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芸能 2012年07月04日 11時45分
大ごとにならずに釈放されたブラザー・コーン
暴力団の名前を挙げて元マネージャーの男性を脅したとして暴力行為等処罰法違反の罪で6月12日に逮捕されたミュージシャンのブラザー・コーンについて、立川区検は3日で略式起訴した。立川簡裁は罰金20万円の略式命令を出し、コーンは罰金を即日納付、釈放され、直後に報道陣の前に姿を現し、逮捕前よりも体重が5キロ減ったというだけにやつれた表情で深々と一礼。「今回、前マネージャーとのトラブルにつきまして、酔っぱらっているとはいえ、社会に反する暴言を吐いたことをおわび申し上げます」と謝罪し、「私は暴力団の付き合いは、全くございません」と、暴力団関係者との交際を否定した様子を各スポーツ紙が報じている。勾留中、検察庁には芸能界の知人やファンら約2000人からの嘆願書が届き、それが心の支えになったという。 「T氏はコーンが逮捕された翌日、コーンの弁護士に示談を持ちかけるという不可解な行動をしたため、コーンを『ハメた』のではと言われていた。警察も暴力団と関係のある芸能人を逮捕して見せしめにしようと思ったのか、任意の事情聴取もせず、いきなり逮捕したようだ」(週刊誌記者) 釈放後、コーンの代理人を務める弁護士と個人事務所が、文書で連名のコメントを発表し、逮捕の経緯についての事実関係を明かした。 それによると、T氏は「コーンが薬物をしている」と虚偽の事実を言いふらしたり、女性タレントを脅迫するなど素行不良だったため解任。 T氏はそれに対する逆恨みからコーンや事務所に不当な金銭要求を突きつけ、5月16日の電話はコーンが酔っていた深夜に、怒らせて暴言を吐かせて、録音する計画のもとに「ハメられた」ものだと主張。事務所側は、T氏に対して名誉棄損で訴えるなどの法的手段をとることも視野に入れているというが、T氏が何らかの形で“反撃”を試みそうだ。
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芸能 2012年07月04日 11時45分
ミュージカル主演を勝ち取ったAKB48最高のスペックを持つ増田有華は、オッパイネタで覚醒した!
関連グループを含めたAKB48のメンバーから、パワフル・スーパー・ミュージカル『ウィズ〜オズの魔法使い〜』の主演・ドロシー役を決定するオーディションで、主役の座を勝ち取ったのは、チームB所属の増田有華。ファンの間では、“AKB48グループでもっともスペックが高い”と言われている彼女にチャンスの順番が訪れた。 増田有華は、AKB48の2期生オーディションに合格してメンバーに。同期には、第4回AKB48総選挙で第1位となった大島優子、今では、多くのメディアで活躍する秋元才加、現在は増田とともに、派生ユニット「DiVA」に所属する梅田彩佳、宮澤佐江など実力者揃い。そんな中でも、飛びぬけた歌唱力を持つメンバーと評価が高かったのが増田であった。 「AKB48の結成当時の番組の特集では、増田を中心に企画が構成されていました。きっと、当時のディレクターも周囲とはレベルの違う歌唱力を目の当たりして、“これからのAKB48は、この子が中心になっていくのでは…”と想像したのでしょう」(アイドルライター) ただ、デビュー後の増田の“アイドル人生”は、決して恵まれたものではなかった。 「4枚目のシングル『BINGO!』以来、選抜メンバー入りも出来ず、実力はピカイチなのに“干され”メンバーとの評価でしたね。第1回、第2回の総選挙では25位。メディア露出が少なかったので、選抜メンバー入りとはならなかった」(同) そんな増田の状況が変わり始めたのは、同じ事務所に所属する秋元才加、梅田彩佳、宮澤佐江と派生ユニット「DiVA」を結成してデビューしたあたりから。21枚目のシングル『Everyday、カチューシャ』で久しぶりの選抜メンバー入りを果たした。さらに、彼女のキャラクターを一変させる事件も起こる。 「ラジオ番組で佐藤亜美菜にオッパイが大きいことをいじられ、“ゆっぱい”と呼ばれた。これで、親しみやすさが生まれました」(同) それまでは、歌、ダンスはもちろん、番組の企画でスポーツ対決をすれば、バスケットボールで大阪選抜であった運動神経を生かして大活躍。ファンからすれば、完璧すぎる彼女はとっつきにくいメンバーともいえた。ただ、この“ゆっぱい騒動”で、新たに“親しみやすさ”も獲得。増田は第3回総選挙でも20位となり選抜入りを果たす。 AKB48は成長過程を見せるアイドルとの基本コンセプト。ただ、それは面白さでもあるが、反面、メンバーの実力はまだまだ足りず集団でないと勝負はできないとの陰口もある。しかし、今回、増田が注目されることで、「探してみればこんなレベルの高いメンバーもいるのか」と評価が変わっていくかもしれない。
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芸能 2012年07月04日 11時45分
セクシー・アイドル、恵比寿マスカッツの「親不孝ベイベー」が過去最高ポイントでオリコン・トップ10入り!
6月27日にポニーキャニオン移籍第二弾シングル「親不孝ベイベー」をリリースした“セクシー・アイドル”恵比寿マスカッツ。熾烈なチャート 争いを掻い潜り、見事オリコン・シングル・チャート8位(7月9日付・過去最高順位タイ)をマークした。 日本全国を駆け巡った全国ライヴ・ツアー、恵比寿マスカッツ全国キャンプ「そうだ!いろんなトコ行こう」を通じてメンバーに罰ゲームが課せられるなど様々な話題がネット上を賑していた。初週1万枚の売上を超えなかった場合は、レギュラー番組「おねだりマスカットSP!」プロデューサーの小林岳夫氏が「1日、メンバー全員を私が自由に使わせていただきます」というもの。また、1万枚を超えるとメンバーと一緒に抽選 で参加できる無料パーティーが開催されることも発表。さらに、メンバーが前述小林氏を自由に使えるという公約も急遽追加されていた。 先週末の6月30日には渋谷タワーレコード、7月1日ヴィーナスフォートでは罰ゲーム・クリアのためにメンバー、ファンが一体となってイベントを開催。新曲「親不孝ベイベー」で盛り上がりは頂点に達し2000名以上を動員し、幕を閉じた。 その結果、「親不孝ベイベー」は移籍前のリリースを通して過去最高の売上枚数、そして過去最高順位タイを記録。移籍第一弾シングル 「ハニーとラップ」と比較して約2倍の実績の実績だ。 7月11日には同楽曲のシングルDVDもリリース予定。更にパワー・アップした“セクシー・アイドル”恵比寿マスカッツ、今後も要注目だ。
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芸能 2012年07月04日 11時45分
つんくが交際報道の高橋愛に「お尻ペンペン」!
エンターテインメントプロデューサーのつんくと志倉千代丸氏が3日、アイドル育成型エンターテインメントカフェ「AKIHABARAバックステージpass」(東京・千代田区外神田)で、同店で働くアイドル候補生第3期キャストをスマートフォンアプリ「カカオトーク」を利用して募集する新オーディションの発表会を開催し、トークショーを行った。 昨年12月に秋葉原にオープンした「バックステージpass」。「プロデューサーはつんくじゃない、キミだ」をキャッチフレーズに、顧客がアイドルを育てるプロデューサーとなり、キャストの成長を見守る。同店でアイドルを目指しながら働くキャストは全員、自動的にユニット「バクステ外神田一丁目(そとかんだいっちょめ)」のメンバーとなり、現在、100名以上が在籍。「バクステ外神田一丁目」は8月1日に、CDシングルをリリースし、この日は、17名のジャケット選抜からさらに選ばれた8名が登場。キュートなステージパフォーマンスを披露した。 同店プロデューサーのつんくは、「カカオトーク」とのコラボについて、同店キャストなど、「実際に使う世代の子たちがはまっている姿を見て選んだ」と紹介。「上昇中のものは勢いがある」と告げ、若い世代が手軽に応募しやすいインフラを整える必要性を強調。「日本にまだ眠っている逸材がそのまま普通のOL、ないし、普通のアルバイトでプー太郎し、気がついたら30になっちゃいましたみたいなのではもったいないと思うので、我々としても、一人でも多くのスター候補生と出会って、いろんなライバルを追い抜いて行きたい」と意気込みを語った。 また、先日に第1子を出産した元モーニング娘。加護亜衣の話題になると、つんくは、自宅で子どもといっしょに「ミニモニのベスト集」のDVDを鑑賞したエピソードを紹介。スクリーンの中の加護は「13、4歳くらい」というが、「こいつが子どもだったのにもう子どもを生んでるなあ、と思いながら、まあ、辻もそうですけど。みんなそうやって大人になっていくし、いいことだなあと思いますよね」と感慨深そう。お笑い芸人との交際が報道されている元モーニング娘。高橋愛からは、報告が何もないことを明かし、「中途半端な恋愛をしていたら、お尻ペンペン」と笑いを誘った。(竹内みちまろ)
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芸能 2012年07月04日 11時45分
オードリー春日が時代劇!!
13日よりスタートするBS時代劇「薄桜記」の8月24日放送分にお笑いコンビ、オードリーの春日が出演することがわかった。 同番組は旗本にして卓越した一刀流の剣豪である丹下典膳が主人公を山本耕史が演じる。時代劇に挑戦してみたかったという春日は、「手ごたえは十分、違和感もないと思います」と自信満々に語っているという。
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芸能 2012年07月04日 11時45分
知花くららがマサイファミリーのもてなしの心が「忘れられない」と明かす!
モデルの知花くららが3日に東京・渋谷区の国連大学で、国連WFP(United Nations World Food Programme:国連世界食糧計画)の「学校給食プログラム」新広告キャンペーン発表会に登場し、トークショーを行った。 途上国の子どもたちへ学校給食を提供する同プログラム。2007年からWFPのオフィシャルサポーターを務める知花が登場するテレビ、ラジオCMが7月1日からオンエアーされ、同プログラムへの支援を呼びかけている。 大学の教育学科を卒業した知花。2006年のミス・ユニバース世界大会出場後に、国連WFPらの具体的な活動を知る機会があり、大学で学んだことと、現実世界で行われている活動が結びつき、「心が躍るものがあった」と振り返った。2007年から、ザンビア、フィリピン、スリランカ、東北らを訪れているというが、初めてオフィシャルサポーターとして訪れたザンビアでは、東京などでものを考えるさいの「ものさし」がまったく役にたたず、「目にするものすべてが衝撃的」で、「どう理解すればいいのだろうと考えるところから」活動を始めたエピソードを語った。 また、今回のCM撮影では、タンザニアのマサイの子どもたちが通う小学校を訪れた。撮影後、マサイのファミリーから家に招待された思い出を語った。ファミリーは知花をもてなすため、財産にも等しいというヤギを一頭しめて、焼いた骨付き肉を皿一杯、出したという。味もさることながら、もてなしの気持ちを示すマサイのファミリーの心が「忘れられない」と感慨。 世界は広く、いろいろな出来事が起こっており、知らない世界がまだたくさんあることを「垣間見てきた5年間」と振り返った知花。気構える必要はなく、まずは、世界で今、起こっている現実を「知ることが最初の一歩」と考えていることを告げ、「自分にできることは何だろうとかっとうし、自問自答しながら」、活動を続けていると語った。(中村道彦)
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社会 2012年07月04日 11時45分
前住職と現住職が元副住職の生活保護費をピンハネ
京都府久御山(くみやま)町にある寺の前住職と現住職の僧侶が、自ら解任した元副住職の女性(74)に生活保護を申請させた上で、境内のプレハブに住ませ、保護費から家賃や電気代を徴収していたことが分かった。 寺関係者らによると、前住職は09年8月に住職に就いた後、女性を副住職から解任。「生活保護を受けないと生きていけない」と話した。女性は前住職に付き添われて、京都府内の自治体に赴き、生活保護を申請、約7万5000円の保護費が認められた。 その後、前住職らは女性のためとして、境内にプレハブを建設。10年4月から女性を住ませ、今年2月まで毎月、保護費から家賃約4万円と電気代約1万円の計約5万円を請求。女性は支払いを続けた。電気代は前住職らが決めていた。 女性は「金額は一方的に決められ、拒めなかった。監視され、部屋から出られない時もあった」と話しており、今年5月から別の場所に避難した。 女性が住んでいたプレハブの部屋は、1階を仕切った約11畳。風呂、トイレ、流し台があった。地元不動産業者によると、プレハブで家賃4万円は相場から見て、かなり高いといい、事実上、前住職らが保護費からピンハネしていたといえる。 また、前住職らは実質的に運営する埼玉県毛呂山町の雑居ビルに、元路上生活者の60代の男性らを住ませ、預金通帳を管理。生活保護費などから家賃や光熱費を徴収していたことも、今年2月に判明しているという。(蔵元英二)
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芸能 2012年07月03日 15時30分
【週刊テレビ時評】「鍵のかかった部屋」がドラマのトップ! 清原和博も出演した「とんねるずのスポーツ王」も高視聴率
先週は4つのドラマが最終回を迎え、すべての春ドラマが終了した。 初回から好視聴率を挙げていた大野智主演「鍵のかかった部屋」(フジテレビ系列=月曜日午後9時〜)最終話(第11話=6月25日)は17.5%(以下、視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)で、全話の平均視聴率は16.0%だった。これは、中居正広主演「ATARU」(TBS系列=日曜日午後9時〜)の平均視聴率15.6%を0.4ポイント上回り、春ドラマでトップとなった。 堺雅人主演「リーガルハイ」(フジテレビ系列=火曜日午後9時〜)最終話(第11話=6月26日)は13.4%で、平均視聴率は12.5%。佐々木蔵之介主演「ハンチョウ〜警視庁安積班」(TBS系列=月曜日午後8時〜)最終話(全11話=6月25日)は11.2%で、平均視聴率は11.2%。錦戸亮主演「パパドル!」(TBS系列=木曜日午後9時〜)最終話(全10話=6月28日)は7.9%で、平均視聴率は8.2%だった。 春ドラマの平均視聴率ベスト5は、(1)「鍵のかかった部屋」=16.0%、(2)「ATARU」=15.6%、(3)「37歳で医者になった僕〜研修医純情物語」(草なぎ剛主演=フジテレビ系列)=13.0%、(4)「三毛猫ホームズの推理」(相葉雅紀主演=日本テレビ系列)=12.8%、(5)「リーガルハイ」=12.5%で、上位4位までをジャニーズ系タレントの主演ドラマで占めた。錦戸はコケたが、ジャニーズの強さを改めて知らしめる結果となった。 7月1日、フジテレビは早くも、夏ドラマ「ドラマチックサンデー〜ビューティフルレイン」(豊川悦司/芦田愛菜主演=日曜日午後9時〜)の放送を開始。30分拡大でオンエアされた初回は12.9%をマーク。芦田が主演し、最終話で最高視聴率23.9%(全話平均=15.8%)を記録した同枠の「マルモのおきて」(11年4月期)の初回視聴率11.6%を上回った。 同枠の前作は、いうまでもなく8話で打ち切りとなった「家族のうた」(オダギリ・ジョー主演)で、平均視聴率3.9%だった。これは、00年以降にプライム帯(午後7時〜11時)に放送された民放地上波(テレビ東京を除く)の連続ドラマのなかで、最低の平均視聴率に終わった。前々作の「早海さんと呼ばれる日」(松下奈緒主演)も平均視聴率で、同時間帯のTBS系列「運命の人」(本木雅弘主演)に敗れており、フジとしてはなんとしても、芦田で巻き返しを図りたいところだ。 また、6月29日に逝去した俳優・地井武男さんの遺作となった緊急追悼番組「土曜ワイド劇場〜大崎郁三の事件散歩」(テレビ朝日系列=6月30日土曜日午後9時〜11時6分)は、急な放送で告知が行き届かなかったにもかかわらず、16.0%の好視聴率を記録。故人がいかに、視聴者から親しまれていたかを改めて示した。 清原和博らが出演した「とんねるずのスポーツ王は俺だ! 真夏の猛特訓スペシャル」(テレビ朝日系列=1日日曜日午後9時〜11時49分)は、18.5%の高い数字をマーク。 6月26日火曜日の「報道ステーション」(テレビ朝日系列=午後9時54分〜)は、同日に衆議院本会議で消費増税法案が採決された影響か、民放の報道番組としては異例の17.4%という高い視聴率を記録した。(坂本太郎)
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ミステリー 2012年07月03日 15時30分
「撮った記憶がない…」心霊写真が携帯電話に迷い込んだ!?
作家であり、オカルト研究家でもある山口敏太郎の元に、またもや奇妙な写真が持ち込まれた。 どのような写真なのかは、記事に掲載されている画像を確認して戴きたい。奇妙な紫一色の画面に、濃い霧や煙のような物体が写り込んでいるのである。一体何をどう撮影したものなのか全く分からない。しかもこの写真、誰がいつ撮ったものなのか、相談者にすら分からないのだという。 この写真は一応、相談者の携帯電話の画像フォルダに収められていたため、携帯のカメラ機能か何かで撮影されたものではないかと考えられているが、相談者によればこれらの画像はデータフォルダの中にいつの間にか入りこんでいたものであり、前後のデータなどと照らし合わせてもどこで撮られたのかわからないのだという。 「まるで何者かに強引にデータを割り込まされたような感じです」と相談者はこの不可解な画像を見つけた時のことを語った。そして、こう疑問を口にしたのである。 「例えば霊がこのような事をする事は可能なのでしょうか? 直接携帯電話に画像を送りつけるような…」 関西在住の霊能者であるあーりん女史によると「幽霊が写真や画像を撮影した時、ないしはその後に画像そのものに割り込んで、結果的に元々の画像を変質させることであればまれに起こりうる」という。他にも性質の悪いものが人の心を操ってこういった画像を作成したり、送りつけたりする事はあるのだそうだ。 しかし、この画像からはそこまで霊特有の強い念などは感じられなかった、とあーりん女史は語る。霊が作り出した、もしくは霊が送りつけた画像である可能性は拭いきれないが、人の霊が直接写っている訳ではないイメージ画像のようなものなので、画像自体から特有の霊気、念をそう強く感じないのだそうだ。 果たして、この画像の正体は何なのか。山口敏太郎事務所では、追って調査していきたい。(山口敏太郎事務所)
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芸能 2012年07月03日 14時00分
『笑っていいとも』9月打ち切り ジャニーズVS吉本の司会後釜抗争
'82年の放映開始以来、今年10月で30周年を迎える『笑っていいとも!』(フジ系)が、9月で打ち切られることが内定、既に一部の局幹部にのみ口頭で申し送りが行われているという。 「局内では関係者の動揺を抑えるために『リニューアル』という言葉でごまかしている。しかし、実際は完全な打ち切りに他ならない。制作費は現在の半分で、当然、スタッフや出演者も大幅に見直される。番組構成も一から作り直します」(制作関係者) 気になるのは、司会を務めてきたタモリの処遇だ。一時期、後枠となる新番組にも引き続き出演するという話が囁かれていたが、「視聴率が毎回シングルで、タモリのギャラは1日あたり150万円。これでは、週に一度のゲストがギリギリのライン」(フジ関係者)ということから、7月21日に放映される恒例の『FNN27時間テレビ』総合司会が最後の花道になるという。 「『27時間テレビ』内で『笑っていいとも』のリニューアル(=打ち切り)が発表される。厳密に言えば、10月に始まる後番組のメンバーにマイクを渡すセレモニーを経て正式降板というスケジュールになるが、イベント的にはこの『27時間テレビ』が最も相応しい」(プロダクション幹部) 当然、浮上するのはタモリの後釜問題だ。実は水面下では芸能界を二分しかねない事態に直面しているという。 「ジャニーズと吉本興業の全面戦争に突入するかもしれません。司会の座を狙ってジャニーズは一歩も譲る気配がない。背景にあるのは、『嵐』の後を継ぐタレントが育っていないこと。また唯一の『SMAP』の看板番組『SMAP×SMAP』が制作費高騰を理由に打ち切りの危機にある。諸事情から平日の帯はタレント育成枠としてはもってこい。中居正広を司会にして、『Hey! Say! JUMP』や『Kis-My-Ft2』、『KAT-TUN』などを売り出したいのです」(事情通) 一方の吉本興業は、ジャニーズ以上に深刻だという。 「吉本の経営はかなり逼迫していますからね。島田紳助の引退に加え次長課長の河本準一の生活保護受給問題がダメ押しになった。司会が取れるなら明石家さんまやダウンタウン、ブラマヨだって稼働する。以前ならジャニタレとも共演という考えもありましたが、最近はそんな余裕もないんです」(関係者) “昼の顔”を勝ち取るのはどこか。