-
スポーツ 2010年09月11日 15時00分
「毎週火曜日はTruthの日」9・7『Truth#5』から始まった新たなStory
ガッツワールドプロレスリングが開催する週1回興行『Truth』が始まって1か月が経過した。 学生プロレス出身のダイスケ、吉野達彦が中心となりガッツワールドの「芯の部分」を見せるために続けているTruthだが、未だ観客動員数は横ばいのまま苦しい戦いを強いられているのは事実。 それでも出場する選手達は自分達の出来る精一杯をリング内で見せ続けている。いつか来るであろう、大勢の観衆の前で「真実」を見せられるその日まで。 9月7日、まだ暑さの残るイサミレッスル武闘館で、全3試合が行われた。 メインイベントのリングに上がったのはダイスケ、そして8月24日に新日本プロレス『Never.1』にて高橋裕二郎&内藤哲也の「NO LIMIT」と対戦した円華(パートナーは666の忍)。この試合では一見ベビーフェースで「イケメン」な円華の別な一面を観客に披露する事になった。 両者ガッチリと握手を交わして始まったメイン。ロープワークの最中に見せた円華のリープフロッグ。直後に異変は起こった。左膝を押さえてうずくまってしまう円華。どうやら着地した際に膝をひねってしまったらしい。館内の空気が凍りつく。レフェリーのバーブ佐々木が場外に出た円華の状態を確認する。リング内で臨戦態勢を整えていたダイスケだったが、待ちきれずに場外の円華の元に歩み寄る。リング内に戻る円華、次の瞬間今までの苦悶の表情は全部嘘のようにロープに走り、強烈なスライディングキックを場外にいたダイスケに向かって発射したのだ! 本部席のミスター雁之助相談役も「見事に騙された」と語っていた程の円華の演技に館内は驚く。新日本を体感した円華は、クレバーという新たな武器を身につけたのか。 主導権を握った円華はダイスケの左腕に照準を絞る。キーロック、スピニング・トーホールドの要領で左腕を絞る、雪崩式の攻防を制してダブルニードロップ、飛びついての三角絞め、スライディングDをかわして極めたワキ固め→ステップオーバー式の腕固め…執拗な、ねちっこい攻撃というものは今までの円華からは見られなかった攻撃。持ち味である華麗な空中弾を封印し、ダイスケを攻め込んでいった円華であった。 試合こそダイスケが意地のスライディングDを決めて勝利したものの、「円華、恐るべし」を印象付けた試合であった。試合後円華は「見事に館内の全員を騙しましたね。試合では負けてしまいましたけど、全員を騙す事が出来た事では僕の勝ちですよ」その表情には明日を見据える自信がみなぎっていた。 吉野達彦エースへの道100番勝負第5戦、2対1のハンディキャップマッチに加えてリングアウト、反則裁定が無く、ロープエスケープすら認められないとんでもない試練が吉野に待っていた。試合前、ガッツワールド社長となったCHANGOは団体名を「CHANGOワールド」に変えると宣言。気を良くしたのか、「吉野君の一番有利な体制から試合を始めていいよ」と告げる。何故かボクシンググローブを装着したアミーゴ鈴木のバックを取った体制を取る吉野。ゴングと同時に必殺技のアスリートジャーマン! 慌ててカットに入り「ジャーマンは反則だろ!」と叫んだCHANGOであった。負けたら丸坊主にされてしまう吉野は意地でも負けられなかった。だがツープラトンの攻撃に加え、CHANGOとアミーゴ鈴木が持ち込んだ凶器攻撃の前に徐々に劣勢に立たされる吉野。散々いたぶった末に必殺のスコッチ・メイデン(合体式ギロチンドロップ)の体勢に入ったその時、元社長である梁和平が乱入し吉野の大ピンチを救った! 更にセコンドに就いていた山本SANのハイキック、元代表であるガッツ石島のラリアット、梁のリバースゴリードライバーが立て続けにCHANGOに襲い掛かる。勝機を見出した吉野はCHANGOにアスリートジャーマン。見事にカウント3を奪い、最大の試練を乗り越えたと共に100番勝負での初勝利をもぎ取ったのであった。 収まらないのはCHANGOとアミーゴ鈴木。だが「反則裁定はない」と決めたルールが、逆に自分達の敗戦を決定付けた結果になってしまう。勢いに乗った梁と石島は、社長・代表権を賭けたリターンマッチを要求。拒否したアミーゴだったが、リング内で人質に取られていたCHANGOが袋叩きに遭うとあっさり承諾される。条件としてガッツワールド・Truthのリングではなく、9月20日に行われるSECRET BASE”STAY GOLD”北千住大会で行うと宣言した。社長・代表の座を賭けたリターンマッチが、奇しくも石島の保持するGWCシングル王座を賭けた戦いが行われる北千住での昼間に行われる事が決まった。 第1試合では山本SANとnkwのカジャー・アンナカがタッグを結成、梁和平&ガッツ石島と対戦。実は日大の学生プロレス出身であるアンナカ、ダイスケや吉野達彦の後輩であった。しっかりした基礎を持つアンナカに対して石島は容赦のない攻撃を繰り出す。対してアンナカは華麗な空中殺法で反撃、山本も得意のキックで石島をぐらつかせたが、最後は石島のスタンディング式ストレッチプラムが山本を捕えて勝利。大きなチャンスを掴んだアンナカ、この機会を逸する事は無い! ガッツワールドの「芯の部分」を見せるというコンセプトの基始まったTruthだが、どうしても本戦の序盤戦のような気がしてならない。本当の芯を見せる為には、この日のダイスケ対円華のような試合を見せていく事も重要視しなければならない。次回大会では吉野の100番勝負の対戦相手としてユニオンの木高イサミが出場する。ハードコアやデスマッチの印象が強いイサミに対して、吉野は「真実」を伝えることが出来るのであろうか。 観客動員について、試合後ダイスケは「まだ公に出来ないですけど、一つプランがあります」と語る。開催1か月を迎えたTruthから始まる新たなStory。次のワンステップに期待したい所である。 (Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち))※いつもお願いをしてしまい、お客様には大変申し訳ありません。今後もより熱い戦いを繰り広げて参りますので、ファンの皆様、地元のお客様のご観戦を心よりお待ち申し上げております。−ガッツワールド事務局一同−◆『Truth#5』2010年9月7日(火)会場:埼玉県・蕨「イサミレッスル武闘館」(観客58人)<メインイベント シングルマッチ 20分1本勝負>○ダイスケ(11分39秒 エビ固め)●円華 ※スライディングD<第2試合「吉野達彦エースへの道100番勝負第5戦」ノールールハンディキャップマッチ 20分1本勝負>○吉野達彦(9分16秒 アスリートジャーマン)●CHANGO&アミーゴ鈴木 ※吉野通算1勝4敗<第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負>梁和平&○ガッツ石島(9分25秒 スタンディング式ストレッチプラム)●山本SAN&カジャー・アンナカ【nkw】◆『Truth#6』2010年9月14日(火)開場:19:00/開始:19:30会場:埼玉県・蕨「イサミレッスル武闘館」<メインイベント「吉野達彦エースへの道100番勝負第6戦」>吉野達彦 vs. 木高イサミ【ユニオン】<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>星野勘九郎【大日本プロレス】&ダイスケ vs. 梁和平&ガッツ石島<第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負>マスクドミステリー&ブルー・バイセクル vs. 角刈海坊主&チェ・餃子マン【チケット情報】全席自由2000円(当日は500円増し)、9月分月間パスポート:指定席7000円、自由席6000円 ◆ガッツワールド『vol.43』2010年9月20日(月・祝)開場:17:30/開始18:00会場:東京・北千住シアター1010ミニシアター(北千住駅より徒歩数分)【決定カード】<GWC認定シングル選手権試合 60分1本勝負>(王者)ガッツ石島 vs.(挑戦者)星野勘九郎【大日本プロレス】※同会場にて13:30よりSECRET BASE“STAY GOLD”北千住大会が開催される。 お問い合わせ ガッツワールドプロレスリング事務局 info@guts-world.com
-
スポーツ 2010年09月11日 14時30分
田中正直のウェブランニングクリニック 「第45回 第1回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン3」
今回は、8月28日から2日間開催された、第1回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソンの3回目です。 炎天下の中、10km以上走り少しの休憩でお笑いライブをして下った長井秀和さん。15分間の中で、「まちがいない」ネタでランナーを笑わせ、和やかな雰囲気を演出してくれました。24時間という長い時間でランナーも刺激が欲しくなります。主催者も何かイベントをして盛り上げたいと考えていましたので、ランニングクリニックやお笑いライブをご提案させて頂きました。 1500人の参加者のうち実際に走っている方は150人。中継所で待っている方を含めても300人程度です。1200人は、休憩したり仲間とお話しているので、この企画は大盛り上がりでした。ネタ披露の後は、動きのパーフォーマンスで会場が更に笑いの渦へ。とにかく元気にランナーの皆さんを盛り上げて下さいました。 更にすごいのは、午後4時半に過ぎに、片道2時間半かけ浅草に仕事のため戻り、ここでもお笑いライブをこなす長井さん。普通ならもう来ないのが当たり前ですが、本人の強い希望により再び宮ヶ瀬湖に来たのです。24時間リレーを体験したいという強い希望だけで、こちらは頭が下がりましたが、到着するなり「夜中でもみんな頑張っていますね」と私に言ってきます。 瞬間に走りたいという気持ちを察しましたので「走られますか?」と言うと「別に走りたいわけじゃないけど面白そうですね」と独特のしゃべりで返してきます。 私としては、お疲れなので早朝まで休んでもらうつもりでしたが急遽走って頂くことになりました。その写真が2枚目の写真です。撮影時間は午後11時50分過ぎです。長井秀和さんから、6時間走に挑戦するウルトラマラソンの世界1関家良一さんのタスキリレーです。 Air Run TOKYOチームは、このようにして24時間完走に向け頑張っていました。次回は、ゴールまで報告したいと思います。【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー第46回は、『第1回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン4』写真:長井秀和さんの舞台パフォーマンスと、長井秀和さんとウルトラ世界1の関家良一さんタスキリレーの写真です。
-
社会 2010年09月11日 14時00分
不妊治療、重すぎる女性の肉体的負担 離婚原因に?
結婚式のケーキカットを、「夫婦はじめての共同作業」などと例えることがあります。 本当にはじめてかどうかは置いておいて、確かにナイフを握っている一方が上の空だったり、嫌がって呼吸を合わせようとしなかったら、ケーキはまともにカットすることは出来ないでしょう。不妊治療もまた、夫婦の共同作業のひとつであるといえます。 基本的に婚姻した夫婦でなければ不妊治療は受けられないからです(話題の人・野田聖子氏の妊娠はグレーゾーンの模様)。 はてな匿名ダイアリー「夫はタネなし人でなし」では、不妊治療を共に受ける夫が自分に対しての気遣い、労いが足りないといった不満が綴られ、そこには賛否両論のコメントが寄せられています。 ここで少し、「不妊治療」の種類について紹介しましょう。通常おおよそこのような段階を追って行われています。■不妊治療にも段階がある1.タイミング法排卵日を狙って性交渉を行う。最も初歩的な治療法。2.人工授精採取した精液を注射器によって直接子宮内に送り込む方法。受精自体は自然に任される。3.体外受精培養液の中に卵子と精子を入れて受精するのを待ち、女性の子宮内に移植する。4.顕微授精精子の数が極端に少ない、動きが鈍い場合に行われる。針を使って卵子に穴を開け、精子を注入する。 通常、段階が進めば進むほど、女性の肉体的負担は大きくなります。卵子の採取、移植のたびに器具を入れられ、排卵誘発剤を毎日注射することもあります(ダイアリーの主がその模様)。 その点、男性は一貫して「精液を出す」事のみを求められます。器具を入れることも、薬の副作用に苦しむ事もなく、女性の体内、あるいはコップの中に精液を出すだけです。■夫婦の役割の違いからすれ違いに至るケースも 命が授かるか授からないかの場面で、この負担の差はとてつもなく大きいです。この温度差を埋めることが出来ず、結局離婚に至ってしまう夫婦も珍しくはないようです。また一方で、お互いの立場の違いを理解しようと歩み寄り、より絆が強くなったという夫婦もいます。最初から以心伝心で共同作業が出来る二人なんていません。ケーキカットですら掛け声を合わせなければ出来ないのです。 子供は親も、生まれてくる時代も選べません。世知辛い世の中ですが、せめて笑っている両親の元に生まれてきてもらいたいものです。(荒井)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/
-
-
スポーツ 2010年09月11日 13時45分
10月親善試合に日本サッカー協会は マラドーナ前監督復帰を待ち望む!?
アルゼンチンサッカー協会は、セルヒオ・バティスタ暫定監督(47)の年内続投を発表した。同協会はディエゴ・マラドーナ前監督(49)の解任後は暫定監督をおいて後任人事に着手するとしていたが、スペインとの親善試合(7日)に4-1で勝つなど、暫定監督の手腕が買われての続投決定だったようだ。 しかし、この決定は、マラドーナ復帰の予兆だと見る関係者が、日本サッカー協会の上層部にいる。 それはなんと、小倉純二会長(72)。「戻ってくる確率は8割だと思います。コーチの人選で協会とモメただけだという話だから(監督復帰は)簡単でしょう」と、来年早々にも復帰する可能性が高いことを明かしたのだ。小倉会長は、FIFA副会長でもあるアルゼンチン協会のグロンドーナ会長とも親交が深い。これは、ひょっとすると信憑性の高い発言なのかもしれない。 南アW杯でベスト8入り止まりだったマラドーナ前監督は7月の終わりにコーチの人選を巡りグロンドーナ会長と対立、解任されたが、国内には根強い復帰論がある。日本協会も密かに復帰を待ち望んでいるというのだが…。サッカー関係者はこう明かす。 「本当はもっと早く復帰して日本との親善試合(10月8日、埼玉スタジアム)を指揮してもらえれば注目度も増していいのに、と考えた日本協会関係者もいたほどです。チケットの売り上げにも貢献できますしね。ただし、マラドーナ氏だと、薬物摂取の過去から2002年の日韓W杯のときのように入国ビザが発給されない可能性は残りますがね。それでも一国の代表監督という立場なら、超法規的措置で入国許可が出るとは思います」 日本戦はバティスタ暫定監督が指揮を執る予定だが、もしも復帰が親善試合前に早まるようだと、日本サッカー協会は大急ぎで法務省を説得にかからなくてはいけなくなりそうだ。
-
トレンド 2010年09月11日 13時30分
酷暑の秋に一時の涼「お化け屋敷」が人類を救う!
「今年の夏は異常気象である」と、気象庁は発表した。9月に突入しても残暑・熱帯夜が続いている。特に東海地方では連日のように各所で日本一の暑さの記録を打ち立てている。そんな酷暑・残暑に一時の「涼」を与えてくれたのが、お化け屋敷である。 愛知県名古屋市中区栄・オアシス21「銀河の広場」では、今年で3回目を迎える人気の恐怖アトラクションの完結編・都市伝説ホラーハウス「あきら最終章」が開催された。内容は歌にまつわる都市伝説スポットを巡り、怨霊となった「あきら」を探すという設定だ。このアトラクションに参加した観客は、喉が渇き(絶叫を上げるから)、足がガクガクになり(逃げ回るから)、出口で転ぶらしい(早く出ようとして)と、人々の暑さを吹き飛ばしていた。 また三重県桑名市にある長島スパーランドでは、人気のお化け屋敷がリニューアルされた。「血塗られた都市伝説」として、コースの全長も長くなり、恐怖も倍増し、大人気を博している。 「涼」を提供するだけではなく、街の活性化の原動力になっているお化け屋敷もある。 三重県津市の門前町にある門前商店街では、シャッターを下ろした店が多く、人通りもまばらであった。突如、そんな商店街にお化け屋敷が登場した。商店街にある現在使用されていない築88年の三重銀行・津支店だった洋館を改装したお化け屋敷である(建物の古さから怖い雰囲気を漂わせている)。コースは、ビル1階部分の約30mもの暗闇の中で、驚かしに出てくるお化けを振り切り、奥の部屋にあるお札を取って戻ってくる。お化け役には商店街の人々の他にも近隣の若者も参加している。「今までに入ったお化け屋敷の中で一番怖かった」と言う子供もいた。お化け屋敷からは子供たちの悲鳴が響き渡り、外では順番待ちが出るほどの盛況ぶりで、商店街の活性化に一役を買っていた。(「三州(さんず)の河の住人」皆月斜 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
-
トレンド 2010年09月11日 13時00分
【今行く映画館】毛沢東政権下、激動の中国が生んだ天才バレエダンサーの物語。『小さな村の小さなダンサー』
草刈民代の写真集が話題になり、今年日本は空前のバレエブーム。力強く美しい国内外の男性バレエダンサーに魅了された人も多いはず。毛沢東政権下、激動の中国に生まれ、欧米諸国のダンサーに混じり才能を開花した天才バレエダンサー、その実話をもとにした『小さな村の小さなダンサー』という映画が、現在公開中だ。 1972年、中国山東省の小さな村から北京の視察団により北京の舞踏学校へ入学させられた11歳の少年リー・ツンシン。大好きな家族と引き離され、村の英雄として送り出された彼を待っていたのは厳しいバレエの英才教育だった。やがてバレエの才能を発揮しダンサーとして成長したリーにアメリカでの研修のチャンスが訪れる。 想像を絶する練習に耐え、激動の時代の中国に生きたからこそ誕生した天才ダンサーリーの物語。アジア人らしい繊細なバレエの表現にも注目。(コダイユキエ)『小さな村の小さなダンサー』Bunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国公開中!(公式サイトhttp://www.chiisanadancer.com/)(C)Last Dancer Pty Ltd and Screen Australia
-
芸能 2010年09月11日 12時35分
押尾学被告が率いた「LIV」とは何だったのか?
「民放キー局の主演ドラマがあったので、押尾学被告が俳優であることを知る人は多いが、歌手だったことを知る人はかなり少ない。まあ、大したヒット曲もなかったし」(週刊誌記者) 公判を重ねるたびに自ら主張する「無罪」の可能性がゼロに近づいている押尾被告だが、「10日に証人として出廷した自らを取り調べた検察官をまるで狂犬のような目でにらみつけていた。『LIV』でブイブイ言わせていた時もあんな目だった」(公判を傍聴した記者)。 もともと俳優として売り出していた押尾被告だが、4歳から8年間過ごした米・ロサンゼルス時代に音楽に傾倒。「小4で親父らとガンズ(アンド・ローゼズ)のライブに行った時、将来こうなりたいと思った」(本人談)。帰国後は友達らとバンドを組んで、東京・横田基地で大暴れ。「客の外人が乱闘始めて、そこにダイブして混ざっていた」(同)というが、ハッキリ言って商業ベースに乗るかは疑問だったが、「当時所属していた大手事務所は、押尾被告の好きなようにやらせていた」(芸能記者)というから音楽活動を許したが、かき集めたメンバーもすさまじい。 「メンバーの南徹は派遣型売春クラブで荒稼ぎし今年6月に売春防止法違反で逮捕された。ほかにもかなりヤバイ素性のメンバーがいたがあまり表に出ず、曲のほとんどは作詞が押尾で作曲を南が担当していた」(レコード会社関係者) 歌詞は押尾被告が「英語で書いたのを日本語に直す」(本人談)。所属していた事務所のおかげで、大手レコード会社に所属し、スポーツ紙を中心にデビューに向けた大プロモーションが展開され02年1月にファーストシングル「Without You」が発売されたが…。 「オリコンシングルランキングは初登場14位と期待外れで4万2770枚しか売れなかった。その後、事務所のおかげでドラマやCMのタイアップを獲得したが、シングル、アルバムともに売り上げが10万枚を越えた作品はなし。05年に発売したベストアルバムはわずか7072枚しか売れなかった」(同) やはり商業ベースには乗らず、05年12月に押尾被告が前所属事務所から独立すると、レコード会社との契約も切られ、インディーズレーベルからの発売となったが、「シングル・アルバムともに売れても1000枚から2000枚程度。にもかかわらず、押尾被告が頻繁に海外に行けたのはパチンコメーカー社長や下着通販会社の女社長らタニマチのおかげ」(同) さて、肝心の歌唱力だが、「マイクを口に近づけて持ちすぎ、意識的に甘い声を出そうとしているためか、早口で何を歌っているのか聞こえず、みんな『♪ニャニャニャニャ〜』って聞こえた。自己満足の“ジャイアンレベル”」(ライブに行ったことがあるレコード会社関係者)と厳しい評価だ。 公判によると、件の女社長は押尾被告に「クリエイターは環境が大事。出世払いでいい」と自らが家賃50万円で借り上げた東京・六本木ヒルズレジデンスの部屋を08年6月から無償で“又貸し”したが、その時期以降LIVの曲は発売されておらず、押尾被告の“ヤリ部屋”として事件の舞台となってしまった。
-
社会 2010年09月11日 12時30分
「若者の○○離れ」メディアが使いたがる理由
若者のテレビ離れ、若者のクルマ離れ、若者の新聞離れ、若者の読書離れ、若者の理系離れ、若者の映画離れ、若者の酒離れ、若者のセックス離れ…etc。 近頃の新聞やテレビ報道や週刊誌などのマスメディアは「若者の○○離れ」というフレーズを乱発する。不況や少子化などの責任を若者に負わそうとするようなニュアンスもあり、若者は身に覚えのない罪を宣告されたような釈然としない気分を味わう。■「○○離れ」は、大人たちの経済問題 「○○離れ」の○○は、経済に関わるものが多い。○○に、乗り物や飲食や旧メディアに関することを入れれば「消費の低迷」、結婚やセックスに関することを入れれば「人口減」、教育や学習に関することを入れれば「労働者の質の低下」が起こると言いたいのだ。 「○○離れ」とは言うが、そもそも若者は、その○○に近づいたことすらないのだから、離れようがないはずだ。と言うことはつまり、このフレーズには、若者なら○○に親しんで当然だという暗黙の前提が含まれている。 これはあまりに雑な前提だ。例えば、若者がクルマを乗り回すのが当たり前になったのはそんなに昔のことでもないし、世代に関わらず日本人のセックスの頻度が低いのは周知の事実。読書にいたっては、50代以上の世代の方が20代30代よりも本を読んでいないというデータさえある。 なぜこのような滅茶苦茶なフレーズがまかり通ってしまうのだろうか? それはおそらく、マスメディアの性質に原因がある。現在、新聞やテレビ報道や週刊誌などのマスメディアの主な消費者は、中高年に偏ってしまっている。 30代以下の若年層の主な情報ソースが、パソコンや携帯などのインターネットになってしまったからだ。当然、新聞やテレビ報道や週刊誌などのマスメディアは、お金を落としてくれる中高年層に合わせたモノの見方で切り取った情報を提供するようになる。 高度経済成長やバブルの感覚が抜け切らない中高年にとっては、現在の出口のない不況がどうもおかしいものに感じられる。人口減と途上国の発展という現状から見れば何の不思議もない現象だとは頭では理解するのかも知れないが、昨日よりも今日、今日よりも明日は豊かになっているという感覚から抜け出すのは容易ではないだろう。生活レベルが上がることを当然だと思ってた人が、下がることを受け入れるのは、心情的にも物理的にも大変に難しいことだ。 とはいえ、苦境を打破する画期的なアイディアを思いつけるわけでもない。せいぜいサービス残業を増やしたり、リストラやコストカットに勤しむのが関の山だ。それはそれで一生懸命なのだが、状況は改善するどころか悪くなり、焦燥感がつのるばかり。■不況の原因を「若者」にしたがる大人たち そんな中でいつものように犯人探しが始まる。犯人はマスメディアを消費している層が傷つかないようにいつも巧妙に選ばれる。政治が悪い、官僚が悪い、暴力コンテンツが悪い、切れる10代が悪い、そして今回は若者が悪いというわけだ。 もし、新聞やテレビ報道や週刊誌の主な消費者層が中高年ではなく、若者だったとしたらまったく逆の現象が起こっていただろう。実際、若者が多いインターネット上には、「老害」という呼称や、高年齢層に若者が搾取されているという主張や、年寄りが社会の中核にいつまでも居座るから閉塞感がまん延するんだという主張が溢れかえっている。つまり悪者は中高年だというわけだ。 自分以外の人間を、現在自分が立たされている苦境の元凶に仕立て上げてしまえば、とりあえずはほっとする。癒される。自分自身に責任があると考えるのは、中々辛いことだ。 犯人を見つけた気になって、ほっとしてるだけで丸くおさまればまだマシだが、多くの場合推理が偏りすぎてて、ただの自己満足にしかなっていないように見える。探偵ドラマの間抜けな刑事を笑ってばかりもいられない。自分だけを安全圏においた分かりやすい犯人探しにかまけている余裕がある内はいいが、そんな悠長なことを続けていられる豊かな日本はいつまでもつだろうか?(ikoishy)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/
-
トレンド 2010年09月11日 12時00分
女流覆面きき酒師・蛇の目ピロコ流「“日本酒”秋の番付表!」
先月、未だ世間を何かと賑わしている、ゴタゴタ日本相撲協会(笑)が、9月場所の番付を発表しましたね。 幕内上位にいた豪栄道や雅山など、野球賭博問題で先場所謹慎した幕内6力士全員が十両に陥落し、十両の4力士も幕下に降格! で、横綱・白鵬もビックリ! の大荒れ? だったみたいですが、 日本酒もね、期待して待っていたお気に入りの銘柄に異変があったり…荒れX2だよ。 去年出会った日本酒なんだけどね、本当に楽しみにしてたのに…杜氏が酵母を変えたんだってー。 もっと美味しくしようと新しいことにチャレンジするのはよいことだけどさ、同じ商品名で販売しちゃ〜ダメだよね!! 明らかに味が変わっているし別物なんだからさ〜。消費者をバカにしてんの!? って思っちゃうよね!! ガッカリだよホント。 ということで、皆さんにはこんな嫌な思いをして欲しくない一心で、私、蛇の目ピロコが調子に乗って。「日本酒版“秋”の番付表」(横綱から小結まで)なんぞ勝手に作ってみました。 ○小結 『秋田県のお酒、出羽鶴“刈穂”ひやおろし 山廃仕込純米酒』 9月9日は“ひやおろし”解禁DAYなの。 “ひやおろし”とは…冬から春にかけて仕込まれた新酒を一度火入れ(加熱殺菌)し、夏の間、涼しい蔵の中で貯蔵して熟成。それを秋に生詰め瓶詰めすることを言います。 酸味の効いた「早く飲んで〜」と言わんばかりのプ〜ンとそそる香りにしっかりとした風味、そして飲んだ後のキレが良く、飲み飽きしない、まさに今この時期だけの味!! 是非秋の味を楽しんでみてください。 『石川県のお酒、萬歳楽“杜氏の隠し酒”大吟醸』 1991年でした。小さな横綱と言われていた千代の富士が、当時小結だった貴闘力に“とったり”で敗退。 その後、千代の富士さん、引退したんですよね…。 このお酒もそれぐらい衝撃的な、杜氏の秘蔵っ子といわれるほどのものなんですよー!! 是非その“とったり”を受けてみてください。 ○関脇 『福島県の鶴の江酒造“会津中将”純米大吟醸』 こちらはこの前、実際会津に旅行した際に酒蔵に伺い、試飲して出会ったお酒です☆ 心地良い爽やかな香りに、優しい丸みのある味☆ 一口含んだだけで、体の余分な力がス〜っと抜け、包まれているような安心感に酔い、幸せ気分になっちゃいます。 『秋田県の太平山“津月”純米吟醸』 こちらも最近出会ったばかりの、いい意味でとんでもないお酒です。 まず華やかな香りにふぁ〜んとなり(笑)、さらにまろやか〜なお味で攻められ…あなたも津月の虜に絶対になっちゃう。 “うっちゃり”の技をかけられたらこんな感じなのかも?? 油断していたわけじゃないけど、一気に大逆転された〜って感じです!! 衝撃でした☆ 9月に入っても今年は猛暑が続いていましたが、次第にしっとりとした秋に移り変わって行きます☆ 是非、季節感を味わいながら旬のお酒を堪能してください。次回は今月末ぐらいに、大関から日本酒番付表をまたご紹介させていただきますので。お楽しみに〜。 では☆(女流覆面きき酒師・蛇の目ピロコ)
-
-
スポーツ 2010年09月11日 08時00分
虎バッテリー崩壊!? 早すぎた矢野の引退表明
復活マウンドに立った能見篤史(31)を『勝利』に導くことができなかった(9月9日)。落合中日との首位攻防戦第2ラウンドは総力戦となったが、2対2の痛み分け。各紙は「9回裏の土壇場、トラが意地で同点に…」と讃えたが、実際は違う。正捕手・城島を巡る“バッテリーミス”を露呈してしまったのだ。 話はまず、マジックナンバー点灯に失敗した8日に逆上る。初回、一死二、三塁の場面で、城島健司(34)にミスが出た。ショート・鳥谷からの送球をこぼし、三塁走者だけではなく、二塁走者も生還させた…。 「三塁走者のブランコは、その巨漢を城島にぶつけてきたんです。送球はいったんミットに納まったものの、他の捕手だったら、病院に直行していたはずです」(メディア陣の1人) 城島を庇う声も多く聞かれたが、同日、真弓明信監督(57)が送り込んだ投手は5人。計10失点と、初回のミスがその後のリードにも影響を残したようである。 この城島の『配球ミス』にほくそ笑んでいたのは、対戦チームの落合中日だけではないようだ。原巨人も首位奪回の可能性を感じていたのではないだろうか。 「能見が9日に先発することはすでに決まっていました。問題なのは、能見の好不調ではなく、城島との相性ですよ」(ライバル球団偵察部員) 能見が右足甲を骨折したのは、5月2日の巨人戦。この時点で能見は巨人相手に3勝を挙げており、昨季も4勝。巨人・重量打線は能見に対する苦手意識を強めていた。 「能見と城島の呼吸が合わないのは、他球団も指摘していました。昨季は矢野(燿大)の戦線離脱で、狩野(恵輔)がスタメンマスクを被る試合が多かったんですが、能見とその狩野と意気投合していました。他の阪神投手も似たようなことをこぼしていましたが、時間の経過とともに城島と打ち解けて行きました。でも、能見だけは約4カ月の戦線離脱で城島と打ち解ける時間を作れませんでした」(前出・同) 復活マウンドでの能見は7イニングを投げ、失点2。数字上では合格点だが、うち5イニングは走者を背負う『我慢のピッチング』だった。 「3回と6回は『3者連続三振』でした。でも、イニングごとに決め球が違いました。城島は『能見がどんなボール(球種)を投げたがっているのか?』と、手探りで配球を組み立てていました。能見がサインに振る場面も見られましたが、基本的には城島に従っていました。次の登板に向け、話し合わなければならない点もあると思う」(前出・メディア陣の1人) 阪神投手陣は『正捕手・城島』との距離を完全には縮めていない。能見もそうだが、一昨年オフに横浜に移籍した野口寿浩捕手を慕う若手投手も少ない。上園啓史(26)が勝てなくなったのもその一例であり、二軍暮らしが長かった若手、中堅投手は「苦楽をともにした」という意味で、狩野のバッテリーの方が「やりやすい」と思っている。 引退を表明した矢野燿大(41)が絶大な信頼を得ていたことは説明するまでもないだろう。 「打線の構成を考えると、城島を外せないでしょうね。故障しているわけでもないし、『城島と呼吸の合わない投手がまだいること』を他球団に暴露するようなものです」(前出・同) 一概に比較できないが、ライバル巨人もグライシンガーが先発するときは阿部(慎之助)ではなく、鶴岡(一成)にスタメンマスクを被らせている。城島はマリナーズで一塁守備も経験したが、そうなると、正一塁手・ブラゼルを外野守備に入れなければならない。アニキ金本、マートン、林、藤川俊、浅井などの外野手陣にもその余波が及ぶのは必至で、「先発投手との相性」によってスタメンマスクを代えるのは得策ではないだろう。 「あと半年あれば、城島との溝も埋まり、完全に呼吸も合ってくると思うんですが…」(同) 9日、能見の失った2点のうち、4回表に奪われた1点を指し、こんな声も聞かれた。「中日・荒木は完全に配球を読んでいました。要求された変化球が『勝負球』なのか否か、能見は迷いながら投げていた」−−。中日、巨人との直接対決はまだまだ続く。ローテーション通りに行けば、能見は29日に『カモ・巨人』と激突する。確実に巨人から勝ち星を取れるかどうか…。この一戦が優勝の行方を決めると言っていい。真弓監督は“記録に残らないバッテリーミス”に、一抹の不安を感じていたのではないだろうか。
-
レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
-
レジャー
アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
-
芸能
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
-
芸能
マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
-
芸能
中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
-
芸能
a
1980年09月26日 22時06分
-
芸能
a
1970年09月27日 12時20分
-
芸能
a
1970年09月26日 22時43分
-
芸能
a
1970年09月26日 22時28分
-
芸能
a
1970年09月26日 22時10分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分