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ハッシーの中央競馬新馬セレクション【9/25中京・9/26中山】

【今週デビューの注目馬】

☆ホートンプレインズ
 2021年9月25日(土)中京第5R芝1400m戦に出走予定のホートンプレインズ。馬名の由来は「スリランカにある国立公園。母名より連想」。牝、栗毛、2019年2月11日生。栗東・平田修厩舎。父エピファネイア、母リラヴァティ、母父ゼンノロブロイ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額3600万円。母は16年マーメイドS(GIII)の勝ち馬で、半姉には21年チューリップ賞(GII)で3着に入り、桜花賞(GI)に出走したストゥーティ(父モーリス)がおり、伯父には11年ラジオNIKKI杯2歳S(GIII)を勝ったアダムスピーク(父ディープインパクト)や、叔母には16年優駿牝馬(GI)を勝ったシンハライト(父ディープインパクト)がいる。本馬は小柄ではあるものの、良血馬らしく筋肉の質は上質で、柔らかみとバネがある。1週前の坂路での追い切りでは併走馬に遅れたが、馬体の造りから本格化は古馬になってからの印象。さらに軽さがあり芝でスピードを生かす競馬が合うだろう。母や姉のようにリズミカルなフットワークで、切れよりも長く良い脚を使って活躍するだろう。なお、鞍上は福永祐一騎手を予定している。

☆ケリーズノベル
 2021年9月26日(日)中山第5R芝2000m戦に出走予定のケリーズノベル。馬名の由来は「母名より+小説。本馬が長く時代を紡ぐことを願って」。牡、鹿毛、2019年5月7日生。美浦・武井亮厩舎。父ハーツクライ、母テルアケリー、母父Tapit。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルク・ホースクラブの募集馬で総額4500万円。本馬は追い切りではなかなか良いところは見られないが、ひと夏を越して筋肉量が増え、柔軟性もあり馬体的にも血統的にも走っておかしくないものを持っている。ただ、現時点ではトモに緩さがあり、そこが良くなってくれば動きもガラッと変わってくるだろう。初戦向きではないが、将来性は高いと見ている。血統、馬体の造りから距離は長めの距離が合いそうだ。なお、鞍上は菅原明良騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

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