波乱含みのハンデ戦で予断を許さないが、素直にツルマルジュピターの底力を信頼したい。
前走のテレビ愛知オープン3着はこの馬の真骨頂。勝ったヘッドライナーはこの後、CBC賞で2着している強豪。その馬と0秒2差だから大したもの。準オープンに降級。チャンスは大きく広がった。
実際、このクラスは3走前の下関Sを快勝。2着セブンシークィーンがオープン入りしている比較からも、実力上位は明らかだ。トップハンデ57.5キロ(前走56キロ)も能力に影響することは考えられない。
先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
相手は、シセイカグヤ。全4勝を6ハロン戦で挙げているスペシャリスト。約3か月間のブランクを抱えているが、態勢はほぼ整っている。ハンデ54キロなら好勝負必至。
◎5ツルマルジュピター
○1シセイカグヤ
▲3レジェトウショウ
△9エーシンリジル、16サクラミモザ
☆中山10R「安房特別」(芝2200メートル)
実力拮抗したメンバー構成。おまけに、ハンデ戦とあって一筋縄ではいかない。その中で、満を持して出走するモンテエンに白羽の矢。
2連勝で富里特別を圧勝(0秒2差)。再度同条件で闘えるのはいかにも有利。しかも、中山コースは2戦2勝と、相性は抜群に良い。
〈3012〉と、まだ底を見せていない分、プラスアルファは計り知れない。これも、アドバンテージになる。ハンデ57.5キロは許容範囲だし、3連勝を飾るチャンスだ。差し切りが決まる。
相手は、ミッションモード。中山2200で現級勝ちの実績があり、反撃態勢は整っている。
実績は、コスモラピュタが最右翼。体調不十分のため、評価を下げたがペース次第では逃げ残りのシーンがある。
◎8モンテエン
○14ミッションモード
▲7コスモラピュタ
△2スズカスコーピオン、12ゴールドスパークル
☆中山9R「銚子特別」(ダ1800メートル)
千万条件から降級する、モエレエンデバーをイチ押し。休み明け2戦目で走り頃だし、チャンスは大きい。
中央で初勝利を挙げたのが、中山のダ千八。その時と同じ後藤騎手とコンビ復活。勝利の方程式に当てはまる。
◎2モエレエンデバー
○15チャンピオンハーレ
▲16グランドシチー
△8サトノジューオー、10メイショウパルマ
☆函館11R「竜飛崎特別」(ダ1700メートル)
ユニコーンS4着をはじめ、重賞・オープンで好戦してきた、タイセイファントムに期待。
自己条件に戻り、ハンデ並みの斤量54キロで闘える以上、チャンスは十分だ。
◎6タイセイファントム
○4プレシャスジェムズ
▲7コスモナダル
△3トウカイファミリー、5ワーズワース
☆阪神11R「鳴門ステークス」(ダ1400メートル)
休み明けを1度使って、上積みの大きいナムラカクレイでいける。
休養前は毎回、上位争いを演じてきた実力の持ち主。力通り走れば、結果は付いてくる。
◎2ナムラカクレイ
○15ルティラーレ
▲1フェイムロバリー
△4コンティネント、9トーホウチェイサー
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。