近走好走馬が多く面白いメンバー構成となったが、中でもフィアットルクスを本命に推す。目下5連対中の本馬。前々走のブリリアントカップ(SIII)で重賞初挑戦初勝利を飾ると、前走の大井記念(SI)では中央馬と好勝負を演じているミューチャリーやタービランスなど強力なメンバーが揃った中、まずまずのスタートから出して行ってポジションを取りに行き3番手の位置を取ると、3,4コーナー中間あたりで早めにミューチャリーが来て先行馬には苦しい展開となる。逃げたドリームキラリやノーブルサターンが早々と後退していく中、フィアットルクスは直線でも脚をしっかりと伸ばして2着。着差は1秒2差と完敗だったが、前に行った馬たちが軒並み崩れていった中、本馬は3番手からメンバー中2位の上がりを使って2着と展開を考えれば着差ほど力差はないと見る。今年に入ってまだ4戦と大事に使われてきていることもあり消耗が少ない点も魅力的。今の状態ならここも勝ち負け必至だろう。
相手本線は絞れてきて本領発揮のサトノプライム。中央から移籍初戦となった3走前は、移籍直後の一戦だったこともあるだろうが、+17kgと大幅に馬体重が増えていたことも影響して9着。前々走はさらに馬体重が増えたが、それでも一度使われた上、南関東の水に慣れてきたのか最速の上がりを使って3着と徐々に実力を発揮してきた。復調してきた前走の東京記念トライアルでは、出遅れて少し押していったがかかることなく折り合うと、向正面に入るとじわじわとポジションを上げて行ったが、ペースが上がるとすんなり対応できず先頭集団から少し離されてしまう。それでも直線に入りエンジンがかかると素晴らしい伸びを見せ差し切り勝ち。-11kgと馬体が絞れ、実力を発揮できたのだろう。それでも勝負所で離されるなど、まだ良化できる部分があるからやはり力がある。好メンバーが揃った今回でも使われながら状態を上げてきた今なら上位争いになるだろう。
▲はマンガン。
以下、トーセンブル、パストーソまで。
◎(4)フィアットルクス
〇(9)サトノプライム
▲(16)マンガン
△(5)トーセンブル
△(3)パストーソ
買い目
【馬単】4点
(4)→(3)(5)(9)(16)
【3連複1頭軸流し】6点
(4)-(3)(5)(9)(16)
【3連単フォーメーション】9点
(4)→(5)(9)(16)→(3)(5)(9)(16)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。