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レジャー 2012年02月04日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(2/5) 東京新聞杯
◆東京11R 東京新聞杯◎フレールジャック○サダムパテック▲ガルボ△ダノンシャーク△コスモセンサー△ヒットジャポット△スマイルジャック 62回を迎える東京新聞杯。クラシック路線で主役級だった馬を含め、多士済々、たいへん面白いメンバー構成となった。これまで連覇をした馬がいないというのは意外な気もするが、今回、史上初にチャレンジするのが7歳馬スマイルジャック。2歳時のいちょうS以来、府中のマイル戦は7戦、昨年の東京新聞杯以外に勝ち星はないものの、2年連続で安田記念で3着するなど、実績、経験値ともに今回のメンバーでは最上位。年齢的に推し難いが、テン乗りの横山典騎手が新味を引き出すようなら勢いだけの若造には負けないと思うので3連単の抑えには入れておきたい。本命はフレールジャック。素質だけに期待して菊花賞へ挑戦したが、やはりマイル〜中距離ベターの馬。おそらく春の目標は安田記念となろう。同じ舞台でどんなポテンシャルを発揮するか期待を込めて見ておきたい。相手本線には、期待を裏切り続けているサダムパテックを。前走・京都金杯では久々のマイルで前半うまく流れに乗れず、しかもペースが落ち着いた中盤にはかかるような面も見られた。結局、ちぐはくな競馬で終い伸び切れずに終わってしまったが、今回はペースが緩むことのない東京のマイル戦。ピタリと折り合う気がする。変わり身を見せるなら今回だろう。単穴に除外対象ながら賞金上位馬の回避で出走可能となったラッキーなガルボを。前走・ニューイヤーSは大外16番枠から勝ちにいっての2着。“運”だけではなく通用する力も備えている。【馬連】流し(10)軸(5)(6)(7)(11)(12)(14)【3連単】フォーメーション(10)(14)→(5)(10)(14)→(5)(6)(7)(10)(11)(12)(14)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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トレンド 2012年02月04日 17時59分
いいともでまた放送事故!? あのタモリさんが不機嫌に
生放送番組と切っても切れない関係にあるのが、放送事故。収録の後に編集、が出来ないためにうっかりミスや予期せぬハプニングなどの模様がそのままお茶の間に流れてしまうことがままあるからだ。特にお昼の看板番組とも言える『笑っていいとも!』(フジテレビ系列)は番組の構成もあって色々なハプニングが報告されてきた。だが、今回は少し様子が違うようで…なんと、あのタモリが司会業を放棄しそうになった!? のだ。 問題の放送があったのは先日2月2日の放送でのこと。放送が始まってすぐのコーナー「カンタン! 元気! おかま飯」でのこと。このコーナーに登場した簡単料理研究家であり、新宿二丁目のママである、むらっちが披露したのは「焼肉スタミナ巻き寿司」。キムチの素を混ぜ込んだご飯に、焼肉のたれを入れレンジで加熱した牛肉と野菜を太巻きにしたものだったのだが、調理中からタモリの様子がどんどん不機嫌に。次第に笑顔が消えて黙り込み、ついには「あと頼むわ」とレギュラーの笑福亭鶴瓶に耳打ちしてスタジオ裏に下がろうとしてしまったのだ! 慌てて鶴瓶も止めたため、さすがに司会業の途中放棄はなかったものの、タモリの不機嫌は相変わらず。試食でも一口しか食べなかったり、コーナー司会のアンタッチャブル山崎に味を訊かれても軽く頷いただけで一切無言。美味しかった場合は札を上げる採点形式なのだが、これにも反応なしで何とか雰囲気を良い方向に持っていこうとしていたアンタッチャブル山崎とゲストのむらっちの努力も虚しく、オープニングコーナーは終始微妙な雰囲気のままで終了した。 長年司会を続け、終始番組を盛り上げようと務めるタモリが見せた今までに無い態度に、お茶の間も凍りつき「何があったの?」と不安に思ったり、一部ではタモリを心配する声も視聴者から上がっていた。 この、いいともの中でも前代未聞の流れだが、タモリの性格を考えるとあながち解らなくもない、と言う意見もある。タモリは多趣味で凝り性、料理に関しても自身の番組を持つほどなので、やはり一家言ある方。とは言え普段は相手に食通ぶって見せたりすることもないのだが、今回はゲストの人の調理法がさすがに目に付いたのでは、と言う。ゲストのむらっちは寿司を作る際に巻きすを使わず手で太巻きにしたり、終始喋りながら調理していたのだが、これが「料理研究家を名乗っているのだし、人に出す物を作るのだから、もう少し配慮しては」との思いに至ったため、ついには居ても立ってもいられなくなってしまったのだろう、と番組関係者は語る。 コーナーが終了し、CMに入る直前になってタモリに笑顔は戻ったものの、果たして彼はこの時何を思っていたのか。真相は日曜日のいいとも増刊号で明らかになる…のか!?
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ミステリー 2012年02月04日 17時59分
歴史に埋没したUMA事件 カリマンタン島の怪獣
ネッシーやビッグフット、チュパカブラ、日本ではヒバゴンやニューネッシーなど、奇妙な生物の目撃情報が新聞紙面を騒がすことがままある。新聞を賑わせたこれらの未確認生物たちには名前が付けられ、ある物は本当に新種の動物として、ある物はUMAリストに名を連ねていくことになるのだが…。 今回は、そんな膨大な情報の中に埋もれてしまったUMAの事例を報告しよう。 報道があったのは1976年11月18日、日本では毎日新聞に掲載されたもの。記事では、ほんの数行ながら異様な姿のUMAの『捕獲』を伝えている。 いわく、「翼と角と象のように長い鼻で体長約90センチの『有史以前の怪獣』が東カリマンタンのジャングルで捕獲。山羊のような足に猛鳥のような足のツメ、虎のような胴体で額はツルリ人間のよう」 『有史以前の怪獣』というフレーズもゴジラなどの怪獣映画さながらの煽り文句で驚くが、これほど異様な外見的特徴を備えたUMA捕獲例が、ベタ記事とはいえ一度は全国紙に載ったにも関わらず、以降は全く噂も何も聞かなくなってしまった事にも驚かされる。 文章の記述を信じるならば、中生代に棲息していた翼竜が今も生きていた、という内容になるのだろう。これと似たUMAの報告例は幾つか報告されており、有名な所ではパプアニューギニアに棲息し、外見的特徴からランフォリンクスかディモルフォドンに似ているとされる『ローペン』、アフリカに棲息する『コンガマトー』や『オリテアオ』(両者を同一個体とする説もある)、神出鬼没で目撃した人は呼吸困難になるという『ジーナ・フォイロ』などだ。 見た目だけなら他のUMAにもひけをとらないこのカリマンタン島の怪獣が、なぜ埋没してしまったのか。それはやはりUMAにありがちな一種独特の名前やそれと解るイメージ図がなかったことだろう。今ではDNA鑑定もなされ、ほぼウバザメの死骸だったことが確定しているニューネッシーも、あの写真とイギリスのネッシーを想起させる名前で「謎の怪獣の死体が網にかかった!?」として世界中に広まってしまったのだから。 このUMAの詳細情報や続報は残念ながら、今のところ収集できていない。果たして、この生き物は何だったのか。翼竜か、皮膚病で毛の抜け落ちたオオコウモリか何かだったのか…真相は、闇の中である。(山口敏太郎事務所)
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トレンド 2012年02月04日 17時59分
【注目アプリ】EXILE TRIBE mobileはただの「入り口」なのか?
本家EXILE、EXILEの魂を受け継ぐという、伝説的ダンス&ボーカルグループ三代目J Soul Brothers、演劇を通じてLove/Dream/Happinessを表現するとされる劇団EXILE、そしてEXILEの誇りと志を継承する若き後継者のGENERATIONS。EXILEワールドは今や5ユニットにも広がり、EXILE TRIBEというブランド名が冠された。で、そのアプリ。 グループ数や人数が多いため、ニュースや告知だけでも膨大な量になり、その上ブログまで連携させるとなると、ひとつの記事が画面上に表示される期間も短くなるというもの。そこで、EXILE TRIBE mobileはアプリを通じて、それぞれの公式モバイルサイトに飛ばす方式を採った。つまり、アプリはただの「入り口」というわけ。 アプリ自体には何のデータも機能もなく、どのボタンを押しても外部サイトに飛ばされるだけ。広告のまとめサイトみたいで、あまり褒められないというのが正直なところである。(谷りんご)▼EXILE TRIBE mobilehttp://itunes.apple.com/jp/app/exile-tribe-mobile/id495909403
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社会 2012年02月04日 17時59分
苦境に陥ったmixi 純利益が大幅に減少!
大手SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)サイト、株式会社ミクシィ(東京都渋谷区=笠原健治社長)が、2月3日、11年4〜12月期の連結決算を発表。純利益は前年同期の12億3600万円から実に61.6%減の4億7400万円で、大幅に減益したことが明らかになった。売上高は前年同期の96億9800万円から、1.7%減の95億2900万円とほぼ前年並みであったが、同社では人件費等のコスト増により、純利益が減ったとしている。 同社の売り上げの約9割を占めるのがソーシャルネットワーク事業だが、課金売上こそ26億5800万円で39.5%増となったが、主力の広告収入が61億5500万円で15.1%も減ったのが響いた。12年3月期の通期の純利益は5〜11億円と予想しており、前年比20.4%〜63.8%減を見込んでいる。 ミクシィでは昨年6月に「足あと機能」を廃止した。これは、いつどのユーザーが自分のページを訪れたかが分かる便利な機能であったため、多くのヘビーユーザーが反発。「足あと機能改悪反対」コミュニティが開設され、現在も20万人以上のユーザーが登録している。「足あと機能」に代わるものとして、数日に1回知らされる「訪問者機能」ができたものの、事実上の機能改悪でミクシィから離れていったユーザーも多いようだ。 同社では昨年12月の月間ログインユーザー数(1カ月に1回以上ログインした会員数)は1520万人で、「足あと機能」がなくなる前の同年5月の1547万人と、ほぼ変化がないと発表している。だが、実態は各ユーザーの利用頻度は減り、ツイッターやFacebookに移行した会員も多いとみられている。 現状打破のため、1月25日、同社ではDeNAとソーシャルコマース(ソーシャルメディアと電子商取引を組み合わせて販売を促進するマーケティング手法)分野において業務提携を発表。3月下旬にはミクシィ内にモール型のソーシャルコマースサービスがスタートする予定だ。 純利益の大幅減で新たな収入口を探すために、試行錯誤するのは企業として致し方ないところ。しかし、元からいるヘビーユーザーの声に耳を傾けることも大事なことのような気もするが…。(蔵元英二)
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社会 2012年02月04日 17時59分
NHK大幅減収で“取り立て”が厳しくなるのは必至!?
NHKは10月から受信料を最大で月額120円値下げすることを決めている。さる1月17日に、NHKが総務省に提出した12年度の予算と事業計画によると、事業収入は前年度比1.7%減の6489億円にとどまる。経費節減に取り組むものの、減収の穴は埋められず、利益に相当する「事業収支差金」は前年度予算の40億円から一転してゼロとなる。収入の柱である受信料は1.5%減の6269億円。値下げが217億円の減収要因になるが、徴収に力を入れてカバーし、全体の減収額を93億円に圧縮する方針。受信料収入が前年度を下回るのは05年度以来となる。 また、NHKは2月2日、昨年7月24日のテレビの地デジ化によるアナログ停波に伴う受信契約の解約件数が、1月末時点で15万4000件に達したと発表した。 NHKの昨年12月時点の予想では、3月末までの解約累計は16万件、減収30億円としていたが、予想を上回るペースで増えている。 今回の値下げは契約件数の増加を促進するためと思われるが、これだけの減収を取り戻すのは並大抵なことではない。対応策は未納者からの徴収の強化と、解約した視聴者との再契約への取り組み以外にない。 そこで、現在、NHKが強化しようとしているのが営業面。NHKでは徴収員の増員、徴収を委託する外部企業を増やすことに躍起になっている。業務委託契約を結んだ企業では、当然のことながら、徴収員の確保に奔走している状況だ。 今後、NHK受信料の取り立てが厳しくなることは必至。夜討ち朝駆けではないが、徴収員が朝昼晩と新聞勧誘員のごとく、しつこく訪問してくる可能性は大。受信料を払っていない方々、解約した方々は、心の準備が必要かもしれない。(蔵元英二)
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スポーツ 2012年02月04日 17時59分
プロ野球 深いイィ話
いよいよキャンプが開幕したプロ野球。 かつては、グラウンドに金が落ちている、などと言われた夢の世界・プロ野球。実は、深イィー話が満載である。皆さんは、いくつ知っているだろうか。 「2010年の交流戦で、打席に立った前田健太投手に、ダルビッシュが持ち球を全球投げた、という話があります。若い前田をエースと認めて、俺から盗めるものがあったら盗め、という、ダルビッシュ投手ならではの熱い思いが込められていた」(スポーツライター) これは有名な話であるが、今思えば、自分が大リーグに行った後にプロ野球界を頼むぞ、という意図もあったのかもしれない。 「2011年8月14日。年に一回の相模原球場でのベイスターズ公式戦。この日、快投を続けた三浦大輔とバッテリーを組んだ黒羽根捕手(24)は、小学校の時、トークショーで自分が大ファンのハマの番長・三浦選手に花束を渡した際、三浦投手と『将来バッテリーを組もうな』と約束したことがあったんです。それから努力してプロ野球選手になって…」(同) まるで映画だ。オーマイガーという感じである。 「その試合は大ピンチがあったんですが、三浦マニアで三浦のピッチングのことを知り尽くしている黒羽根のリードで難を逃れた。番長が思わずガッツポーズした場面は印象的でしたね」(同) ベイスターズには、もう一つに似た話がある。今は同チームから放出された佐伯貴弘選手に、スタンドから『打ってよ!』と声をかけた少年がいた。佐伯は、『わかった。ホームラン打ってくるぞ』と言い残し、バッターボックスへ。…なんと、その打席で佐伯は逆転3ランホームランを打った。この日以来、佐伯選手の大ファンになった少年は、プロ野球選手になることを決意。その少年が、2005年にドラフト3巡目でベイスターズに入団した内藤雄太選手。 2002年、教育リーグ時代の阪神の狩野。病で車椅子に乗っている狩野選手の叔父が彼の活躍を観に球場へ来た。あいにく、狩野は先発マスクから外れ、試合も3回降雨ノーゲーム。しかし、そのことを伝え聞いて知った当時の岡田二軍監督は、審判と相手チームに掛け合って4回までやることに…。狩野もマスクを被り、叔父の方は甥のユニホーム姿を目に焼き付けて帰ったという。いい話は尽きない…。 最後に、元ファイターズの新庄が、病気の少女に「俺、明日きみのためにホームラン打つ」と言って、オープン戦ながら本当にホームランを打ってしまったエピソードも忘れるわけにはいくまい。 5000円札の新渡戸稲造は猛烈な野球嫌いで、「野球は害毒である」というめちゃくちゃな名(迷)言を残しているそうだ。しかし、それほど人の人生に影響を与えるほどの魔力を持っているのが、プロ野球なのかもしれない。
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芸能 2012年02月04日 14時00分
吉高由里子 夜の銀座で突如流れる魔性の女のホステス説
“新魔性の女”として人気急上昇中の女優・吉高由里子(23)に“元銀座ホステス説”が流れている。 「デビューして間もなく、銀座6丁目にある高級クラブ『P』でホステスをしていたという噂が、夜の銀座界隈で飛び交っているんです」(クラブ関係者) 吉高は高校1年時に東京・原宿でショッピングしているところをスカウトされ芸能界入り。'06年に映画『紀子の食卓』でデビュー。ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞し、将来を期待されたが、翌年9月に交通事故に遭い顎を骨折。一時は再起が危ぶまれた。 「ところが、'08年に金原ひとみの芥川賞作『蛇にピアス』を蜷川幸雄監督が映画化。吉高を主演に抜擢したのです。しかも、初ヌードを披露したんですからね。その度胸の良さに、吉高は大物女優になると思いましたよ」(映画関係者) 私生活でも玉木宏をはじめ、共演俳優を次々に“骨抜き”にしたことから、“新魔性の女”と呼ばれている。 「『吉高が出るなら』と小栗旬や二宮和也、それに藤原竜也、ベテランでは佐藤浩市、西田敏行らがオファーを快諾するほど。男優だけではありません。スタッフにも人気があるんです。収録でスタジオ入りするときにスタッフの胸を揉みながら『おはよう〜ッス』と挨拶するんです。打ち上げでも、酒が入るとスタッフの胸を揉みまくりますからね。現場でファンが多いんですよ」(ドラマ関係者) その吉高に持ち上がった“元銀座ホステス説”。 「去年10月から放送された“月9ドラマ”『私が恋愛できない理由』(フジテレビ)を観ていた客が、『彼女、以前、銀座のクラブ『P』にいたよね』と言い出したのがきっかけで広まったのです」(前出・クラブ関係者) 『P』は高級クラブだが、本社が六本木にある飲食店グループ。 「銀座というより六本木のクラブスタイルですよ。ホステスも比較的若い女性が多い。以前は芸能人や芸能プロ、テレビ関係者など業界人の客が多かったこともあって、売れないタレントやモデルがホステスとしてアルバイトしていましたね」(銀座クラブ店長) 噂では、吉高が『P』に在籍していたのは5年前。その頃は交通事故後に重なる。『P』の元従業員の話。 「確かに、吉高に似ているホステスはいましたが、本人ではありません」 “銀座ホステス説”が流れるのも、大物女優の証しか。
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芸能 2012年02月04日 11時45分
SDN48 野呂佳代が初のミュージカルで主演
SDN48のキャプテンである野呂佳代(28)が、自身が主演をつとめる韓国のオリジナルミュージカル『パルレ』の公開舞台けいこを都内で行った。同ミュージカルで、元劇団四季の木村花代とのダブルキャストとなる野呂、木村からは、「舞台にのぞむ姿勢や礼儀などあらゆることを教えてもらった」とのこと。また、「(木村と)似ている部分がある。言わなくてもいいことを言って、損をしてしまうタイプなので…」とも語った。 『パルレ』は、2月4日より三越劇場にて上演。
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社会 2012年02月04日 11時00分
歴史的大赤字 パナソニック王国の非常事態(1)
総合家電メーカー最大手のパナソニックが非常事態に陥っている。新年早々、同社の株は猛然と売り浴びて、1月17日には終値ベースで611円まで売り込まれた。株式分割を考慮すると実に31年ぶりの安値水準で、600円の大台を割り込むのは「時間の問題」の様相さえ呈している。 売りの洗礼を浴びる理由は明白だ。同社は昨年秋、当初は300億円の黒字を予想していた今年3月期の業績見通しを4200億円の赤字に下方修正した。最終赤字に転落するのは2期ぶりのことだが、赤字額は2002年3月期(4310億円)に次ぐ史上2番目のワースト記録となる。 それどころか、市場には「過去最悪の記録更新が避けられない」との観測さえ燻る。欧州経済の先行き不透明感に加えて、タイの洪水被害や三洋電機の暖簾代滅損などの追加損失で赤字幅が拡大する公算が強く、2月3日に予定されている第3四半期の決算発表の際、今期の最終赤字見通しを「大幅に下方修正するのではないか」(経済アナリスト)との悲観論さえ台頭しているのだ。 何がパナソニックを空前の赤字地獄に追い込んだのか−−。 最大の原因はテレビ事業が韓国のサムスン電子などとの価格競争に敗れたことだ。薄型テレビ各社が価格下落に苦しむ中、同社は市場の変化に逆行してテレビ拡大路線を突き進んだが、それが裏目に出て傷口を広げたといえば話は早い。テレビ事業8期連続赤字の醜態を続けるソニーには及ばないものの、パナソニックの薄型テレビ事業も昨年3月期まで3期連続の営業赤字で、この3月期も大赤字計上が避けられない。 同社は、2100億円を投じて'10年1月に稼動したばかりの最新鋭設備を誇る尼崎第3工場でのプラズマテレビ用パネルの生産を今年度で停止、液晶テレビ用パネルを生産していた千葉県茂原市の工場は“液晶・日の丸連合”のジャパンディスプレーに売却した。結果、プラズマパネルを尼崎第2工場、液晶パネルを姫路工場と、それぞれ一つの拠点に集約することで外部調達比率を高め、完成品までの一貫生産を実質的に放棄したのである。 「パナソニックにとってプラズマテレビ事業は、中村邦夫会長、大坪文雄社長コンビが陣頭指揮を執って牽引した一種の聖域事業です。だからトップに配慮して対応が遅れ、やっと構造改革と称して本格的にメスを入れ、巨額の減損処理を強いられること自体、会社が崖っ淵に追い込まれた何よりの証拠。株価の不吉なつるべ落としは、市場が突きつけたレッドカードでしょう」(大手証券マン) 中村会長-大坪社長コンビは、プラズマテレビ事業に総額5350億円にも及ぶ大金を注ぎ込んだ揚句、同事業の構造改革費用として2650億円を見込んでいる。要するに投資マネーの半分をドブに捨てざるを得ないということ。それだけではない。パナソニックは約8000億円を投じて三洋電機を買収したが、同社との重複事業解消に伴うリストラ費用などをカウントすると、今年3月期の構造改革費用は締めて5140億円に跳ね上がる。
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