☆マンクスホップ
2021年9月11日(土)中京第4R芝1600m戦に出走予定のマンクスホップ。馬名の由来は「キャットコインに描かれた猫(マンクス)が軽やかに飛び跳ねる様子」。牝、栗毛、2019年3月13日生。栗東・松永幹夫厩舎。父ハービンジャー、母キャットコイン、母父ステイゴールド。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額2800万円。母は3連勝で15年クイーンC(GIII)を制した実力馬で、伯母には09年ファンタジーS(GIII)を勝ったタガノエリザベート(父スペシャルウィーク)がおり、叔母には19年愛知杯(GIII)を勝ったワンブレスアウェイ(父ステイゴールド)や17年札幌2歳S(GIII)を勝ったロックディスタウン(父オルフェーヴル)がいる。そして近親には04年秋古馬3冠を達成したゼンノロブロイ(父サンデーサイレンス)がおり、活躍馬が多い母系と血統的な魅力は十分。本馬は小柄で幼さがあるが、均整の取れた好馬体をしており、特にトモの造り、容積は小柄ながら目を引く。立ち姿には力強さがあり、動かすとバネや力強さがある。追い切りでは1ハロン毎に加速しており、理想的なラップを刻んでいる。操縦性も良く、初戦からしっかりと力を発揮できそうだ。なお、鞍上には松山弘平騎手を予定している。
☆サーマルウインド
2021年9月11日(土)中京第5R芝1400m戦に出走予定のサーマルウインド。馬名の由来は「熱上昇風。上昇気流に乗るように活躍して欲しい。母系より連想」。牝、鹿毛、2019年3月2日生。美浦・奥村武厩舎。父ドレフォン、母ラフィエスタ、母父スペシャルウィーク。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額2000万円。近親には17年クイーンC(GIII)を勝ったアドマイヤミヤビ(父ハーツクライ)や20年ニュージーランドT(GII)を勝ったルフトシュトローム(父キンシャサノキセキ)がいる。本馬は500kgを越える大型馬で、トモのボリュームには目を見張るものがある。繋ぎは短く、全体的にどっしりとした安定感があり、如何にも短い距離が合いそうなシルエット。前向きな気性とマッチしており、短距離路線で活躍しそうだ。なお、鞍上には川田将雅騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。