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ハッシーの中央競馬新馬セレクション【10/2中京・10/3中山】

【今週デビューの注目馬】
☆ヴェールランス
 2021年10月2日(土)中京第5R芝2000m戦に出走予定のヴェールランス。馬名の由来は「(歴代のフランス国王の載冠式が行われる都市)ランスに向かって(仏)」。牡、鹿毛2019年3月25日生。栗東・藤岡健一厩舎。父キタサンブラック、母ジュエラー、母父ヴィクトワールピサ。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は社台レースホース。愛馬会法人・社台サラブレッドクラブの募集馬で総額5000万円。母は16年桜花賞(GI)を制した名牝。伯母には09年フィリーズレビュー(GII)など重賞で4勝を挙げたワンカラット(父Falbrav)がいる。本馬は四肢がスラっと伸びた脚長で、胸が非常に深く心肺機能の高さが窺える。現状では前が勝っており、トモの成長はこれからといったところでバランスが良いとは言えないが、完成したら非常に見栄えのする馬体になるシルエットをしている。父に似た頸がやや高い走法で、切れよりも長く良い脚を使い、2000m以上の距離で活躍するだろう。なお、鞍上は藤岡佑介騎手を予定している。

☆ダノンティアラ
 2021年10月3日(日)中山第5R芝1800m戦に出走予定のダノンティアラ。馬名の由来は「冠名+王冠」。牝、栗毛、2019年1月11日生。美浦・大竹正博厩舎。父ドゥラメンテ、母ザキア、母父New Approach。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はダノックス。2019年セレクトセール当歳市場において6696万円(税込)で落札された。本馬の特筆すべきところは、何と言っても走るフォーム。柔軟性があり、四肢の連動性が良く、非常にしなやかなフォームで地を這うような走りで、切れを武器にマイルから2000mあたりを得意としそうだ。なお、鞍上は川田将雅騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

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