皐月賞が東京競馬場で開催されるのは、昭和63年のヤエノムテキ以来、23年ぶりのこと。コースの特性として、小細工の利く、中山に対して東京では真の実力が問われる。フロックでは勝てないということ。
この点を踏まえて本命には、ナカヤマナイトを推す。東京は共同通信杯、百日草特別勝ちを含め、3戦2勝、2着1回と抜群の実績を挙げており、これはアドバンテージ。
どんな展開にも対応できるセンスの良さが備わっており、軸馬として信頼度は高い。2000メートルももちろん、心配無用。
強敵は、サダムパテック。弥生賞、東スポ杯2歳Sの2重賞を制覇。実績は最右翼だ。好勝負必至。
武豊騎手がゾッコン惚れこむ、ダノンバラードが惑星だが、フェイトフルウォー、オルフェーヴルなど伏兵陣も多士済済。
◎5ナカヤマナイト
○4サダムパテック
▲2ダノンバラード
△12オルフェーヴル
△14フェイトフルウォー
東京10R「メトロポリタンS」(芝2400メートル)
休み明け3戦目で走り頃の、ヒカルカザブエがアッと言わせる。
12着、14着と凡走続きだが、過去に未勝利→500万→千万→千六万クラス4連勝の離れ業をやってのけた馬で、何かを持っているのは確か。
阪神大賞典2着、アルゼンチン共和国杯3着と実力も重賞級。手薄なオープン特別で、ハンデ55キロならチャンスは十分考えられる。
◎8ヒカルカザブエ
○10トップカミング
▲4ケイアイドウソジン
△9ゴールデンハインド
△11イコピコ
東京9R「石和特別」(芝1800メートル)
良血馬のファビラスボーイが休み明け2戦目で、本領を発揮する。
〈2103〉とコース実績もあり、勝利のお膳立ては整っている。
◎4ファビラスボーイ
○1ステージプレゼンス
▲8ブレイクナイン
△2オリエンタルジェイ
△3エーブチェアマン
東京12R「きずな賞」(ダ1600メートル)
地力強化の目覚ましい、キングパーフェクトで今度こそ。
出遅れ、直線だけで0秒1差2着と肉薄した前走は負けて強し。完全にメドは立った。芝とはいえ、1600メートル勝ちの実績があり距離も心配無用。
◎14キングパーフェクト
○11セイリオス
▲8エアウルフ
△5プレシャスジェムズ
△6ビギンマニューバー
新潟11R「魚沼ステークス」(芝1600メートル)
休み明けの前走(0秒2差4着)が好内容だった、素質馬のラインブラッドが狙い目。
重賞で再三、好戦してきた実績があり底力を信頼したい。距離延長も強調材料。
◎14ラインブラッド
○1シルクアーネスト
▲15シゲルモトナリ
△6ムクドク
△8マイネルプライゼン
京都11R「アンタレスステークス」(ダ1800メートル)
充実著しい、ワンダーアキュートをイチ押し。
名古屋大賞典は強豪エスポワールシチーのレコードの前に2着と、後塵を拝しているが、3着は8馬身差突き放しており、評価できる。強敵の抜けたここは、期待できる。
◎2ワンダーアキュート
○14ダイシンオレンジ
▲11バーディバーディ
△4マストハブ
△12タガノジンガロ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。