、ダブルニードロップからの片エビ固めで敗れた。 同団体のリリースによると、ヘイト選手は試合後、体調不良を訴え嘔吐し、意識を失ったため、救急車で病院に搬送された。検査の結果、脳卒中と診断され、同日深夜に緊急手術を受けた。手術は無事成功し、意識の回復を待っている状態だという。 ヘイト選手は幼少期を神戸で過ごしており、この大会は凱旋興行。しかも、この一戦はデビュー20周年記念試合として、位置付けられていただけに、なんとも皮肉な事態となってしまった。 91年4月にSWSでデビューしたヘイト選手は、WARを経て、全日本に入団。08年10月にVMに加入し、リングネームをヘイトに改名。今年1月にはバージョンアップしたスーパー・ヘイトに名を改めたばかりだった。 試合のダメージと脳卒中との関連性は不明だという。プロレスで、このようなケースはまれで、04年8月に高山善廣(フリー)が、試合後に脳梗塞で倒れた例がある。高山は約2年間のリハビリを経て、復帰を果たした。 今はただ、ヘイト選手の回復を祈るばかりである。(最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)※画像はヘイト選手のブログより
-
トレンド 2011年05月31日 11時45分
Gカップグラドルの森下悠里、憧れのふんどし初体験は「色々なところに食い込ませた」
Gカップグラビアアイドル・森下悠里が出演映画『くノ一忍法帖 影ノ月』のインタビューに応じ、憧れのふんどし着用の感想を語った。 本作は、伝奇小説家・山田風太郎による人気時代小説をベースに、セクシー忍法を武器にした女忍者(くノ一)たちの活躍を描くシリーズ最新作。森下は“女陰花(ニョインバナ)”“曼殊沙華(マンジュシャカ)”などのエロチックな忍法を繰り出す真壁右京を赤ふんどし着用で熱演している。 「グラビアを始めて今年で5年になりますが、フンドシは初めて」と頬を赤らめる。幼いときに目にした、宮沢りえの「ふんどしカレンダー」に衝撃を受けた記憶があると言い、「凄くカッコいいので、いつか挑戦したいと思っていた」と満更でもない様子。ただ宮沢のようにパーフェクトでないと、間抜けな姿になってしまうのではないかとの不安があった。しかも着用したのは、ふんどしに見立てたパンツではなく、一枚の布で巻くタイプの、リアルふんどし。 森下は「とにかく着脱が大変でした。ゆるいとすぐに脱げてしまうので、かなりの力で色々なところに食い込ませました」と恥ずかし気に振り返る。しかも一度穿いてしまうとトイレにも行けず、お手洗いを10時間我慢した日もあったそうだ。撮影は極寒の12月に、茨城の山の中で行われたが、「よくあんなセクシー衣装で風邪をひかなかったなと思います」と苦笑する。 憧れてはいたものの、肉体的苦労が多かった初ふんどし体験。もうこりごりかと思いきや「でも着心地は意外と良かったです。自分でもコレクションして、女性のふんどし着用を流行らせたい」と満面の笑み。「ただ巻き方が着物の着付けのように技術が必要なので、それをマスターしてからですね」と本気度をうかがわせた。 映画『くノ一忍法帖 影ノ月』は6月4日より、銀座シネパトスほか全国公開。
-
トレンド 2011年05月31日 11時45分
ROCK'A'TRENCH対バン・イベント、満を持して開催された東京公演は大熱狂!
6月22日(水)に10枚目となるシングル「光射す方へ」を発売、秋から12月にかけての全国ツアーも決定するなど破竹の勢いで躍進を続けるROCK'A'TRENCH。 タイトル曲「光射す方へ」は、現在テレビ東京系列にて毎週月曜夜10時より放送中の連続ドラマ『鈴木先生』のオープニング・テーマとして絶賛オンエア中。視聴者に鮮烈な印象を与え、多くの共感を呼んでいる話題のナンバーだ。また、2009年の1st以来となる2ndアルバム・リリースに向け、3作連続シングル・リリース企画を実施中の彼ら。「光射す方へ」は、「Music is my Soul」「日々のぬくもりだけで」に次ぐ第3弾シングルでもある。 そんなROCK'A'TRENCHが、今春から対バン・イベント『ROCK'A'TRENCH presents Active Rock vol.1』をスタート。4月に開催された大阪・名古屋公演に続き、満を持しての東京公演が5月29日(日)に下北沢THE GARDENで開催された。 当初、渋谷CLUB QUATTROにて4月14日に予定されていたこのイベント。東日本大震災の被害の状況をふまえ、メンバー、スタッフ一同の協議により開催が見送られ、この日は振替公演として行われた。大阪ではラムジ、HaKUとともに、名古屋では盟友Jackson vibe、竹内電気が出演、そして今回の東京公演ではTHEラブ人間、smorgasが登場と、なんとも多彩なラインナップ、今後もオーディエンスにとって楽しみなイベントの一つとして成長していきそうだ。 あいにくの台風接近の大雨のなか、東京での開催を待ちわびた多くのオーディエンスが集結。一番手のTHE ラブ人間は、日常を活写するフォークの精神性、ロックの衝動と人間臭さ、ポップの普遍性、そしてヴァイオリンの音色の狂おしさとが入り交じる、独自の豊かな音世界を作り上げ場内を魅了。昨年8年ぶりにオリジナル・メンバーが集結し再始動を果たしたsmorgasは、身体を揺らさずにはいられない貫禄たっぷりの王道ミクスチャー・サウンドを展開し、初めはアウェイ感も漂ったフロアの空気を完全掌握。熱量溢れる2MC、鉄板の演奏力、そして唯一無二の強烈なユーモア・センスでその存在感を大きくアピールした。 そして、オープニングSEにのせ、大きな拍手に迎えられてステージに姿をみせたROCK'A'TRENCHの5人。ヴォーカルの山森大輔の「ROCK'A'TRENCHです。シモキター!」の第一声とともに、「My SunShine」でスタート。続いて跳ねるようなスカのリズムが痛快な「Night and Day」から、勢いもそのままに新曲「everybody clap」を披露。未発表曲にもかかわらず、文字通り場内中に手拍子が巻き起こった。この日、待望の2ndアルバムがいよいよ今夏“暑いうちに”(山森談)発売されることが明らかにされ、収録予定という新曲で「旅するバンド」とMCで紹介された「Trippin' Band」もプレイ。美しいメロディを備えつつも、「どこまでも行くんだ」というフレーズに気持ちを奮い立たされれる名曲で、ニュー・アルバムへの期待度も高まるばかりだった。 冒頭から沸点超えの流れに、思わずフロアから「楽しいです」の声が上がる。それに「俺もです」と笑顔で応える山森。震災の影響でイベントを中止にした方がいいのか迷ったことや、「嵐の夜来てくれてありがとう」とオーディエンスへの感謝の気持ちが率直に伝えられた。また、THEラブ人間との関係性や、smorgasとの意外な交友録、下北沢への愛着とバンドの原点がここにあること−−例えば山森と畠山によるROCK'A'TRENCHの前身プロジェクトの初ライヴが下北沢のBASEMENT BARで行われたこと、河原、豊田、オータケがバンド加入を快諾した場所が下北沢であったことetc…などファンにとってはなんとも興味深い話題も開陳された。 そうした温かみのあるコミュニケーションで、場内の雰囲気を和ませつつも「僕らのスタイルは、まっすぐ、恥ずかしがらずに愛を歌っていくバンドでありたいと思います」とこのバンドのスタンスをあらためて表明。「日々のぬくもりだけで」「Baby's Extreme」といった新しめの曲群などに交じって、インディ時代の「South Wind」も飛び出すセットリストに、フロアからは思わず「セトリがやばい」の歓声も。 ROCK'A'TRENCHのディスコグラフィーにあって、随一のポジティヴ・ロック・ナンバー「JUMP STAR」でこの日のピークを記録。ラストの新曲「光射す方へ」まで、時間があっという間に過ぎていく。当然アンコールを求める「ロッカ!」「トレンチ!」「ロッカ!」「トレンチ!」というメンバーの登場を待ちわびるコールがフロアに数分間にわたって響きわたる。 全員揃いのツアーTを着て登場したアンコールでは、THEラブ人間のヴァイオリニスト谷崎航大を迎えた、この日ならではの豪華ヴァージョンの「Music is my Soul」。そして、「Don't Stop The Music」の2曲を投下。タオルがブンブン舞い、陽のヴァイブが充満する幸福なエンディングに、場内には笑顔が溢れた。閉演後、熱演の直後にもかかわらず、自ら復興支援のための募金箱を携え入口に立って観客を見送るメンバーの心意気も胸を打った。 次回の『ROCK'A'TRENCH presents Active Rock vol.1』は7月1日に代官山UNITで開催予定。どんな競演が繰り広げられるのか、今から出演者発表が楽しみでならない。<関連サイト>ROCK'A'TRENCH オフィシャル・サイトhttp://rockatrench.com/
-
-
トレンド 2011年05月31日 11時45分
【書評】『江の生涯・徳川将軍家御台所の役割』福田千鶴著
NHK大河ドラマ「江(ごう)〜姫たちの戦国」が話題になっている。「江」とは、織田信長の妹・市の三女として生まれ、徳川2代将軍秀忠の正室になった人物。その江の「実像」に迫る史料は、『江の生涯・徳川将軍家御台所の役割』(福田千鶴/中公新書)の著者によると、ほとんどなにも残されていないという。 『江の生涯・徳川将軍家御台所の役割』は、わずかな史料と研究資料がベースになっている。著者は研究者だが、「あとがき」で「研究書ではなかなか書けない内容もさらりと書いてしまった」とあるように、推論も交え、江の「実像」を浮かび上がらせることを意図して書かれている。 本書の中では、武士の面目について記された個所が興味深い。 のちに江の義父となる徳川家康は、次女を関東の北条氏に嫁がせていたが、豊臣秀吉がその北条を攻めることになった。北条攻めに参加する大名たちの妻が京都に集められ、秀吉への人質として京に留め置かれたそうだ。 当時、家康の正室・朝日(秀吉の妹)は在京していたが、秀吉は、徳川家とのつながりを深めるため、家康の息子に、自分の養女である「小姫」を嫁がせる婚姻を結んだという。もともと秀吉の庇護下にあった小姫は輿入れすることなく引き続き秀吉のもとで暮らしたのだが、家康はそれで、朝日に加え、小姫という二重の人質を差し出したことになったと解説されていた。 だが、現代の通念に照らし合わせれば、朝日も小姫も、秀吉の家族であり、いくら差し出したといっても人質にはならないのでは、と思える。 しかし、著者は、武士には武士の行動理念があり、家康の息子を人質にとるよりは、朝日や小姫を人質にとるほうが「よほど効果があるといってもよい」と指摘する。「血のつながった息子の命は犠牲にできても、義理のある妻の命は犠牲にしてはならないのである」 本書には、側室とはどのようなポジションだったのかも書かれている。江がその基礎を作り上げたともいわれる江戸城大奥の役割についても言及されている。 武士には武士の理念があったのと同様に、武家社会を生きた女性たちは、現代では必要とされない(あるいは、されるべきではない)発想や思考原理とともに生きていたのかもしれない。 そのうえで、江はどのような生涯をまっとうしたのか。 著者は「歴史好きの女性たちの間で江が憧れの存在の一人になっている」と記している。その著者が浮かび上がらせる江の「実像」は、現代を生きる者の心にも響くだろう。(竹内みちまろ)
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分