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その他 2015年03月04日 14時00分
本好きリビドー(45)
◎快楽の1冊 『絶唱』 湊かなえ 新潮社 1400円(本体価格) 男性読者に女性の強さ、たくましさを知らしめてくれる短篇集だ。収録の4篇は全て南太平洋に浮かぶ島国トンガを訪れた日本人女性の物語である。ただし、各々は独立した作品として読めるのだけれど、ある話で脇役だった人物が他の話では主人公になったりして、連続性がある。連作形式の長篇と言ってもいいだろう。なので、一冊全てを読まなければ本書の面白さはわからない。 女性たち皆が悩みを抱えてトンガにやって来る。ある者は苦い恋愛体験、ある者はシングルマザーのつらさに対して心の整理をつけたくて、異国の風景に浸ろうとする。これだけなら単なるリゾート小説になってしまうのだが、作者は彼女たちの苦悩に阪神・淡路大震災を絡めており、読んでいると一個人の苦悩が実に普遍的なものに感じられてくる。 傾向としてではあるが、多くの男は苦悩を忘れるため仕事に没頭しがちだ。一方、女は心の解放へ向かう。自身の悩みを重大な事件として捉え、じっくりと見つめ、ここではないどこかの場所で気持ちを洗い直そうとする。本書を読むと、そう感じる。 女性は子供を産めるが、男性は産むことができない。決定的な違いだ。それが女性特有の生命力の強さにつながっているように思う。もちろん、出産、子育てをしないで生涯を終える女性はいるけれど、それは人生の選択によるものであって、あらかじめ産める存在として誕生していることは間違いない。本書に出てくる女性たちが異国の自然の風景と一体化し、かつては重大事として捉えていた苦悩を過去のものとして洗い流すことができるのは、生命を生み出す存在である動物としての自分を自覚しているからだ。地球上の全ての動物、植物と仲間であると実感できるのだ。心の解放の仕方を見つけられない男性たちにぜひ読んでほしい。(中辻理夫/文芸評論家)【昇天の1冊】 「英雄色を好む」ということわざがある。歴史に名を残したヒーローは精力旺盛、女好きでセックスも強いという意味だ。 海外ではエジプトの女王・クレオパトラをはじめ、数え切れないほどの女性と浮名を流した初代ローマの英雄・カエサルが例として引き合いに出される。日本でも“お手つき”が100人以上いたといわれる豊臣秀吉が、いい例だろう。 徳川家康も同類だ。66歳で16人目の子供を作り、平均寿命が30代だった戦国時代にあって、75歳の長寿を全うした。 では、家康が還暦を過ぎてもなお現役でいられた壮健法とは、一体どんなものだったのか−−。それをひもといたムックが『徳川家康に学ぶ健康法』(メディアソフト/1000円+税)だ。 大河ドラマでは、自ら薬を調合する家康の姿が描かれるが、健康オタクだった彼は海狗腎(かいくじん)という生薬を精力剤として服用していたという。 海狗腎はオットセイの陰茎及び睾丸を乾燥させたもので、現代でも漢方薬材料として珍重されている。家康の時代に、どのようなルートで入手したかは不明だが、ともあれこうした精力剤が功を奏し、50歳を過ぎて8人の子宝に恵まれたというから驚く。 この他、「季節外れの食材は食べない」「美味は避け普段は粗食」など、バランスの良い食生活は、現在でも精力アップ・マニュアルに通じるコンテンツだ。 英雄の温故知新を、長寿社会の性生活に生かしてみては?(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)
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その他 2015年03月04日 13時00分
増え続ける高齢者の犯罪率 誰でもなりうる「窃盗症」の危険信号(1)
先ごろ平成26年版の犯罪白書が発表されたが、高齢者の窃盗が増えていることが明らかになった。昨年1年間の検挙者は3万4060人。20年前の4.5倍にまで上っているのだ。 さらに犯行動機・原因についての調査によれば、男子では「生活困窮」によるものが66%を占め、「対象物の所有目的」が37%、「空腹」によるものが19%。つまり、モノを盗むことによって空腹や生活困窮を解消し、欲しいという欲求を充足したいのだ。 ところが、世の中にはモノは満ち足りているのに、衝動的に盗みに走る人がいる。 「衝動的に万引きを繰り返す精神疾患“窃盗症”が社会問題となっています。自分の意志では抑えられない病で、やめられずに苦しむ人は少なくありません。もともと窃盗は再犯率が高いが、累犯者の中には窃盗症の該当者が一定の割合でいるようです」(社会部記者) 窃盗癖が“病気”になっているというのである。 精神科医で銀座泰明クリニック院長の茅野分氏が言う。 「一昨年、みのもんたさんの次男が他人のバッグを盗みキャッシュカードを無断で使おうとした事件がありましたが、ほとんど話題にされていないのが“動機”です。彼は超有名人の息子で、有名私立小学校から大学まで進学し、テレビ局へ入社して高級マンションに居住、さらに妻子ありと、何不自由ない生活をしていました。なぜわざわざ危険を冒してまで窃盗をする必要があるのでしょう? 『窃盗症』は、これと同じような病の不思議さを持ちます」 茅野氏によれば、窃盗癖とは、「抵抗困難な窃盗衝動」を特徴としている。その不合理性と反復性の2点をもって、病的とされているという。“不合理性”とは、盗んだ品物自体には必要性や価値を認めず、購入する金銭を所持しているにもかかわらず窃盗行為に及ぶ。 「それでは、何のために行うのでしょう? それは“盗む”ためとしか言いようがありません。アメリカの診断基準によると、“窃盗に及ぶ直前の緊張感の高まり”“窃盗を犯す時の快感、満足、または解放感”が定義されています。つまり経済的ではなく心理的な目的のために行われるわけです」(同) アメリカの診断基準によると、「放火癖」「病的賭博」「抜毛癖」などに似ているという。 「“衝動性”を特徴として、『あらかじめ考えられた動機ではなく、駆り立てられるような心理により、目的意識を持たず、ただちに実行し遂行すると深い満足を覚える』ことを特徴とするのです」(同)
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社会 2015年03月04日 12時30分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第115回 誰のための「改革」なのか?
安倍晋三内閣総理大臣は2月12日の国会における施政方針演説で、「改革」という言葉を何と30回以上も使用した。 農協を改革。農業委員会も改革。グローバル化のための改革。法人税も改革(法人税の引き下げ)。 医療は「最先端医療と保険診療との併用」を可能とする改革。つまりは、混合診療の拡大。 電力は発送電分離で改革。ガスは小売全面自由化の改革。 社会保障も改革(恐らく社会保障費の削減)。女性や高齢者を労働市場に参入させる労働改革。義務教育も改革。地方行政も改革。国家戦略特区で地方経済も改革。 総理が多用した改革とは、要するに「構造改革」である。 現在の安倍内閣は、消費増税と政府支出削減という「緊縮財政」を推進し、日本経済をデフレに叩き込んだ橋本龍太郎内閣と、構造改革で日本社会を不安定化した小泉純一郎内閣という、二つの政権のパッケージのような有様になっている。 そもそも「改革」あるいは「構造改革」とは何なのか。 総理の演説を聞く限り、構造改革とは「規制緩和」や「自由化」を意味しているようだ。法人税引き下げ(法人税改革)も、政府が企業から税金を徴収するという「規制」を緩和する形の規制緩和だ。 それでは、規制緩和とは何なのか。それ以前に、規制とは何なのか。 規制とは、政府が法律で定めた「参入障壁」である。例えば、農業分野でいえば「株式会社は農地を持てない」、電力分野でいえば「各地域の発送配電を一貫して電力会社が担う地域独占体制」、医療分野でいえば「自由診療を併用すると保険適用されない」などになる。 政府が法律(農地法、健康保険法、電気事業法など)や「法律解釈」により、特定分野において企業(特に株式会社)が「自由」にビジネスを展開することを制限しているわけである。 すなわち、同分野に新規参入したい企業にとって、規制とは「参入障壁」になる。 政府が各種の規制を法律で定めているのには、それなりの理由がある。 最も典型的なのが、食料安全保障、医療安全保障(国民が平等に安価に医療サービスへアクセスすることを可能とすること)、防衛、防災、防犯、物流維持、エネルギー安全保障など、各種の「安全保障」を強化するために、政府が企業の「自由なビジネス」を制限しているケースになる。 例えば、農業分野で「株式会社の自由なビジネス展開」を可能にしたとしよう。さらに、TPP等の国際協定で、外資規制までをも撤廃したとする。 問題は、株式会社は「株主のため」にビジネスをする組織体であるという点だ。 本来、日本の国土は農業に適しているとは必ずしも言えない。何しろ、日本の可住地(標高500m以下で傾斜が少なく、沼沢地ではないなどの条件を満たした土地)は国土面積の27%に過ぎない。 イギリス、ドイツ、フランスの可住地面積は国土のそれぞれ85%、67%、73%を占める。しかも、日本の可住地は狭い上に、山や川、海により細分化されている。 狭い上に“分断”されている農地で農産物を生産せざるを得ない日本の農家が、「地平線の向こう側まで農地」というアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどの農家と、関税も補助金もなしで真っ向から競合すると、必ず負ける。生産性が違いすぎるのだ。 というわけで、日本の農業が外国資本を含む「株式会社」に支配され、グローバルに競合した結果、「割に合わない」という話になったとしよう。 株主のためにビジネスを展開する「農業株式会社」は、採算が取れない場合には「撤退する」という選択を取らざるを得ない。儲けることができないのに、赤字覚悟で「株式会社」が事業を継続することはできないのだ。 結果、日本の農業生産力が極端に落ち込んだ状況で、米豪などの食料輸出国が天候不順で対日輸出を停止したらどうなるだろうか。普通に「国民が飢える」という話になりかねない。 無論、これは極端な事例だ。 また、食料安全保障を維持するためというお題目で、日本の農業を過度に「競争から隔離」した場合、農業生産の生産性は間違いなく落ちる。ソ連のコルホーズが典型だが、「過度に保護された農業」は生産性が低下し、逆に国民の食料需要を満たせない可能性がある。そうなると、結局は国民が飢える。 政府の目的が「国民が豊かに安全に暮らせるようにすること」、すなわち「経世済民」である以上、政治家や官僚が食料安全保障を無視することは許されない。「競争」と「保護」の間でバランスを取り、生産性向上と安全保障強化の両立を目指すのが「政治」の仕事なのだ。 翻って、現在の安倍政権の各種改革、特に「農協改革」は、国民の食料安全保障にいかなる影響を与えるのだろうか。 総理は施政方針演説で「強い農業を創るための改革。農家の所得を増やすための改革」という抽象表現を使った。「強い農業」の定義は明らかにされず、さらに「農協改革」により、なぜ農家の所得が増えるのか。具体的なプロセスは説明されていない。 単なる“事実”として知っておいて欲しいのだが、アメリカの在日商工会議所は【JAグループは、日本の農業を強化し、かつ日本の経済成長に資する形で組織改革を行うべき】という意見書を公表している。 アメリカ商工会議所は、 「農林中金や共済は、事実上の金融機関であるにもかかわらず、金融庁の管理下の銀行に比べて優遇されているのでおかしい。他の金融機関と競争条件を同じにしろ」 と、郵政改革のときとまったく同じレトリックで、農協の信用事業、共済事業の「民営化」、農協の「解体」を要求しているのだ。 特に、共済事業(損害保険など)の市場を、アメリカは喉から手が出るほど欲しがっている。 はてさて、安倍総理の「改革」は、いったい誰の「ビジネス」のための改革なのだろうか。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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レジャー 2015年03月04日 12時30分
キャバ嬢が生まれる瞬間(35)〜モデルに憧れキャバ嬢になった女〜
羽田多香子(仮名・21歳) 私が今まで生きてきて一番ハマったドラマといえば『美咲ナンバーワン!!』だった。このドラマは六本木のNo.1キャバクラ嬢が高校の熱血教師になるって話なのだけど、斬新だったのは主人公がホステスの経験を生かして、生徒たちを立ち直らせようとする所。普段はあまりドラマとか見てなかったんだけど、これだけは毎週欠かさず見ていて元気を貰えたんだよね。でも教師になろうとは思わなかった。私が惹かれたのは主演を務めていた女優の香里奈。この作品をきっかけに私は彼女のファンになった。 私ってぶりっ子の女が嫌いなんだけど、香里奈の場合は美人なのにサバサバしてるから好き。ドラマの役柄もそういうのが多いから入り込みやすいんだよね。それで2011年、まだ私が高校生の時だけど、香里奈がファッションイベントの『東京ガールズコレクション』に出るっていうから、わざわざ実家の千葉から原宿まで観に行った。そしたら会場で香里奈は『美咲ナンバーワン』のキャバ嬢姿でランウェイを歩いてきたわけ。その時のカッコ良さったらなかったよ。煌びやかなオーラがハンパなかった。 その瞬間から私もモデルになりたいって思ったの。それでモデルのオーディションをいくつか受けたんだけど、今のところすべて落ちている。面接では他のモデルとどう違うか、自分にしか出来ないことは何かみたいな質問をされるんだけど、うまく答えられない。だから視野を広げるためにもキャバクラ嬢になって勉強しようと決意した。 キャバはドラマで香里奈も演じていたし、正直、お金もほしいからね。親は早く就職しろって言ってくるけどまだまだ私は夢を諦めてない。昼はモデルのウォーキングスクールに通って、夜はキャバ嬢として働いている。そしていつか本物のモデルになれたら香里奈と共演したいよね。どうやらベッド写真が流出してから元気がないみたいだけど、香里奈は悪くないよ。写真を売った奴がどう考えたって悪い。同じ舞台に立っていつか彼女を励ましてあげたいって思ってる。だから今はキャバ嬢としてがんばっていきたいです。(取材/構成・篠田エレナ)
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スポーツ 2015年03月04日 12時00分
球界を救う赤ヘル旋風 4億円復帰の裏真相 広島・黒田「今季引退」
80%もの年俸カットを受け入れて古巣の広島カープに復帰した黒田博樹投手(40)の舞台裏が、にわかにベールを脱ぎ始めた。 キャンプインを迎え、米メディアが「彼こそサムライ」と日本での活躍の様子を紹介するとともに、今回の決断を分析している。2000万ドル(20億円超)のオファーがありながら、4億円で古巣に8年ぶりに復帰を決めたのは「プロスポーツ界の多くの成功者がそうしたようにビジネスマンへの転身が狙い」だという。これまで培ってきた球界人脈とメジャーで学んだマネジメントのノウハウを生かし、監督をスルーして「球団経営を目指している」と見ているのだ。 広島東洋カープの球団株式は、マツダ社創業家の松田家が60%、マツダ社が30%、地元の新聞社とテレビ局が10%といわれる。上場されていないため正確な所有者は明らかにされていないが、市場に出回っていない以上、入手は困難を極める。その球団株が黒田のカープ復帰の決定打になったという。 「快くメジャーに送り出してくれた広島のファンに、最後はカープでの約束を果たしたい−−。男気というのも事実だろうが、そう簡単に10億円を超す大金を義理や人情で捨てられるものじゃない。黒田には、エージェントも弁護士も資産管理のコンサルタントも付いており、そのあたりはしっかりしている。カープ復帰で損出した16億円など十分に回収できる、そう踏んだのでしょう。というのも松田元オーナーの意を受けた広島サイドが、交渉の切り札として松田家が保有する株式の一部を譲渡してもいい、という条件を持ち出したというのです。契約金代わりに球団株の10%超を譲渡したという水面下の情報もある。これが事実なら松田家だけでは過半数割れし、黒田と連合しなければ経営権を維持できない。つまり、共同経営を持ち掛けたのです。たかが10%程度の株式と思うかもしれませんが、その価値は計り知れない。もし上場することになれば、数10億円にバケる可能性があるからです」(大手広告代理店幹部) 黒田はメジャーで通算7シーズンプレーし、この間に8800万ドル(約106億円)を稼いでおり、その気になればカープ株などいくらでも買い増せる。カープ復帰は球団経営の第一歩。米国流でいえば、今シーズンはいかにしてカープに付加価値を付け、投資の対象としての魅力をアピールするかがテーマなのだという。 「昨年来のカープ女子人気で注目度は巨人、阪神に勝るとも劣らない。そこに黒田と新井貴浩が帰ってきた。エースの前田健太は今シーズンを最後にメジャーに転身する。大瀬良大地、野村祐輔の“若鯉3本柱”は今年が最後。つまり、今季のカープはなりふり構わず24年ぶりのセ・リーグ優勝に突き進むことになる。そう思うからこそ年間指定席は早くも完売だし、カープグッズも今年は330種増やし、計600点になった。アベノミクス効果で日経平均株価は約15年ぶりの高値水準にまで回復しており、球団の株上場を検討するにはまたとない好機なのです」(スポーツ紙デスク) 広島といえば、思い出すのがホリエモンだ。球界再編で揺れていた10年前、堀江貴文氏(ライブドア元社長)は亀井静香衆院議員の刺客として2005年の衆院選で広島6区から出馬した。無所属ではあったが、選挙応援に当時の武部勤幹事長や竹中平蔵大臣が駆け付けたように、小泉純一郎首相が放った刺客であるのは明らかだった。 もっとも堀江氏が立候補を決断した真の狙いは、後に読売新聞グループ渡辺恒雄会長が暴露したように“カープ買収”にあった。仙台ライブドアフェニックス構想が霧散したことで、フジテレビ買収で得た1440億円でカープを買収。その足掛かりとして広島県選出の衆院議員を目指したのだ。 「ホリエモンにしても、阪神電鉄の買収に動いた村上ファンド(村上世彰氏)にしても、球団買収の狙いは球団の株式上場にあった。プロ野球は熱烈なファンが多く、例えばファン20万人に『1株5万円』で株を持ってもらえれば、それだけで100億円が調達できる。ファン一人ひとりが“自分がオーナー”だと思えば、これまで以上にその球団を応援する。広島カープは毎年黒字を計上しており、堅実な経営として実績を持つ。東証マザーズなどに上場を申請すれば、すぐさま通るでしょう。球界とは無関係の堀江氏や村上氏とは違い、黒田が経営権を握るのであれば、オーナー会議が球界初の“上場球団”を容認する可能性は高い」(前出・代理店幹部) 上場が長引いたとしても、球団株を所有していれば経営に携わることができる。望めば監督就任は容易。球団トップと現場責任者を兼任できるのだから、思い通りのチームができる。 「いつ壊れてもいい…復帰1戦目で肩が飛んでも…後悔はしない」 復帰会見で語った黒田の意気込みだ。 「昨年、契約選手のアダム・スコットや錦織圭が大活躍し、飛ぶ鳥を落とす勢いのユニクロが次に狙っているのが黒田であり、カープなのです。同社のスタートは広島が1号店で、柳井正会長はカープの地元ともいえる山口県宇部市の出身。黒田同様、カープへの思いは強い。黒田と柳井会長が手を結ぶ可能性も十分にあります」(地元テレビ局) 男気の鎧をまとった黒田の炯眼は、規格外としか言いようがない。
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芸能ニュース 2015年03月04日 12時00分
清原和博が番組に出演しなくなった理由 爆笑問題・田中裕二は「別になんかあったワケじゃない」
3日深夜放送されたラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」で爆笑問題の田中裕二が、自身がMCを務めるTBSのスポーツ情報番組「S☆1」に清原和博が出演しなくなった理由についてコメントした。 同番組にニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が頻繁に出演しているという話題から展開し、太田光が「清原ほんとでなくなったけど、なんかあった?」と田中に質問。田中は「別になんかあったワケじゃないですよ」と否定し、「何かはないですよ」と強調した。 清原和博は「S☆1」などの番組に数々出演し、タレントとして活躍していたが、2014年3月に薬物疑惑が各方面で報じられると、メディア出演が激減。同年9月には、モデルの亜希さんと離婚が成立した。 田中の否定を疑う太田は、「あれは冷たいと思うな。あんだけ清原出して…」と清原を同情。田中は「俺は分からない」の一点張りだったが、太田が「元気なの?」としつこく突っ込むと、「俺はちょっと会っていないんですけど。テリー(伊藤)さんの番組に出たり、テリーさんと対談したり、テリーさんと清原は今かなり親しい感じ」とテリー伊藤と清原の仲を強調した。 「俺だって清原に会いたい」と懇願する太田は、「可哀想だよ離婚しちゃってさ。子供にも会えないんでしょ!? まぁ、夫婦で色々事情あるんでしょうけど…」と悲しそうだった。 そして太田は、桑田真澄と清原のKKコンビの人間ドラマがまだ続くと推測し、「桑田が手を差し伸べるとかさ。そうあって欲しい」と願っていた。
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芸能ニュース 2015年03月04日 11時45分
次々に脚光浴びるNHK朝ドラ俳優・女優たち 今度は高梨臨がブレイクか!?
一時は低視聴率に沈んでいたNHK連続ドラマ小説が近年、高い視聴率をマークしている。それにつられるように、出演した俳優・女優たちも、若手、ベテランを問わず、ブレイクが続いている。 ベテラン陣では、舞台がバックボーンだった実力派の「純と愛」の吉田羊、「ごちそうさん」のキムラ緑子、「花子とアン」の吉田鋼太郎らが脚光を浴び、今やドラマなどに引っ張りだことなっている。 それにもまして、めざましいのが若手の躍進ぶりだ。「純と愛」のヒロイン・夏菜はいまひとつ伸び切れなかったが、「あまちゃん」からはヒロインの能年玲奈を始め、橋本愛、福士蒼太、有村架純、松岡茉優らがブレイク。 「ごちそうさん」では東出昌大、高畑充希、菅田将暉らが、「花子とアン」では鈴木亮平、窪田正孝らがブレイクを果たした。「花子とアン」できっかけをつかんだ土屋太鳳は、次期朝ドラ「まれ」のヒロイン役に抜てきされた。 そんななか、「花子とアン」で主人公の安東はな(村岡花子=吉高由里子)の女学校での同期生・醍醐亜矢子役を演じた高梨臨(26)がブレイクを果たしそうな気配だ。 高梨は05年に芸能界入りし、07年に女優デビューしたが、なかなか芽が出なかった苦労人。12年9月公開の映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」での演技が評価され、映画、ドラマのオファーが増え、「花子とアン」に起用された。 昨年は「わたしのハワイの歩きかた」など3本の映画に出演。現在は堀北真希主演の連続ドラマ「まっしろ」(TBS/火曜日午後10時〜)にレギュラー出演し、堀北の同僚ナース役を演じている。 残念ながら、その「まっしろ」は低視聴率で苦しんでいるが、新たに話題作へのオファーが舞い込んだ。 それは、4月にスタートする堺雅人主演の連ドラ「Dr.倫太郎」(日本テレビ/水曜日午後10時〜)で、高梨は主人公の精神科医・日野倫太郎(堺)が勤務する大学病院の研修医・川上葉子役。葉子は倫太郎に恋心を抱く重要な役どころ。 “新・視聴率男”の堺が13年10月期の「リーガル・ハイ」(フジテレビ)以来、約1年半ぶりに連ドラの主演を務めるだけではなく、脚本家は「花子とアン」、「ドクターX〜外科医・大門美知子」(テレビ朝日)などのヒット作を生んだ中園ミホ氏とあって、「Dr.倫太郎」への注目度は高い。 ヒロインは倫太郎と本気の恋に落ちる売れっ子芸者・夢乃(蒼井優)だが、話題作での重要な役で、高梨が注目を集めるのは必至。 09年には写真集やDVDで、水着姿を披露したこともある高梨。大ブレイクを果たした折には、再び成熟したボディを見せてほしいものだ。 なお、同ドラマの他の出演者は、吉瀬美智子、内田有紀、高橋一生、真飛聖、中西美帆、余貴美子、遠藤憲一、酒井若菜、長塚圭史、松重豊、石橋蓮司、高畑淳子、小日向文世ら。(坂本太郎)
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その他 2015年03月04日 11時45分
大河原氏デザインの「アニメドール」トロフィーお披露目
3日、アニメーション作品の振興を目的とした国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)2015」の会期中に発表される特別賞「アニメドール」受賞者に授与されるトロフィーのお披露目会が都内の「DMM.make AKIBA」で行われた。 発表会にはトロフィーのデザインを担当した『機動戦士ガンダム』、『ヤッターマン』などのメカデザインで知られる大河原邦男氏の他、DMM.makeプロデューサーでの小笠原治氏、Crevo CEOの岩佐琢磨氏、トロフィーの3Dデザインを担当した吉田晃永氏が出席した。 今回のトロフィーは3Dプリンターで制作、昨年に引き続きトロフィーのデザインを担当した大河原氏は、「前回は細工がほとんどできない超合金でしたが、今回に関しては、(TAAFの開催地)日本橋という大きなヒントをもらいまして、日本橋の麒麟の翼、そして地球。それとアニメを発信するというイメージなどをデザインしました」と今回トロフィーのコンセプトを語った。 大河原氏は自身のキャリアについて、「1972年に竜の子プロダクション(現タツノコプロ)に入社し、新入社員としてまずは背景のテクニックを教わりました。そこで科学忍者隊ガッチャマン』が始まるから、メカデザインをやってみないかと誘われ、背景に戻るチャンスを失い、43年間、メカデザインをやっています(笑)」コメント。 最近は、大河原氏に憧れてロボット開発者や自動車のデザイナーなど、物作りに係る仕事についたという人に会う機会も多いとのことで、「ファンの方がアニメのそれ(自分がデザインしたロボット)を実現させようとして頑張ってくれていて、すごく責任を感じております(笑)」と楽しそうに話した。今後の目標としては「元々『ヤッターマン』に出てくるようなロボットが大好きなので、家庭の中の癒し系のロボットをやってみたい」とのこと。 TAAFは、昨年スタートした映画祭で、今年で2回目。今年の「アニメ オブ ザイヤー」には『アナと雪の女王』、『STAND BY ME ドラえもん』、『妖怪ウォッチ』、『ラブライブ!』などがノミネートされている。TAAF2015は、19〜23日にTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)などで開催される。(斎藤雅道)
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芸能ニュース 2015年03月04日 11時45分
竹内結子、ビールラウンジに出没する!?
女優の竹内結子が3日、都内でサントリー「マスターズドリームラウンジ」オープン発表会に出席した。 「ザ・プレミアム・モルツ」イメージキャラクターの竹内は、ビールを思わせる金色のドレスで登場、今月17日発売のサントリービールの新商品「ザ・プレミアムモルツ マスターズドリーム」のCM制作に携わった作曲家の久石譲と、書道家の武田双雲と共にトークショーを行った。 新商品を試飲した竹内は「いつものプレモルもすごく好きですが、この新商品はコクがあり、香りもあるし特別な新しい一杯です。ファンになりそうですね」とニッコリ。 3月4日から18日まで、期間限定でオープンするラウンジについては「落ちついた空間にソファがあり、ビールを飲みながらゆったりくつろげますね。待ち合わせや仕事終わりに過ごせる場所です。私もフラッと行くかもしれませんよ」と笑顔で出没予告した。
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アイドル 2015年03月04日 11時45分
Berryz工房が武道館でラストコンサート
アイドルグループ、Berryz工房が3日、日本武道館でラストコンサートを開催した。同グループは無期限の活動停止に入る。 Berryz工房は、2004年にハロー!プロジェクト・キッズ15人の中から選抜された8人で結成。同年3月にシングル「あなたなしでは生きてゆけない」でデビュー。07年にはさいたまスーパーアリーナでの史上最年少ライブを開催している。