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芸能 2012年01月27日 11時45分
武井咲が期待に応えて“ミニスカ”宣言!?
女優武井咲が26日都内でGUNZE 新ブランド「Mirica」の発表会に出席した。 レッグファッション新ブランドイメージキャラクターに選ばれた武井は「おしゃれは小さい頃から好きです。足元がきれいだと魅力的に見えます。細いだけではなく、引き締まって筋肉がついて、ラインがきれいだったり、デニムをかっこよくはきこなしている人に憧れます。Miricaをはくことによって足がきれいに見えるなら毎日でもはきたいですネ。」と笑顔で語った。 普段はミニスカートを穿かないという武井は「(世の男性が望むならの問いに)あ〜そうですか。じゃはきます」と高らかに宣言した。 来月にさしせまったバレンタインについて「凝ったのは出来ませんが、手作りチョコレートを100個位作って現場のスタッフさん、マネージャー、社長、パパにあげたいです」と話した。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2012年01月27日 11時45分
NMB48 チームMが結成!! センター城恵理子「前田敦子のようなセンターになります!」
大阪・難波を中心に活躍するアイドルグループNMB48が26日吉本興業東京本部で新チーム「team M」の結成発表記者会見を行った。 メンバーはNMB48の一期研究生と2期研究生から16名が選抜された。会見には太田里織菜、川上礼奈、小鷹狩佑香、島田玲奈、城恵理子、高野佑衣、谷川愛梨、肥川彩愛、藤田留奈、三田麻央、村上文香、村瀬紗英、矢倉楓子、山岸奈津美、の14名が出席した。(木下百花、與儀ケイラは病気のため欠席) キャプテンの島田は「キャプテンという大役をいただいたので、teamMを一つにして引っ張っていきたいです」とあいさつ、またチーム全員からセンターを指名された城は「AKB48の前田敦子のようなセンターになります」とやる気満々に語った。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2012年01月27日 11時45分
大島優子が風俗嬢に!! AKB48の新曲『GIVE ME FIVE!』のPVが公開
AKB48の25枚目のシングルでメンバーがバンドに挑戦している『GIVE ME FIVE!』のPVが公開された。同PVでは、メンバーの大島優子が風俗嬢を熱演している。<ストーリー>親が離婚し弟と離ればなれに暮らす尾形敦子(前田敦子)は、バイトをしながら定時制高校に通う日々を過ごしていた。いじめられていた過去がありトラウマをもつ小林由紀(柏木由紀)や喧嘩っ早く何事も長く続かない市川みなみ(高橋みなみ)、家の借金を返すため歳を偽り風俗で働く大沢優子(大島優子)など、同じ高校に通う生徒はくせのある問題児ばかりで思い描いていた高校生活とは程遠く、世間にも自分にも嫌気がさしていたある日、担任の先生であるマムシ(陣内孝則)にバンドを進められ、自分を変えたい思いで軽音楽部に入部する。自分たちの居場所を見つけ、出会いや別れ、困難に立ち向かい生きること、本当に大切なものに気づいた生徒たちは、それぞれの想いを抱えながら卒業式を迎える。<出演者>◆AKB48 前田敦子、高橋みなみ、大島優子、柏木由紀、渡辺麻友、小嶋陽菜、板野友美、篠田麻里子、峯岸みなみ、指原莉乃、横山由依、北原里英、河西智美、宮澤佐江、高城亜樹 ◆SKE48 松井珠理菜、松井玲奈 ◆NMB48山本彩
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芸能 2012年01月27日 11時45分
恵比寿マスカッツ 移籍第1弾シングルがリリース決定
テレビ東京系深夜バラエティ番組「おねがい!マスカット」から飛び出した人気アイドルユニット、恵比寿マスカッツがポニーキャニオン移籍第1弾シングル「ハニーとラップ♪」を3月28日にリリースすることが決定した。 恵比寿マスカッツは2008年4月、テレビ東京系深夜バラエティ番組「おねがい!マスカット」放送開始に合わせて結成されたアイドルユニットで、これまでに5枚のシングルと1枚のアルバムをリリース。最新作である「ロッポンポン☆ファンタジー」はオリコンウィークリーシングル チャート初登場8位を記録するなど話題を集めた。 また、昨年は東京・日比谷野外大音楽堂公演を含む1st全国ツアーを敢行、香港で行われた恵比寿マスカッツアジアツアー「そうだ!香港に行こう」を大成功に収めるなど、国内のみならず、ワールドワイドな活動を展開している。
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その他 2012年01月27日 11時45分
『KERA』の人気読者モデル『春奈るな』がアニソン界に殴り込み!? CDメジャーデビュー!!
ファッション雑誌「KERA」で人気を博している読者モデル・春奈るなが、TVアニメ「Fate/Zero」2ndシーズンのエンディングテーマでメジャーデビューすることが発表された。 そのデビュー曲を手掛けるのは梶浦由記。「かわいらしい見かけによらない、とても存在感のある声といい、きっとこれからもどんどん魅力的になっていく歌い手さん」と太鼓判を押している(「リスアニ」1月25日発売号)。 春奈るなは、ロリータやパンクなど個性的なテイストのファッションを扱う人気雑誌「KERA」の現役読者モデルとして活躍中。「KERA」編集部の話によると「多様なファッションを着こなせる妹キャラ」(「リスアニ!」1月25日発売号)とのこと。さらには、第4回全日本アニソングランプリのファイナリストとして注目を集めるなど異色の経歴と実力とを兼ね備える『春奈るな』が2012年に嵐を巻き起こす。 また、メジャーデビューに先駆け、1月25日(水)アニメ音楽雑誌「リスアニ!」の誌上で春奈るながプレデビュー。本人の撮り下ろし写真&インタビューに加え、オリジナル楽曲「微熱の月」(歌:春奈るな 作曲&編曲:津波幸平 歌詞:大塚利恵)が付録として収録されていて、いち早く彼女の歌声を聴くことができる。◇春奈るな BIOGRAPHY1991年10月11日生まれ。幼少の頃から歌うこととアニメが大好きで、中学3年生の時にオーディションに応募する。そのオーディションでwebラジオ「レンタルマギカ」メインテ−マの担当に抜擢。その後、人気雑誌「KERA」の読者モデルとして活動の傍ら、第4回全日本アニソングランプリのファイナリストとして注目を集める。2011年より本格的に歌手活動を開始。唯一無二、全く新しいタイプの新世代ボーカリスト・春奈るな、2012年デビュー
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社会 2012年01月27日 11時45分
“現代の阿部定事件”と思われた局部切断事件は意外な結末で幕!
さる1月16日、東京都昭島市福島町2丁目のアパートの一室で、独身で一人暮らしのタクシー運転手・矢口行さん(49)が、死亡していた事件は衝撃を与えた。男性は首、胸、腹、下腹部の4カ所に文化包丁による傷があり、局部は切り取られて、ベッド付近の床に落ちていたからだ。あまりにもむごい死に方は、“現代の阿部定事件”と思われた。 阿部定事件とは36年(昭和11年)5月18日に、仲居であった阿部定(当時30)が、東京市(現東京都)荒川区尾久の待合茶屋で、性交中に愛人の男性・石田吉蔵さん(当時42)を殺害し、局部を切断した事件で、まさにその再現かともいわれていたのだ。 当初はこの男性が交際していた40代とみられる女性と、大ゲンカしている声や、女性が物を壊す音を近所の住民が度々聞いており、他殺説も出ていた。ところが、男性の遺体には腕に注射痕があり、覚せい剤反応が出たことで、自殺、他殺の両面で捜査が進められていた。 その結果、警視庁捜査1課などは26日までに、自殺と断定した。同課によると、男性は10日午後2〜10時に死亡したとみられるという。第三者がアパートに入った形跡がなく、体の傷も自分で付けられる箇所ばかりで、抵抗した際にできる防御創もなかったことから、覚せい剤を使った上で、自殺したものと判断されたもよう。男性は周囲に「死ぬ時は腹を切って死ななきゃいけない」と語っていたという。 覚せい剤中毒のひとつの特徴として自傷癖がある。脳の中枢神経が冒され、痛覚などの感覚も麻痺するため、痛みも感じなくなるという。とはいえ、いくらなんでも、自身の局部を自ら切断するとは狂気の沙汰。薬物で錯乱したのであろうが、このような死に方はさすがにしたくない。改めて、覚せい剤の恐ろしさを痛感させられた事件だった。(蔵元英二)
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スポーツ 2012年01月27日 11時45分
シーズン総括 キャンプ直前補強はあるのか? 東京ヤクルト編
ペナントレース終盤で故障者が続出しなければ…。8月に7勝15敗3分けと苦しみ、いったんは2位巨人に1.5ゲーム差まで肉薄されたが、9月には勝率7割8厘とチームを建て直した。そんな「優勝」を意識した発言も聞かれるようになった矢先だった。主にセットアッパーとしてチームを支えていたバーネットが右手首の剥離骨折で登録を抹消(9月6日)。由規も右肩の違和感、張りを訴え、チームのムードが一変してしまう。正捕手・相川も右手親指の亀裂・剥離骨折で『全治6週間』と診断されていたが(8月26日)、強行出場。エース・館山昌平も右手の血行障害があったが、チームのために最後まで奮闘した。 この頃、優勝争いのライバルは中日だけになったが、9月以降の直接対決で1勝8敗と大きく負け越し、クライマックスシリーズ・ファイナルステージでも『故障者続出』の劣勢を跳ね返すことは出来なかった。 ペナントレース途中のチーム順位表を見直すと、小川淳司監督が「いかに良いチームを作ったか」が再認識できる。8月6日時点、勝率が5割を上回っていたのは東京ヤクルトだけだった。「2位以下のチームがもたついていた」のは否めないが、出塁率3割1分2厘(リーグ1位)、犠打「171」(同1位)、チーム総打点「461」(同1位)という、低反発の統一球に左右されない攻撃スタイルが功を奏したのだろう。投手部門においても、「個人技」ではなく、総力戦で勝ちにいく姿勢が見られた。中継ぎ投手の『ホールドポイント』に松岡健一(63試合登板)、押本健彦(65試合登板)の2人がランクインしている(ともに4位)。52試合に登板した新人・久古健太郎も健闘した。クローザー・林昌勇(65試合登板)は、セーブポイントでリーグ5位。先発では館山、石川雅規の2人が規定投球回数に到達。さらに、赤川克紀、増渕竜義、村中恭兵、日高亮といった若手も成長し、来季以降への期待も持たせてくれた。 開幕3連敗でスタートしたが、序盤戦の牽引役となったのは新加入のバレンティンだった。4月16日に来日1号を放ち、同21日から28日までの7試合で5ホーマーと爆発。これに続いたのが、畠山和洋である。5月は“沈黙”したが、4月の16試合で6ホーマーを放っている。トータルでは打率こそ2割6分9厘だが、本塁打「23」、打点「85」。キャンプ、オープン戦のころ、小川監督は「守備は少々目を瞑っても」という言い方だったが、シーズンを通しての畠山の失策は「6」。「守備難を気にしすぎて、打撃に影響する」こともなかったので、小川ヤクルトは投打ともに中堅・若手の潜在能力を発揮させたと言っていい。 終盤戦の勝負どころで落合中日に逆転されたのは『故障者続出』だが、言い方を換えれば、『人材不足』である。9月まで投打ともに使える人材を全て出し切っていた状態で、投打ともに「あと1人」が足らなかった。選手層がもう少し厚ければ、『結果』は違っていたのではないだろうか。“人材難”をもっとも感じさせたのは、捕手である。相川が右手親指を故障したとき、川本良平、福川将和、中村悠平といった2番手以降との力量差は否めなかった。首脳陣は「21歳の中村を将来の正捕手に」と期待しており、川本の打撃にも捨てがたいものがある。 『2番手捕手不在』の弱点はシーズン前から指摘されていた。それでも補強しないでシーズンに臨んだのも、現有戦力を底上げする小川イズムかもしれないが、経営面での事情を指摘する向きもないわけではない。 余剰人員を抱えていること、選手層を厚くすることは同じではない。 先発枠を託された赤川などの若手投手は、シーズンを通してコンスタントに活躍するまでには至っていない。また、畠山もクライマックスシリーズ(短期決戦)で、打率1割4分8厘、打点「2」と不振だった。フルシーズンを戦う疲労と経験不足も出たのだろう。「投打ともに、あと1人いたら…」と思うと同時に、中堅・若手の伸びしろがある以上、小川ヤクルトはまだまだ強くなると期待も出来る。2011年は世代交代の途中、新旧取り混ぜ、総力戦で戦ったシーズンでもあったようだ。
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芸能 2012年01月27日 11時02分
福山雅治がスキャンダル処女・吹石一恵と熱愛!!
独身大物芸能人の1人である歌手の福山雅治と女優の吹石一恵の交際を発売中の「フライデー」(講談社)が報じている。 同誌によると、2人の出会いは11年前。女性誌の企画で、福山が当時18歳の吹石を高校卒業記念に撮影したが、福山は「狙った色気じゃない無防備さに、かなりグっときちゃいました」と語りメロメロだった様子。吹石は数年前から福山ファンを公言し、福山のライブでその姿が頻繁に目撃されていたという。 同誌は12月中旬の深夜、ペットのウサギを連れ、大きなサングラスをして人目を避けて福山のマンションを訪れる吹石の姿をキャッチ。吹石は12月25日のクリスマスにも福山のマンションを訪れていたというから、かなり深い仲に発展しているようだが…。 2人の事務所は同誌に対し、そろって「(交際の)話しは聞いていません。事実ではありません」と口をそろえ、27日の各スポーツ紙や情報番組での後追い報道は一切なかった。 「どうやら、福山サイドからNGが出てどこも後追いしなかったようだが、そうするのも真剣交際だからこそ。女性ファンの絶大な支持に支えられている福山にとってはかなりのマイナス報道で、事務所としてはこれ以上広がると大きな痛手」(週刊誌記者) 福山といえば、これまで内田有紀、白石美帆との交際が報じられ、10年には小西真奈美との結婚報道もあったが、いずれも結婚には至らず。 一方、吹石は男なら誰しも一目置くような外見とは裏腹に、これまで男性スキャンダルは皆無。「父親の元大阪近鉄バファローズ選手・コーチで、現在東北楽天ゴールデンイーグルススカウトの吹石徳一氏にかなり厳しく育てられ、浮ついたところがまったくなく、なかなか男を寄せ付けなかったようだ」(テレビ関係者)というが、初スキャンダルの相手がいきなり超大物の福山。 福山は昨年、結婚ソング「家族になろうよ」を発売したが、吹石への熱い思いが込められていたかどうかが気になるところ。2人の交際の行方が注目される。
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その他 2012年01月27日 11時00分
突然起こる「パニック障害」の対応策 長嶋一茂さん、大場久美子さんも見事に克服!(2)
発作は、だいたい30分程度で収まるといわれる。パニック発作が起きて救急車で運ばれたが、救急車が病院に着く頃には発作は自然に収まり、元気を取り戻した、ということもままあるらしい。 ただ、発作の時間は短いかもしれないが、発作が起こるたびに死ぬかもしれないという恐怖に陥ることが、この病気を患う人々を悩ます。 「また発作が起きるかもしれない」 そんな予期不安が、患者にとって最もつらいことなのだ。 しかし、パニック障害の本当の恐ろしさは、次の(1)〜(3)が繰り返されることで症状が進行し、(4)の段階へ進む危険があること。広場恐怖とは、発作の恐れから一人で外出できなくなってしまうことだ。(1)発作が断続的に起こる(2)予期不安から自身の行動が消極的になる(3)予期不安が強いと発作が悪化する(4)広場恐怖やうつ病に進展 例えば、最初の発作が電車やエレベーターの中で起きた場合、それ以後、乗ることが怖くなってしまうという。前述の長嶋さんは、渋滞が怖くなったり、高速道路で走行できなくなった。大場さんも、風呂場でシャンプーすることが怖くなってしまったそうだ。 治療は、投薬が中心になる。 「パニック障害の場合には、まず面談の中で患者さんに、発作では死なないことを理解してもらいます。投薬については、抗うつ剤(SSRIなど)と抗不安薬の2本立てでいくのが一般的です。抗うつ剤は継続的に飲み、抗不安薬は発作の時に飲んでもらいます。薬によって、発作の発生と予期不安の増大という悪循環を断ち切ることが重要になります」(関口院長) 広場恐怖の症状がある場合には、行動療法が併用される。例えば、電車に乗る事が怖い場合は、乗車距離を一駅ずつ延ばすなど、段階的に自分自身を不安にさらして、それに慣れていく方法をとる。 抗うつ剤がパニック障害に用いられる理由は、病気の捉え方の違いによる。以前は、パニック障害は心の病だと考えられていたが、現在では、脳内にあるセロトニン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の乱れが原因であるという仮説が支配的になっている。 つまり、セロトニンが不足すると不安を抑えられなくなり、ノルアドレナリンが強まると不安が増大する。これが、パニック障害の患者が恐怖や不安を感じる原因ではないか、というわけだ。医師によっては、パニック障害はストレス過多の影響が大きいという人もいる。 確かに、長嶋一茂さんの場合は14年間、大場久美子さんの場合は約10年間という長い闘病生活を送った。それは、早期にパニック障害であると診断されず、回り道をしたことが大きいという。 一般的には、薬を飲めば発作が起こらないことや、発作が起きても薬を飲めば良いことなどが徐々にわかってくれば、パニック障害の治癒率は高いといわれている。 パニック障害になって、「もう社会生活が送れない」などと悲観的になることはないのだ。
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社会 2012年01月27日 11時00分
オリンパス上場維持へ 政府・東証のあきれた思惑(2)
証券記者が続ける。 「政府=金融庁にとって、外資からの資金調達に活路を求めかねない彼の復帰は歓迎できません。同じことが東証にもいえる。もし上場廃止を決定すれば、これを機にオリンパス株は猛然と売り浴びる。そのタイミングを捉えて外資が二束三文となった株を買いあされば乗っ取りに王手が掛かる。ただでさえ金融庁に首根っこを押さえられている東証が、お上の意向に逆らえるわけがありません」 東証を発信地とする上場維持のフライング報道と、ウッドフォード元社長の“敗北宣言”は、ほぼ同じタイミングでのことだった。言い換えれば当局の強い意向をくんだ国内の主要株主が“ウッドフォード外し”を画策、その厚い壁を痛感した同氏が自らの社長復帰を断念したのが真相だろう。 しかし東証が、堂々たる粉飾決算に手を染めたオリンパスの上場を認めれば、世界の目には「日本の市場は粉飾天国」としか映らない。確かに決算発表のタイムリミットや債務超過など上場廃止についての線引きはあるものの、虚偽記載の目的や規模が市場にどれだけの影響を与えたから上場を廃止し、どの程度ならば条件つきで上場維持を認めるのかについて、東証には明確な規定がない。それを良いことに関係者のサジ加減がまかり通れば、市場への信頼は失墜する。 「昨年暮れ、米ゴールドマン・サックスが、マネースキャンダルの混乱に乗じて大量のオリンパス株を空売りし、ボロ儲けした。これに激怒した金融庁は、増資後の経営に海外企業が介入することなどもってのほかとなり、ウッドフォード氏復帰にも不快感をあらわにした。ゴールドマン・サックスのえげつない商法は問題ですが、その分を割り引いたとしても、外国の投資家は『政府主導の露骨な海外排除シフト』とささやきあっています」(金融情報筋) 実際、そんな政府=金融庁の腹のなかをくみ取ったのか、東証は昨年暮れに1部・2部市場の上場基準を大幅に緩和すると発表した。直前の決算が赤字であっても「2年間トータルで経常利益が5億円以上」であれば上場を認めるなど、質の低下には目をつむるという奇策に打って出たのである。 「このところ経営統合やMBO(経営陣による企業買収)などで上場企業の数が減っている。これに危機感を募らせた東証が恥も外聞もなく『赤字会社、大歓迎』とぶち上げ、オリンパスの上場維持に対する世間の批判をかわそうとしているのだろう。まさに厚顔無恥だね」(地場証券役員OB) 東証がどんなに奇策を弄したところで「日本の常識は世界の非常識」である。