-
芸能 2012年02月07日 11時45分
初ミュージカルで主演をつとめたSDN48 野呂佳代にインタビュー「照明が当たるとうれしいです!」
SDN48のキャプテンをつとめる野呂佳代(28)が主演をつとめる韓国オリジナルミュージカル『パルレ〜洗濯〜』。今回が初のミュージカルで主演もつとめる彼女にインタビュー。舞台に対する意気込みを聞いた。「お話を頂いた時は、本当にちょ〜うれしかったです。私は本当にミュージカルに挑戦してみたいと思っていたので」と今回のミュージカル出演について、素直にうれしさを語る野呂、そんな彼女には力強い見方がいるとか。「共演者の先輩方から声の出し方はもちろんですが、喉のケアの仕方など。あとは舞台役者としての礼儀です。私がわからないことをしっかり教えて頂けるというのが本当にうれしいです」。はじめてのミュージカルを迎える野呂だが、周りの先輩方に助けられながら、準備万端のようだ。 また、これまで、AKB48に加入から、現在のSDN48まで、芸能界の活動期間が6年になる野呂、今回の舞台でも、その経験がいかされている。「もちろん、緊張で手が震えたりはするのですが、お客さんの前に出るという意味で、舞台慣れはできていると思います」。さらに、「あとは照明が当たるとうれしいです(笑) 今回は自分のために一人で(照明を)浴びたりするので(笑)」とも。 ちなみに、野呂といえば、所属するSDN48のメンバーが3月に全員卒業することが発表され、野呂も同グループを卒業することになっている。ただ、同グループの“お家芸”といえばサプライズ。実は電撃的に次回のAKB48のオーディションの受験を狙っているのではないか…。本人にこのことを直接、たずねてみると、「なんですかそれ! いや〜キツイっす」と完全否定。「また最初から、制服を着るというのは…楽しかったですけど、若いからできたことだと思うので」とのこと。これから、ソロでしっかりと頑張ってくということのようだ。 最後に野呂は、「私の完全な新境地ですし、6年間やってきたことを次のステップに進むために、ぜひみなさんに見て欲しいです。私の新しい姿を見て頂き、今後もファンのみなさんと一緒に活動していきたいと思います」と意気込みを語った。 韓国オリジナルミュージカル『パルレ〜洗濯〜』は16日(木)まで三越劇場で上演中。
-
芸能 2012年02月07日 11時45分
ガッキーが新TVCM発表会で「素材キッズ」と競演
タレント新垣結衣が6日都内で「アサヒ十六茶」新TVCM発表会に出席した。今年でCMキャラクター4年目となる新垣は、今回のCMをイメージして、いきものがかりが書き下ろした新曲「KISS KISS BANG BANG」に合わせ、CMで共演したチビっ子4人の「素材キッズ」と元気よくダンスを披露した。新垣は「長時間かかったハワイロケでも元気一杯で笑顔を絶やさない子供達に助けられました」と子供達に感心しきり。 新CMの楽曲については「すごく明るくて可愛い曲だと思いました。誰でも口ずさみやすく、耳に残る良い曲だと思いました」と話した。新しい十六茶の印象はの問いには「(喉に)しみ込んでいく感じです。ご飯を食べる時、おやつを食べる時、ちょっと喉が渇いたた時にも飲んでいます」とPR。(アミーゴ・タケ)
-
芸能 2012年02月07日 11時45分
ミスFLASH2012グランプリがお披露目! G乳爆裂ボディーがロリコンの風潮を揺るがす?
グラビアアイドルオーディション「ミスFLASH2012」の発表記者会見が都内で6日に開催され、グランプリを受賞した小松美咲(こまつ・みさき/19)、遠野千夏(とおの・ちか/23)、葉加瀬マイ(はかせ・24)のお披露目が行われた。 グラビア界を活性化させようと2006年に創設された「ミスFLASH」。6回目を迎える今回は、600通の応募の中からまず30名が選出され、撮影会・ブログ・チャットなどを利用した読者選考で12名のファイナリストに絞られた。半年に及んだサバイバルレースの末、栄冠を手にした3人は、7日発売の「FLASH」にグラビアが掲載される。 マイクを持った小松は、「まず、びっくりしました」と受賞を振り返った。初めて応募したというグラビアオーディションの感想は、チャットや撮影会などで、ファンから「がんばってね」と声をかけられたのがうれしかったと笑顔。「3人でFLASHの誌面を楽しく飾っていきたいです」とうれしそうに語った。 趣味の「一人カラオケ」に多いときで「週に5、6回」通うというのは、北海道出身の遠野。「暑さに弱く、寒さに強いので、水着で、雪の上で撮影をしたいです」とやる気まんまん。ただ、共に静岡出身の2人から、雪の上での水着撮影は「ほんとうにヤダ」と突っ込まれ、「5、6年後には、すごい歌を歌えるように、一人カラオケをがんばります」とまとめた。 ミスFLASH史上最年長で、3月に25歳になる葉加瀬は、「大人の魅力でがんばりたいと思います」とセクシーな表情を見せ、身長170センチに、バスト93センチ(Gカップ)の爆裂ボディを披露した。花束贈呈に駆け付けた4人の昨年度ミスFLASHからのお祝いのコメントでは、黒田有彩(24)から、「日本という国は、少しロリコンの風潮があるのですが、年上の葉加瀬さんが選ばれたことがうれしいです」「すてきな笑顔と、すばらしいボディーで、グラビア界を揺るがしてください」と祝福された。しかし、その葉加瀬だが、一昨年まではフードアナリスト、ワイン検定などの資格を生かして会社員生活を送っていたというが、特技として披露した「利きワイン」では、1000円のワインと、5000円のワインを見事に間違え、報道陣に、もしかして天然? いじられキャラ? などの疑念を抱かせた。 遠野が、大活躍の昨年度ミスFLASHに続き、「今年のミスFLASHのメンバーもすごかったと言われ、(ミスFLASHの名に)恥じないよう、演技も、バラエティーも勉強し、いろいろなことを学んで行きたいです」とまぶしい笑顔を見せた。(竹内みちまろ)
-
-
芸能 2012年02月07日 11時45分
AKB48 岩佐美咲ソロデビュー曲が初登場5位
アイドルグループ、AKB48の岩佐美咲が演歌歌手としてソロデビューした「無人駅」が、発売初週で2.4万枚を売り上げ、週間ランキングで初登場5位を記録したことがわかった。演歌歌手のデビュー曲トップ10入りは3年9カ月ぶりで、女性歌手としてはおニャン子クラブ城之内早苗「あじさい橋」以来25年7カ月ぶりの快挙となった。
-
芸能 2012年02月07日 11時45分
田中圭がパパに!! 第一子女児が誕生
俳優の田中圭と女優のさくらに第1子となる女児が誕生したことが所属事務所の発表でわかった。出産には田中も立ち会ったという。 田中圭は1984年生まれ。テレビドラマや映画で俳優として活躍し映画『凍える鏡』、テレビドラマ『子育てプレイ』などでは主演をつとめている。一方のさくらは愛知県出身。田中圭と昨年8月に妊娠5か月で結婚した。
-
-
社会 2012年02月07日 11時45分
放送権料高過ぎて五輪が無料放送で見られなくなる?
2年に一度、読者諸兄が楽しみにしている五輪が、テレビの無料放送で見られなくなる懸念が出てきた。NHKと民放でつくるジャパン・コンソーシアムは、14年のソチ冬季五輪と16年のリオデジャネイロ夏季五輪の日本向け放送権について、2月3日までに、計360億円で一括取得することで国際オリンピック委員会(IOC)と合意したことが明らかになった。 NHKと民放連によると、これはテレビ、ラジオ放送のほか、インターネットや携帯電話などすべてのメディアの権利を含む料金だという。10年のバンクーバー冬季五輪と今年のロンドン夏季五輪の放送権料は計325億円で、約11%値上がりした。 世界で最も高い五輪放送権は米国向けで、米テレビネットワークNBCが昨年、14〜20年の4大会を一括して計43億8千万ドル(約3340億円)で取得。4大会分でバンクーバー、ロンドン2大会分のほぼ倍額で、高騰を続けてきた五輪の放送権料が頭打ちになったといわれていたが、日本向けは上昇が止まらなかった。 10年のサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では、民放全体の収支が五輪、W杯を通じて初めて赤字になった。今夏のロンドン五輪も民放の収支見通しは不透明で、民放からは「このまま放送権料の高騰が続けば、無料放送で五輪やW杯を中継するのは難しくなる」との声も出ている。 ロンドン五輪での収支次第だが、それが悪ければ、早ければ14年のソチ冬季五輪から地上波での無料放送が消える可能性が出てくる。そうなれば、有料のCS放送や、番組ごとに購入するPPV(ペイパービュー)方式で、五輪の中継を見ざるを得なくなってしまう。世界最大のスポーツの祭典である五輪のビジネス化も、いい加減ほどほどにしてもらいたいところだ。(蔵元英二)
-
スポーツ 2012年02月07日 11時45分
カンボジア五輪委員会が猫ひろしの五輪代表選出に待った!
そりゃないぜ、カンボジア五輪委員会! ロンドン五輪出場が有力になったはずのタレント・猫ひろし(34=本名・滝崎邦明)の代表選出に、同委員会が待ったをかけたのだ。 猫は五輪代表権獲得を懸けて、2月5日、大分県下で開催された別府大分毎日マラソンに出場。50位ながら、自己ベスト2時間37分43秒を7分以上更新する2時間30分26秒の好タイムを記録した。 大会前、同委員会は08年北京五輪代表のヘム・ブンティン(26)の昨季最高タイム2時間31分58秒を上回る記録を内定の基準としており、そのタイムを1分以上超えた猫は当確と思われた。ところが、同委員会は「自己ベストを更新したのは良いニュースだ」としながらも、「五輪代表には2時間25分程度の記録を期待している」と手のひら返し。 五輪に参加するためには五輪参加標準記録B(マラソンは2時間18分0秒)をクリアする必要があるが、ひとつの国・地域で陸上のどの種目も標準記録を破れなかった場合、男女1人ずついずれかの種目に出場できる特例がある。猫はこのケースを狙って、国籍まで変えて五輪を目指してきた。 もう1人の候補は北京五輪代表のブンティン。昨季最高は2時間31分58秒だが、09年12月にラオスで2時間25分20秒の国内記録をつくった実績がある。同事務局長は2人の記録について「大きな違いはない」とコメント。ブンティンは現在、ケニアで練習中。レースに出る予定はなく、待機状態。 ブンティンは北京五輪のマラソンで76人中73位に終わったが、開会式でカンボジア選手団の旗手も務めた。やはり、五輪には日本人の猫より自国人を送り込みたい同委員会の意図も見え隠れする。関係者によると、今月下旬から3月上旬頃に同委員会が代表を決定するもようだ。果たして、劣勢を覆して、猫の五輪出場の夢はかなうのか?(落合一郎)
-
スポーツ 2012年02月07日 11時45分
シーズン総括 『戦況分析』直前補強はあるのか? 中日編
チーム打率2割2分8厘、総得点「419」。ともにリーグワーストの数値である。リーグワースト打率で優勝したのは61年の巨人、82、87年の西武があるので、史上4球団目の“快挙”ということになる。過去3球団もそうだったが、2011年の中日の勝因は投手力である。チーム防御率2・46もリーグトップではあるが、救援投手だけで計算し直してみると、2.43。最少得点差で逃げ切る、あるいは、僅差のゲームを確実にモノにする力があったわけだ。とくに79試合に登板した浅尾拓也の防御率『0.41』は、群を抜いている。こちらの数値も調べ直してみたところ、年間80イニング強を投げたリリーバーで、「0.50」以下の防御率をマークしたのは、浅尾が初めてだった。 浅尾の陰に隠れてしまったが、58試合に投げた小林正人も、防御率も0.87。56試合の岩瀬仁紀も1.48、鈴木義広(55試合)も1.08と見事な“火消しぶり”を見せている。チーム全体での『ホールド』は110。同セーブも「47」。浅尾、岩瀬、小林正、鈴木の4人は計208回3分の2を投げたが、被本塁打は「僅か1本」…。まさに、リリーバーの力で優勝したシーズンだった。 中日はシーズン後半に向け、尻上がりに調子を上げていく勝ち方なのだが、2011年は例年以上に演じるが掛かるのが遅かった。まず、チームが『貯金』を作ったのは26試合の5月18日。だが、6月は8勝11敗、7月も9勝14敗1分けと負け越し、首位ヤクルトへの追撃態勢が整ったのは(当時)、8月以降だった。8月4日からヤクルトが5連敗、8月を7勝15敗3分けともたつく間、13勝8敗3分けと大きく勝ち越し、3位に浮上。9月にヤクルトが息を吹き返したが、9月22日からの直接対決で3連勝(4試合)、10月10日の直接対決でも4連勝(4試合)を飾り、優勝を決定づけた。 どちらかといえば、中日はヤクルトとの相性が良くなかった。2010年も8勝15敗1分け、2011年も8月末時点で3勝9敗3分けだったが、9月以降は8勝1敗。形勢逆転の勝因もリリーフ陣による鉄壁の継投である。 高木守道監督は、打線の強化を最優先すべきではないだろうか。 『得点圏打率2割3分2厘』もリーグワーストで、規定打席に到達した野手陣のなかで、いちばん高い数値を残したのが和田一浩の2割5分2厘では、浅尾たちを投入する展開に持ち込めないだろう。2010年・得点圏打率が3割2分4厘もあった森野将彦が2割1厘まで落ち込んだのはビックリだが、中日の1試合平均の得点は2.91。こちらもリーグワーストである。 中日が中盤戦まで苦しんだのは、吉見一起、チェンの出遅れだけが理由ではない。エース級の投手との対戦成績が芳しくなかったせいもある。日本シリーズ7試合で9得点しか奪えなかったのもそのせいだろう。2011年に挙げた79勝のうち、「1点差」が33勝。「点をやらないスタイル」は確立されたが、「点を奪う攻撃力」も備えるべきである。 平田良介が2試合連続でサヨナラアーチを放ったのは6月4、5日。堂上兄弟もそうだが、粗削りでも使えば面白そうな中堅・若手も多い。彼らの成長が『新しいチーム』の確立にもなるだろう。 近年、先発ローテーションを支えたチェンの退団により、先発投手陣の再整備も急務となった。川上憲伸が4年ぶりに復帰するが、「往年の力はない」という評価と、メジャー40人枠を外れることになった右肩の故障は「癒えつつある」と好意的な声の両方が聞かれた。2010年ドラフト1位の大野雄大が出てくると面白いが、まず、先発陣が責任イニングを投げきらなければ、鉄壁のリリーバーを投入する展開に持ち込めない。打線にも破壊力がない以上、先取点を奪われると非常に厳しい。『点を与えない野球』を繰り広げてきたが、野手陣は世代交代の時期にあることを再認識させられたシーズンでもあったようだ。
-
トレンド 2012年02月07日 11時45分
『ハングリー!』瀧本美織が化粧っ気のなさで自然的な魅力
フジテレビ系ドラマ『ハングリー!』が、1月31日に第4話「オマール海老で真剣勝負だ! 恋は涙の味だ…」を放送した。2011年放送のTBS系ドラマ『美男ですね』で男装し、ボーイッシュな魅力を出した瀧本美織が、ここでも化粧っ気のなさで女性の自然的な魅力を発揮した。 『ハングリー!』はミュージシャンを夢見ていた山手英介(向井理)が、オーナーシェフの母の急死で母が経営していたフレンチレストラン「le petit chou」(ル・プティシュ)を継ぐ物語である。料理については天才的な素質を持つ英介であったが、経営は素人で問題が続発する。レストランを軌道に乗せるために奮闘するコメディーである。 親の急死によって家業を継ぐ展開は父親の死で葬儀屋を継いだTBS系木曜ドラマ『最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜』と共通する。これまで遠ざかっていた家業を継ぐことで主人公が成長する展開は、継げるような家業がなければ成長するきっかけも得られない格差社会の閉塞感を象徴する。 それでも『ハングリー!』は相対的には自立的である。英介の父親が麻生時男(稲垣吾郎)にレストランの経営権をだまし取られたため、「le petit chou」は倉庫を改装してゼロからの出発となった。従業員はロックバンドのメンバーであり、ドラマではロックのテイストを色濃く出している。 『ハングリー!』では英介と恋人の橘まりあ(国仲涼子)、英介に惚れた大楠千絵(瀧本美織)の三角関係になっている。まりあは英介と相思相愛の恋人であったが、英介がレストランを始めたことで心の溝が広がっていく。千絵は大学の農学部に在学中の農家の娘で、英介との第一印象は最悪であったものの、英介の料理に心を奪われ、英介に惹かれていく。 まりあと千絵は対照的である。まりあはオシャレでスタイリッシュな美人OLである。しかし、性格は共感を得にくい。まりあは英介が飲食店を開業したことに不満で「レストランは恋人が働くところではなく、食べに行くところ」と言い放つ。 まるでミュージシャン志望の年下の恋人をアクセサリー感覚で欲しいだけのように見えてしまう。まりあを演じる国仲は2011年放送の月9ドラマ『幸せになろうよ』でも自分が振った元彼に会いに行くという視聴者が突っ込みたくなるような女性を演じた。 これに対して千絵は農作業に精を出す化粧っ気のない存在である。美人度は、まりあが勝るように演出しているが、それが逆に新鮮な魅力を出している。『美男ですね』での瀧本の男装が男性に見えるかという点では議論が分かれるが、少なくともボーイッシュな魅力はあった。お洒落をしないことによる素の女性の魅力は千絵にも継承されている。 千絵の恋心は初々しい。この点も、まりあと比べて感情移入の対象としては好ポイントであるが、英介からは全く相手にされていない。ところが、第4話で英介とまりあの関係に大きなヒビが入り、千絵が入り込む可能性が生まれた。 主人公の恋愛対象が移る予感はTBS系ドラマ『恋愛ニート〜忘れた恋のはじめ方』とも共通する。主人公の木下凛(仲間由紀恵)と槙野駿平(永山絢斗)、松本直哉(佐々木蔵之介)の三角関係が展開されたが、駿平が大きくリードしていた。ところが、2月3日放送の第3話「年上女の落ちる穴」で急展開する。 『ハングリー!』の瀧本も『恋愛ニート』の佐々木もキャスティング上は二番手であり、主人公の恋の相手役が順当である。これまでは三番手のようなポジションであったが、新たな主人公の恋の相手になる新展開に注目である。(林田力)
-
-
その他 2012年02月07日 11時00分
心臓の動悸がしばらく収まらない… 人を不安にさせる「不整脈」の正体(1)
激しい運動をした後や人前で話す時、驚いた時など心臓がどきどきするものだ。誰しも、そうした経験はお持ちだろう。 また、静かにしているのに突然、脈のリズムが不規則に乱れることがある。この状態を不整脈と呼ぶ。ただ、この不整脈、無害なものから命にかかわる重大な症状まで、種類が多いのが特徴といわれる。 ご存知のように、心臓は収縮することで全身に血液を送り出し、次に拡張することで、全身から戻ってきた血液を受け取る仕組みになっている。この心臓の収縮と拡張を「拍動」といい、一般的には「脈」と呼ばれている。 その心臓の収縮と拡張を繰り返す拍動が急に不規則になり、脈と脈の間隔が長くなると、めまいや動悸、息切れなどが起こることがある。 ひどい時は、意識が一瞬フッと遠のいたり失神状態に陥ることもある。この状態が最も危険な兆候といわれる。 一時的に心臓が止まっているか、または極端な頻脈(脈が速い)が起こっている可能性があるため、できるだけ早く病院で検査を受け、治療を始める必要がある。 近年は不整脈の発作で毎年2万人ほどが亡くなるといわれ、その数は年々増えつつあるという。 しかし、無害な不整脈というものもある。拍動のリズムが不規則になり、血圧が一時的に下がってしまい、軽い動悸やめまいが起きる。これを「期外収縮」症という。 だが、失神や激しい動悸、息切れなどの症状が伴わなければ、特に治療の必要はないという。 「この期外収縮というのは、脈が1泊分飛んだり、ドクンと強い脈を感じたりします。30歳を過ぎると、多くの人に起こる症状。心臓が一瞬止まったような感じがするので、みなさん不安になりますが、心配のないものがほとんど。お酒やタバコ、過労やストレス、睡眠不足などで自律神経のバランスが崩れる事で起こるのです。ただ、心配ないとはいえ、安心してもらっても困るんです」 こう話すのは、都内で循環器系の専門医を開く医学博士・浦上尚之院長だ。 さらに、こう説明する。 「無害な不整脈といっても自己判断は避け、本当に安心できるのかどうか、医師からしっかり聞いてください。とにかく、不整脈の症状としてよく現れるのは動悸。それも強い動悸がしばらく治まらないときは、注意が必要です。とくに、脈拍数が『1分間に120回以上で、突然始まり、突然止まる』、あるいは『まったく不規則に速い脈を打つ』という場合は、病的な頻脈と考えられますね。脈の速い頻脈では、多くの場合、脈拍数が毎分150から200回前後まで増えます。そして、血圧が下がって脈がとれにくいほど弱くなり、息苦しさや胸苦しさを覚えて冷や汗が出たり、失神したりすることがあります。そんな状態になったら、病院での治療が必要です。それも、出来るだけ早くお願いしたいですね」