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キャバクラ小説家yanagiが語るネオン街ライフ 〜キャバクラ今昔物語・その17〜 キャバクラでシメに出てきた変わったモノ

 キャバクラに行き始めた頃、「キャバクラは閉店時に明るくなるんだなあ」などということを、眠気さえも通り越したあとのぼんやりとした意識の中で思っていました。それまで薄暗かった店内にちらほら照明が灯り、一気に現実に引き戻されていくような感じをよく味わったものです。

 閉店間際のシメの時間帯になると、多くの店でその店ごとに決められた曲が流れてきます。きっと、「蛍の光」のようなものなのでしょう。その時々の流行を取り入れつつ、「本日は閉店です」とお客さんに感じさせるような曲が選ばれています。私が朝までいたことのある店では、女性J-POPアーチストの曲が多かった気がしますが、どうでしょうか?

 中にはそんなシメの時間帯に、変わったサービスをする店もあります。その中でも記憶に残っているふたつの店のことを書きたいと思います。

 ひとつは、もうなくなってしまった店のシメの品で、味噌汁かにゅうめん(温かい汁のそうめん)が選べました。店名も店内の作りも和風のテイストで、在籍していたキャバ嬢の年齢層も比較的高めで全体的に落ち着いていた記憶があります。特別にかわいい子が在籍していたわけでもないのですが、私も友人も、なんとなくその雰囲気が気に入って、シメの品が出てくる閉店時まで長居していました。

 もうひとつは、なんと…カレーです。こちらはまだ最近の話なので、お店もあります。

 最初はレトルトカレーっぽいカレーを出していて、「今後メニューに加えるかも知れないから、味見して貰えますか?」という感じで振る舞われていました。それからしばらく経ってから顔を出したところ、なんとカレーがグリーンカレーに進化(?)していました。

 私は思わず、「このお店は何を目指しているの?」と尋ねました。ボーイさんはニコっと笑って、「カレー屋さんです」って答えてくれました。スパイスがふんだんに使われたかなり本格的な味付けのグリーンカレーだったので、本当にどこを目指しているお店なのか、未だによくわかりません(笑)。

 朝日ものぼりかける頃の変わったサービスも、なかなかオツなものです。

執筆者 yanagi
1978年生まれ 作家、フリーライター、心理カウンセラー、サプリメントアドバイザー。メールカウンセリングサイト「ysカウンセリングルーム」、ライタースタジオ「スタジオY」主催。また、木悠利名義でも執筆活動中。元バーテンダーでもあり、キャバクラ・スナック等のネオン街の裏事情にも明るい。現在、電子書籍サイト「ヨミーバ」にて、yanagi名義で「ネオン街三部作」等、キャバクラを舞台にした小説を多数発表している。■ヨミーバhttp://www.yomiba.com/■ブログ「ysカウンセリングルームの小部屋」 http://ameblo.jp/yscounselingroom/■サイト「ysカウンセリングルーム」http://www.yscroom.com/

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