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社会 2018年11月24日 21時20分
【放送事故伝説】「ヤラセ」という言葉を広めた中学生暴行事件
日本テレビの人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』の「ヤラセ疑惑」が大きな話題になっている。疑惑を報じた週刊文春(文藝春秋)は第一弾としてラオスの「橋祭り」、第二弾としてタイの「カリフラワー祭り」を取り上げ、さらに女性セブン(小学館)は、「『イッテQ!』の全祭り中、11個が存在を確認できず」と報じている。 さて、今回の報道をはじめ、いまや一般的な用語となっている「ヤラセ」だが、そもそもはテレビ局や新聞社などのマスコミでのみ使われていた「隠語」に近い存在だったとされている。そんな「ヤラセ」という言葉が全国に広まったのは、今から33年前のテレビ朝日系のワイドショー番組『アフタヌーンショー』での事件がきっかけとされている。 『アフタヌーンショー』は1965年から放送が始まった長寿番組で、20年の長きに渡りテレ朝の朝の顔を務めていたが、番組内でヤラセ行為を行ったとして放送が打ち切り。ヤラセを指示したディレクターは逮捕され、テレビ朝日の社長が謝罪。テレビ朝日自体も放送免許を取り上げられる寸前にまで陥るという未曾有のピンチを迎えることになった。 問題となった企画は『アフタヌーンショー』が1985年8月20日に放映した「激写! 中学生番長! セックスリンチ全告白」という企画で、担当ディレクターが「何か過激なシーンを撮りたい」と元暴走族リーダーに相談。元暴走族リーダーの音頭により、東京都福生市の多摩川河川敷に不良学生約60人余を集め、乱闘シーンを演じさせた。さらに、ディレクターは「女のリンチ場面が欲しい」と注文をつけ、地元の女子中学生5人に対し殴る蹴るの暴行をさせ、ディレクターはその模様を撮影した。 また、ディレクターは元暴走族リーダーに14万円の取材費を渡していたことも明らかになり、東京都福生署は暴行に関わったとされる少女2名を暴行容疑、元暴走族リーダーとテレビ朝日ディレクターを暴行示唆で逮捕するに至った。 この事件は当時「暴走するテレビ局」「地に落ちたテレビ局」と週刊誌などで報道され、この出来事をきっかけに「ヤラセ」という言葉が広まり、テレビ局のコンプライアンス問題が改めて浮き彫りになったとされている。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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芸能 2018年11月24日 21時00分
売れっ子になった元彼たちに磨かれてきた二階堂ふみの魅惑のボディー
元SMAPで俳優の稲垣吾郎(44)がこのほど、都内で行われた主演映画「ばるぼら」(来年公開)の製作発表に出席した。 各スポーツ紙によると、同作は生誕90年を迎えた漫画家の故・手塚治虫さんによる異色の大人向け作品を、日・英・独の共同製作で実写化。 稲垣は異常性欲に悩む売れっ子小説家を演じ、二階堂ふみ(24)演じるヒロインの自堕落な謎の女性・ばるぼらに翻弄される姿が描かれるという。「見どころの1つは稲垣と二階堂の濡れ場です。稲垣といえば、福山雅治主演映画『SCOOP!』(16年)で福山とのベッドシーンを演じましたが、後日、福山は『彼女は最高だったよ!』と絶賛していたそうです。推定83センチのEカップはすっかり福山を虜にしてしまったようです」(映画業界関係者) おそらく、稲垣も二階堂にメロメロになってしまったに違いないが、二階堂といえば、直近では元モデルのイケメンクリエイターとの交際が報じられていた。 「彼氏との交際は順調なようですが、ベッドシーンは仕事としてしっかり割り切っているようです。今や若手で数少ない“脱げる女優”。かつて染谷将太、新井浩文、星野源ら今やすっかり売れっ子となった俳優と浮名を流して来ましたが、今やすっかり魅惑ボディーとなった二階堂との破局を元彼たちはくやしがっているはずです」(芸能記者) 今後も二階堂のボディーは“進化”を続けそうだ。
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芸能 2018年11月24日 21時00分
布川敏和の浮気相手を20人以上把握? 元妻・つちやかおりの逆襲【芸能界“ドロ沼”不倫ファイル】
タレントの布川敏和が19日、2014年6月に離婚したタレントで元妻のつちやかおりとの結婚記念日を迎えたことをブログで報告。幸せに満ちあふれた結婚式の写真を公開し、「今はなき結婚記念日!」とタイトルを付けた。今年7月には、自身とつちや、タレントで長男の隼汰、モデルで長女の桃花、次女の花音さんとの「6年ぶり」(布川)の家族写真をブログにアップし、話題を集めていた。 布川は17歳の時から9年の交際期間を経て1991年11月につちやと結婚。だが、交際中から布川の“女グセ”の悪さはとどまることを知らなかったという。そんな布川に手を焼いていたというつちやは、2017年2月に放送された『怪傑えみちゃんねる』(関西テレビ)で、「(布川が)誰かと付き合ってるっていうのを20人くらい知っています」と、恋愛期間中の布川の浮気人数を明かしている。 つちやは結婚後、芸能界を引退し、専業主婦として布川を支えた。1992年に隼汰、94年に桃花、01年に花音さんを出産。順風満帆な結婚生活を送っているかのように見えた。だが、結婚しても布川のゲスな行動は相次いだ。時には、浮気相手との鉢合わせすることも。布川が別の女性と一晩過ごした形跡があるホテルの部屋に泊まることもあったという。それでもつちやは、愛する布川と子供のために自分を偽り、布川の情事を見逃していたという。 2013年7月に放送された『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)では「(布川の)浮気ぐらいで離婚するのもバカらしいと思っているんですよね」と、布川のこれまでの浮気騒動を水に流す寛大な姿を見せていた。 また、布川も自身の浮気を隠すことなく豪語し、全く反省している様子もなかった。さらに、俳優活動をしている隼汰に至っては、父親の“浮気ネタ”のおかげでバラエティ番組に進出。後になって布川が犯した浮気三昧の“性活”が一家の支えになったとも言えるだろう。 しかし2014年4月、つちやが行きつけの割烹料理店の店主と手をつなぎ、仲良く買い物する不倫劇を『週刊新潮』(新潮社)が報じた。つちやの猛アプローチで、店主との交際がスタートしたという。つちやは会見で「大切な人です」と不倫関係を暗に認めた。さらに、つちやは「今回の件は全部自分の責任」と謝罪。「うやむやにすることもできたが、これからの私の人生できちんとしておかないといけないと思い、嘘偽りのない本心を打ち明けたい」と説明した。 一方、布川もつちやの後を追う形で前代未聞の会見を開いた。会見は『ノンストップ』(フジテレビ系)が生中継。スタジオ内ではゲストとして登場したつちやが夫の会見を見つめるという異例の事態となったのだ。 芸能レポーターからの「(つちやとの関係を)修復したいと思いますか?」との問いかけに「僕は全然大丈夫ですよ。昔から言ってますけど、洗剤のコマーシャルみたいに歳とっても砂浜を手をつないで歩きたいと思ってる」と布川はほほえみ、余裕を見せた。 しかし、画面下のワイプの中から布川を見つめるつちやの眼差しは冷淡無情であった。「離婚について具体的な話なんて全くなかった」という布川に対して「私は大きな覚悟を持って(家を)出た」と断言。すでにつちやは離婚を視野に入れていたとも言えるだろう。騒動について、つちやは「妻として母として、言い訳のできない軽率な行為。バッシングされても仕方ない」と自らの非を認め、さらに「あちら(布川)には一切非がない」と、布川に最後の愛情を送った。きっぱりとした潔ささえ感じられたが、これまで浮気、不倫を繰り返してきた布川に対して、“報復してやった感”が見え隠れした一面でもあった。 浮気夫と潔く決別し、芸能界に本格復帰したつちや。一方、昭和ギャグで哀惜を吹き飛ばしブログを締めくくった布川。それぞれ別の道を歩き始めたが、“芸の肥やし”のしっぺ返しはあまりにも大きかったようだ。記事内の引用について布川敏和公式ブログhttps://ameblo.jp/fucknfuckn/
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アイドル 2018年11月24日 18時20分
誰が抜け出す? 大注目のジャニーズタレント“結婚ダービー”
昨年末にはV6の岡田准一が宮崎あおいと、今年3月にはV6の森田剛が宮沢りえとそれぞれ結婚したジャニーズ事務所だが、来年以降、誰がゴールインするかが非常に気になるところだ。 現時点で“リーチ"がかかっているメンバーが目立つのが嵐。二宮和也は元フリーアナウンサーの一般女性とすでに同棲中。女性は今年3月には仕事を辞め、7月には“婚前旅行"に出かけたことが報じられていた。 松本潤は女優の井上真央と交際中。セクシー女優との“二股報道"もあったが、交際は継続中の模様。 「井上の母親が“二股報道"の後に松本に強烈なプレッシャーをかけたようで、松本もこのまま宙ぶらりんというわけにはいかないほど、追い込まれているようだ」(女性誌記者) また、相葉雅紀は昨年12月、一部で5年以上交際している一般人の彼女の存在を報じられ、ここ最近、結婚願望が高まっているという報道があったばかりだ。 ほかのグループでは、KAT-TUNの亀梨和也が女優の深田恭子と交際中。2人の年齢からしてこのままゴールインする可能性もありそうだ。 V6はメンバー6人のうち坂本昌行と三宅健以外、既婚者となってしまったが、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、三宅はハーフモデルのプリシラとの交際が報じられているが、年明け早々の結婚話が浮上しているのだとか。 さらに、“大穴"ともいうべきか、元SMAPの中居正広に一般人の女性の影があり、最近地元の友人に、「オレも考えるところがあるんだよ」とこぼしたというから電撃結婚の可能性もありそうだというのだ。 以前に比べ、結婚に対してオープンになったジャニーズ事務所だが、来年以降の“結婚ダービー"の“着順"が注目される。
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芸能 2018年11月24日 18時00分
かつてのオーラが…ビートたけし、新事務所で出直しも苦悩だらけ?
国民的人気漫画「ちびまる子ちゃん」の作者で、8月に乳がんのため死去したさくらももこさんをしのぶ「ありがとうの会」が今月16日、東京都港区の青山葬儀所で開かれ、タレントのビートたけしらが参列した。 参列した翌日の17日、たけしはTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」に生出演。さくらさんが、自身の深夜ラジオ番組のファンだったことから、交流がはじまったことを明かし、「この間、食品のCMを一緒にやったんだけど、それが最後だったなあ」とさみしそうに語った。 「『ありがとうの会』には、参列者がほとんど帰ってから来ましたが、いつになく険しい表情で人を寄せ付けないような雰囲気でした。関係者にあいさつして献花を済ませると、5分ほどで会場を後にしました」(ワイドショー関係者) たけしといえば今年3月、「オフィス北野」から独立し、これまで常に行動をともにしてきた18歳年下の女性とともに新事務所「T.Nゴン」を設立。しかし、独立は誤算だったようだ。 「すっかりパートナーの女性の尻に敷かれ、かつてのようなオーラはありません。当然、ギャラの管理もパートナーの女性。そのため、別居しているたけしの家族にはまったく金が入らなくなり、一時期は離婚に応じようとしていたたけしの妻も態度を硬化させ、そのうちパートナーの女性と一戦構える可能性がありそうでたけしにとっての悩みの種です」(週刊誌記者) そんなたけしに追い討ちをかけたのが、2020年のビッグイベントに絡めなかったことだというのだ。 「東京五輪の公式記録映画の監督が河瀬直美監督に決まりましたが、五輪映画監督は北野武監督作品で『世界のキタノ』と評されているたけしにとっての悲願でした。しかし、それもかなわず意気消沈のようです」(映画業界関係者) このままだとますますパワーダウンしてしまいそうだ。
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スポーツ 2018年11月24日 17時00分
非業の死を遂げた名力士 「貴ノ花(大関)」
人間の運、不運、いいとき、悪いときは、どこかでちゃんとバランスが取れているのかもしれない。この男の一生を振り返ると、つくづくそんな思いにかられる。 この1年、常に騒動の渦中にあり、最後は退職にまで追い込まれた元貴乃花親方の父親でもある元大関貴ノ花(本名花田満)は昭和25年2月19日、北海道室蘭市で生まれている。10人兄弟の末っ子で、22歳も離れた一番上の兄が「土俵の鬼」と言われた人気力士、初代横綱若乃花だった。若乃花は初めてこの年の離れた末弟と対面したとき、両親にこう言い放った。「いい加減にせいや。何人産んだら気がすむんだ」 だが、すでにこのときから貴ノ花は長兄のあとを追って力士になるべく、運命付けられていたと言える。 早くして父親を亡くしたため、一家は長兄の若乃花を頼って上京。貴ノ花も東京で成長した。そして、中学に入ると水泳のバタフライでメキメキと頭角を現し、末はオリンピックの金メダル候補と期待されている。 しかし、貴ノ花の思いは違った。「水泳じゃメシを食えない」 およそ15歳の少年とは思えない大人びたセリフを吐き、すでにその頃、引退して二子山部屋を興していた長兄の下に入門したのだ。 兄譲りの運動神経と猛稽古、それに甘いマスクで早くからファンの注目を浴び、出世も超スピード。初土俵からわずか17場所で、負け越し知らずのまま十両に昇進。このとき、18歳。これは当時の最年少記録だった。 その十両も4場所で通過。18歳8カ月の入幕も最年少記録だった。 こうして、たちまち長兄に負けないような人気力士になった貴ノ花は、20歳のときに、また世間をアッと驚かせている。周囲の猛反対を押し切って松竹の女優だった3歳年上の藤田憲子(現・藤田紀子)と結婚したのだ。2人の仲を取り持ったのが先日、70歳で亡くなった元横綱の輪島だった。 やがて2人の間には、2人の男の子が生まれる。長男の勝、次男の光司。後に、いずれも人気横綱になった若乃花、貴乃花だ。 こうして土俵の内外ともに充実した貴ノ花は、昭和47年九州場所、大関に昇進。それから3年後の昭和50年春場所千秋楽、日本中が熱狂する中で優勝決定戦の末に横綱北の湖を破り、待望の初賜杯を抱いた。 優勝が決まった瞬間、審判部長だった師匠で長兄の二子山親方は唇を震わせ、興奮しきった顔で次のように話した。「全身の血が逆流するようだ」 貴ノ花は、その3場所後にも再び北の湖を優勝決定戦で破って2度目の優勝を果たしているが、残念ながら長兄と同じ横綱にはなれなかった。鉄人のような長兄に比べて肝臓などの内臓が弱く、ひとまわり線が細かったのだ。 晩年には頸椎も痛めて、昭和56年初場所、ついに引退。まだ30歳ながら、大関在位50場所は当時の最長記録だった。 引退後は、「藤島」を襲名。大成できなかった鬱憤を晴らすように部屋を興して、弟子の育成に打ち込んでいく。 この弟子育成が軌道に乗り、花開いたのは、昭和63年の春場所。息子の若乃花、貴乃花(当時は若花田、貴花田)が揃って入門してからだ。2人は相次いで横綱に昇進。また貴ノ浪も大関になり、さらに安芸ノ島、貴闘力ら、猛者がまさに群雄割拠。旧二子山部屋と合併し、二子山部屋となった平成7年夏場所には、横綱貴乃花を筆頭に幕内9人、十両2人の計11人の関取を擁す、大相撲界一の大部屋になっている。★洗脳、兄弟絶縁、離婚騒動… しかし、ほどなくして、満月が欠けるように隆盛を誇った貴ノ花改め二子山親方の運命にも、暗い影が忍び寄る。様々なスキャンダルやトラブルに見舞われるようになったのだ。 その頂点が“平成の大横綱”に成長した貴乃花の「洗脳騒動」だった。平成10年、貴乃花が師匠であり、父親の二子山親方の言うことよりも、自分が心を寄せる整体師の言うことを信頼し、従うようになったのだ。 かつて“若貴”と言われて仲がよく、日本中から「お兄ちゃん」と呼ばれた兄の若乃花すら無視するようになった貴乃花の心を取り戻そうと二子山親方は苦慮し、頭に円形脱毛症ができるほどだったが、1年後にこの騒動は終息した。ようやく貴乃花が整体師のもとから離れたのだ。 とはいえ、この仲直りは表面だけ。若乃花とは今も絶縁状態で、二子山親方との仲も最後までギクシャクしたまま終わっている。 こんな二子山親方に追い打ちをかけるように勃発したのが、自身の離婚騒動だ。結婚31年目の平成13年、大所帯の相撲部屋をテキパキと切り盛りし、「おかみさんのかがみ」とまで言われた憲子さんが突如部屋を飛び出し、やがて離婚することになったのだ。 どうして大恋愛の末に結ばれた2人が別れることになったのか。「(理由を)言えたらラクですが、絶対に言いません。親方個人のことだから、明かすことはできない」 後にタレントになった憲子さんは、このようにテレビ番組内で語ったが、当時のマスコミは憲子さんと18歳年下の青年医師との不倫を大々的に報じた。 いずれにしても、この離婚が二子山親方の心に大きな傷を作ったのは確か。ただ、間もなく寂しさを癒やしてくれる女性が出現。4年後に亡くなるときも、入院生活を支える京都出身の妙齢の女性の姿を関係者に目撃されている。 その一方で、二子山親方は相撲協会内で着実に出世の階段を上っていった。平成8年に理事に初当選して巡業部長の要職に就いたのを皮切りに、審判部長などを歴任。平成16年には協会ナンバー2の事業部長に就任すると、引退して一代年寄になった貴乃花に部屋を譲って協会の仕事に専念し始めた。 もし何事もなかったら、やがて理事長の目も開けたかもしれないし、平穏で豊かな老後が待っていたに違いない。★自身の葬儀で息子がケンカ しかし、またまた二子山親方を不幸が襲った。それも致命的な…。 発端は平成15年秋頃、アゴのあたりに感じたかすかな痛みだった。当初は口内炎と発表されたが、平成16年になると症状が次第に深刻化。入退院を繰り返すようになり、北の湖理事長すら、お見舞いに行けない状態が続いた。 病名は固く伏せられ、貴乃花によって舌の奥から歯茎のあたりにできる「口腔底がん」に侵されていることが公にされたのは平成17年2月になってからだった。 こんな不治の病に侵された二子山親方が最後にファンの前に姿を現したのは、その半月前の1月30日、両国国技館で行われた大関貴ノ浪の断髪式のときだった。「なんとしてもマゲにハサミを入れてやりたい」 自ら足を運んでスカウトした弟子だけに思い入れは深かったようで、周囲の反対を振り切って病室から国技館に駆け付けた二子山親方。しかし、薬のせいで顔は土気色で大きく腫れあがり、足元は覚束なく、土俵に上がるのも呼び出しの肩を借りてやっとの状態。それでもしっかりとマゲを切り、貴ノ浪を大泣きさせた。 そんな二子山親方に、ファンは現役時代、何度も土俵際に追い詰められながら反撃した驚異の粘り腰で再起することを期待し、声援を送ったが、やはり叶わなかった。 このあと、重篤な状態に陥り、3月の春場所中も貴乃花親方は再三、審判の仕事を抜けて病院に駆けつけている。最後はがん細胞が皮膚を破って表面に出るほど病巣が広がっていたそうで、通常の2倍のモルヒネを打って痛みに耐えていたが、5月30日午後5時40分、東京都内の病院で永眠した。まだ55歳だった。 6月1日の通夜には1200人が参列。翌日の葬儀にも600人のファンが押しかけ早すぎる別れを惜しんだが、この二子山親方の死を悲劇的にしたのは、その遺体の枕元で2人の息子が喪主を巡りあわや掴み合いのケンカをしたことだった。 結局、喪主は兄の若乃花が務めたが、これがこの兄弟の不仲にトドメを刺した。当然、先日の貴乃花親方の相撲協会退職、貴乃花部屋消滅のときも、兄にはなんの相談もなしだ。 かつて日本中が羨ましがった仲のいい家族が、今や母親を含めてバラバラ…。 故二子山親方はこんな家族を草葉の陰からどんな思いで眺めているだろうか。相撲ライター・大川光太郎
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レジャー 2018年11月24日 15時00分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(11月25日)ジャパンC(GI)
【今週の予想】☆東京11R ジャパンカップ(GI)(芝2400m) シンザン記念から桜花賞、オークスからぶっつけ本番で秋華賞を制し、異例のローテーションで牝馬3冠を達成したアーモンドアイ。3冠すべてのレースを圧倒的な強さで制しており、同世代の牝馬とは次元が違った。今回は初の古馬との一戦。それもトップクラスを相手にするのだから楽ではないが、本馬とて圧倒的な強さで牝馬3冠を制した名牝で引けを取らない。追い切りでは素晴らしい瞬発力で併せた相手を突き放しており、休み明けだった秋華賞よりも状態はさらに良くなっている。53kgの斤量なら直線のキレもより一層破壊力が増すだろう。と、ここまで絶賛してきたがアーモンドアイは対抗に留める。本命にはキセキを推したい。春は精彩を欠いていたが、秋になって心身のバランスが取れ毎日王冠、天皇賞(春)と2戦連続で3着。今回は休み明け3戦目であるが、馬体が完成の領域に入り、今年一番のデキに見える。距離が伸びるのもプラスで、スタミナ勝負に持ち込めれば一発の可能性十分。▲はこちらも前走の京都大賞典で復調の兆しを見せたサトノダイヤモンド。以下、スワーヴリチャード、ウインテンダネスまで。◎(8)キセキ○(1)アーモンドアイ▲(3)サトノダイヤモンド△(11)スワーヴリチャード△(14)ウインテンダネス買い目【馬単】6点(8)⇔(1)(3)(11)【3連複1頭軸流し】6点(8)−(1)(3)(11)(14)【3連単フォーメーション】18点(8)→(1)(3)(11)→(1)(3)(11)(14)(1)(3)(11)→(8)→(1)(3)(11)(14)※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙への入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容、調教を重視。
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レジャー 2018年11月24日 15時00分
「危うし、アーモンドアイ」 ジャパンカップ 藤川京子の今日この頃
最内に入ったアーモンドアイ。しかも斤量53kgという、最短距離を最軽量で走れる絶好のポジションかもしれません。問題は、今まで戦って来た相手とはレベルが違うと言う事です。外国からの参戦のサンダリングブルーとカプリが、もし東京の馬場に適合したらこの2頭にワンツーを持って行かれてしまうかもしれないと思う程にけっこう強い馬です。 それにサトノダイヤモンドが復活していたとなると、キタサンブラックと戦うのと同じぐらいの壁になります。アーモンドアイにしても意外に困難なレースだと思います。しかし、凱旋門賞の様に重い馬場の場合は軽ハンデは有利になるような事も多いかもしれませんが、今の東京のような高速馬場の場合は思った程、軽ハンデが効かない場合となると、高速馬場なのにペースがあまり早くないと思います。 他の馬達より思うハンデでも、中速ペースだと力で走り切られてしまう可能性を無視出来ないと思うのです。恐らくウインテンダネスがペースを作ると思うのですが、今年の前半は速かったのですがここ2戦は前には行くのですが、ペースを遅くさせているように仕向けている事が走破タイムで伺えます。 そうなるとアーモンドアイの軽ハンデの威力が削がれてしまう可能性もあります。馬券は意外な結果を見据えた買い方が必要かもしれません。もしアーモンドアイが負けるとしたらここだけかもしれません。ワイドBOX1,3,14,6ワイドBOX1,3,9,11
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芸能 2018年11月24日 12時30分
とんねるず×石田氏・港氏、おぎやはぎ×佐久間氏、ナイナイ×片岡氏…芸人とタッグを組む有能なテレビマン
11月24日、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ)の人気コーナー「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」が、装いも新たに特番『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』として復活。『みなさん〜』でもプロデューサーをしていた太田一平氏がチーフプロデューサーが務めた。 太田氏といえば、とんねるずとも親交が深く、特番『とんねるず×さまぁ〜ずの一文無しジャーニー2×2』にも携わっている人物。その太田氏の上司にあたるのが、『〜おかげです』のコントにも登場していたダーイシこと石田弘氏と港浩一氏だ。彼らも『夕焼けニャンニャン』や『オールナイトフジ』でとんねるずを起用し、2人をスターダムに押し上げた立役者だ。 このようにテレビ局の演出やプロデューサーらと芸人が、多くの番組でタッグを組むことは多い。 「フジテレビの『とぶくすり』や『めちゃ×2イケてるッ!』でのナインティナインと片岡飛鳥氏、テレビ東京の佐久間宣行氏は『SICKS〜みんながみんな、何かの病気〜』『青春高校3年C組』『ゴッドタン』などで、おぎやはぎを起用。日本テレビの安島隆氏は『たりないふたり』、『犬も食わない』にて、オードリーの若林正恭をキャスティングしています」(エンタメライター) お笑いファンであれば、よく聞く名前のテレビマンたちばかりだが、どういった利点があるのだろうか。 「まさに“阿吽の呼吸”というものでしょう。芸人側からすれば、自分たちの笑いの方向性を知っている人たちと仕事をするのはやりやすいでしょうし、テレビマンからすれば、企画を理解して面白くしてくれるパートナーですからね。イチから構築するよりも“やりやすさ”があるのでしょう」(同上) また、苦楽を共にした構成作家と芸人が、売れっ子になった今もなお二人三脚で番組制作に取り組むこともある。ダウンタウンと高須光聖氏、バナナマンとオークラ氏、極楽とんぼと鈴木工務店氏……など挙げればキリがない。こちらも前述したように、自分たちの笑いを100%届けることができるという理由からであろう。 これからバラエティーを観る時は、エンディングに出てくるスタッフロールにも注目してみることをおすすめする。また違った番組の楽しみ方を得られるに違いない!
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芸能 2018年11月24日 12時20分
こんなにあった!芸人の意外な親せきカンケイ
今年のブレイク芸人といえば、ひょっこりはん。18年度版の『ユーキャン新語・流行語大賞』にお笑い芸人で唯一ノミネートされ、アイコンだったことを象徴している。そんなひょっこりはんは、漫才コンビ・ロザンの宇治原史規と親せきであることが今月、情報番組の生放送中に明らかになっている。 宇治原といえば、京都大学出身のインテリ芸人。活動拠点は関西だが、全国ネットの人気クイズ番組に欠かせない常連だ。ひょっこりはんは早稲田大学出身だが、関西出身。互いに、関西で育っている。ところが、子どもの頃に会ったことはなく、顔を合わせたのは互いがよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属したあと。感覚としては、先輩(宇治原)と後輩(ひょっこりはん)だという。 芸人同士が親せき関係にあるのは、レアケースだ。しかし、同じくよしもとで、今年IKKOのものまねで売れたチョコレートプラネット・松尾駿も、いとこが有名人だという。 「お相手は、クリスタルキングの元ボーカリストの田中昌之さんです。田中さんといえば、大ヒット曲『大都会』の冒頭のハイトーンボイスで有名になった男性です。松尾さんの父親のほうの従兄弟だそうです」(女性週刊誌の芸能記者) 田中は今も、シンガーとして活動している。 そんな彼と同様に、昭和の歌謡史にその名を刻みこんでいるのは兄弟デュオ・狩人。兄の加藤久仁彦と弟の加藤高道による2人組は、77年に『あずさ2号』でデビューすると、日本レコード大賞などで新人賞を総なめ。『NHK紅白歌合戦』にも出場し、いきなりトップアーティストの仲間入りをはたしている。 そんな加藤兄弟の姪にあたるのは、きゃりーぱみゅぱみゅのものまね芸人・マーナ。『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)できゃりー本人と共演しており、公認をもらっているシングルマザーのものまね芸人だ。「血縁者ではありませんが、意外な関係にあるのはフットボールアワーの後藤輝基さんとモデルでタレントの紗栄子さん。彼女は宮崎県出身なんですが、学生時代に同じ学校だったのが、後藤さんの奥さんなんです。5年前に結婚した11歳年下の奥さんは、学校で有名な美少女だったそうです」(先の芸能記者) 広い芸能界。妙な組み合わせがあるものだ。(伊藤雅奈子)
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ミステリー
「ネズミバーガー」の元ネタ・巨大ネズミは昔から日本に…
2012年09月18日 15時30分
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トレンド
噂の深層 芸能界、干して干されて伝説
2012年09月18日 15時30分
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レジャー
キャバクラ小説家yanagiが語るネオン街ライフ 〜キャバクラ今昔物語・その17〜 キャバクラでシメに出てきた変わったモノ
2012年09月18日 15時30分
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その他
ふくらはぎは第2の心臓 水分不足でも「足のつり」は起こる!(2)
2012年09月18日 12時00分
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芸能
フジ『HEY!HEY!HEY!』の終了で浮き彫りになった音楽番組を取り巻く厳しい現状
2012年09月18日 11時45分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分