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酷暑の秋に一時の涼「お化け屋敷」が人類を救う!

 「今年の夏は異常気象である」と、気象庁は発表した。9月に突入しても残暑・熱帯夜が続いている。特に東海地方では連日のように各所で日本一の暑さの記録を打ち立てている。そんな酷暑・残暑に一時の「涼」を与えてくれたのが、お化け屋敷である。

 愛知県名古屋市中区栄・オアシス21「銀河の広場」では、今年で3回目を迎える人気の恐怖アトラクションの完結編・都市伝説ホラーハウス「あきら最終章」が開催された。内容は歌にまつわる都市伝説スポットを巡り、怨霊となった「あきら」を探すという設定だ。このアトラクションに参加した観客は、喉が渇き(絶叫を上げるから)、足がガクガクになり(逃げ回るから)、出口で転ぶらしい(早く出ようとして)と、人々の暑さを吹き飛ばしていた。
 また三重県桑名市にある長島スパーランドでは、人気のお化け屋敷がリニューアルされた。「血塗られた都市伝説」として、コースの全長も長くなり、恐怖も倍増し、大人気を博している。
 「涼」を提供するだけではなく、街の活性化の原動力になっているお化け屋敷もある。
 三重県津市の門前町にある門前商店街では、シャッターを下ろした店が多く、人通りもまばらであった。突如、そんな商店街にお化け屋敷が登場した。商店街にある現在使用されていない築88年の三重銀行・津支店だった洋館を改装したお化け屋敷である(建物の古さから怖い雰囲気を漂わせている)。コースは、ビル1階部分の約30mもの暗闇の中で、驚かしに出てくるお化けを振り切り、奥の部屋にあるお札を取って戻ってくる。お化け役には商店街の人々の他にも近隣の若者も参加している。「今までに入ったお化け屋敷の中で一番怖かった」と言う子供もいた。お化け屋敷からは子供たちの悲鳴が響き渡り、外では順番待ちが出るほどの盛況ぶりで、商店街の活性化に一役を買っていた。

(「三州(さんず)の河の住人」皆月斜 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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