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社会 2020年03月24日 12時10分
高須院長「何で慰安婦像の話にすり替えるの」文化庁に苦言 『トリエンナーレ』に6600万円交付決定が物議
23日、文化庁が昨年、従軍慰安婦を象徴する少女像や、特攻隊を揶揄、昭和天皇の写真を燃やすなどの映像を公開した「あいちトリエンナーレ」の補助金について、全額不交付した決定を見直し、減額交付とすることを決定。これに高須クリニック院長の高須克弥氏が怒りの声を上げた。 「あいちトリエンナーレ」の交付金については、文化庁が会場の安全など重大な事実を認識しながら申告しなかったことなどを理由に、2019年9月、「全額不交付」を決定。イベントに批判的な層から、納得の声が上がっていた。 ところが、少女像や昭和天皇の写真を燃やす映像の公開を事実上認めた、大村秀章愛知県知事がこの決定に異議を唱え、法的措置をチラつかせ抗議。そして、同県は展示会場の安全性に懸念がありながら事前報告しなかったことを認めた上で、経費を減額して再申請する。文化庁は23日になり、約7800万円全額不交付の決定を覆し、約6600万円を交付する決定をした。 このニュースを聞いた高須院長は、自身のTwitterで、「何でメディアは慰安婦像の話しにすり替えるのかな?僕は天皇陛下の玉影に火をつけて燃やして踏みにじる作品が一番許せないのだよ。日本国民の統合の象徴に対する侮辱を文化庁は認めるのか」と憤った。 当該ツイートには2万近い「イイね」がつけられ、「国民の税金を反日に使うのは許せない」「武漢肺炎のどさくさでこんな決定をするのはおかしい」「昭和天皇の肖像に火をつけて燃やす行為を許す文化庁は許せない」と賛同の声が寄せられる。 また、メディアが「昭和天皇の写真を燃やす映像の公開していた」ことを未だにひた隠しにすることを高須院長が批判したことついても、「その通り」「メディアは信用できない」などの声が相次ぐ。ただし、「文化は文化」「トリエンナーレの展示物も芸術」などの反対意見も出た。 文化庁の決定については、三原じゅん子自民党参議院議員がTwitterで、「こんな報道がありました。これが事実なら、きちんと説明をしていただかないと納得できません!」と呟くなど、与党議員からも批判の声が相次いでいる。 今後、文化庁は国民が納得できるような説明を行う必要があるのではないだろうか。記事の引用について高須克弥の公式Twitterより https://twitter.com/katsuyatakasu三原じゅん子の公式Twitterより https://twitter.com/miharajunco
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芸能 2020年03月24日 12時00分
霜降り、四千ら出演の番組Twitterがありえない“誤爆”?『K-1』を痛烈批判で「今すぐクビにして」の声も
お笑い第七世代がメインとして出演する『お笑いG7サミット』(日本テレビ系)が、3月30日に放送される。霜降り明星(せいや・粗品)、ガンバレルーヤ(よしこ・まひる)、エイトブリッジ(別府ともひこ・篠栗たかし)、かが屋(加賀翔・賀屋壮也)、四千頭身(後藤拓実・都築拓紀・石橋遼大)ら、現在、破竹の勢いで業界を盛り上げる第七世代が活躍する番組だけあって、ネットからも注目を浴びている。 しかし、そんな番組に水を差す事件が起きた。番組のTwitter公式アカウントが、新型コロナウイルスで自粛ムードが漂う中、強行開催した格闘技イベント『K-1』のニュースを取り上げ、「この状況でK1を主催する人も、それを観にいく人も残念。選手も出なければよいのに。全員頭が悪いのではないかと思ってしまう」(現在は削除)とつぶやいたのだ。 「おそらく、スタッフが自分の裏アカウントと間違えて投稿してしまったのでしょう。ネットでは、すでに話題になっていて、『お笑いG7サミットの誤爆わろたww』、『これは酷いな 人を馬鹿にするようなスタッフは今すぐクビにしてほしいものだ 出演者が揃ってて楽しみにしてたが絶対に見ない』といった声が相次いでいます」(芸能ライター) 過去には、出版社、携帯ショップ、大手ファストフードの公式アカウントが誤爆。謝罪または削除して、火消し活動に奔走する形となった。一方、映画『銀魂2』のアカウントが、他の映画を絶賛するツイートをして謝罪したことがあったが、こちらは『真面目な人なんだろうな』と称賛の声が出た。 「すでに、番組の収録は終わっているでしょうから、こうしたイジリのうまい霜降り明星あたりが、ラジオ番組などでしっかりイジって、笑いにするのが一番の解決策でしょう」(同上) 定期的に起こる公式アカウントの誤爆ツイート。それが攻撃的なものであればあるほど、深い傷を負ってしまうのは確か。『銀魂2』のように、ピンチをチャンスに変えてほしいものだ。
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芸能 2020年03月24日 12時00分
美女ざんまい「実話劇場」夏目花実インタビュー
恵比寿★マスカッツとしての活動や、志村けんの『バカ殿様』『だいじょうぶだぁ』での物怖じしないアクションで人気を博した夏目花実。ところが、最近はグラビア活動やテレビ出演よりもイラストの執筆に専念。“画伯”の道を歩み始めた!? との噂が…。花実 私いま、肩書きを聞かれると本当に困っちゃうんです。グラビアはもうやってないし、ナレーションのお仕事を1つだけやってるからってタレントでもないし…。イラストを描くのは大好きだけど、胸を張って言えるほどのキャリアもないんですよね。――昔から知ってる人は「どこへ行こうとしてるの?」と思うでしょうね。グラドルとしては、やり切った感があるとか?花実 その逆です。モチベーション的には中途半端だったかな…と思います。たとえば、自分の体に凄く自信があるわけでもないのに、エロく撮られるためのポーズを一生懸命、研究している先輩たちの話を聞いてると、「自分はそこまでの情熱はないな…」と思ってしまうんです。太刀打ちできないなって。もちろん、撮られるのは楽しいし、やり甲斐もあるんですけど、気持ちが中途半端なのがイヤでした。片脚だけ突っ込んでる感じに、申し訳ないという思いがありましたね。――自信がないと言いながらも、ホメられて嬉しかったことはあるでしょ?花実 それはあります。特に私、おへその周りにヘンなホクロがあるんですね。上下斜めにポツポツと。意味ありげというか、キモイというか…。それがコンプレックスでした。ところが撮影スタッフさんに「めっちゃ可愛いね、そのホクロ」と言われてビックリ。それがきっかけで自分の中でとても楽になって、見せることへの抵抗は薄まりました。そうなると今度は、バラエティーなどで「なにそれ、気持ち悪りぃ」と言われるのも、オイシイなと思えるようになれたんです。 2018年頃からイラストレーターとしての活動が増え始め、独自の画風と発想で評判を得た花実。dTV『ゲッターズ飯田の本屋散歩』の番組用イラストデザインや、同じ事務所の今野杏南作、恋愛ウェブ小説『水魚の交わり』の表紙画を担当。通販サイトでは、自身のオリジナルグッズも販売している。花実 絵を描くことは、子供の頃からめっちゃ好きでした。母親に聞いた話によると、幼少期は活発なタイプではなかったみたいで、いわゆる陰キャラ。気づいたら、紙と鉛筆を持ってずーっと描いてたらしいです。――当時はどんな絵を?花実 女の子の絵ばっかりでしたね。それも独特で、女性器を頭に付けてる女の子の絵でした。ヤバイ子って思われてたと思います(笑)。――リアルな女性器?花実 知識がないので、そこまでは…。アニメによくある、猫の口みたいな形でした。そこがエロい部分だということは本能的に分かっていたんでしょうね。――ということは、エロい妄想や願望がその頃から強かったわけだ。花実 そうだと思います。日曜朝の戦隊物とかセーラームーンとか、可愛い女の子のパンチラで、めっちゃ興奮していたほどです(笑)。★10年後はスナックのママ!?――イラストを仕事にしたきっかけは?花実 3、4年前だったかな。描いた絵を、たまにSNSに上げていたんです。「描いてみたよー」みたいな。それを見たマネジャーさんが「絵本とか描いてみたら?」と言ってくれて、驚きました。あくまで趣味のつもりだったし、美大も出ずに、ちゃんとした勉強もしてこなかった私みたいなのが「描いてます」って宣言してもいいの? って。――背中を押されなかったら絶対に無理だった?花実 そうですね。――でも、全員が「イイネ」とは言ってくれないでしょ。花実 はい。「こんなセンスのない絵でなんとかなると思ってるの?」とか、「これをイイネした人の気持ちが分からない」とか。めちゃくちゃヘコみます。ただ、それもこれも私への愛情というか、寂しさなのかなとも思うんです。――というと?花実 私のファンは、バラエティーでイジられて泣きじゃくってる姿とか、芸人さん相手に暴れ回ってるのを応援してくれてたと思うんです。そしたら私が急展開で変わっちゃったから戸惑っているのかな、と。ファッションもメークも、「あの頃の花実ちゃんじゃない」と悲しまれてるんじゃないかとも思うんです。――そう言えば、何年か前にテレビ番組(テレビ東京『ヨソで言わんとい亭』)で「1日2回オナニーしないと落ち着かない」と告白してバズってました。あの時のイメージもファンには強いのでは?花実 あれは正直…失敗したなぁと思ってるんです。――ウソだった?花実 いえ、本当のことを言ったんですけど、反響が予想以上すぎて。今の時代ならそんなに珍しくもないんですけど、当時はグラドルがそういうことを話すのはちょっとタブーだったんです。でも、私自身はオナニーのことを話すのは別に恥ずかしくなかったので、「バラエティーで爪痕を残したい」という野心からブチ込んでしまったんです。――だったら、後悔することもないのでは?花実 その時は反響が嬉しかったんですよ。友だちから「画面をキャプチャーした広告が流れてたよ」と言われたり。ちょっとは有名になれたかも…くらいに思っていました。でも、その後はオナニー専門キャラみたいになっちゃって、聞かれることもそればっかり。当時は、一生懸命『ヒルナンデス!』(日本テレビ系の昼帯番組)に出ようと頑張っていたのに、どんどん遠のいちゃったんです(笑)。――じゃあ、今度は“画伯”としてバズりたいところですね。絵はどれくらいのペースで描いてますか?花実 毎日(SNSに)アップすることもあれば、何も描かない日もあるなど、まちまちです。ユーチューブにハマっているので、そっちも気になっちゃって…。――どんな動画を見る?花実 キャバ嬢のユーチューバーが好きなんです。彼女たちのハングリー精神にリスペクトしているので、私生活を覗くのが楽しくて。私自身も接客業は向いている気がするんですよね。お客さんを楽しませるのが好きだし。10年後には、スナックのママとかやってたら楽しそうかなぁ〜、なんて思っちゃってます。◆なつめはなみ 1994年4月16日生まれ。2014年デビュー。ツイッター@hanami_natsumeインスタグラム@natsume_hanami/
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スポーツ 2020年03月24日 11時45分
巨人、開幕延期で意外な出費がかさむ? 新助っ人サンチェス、“贅沢使い”のおかげで不振を脱却か
早期開幕は絶望的…。日本野球機構(NPB)が、Jリーグとの合同で行われている連絡会議と、12球団代表者会議を経て、「4月24日の開幕を目指す」と発表した(23日)。この決定を受けて、練習試合で大阪入りしていたソフトバンクが福岡にとんぼ返りするなど、ちょっとした混乱も起きていた。 「グラウンド内での動揺、混乱はありませんでした。巨人・菅野など、開幕投手を伝えられた各球団のエースたちは淡々としていました」(ベテラン記者) 一流選手は、自分一人で調整ができる。動じない、流されない強さを持っている。その点はさすがだが、“数字”を突き付けられる経営陣は慌てふためいていた。 「平たく言えば、公式戦が始まらなければ、球団にはお金が入ってきません。選手、スタッフに払う給料のこともあるし」(関係者) 経営がヤバイというわけではない。プロ野球チームも企業なので主要銀行との手続きや関連企業との調整などで忙しいのだろう。 しかし、「お金が掛かる」ということで、外国人投手の適応が遅れた理由も見えてきた。巨人のエンジェル・サンチェス投手だ。昨季最多勝・山口俊投手の抜けた穴を埋める先発候補として獲得したのだが、オープン戦では良いところが見られなかった。 「日本のマウンドが硬いと漏らしていました。スパイクの歯が地面に刺さらないので、力が入らなかったようです」(前出・スポーツ紙記者) しかし、不振の原因は、それだけではなかった。日本のスタイルも影響していた。 「投球がショートバウンドになっただけで、ボールを新しいものと交換しますよね。米マイナー、韓国など、彼のキャリアの中ではこんな贅沢なボールの使い方はしなかったそうです」(球界関係者) たしかに、来日当初から「ボールが滑る」とは話していた。ボール製造のメーカーが異なることによる違和感だと思われたが、そうではなかったのだ。ショートバウンド、ゴロアウトが成立した後など、すぐに新しいボールを支給される。10球と同じボールを使用していない。そのため、手に滑り止めのロージンをつけても、ボールの表面がきれいすぎて、効果がなかった、と。 「キャッチボールでも、10球か20球であえて新しいボールを下ろすなどし、日本スタイルに馴染もうとしていました」(前出・同) 今では「新しいから気持ちがいい」とも話しているという。 「NPBの会見と前後して、日本テレビも定例会見を開いています。プロ野球開幕戦の日程がいまだ決まらないことを受けて、巨人の開幕3連戦を中継できないかもしれないと話していました(地上波放送)。テレビ放映料が入らなければ、けっこうな痛手です」(前出・ベテラン記者) ショートバウンドで土のついたボールの大半は試合で再利用されず、そのままティー打撃などで使う消耗品に回される。サンチェスの調子が上向きになってきたのは、原辰徳監督にとって喜ばしい限り。しかし、どの球団も、「練習するだけで、こんなにボール代が消えていくのか…」と、改めて日本プロ野球界の贅沢さを“痛感”しているのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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芸能 2020年03月24日 11時40分
『100ワニ』コラボカフェの価格まで物議? グッズの製造地も話題の中「誰が行くのよ」の声も
SNS上で話題になった人気漫画「100日後に死ぬワニ」のカフェが開催されることが決定した。 ワニを主人公に100日間連載されていた本作。多くの注目が集まる中、100日目を迎えたが、その直後に映画化やグッズ展開などが発表され、「初めから商業的に展開されていたのでは」と物議を醸していた。 そんな中、「100日後に死ぬワニ」は23日に、東京・池袋と大阪・日本橋にてカフェを展開することを発表。80分入れ替え制で予約金は税抜き500円。ラーメンやカレー、デザートやドリンクなどのカフェメニューが一通り揃っており、グッズも販売されることがアナウンスされていた。 しかし、このメニューについて、コーヒーなどのドリンクが税抜き800円。パフェやティラミスも1000円超え、カレーに至っては税抜き1590円と通常のカフェと比べて高額ということもあり、「ワニが死ぬのを待ってました!とばかりに準備万端ですね」「爺ちゃん死んだから爺ちゃんの顔でキャラ弁作って食べようぜー、みたいな感じ」「こんな高いカフェこのタイミングで誰が行くのよ…」といった呆れ声が聞かれている。 「24日朝現在、公式サイトの予約表を見てみると、開催直後の土日はすべて『残席あり』表示になっており、連載中のファンの多くが引いてしまっているのは明らか。他のジャンルでもコラボカフェというと通常の飲食店の価格より上乗せになっていますが、今回はタイミングが最悪。『100ワニ』については、『無料で連載していたものから利益を得て何が悪い?』という擁護の声も多数聞かれていますが、バッシングを続けているネットユーザーの多くは、死によって終わった連載の直後にグッズ展開などをしていることへの違和感であり、いまだその嚙み合わなさが続いているようです」(芸能ライター) その他にも、ネット上からはさまざまな指摘が聞かれているという。 「このカフェの公式ツイッターアカウントが開設されたのは今年2月で、早い段階から決定していたのは明らか。さらに、『100ワニ』のグッズを巡っても一部が中国製ということが指摘も。中国と言えば、1月中旬の春節以降、新型コロナウイルスが爆発的に流行し、春節明けが3月まで延長されていたこともあり、『春節前から作ってたの?』『連載始まった直後にはもう作ってたのかな』という声が。作者は広告代理店の介入を否定していますが、ネットユーザーは粗探しに暴走しているような状態となっています」(同) 果たして、「100日後に死ぬワニ」のカフェは成功するのだろうか――。
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スポーツ 2020年03月24日 11時00分
オリックス西村監督「もう一度考えなければ…」再延期についてコメント
プロ野球12球団は23日、都内で臨時12球団代表者会議を行い、シーズン開幕を最短で4月24日にする方針であることを発表した。パ・リーグでは、今月24日から来月9日まで練習試合の開催も取りやめる。来月10日から、シーズン開幕に向けた練習試合ないし準備試合が行われる見込みだが、19日に発表された新型コロナウイルス感染症対策専門家会議後に行われた会見で、オーバーシュート(爆発的患者急増)の可能性や、それに伴うロックダウン(外出自粛。移動制限)を指摘されたこともあり、先行きは不透明だ。 特にオーバーシュートの可能性を指摘されている、大阪が本拠地のオリックスの西村徳文監督は「シーズンの開幕が再延期となり、まずは選手の気持ちをどうやってまとめていくかということを考えていかなければいけないと思います。4月24日の開幕を目指すということなので、そこに向かって準備をするということは当然なのかもしれませんが、まだまだ先が見えない状況ですし、もう一度、調整も含めて色々なことを考えなければいけません。誰もが今までに経験したことがないことですので、ファンの皆様と一緒に戦い抜き、無事に開幕を迎えられるよう、この状況が早く終息することを願うばかりです」と球団を通じてコメントを発表。4月10日の開幕を目指して、いろいろと試してきた矢先なだけに、困惑を隠せない様子だ。 NPBの斉藤惇コミッショナーは「オリンピックの延期は想定していない」と発言しており、現在IOCが検討している東京オリンピック、パラリンピックの延期が決まれば、さらなる日程変更が行われるだろう。各チームは2月のキャンプから、開幕日をピークに持っていくことを考えながらやってきているだけに、ゴールの見えないシーズン開幕は、選手にとってコンディション面で悪影響を及ぼす危険性がある。 “見えない敵”との闘いはいつまで続くのだろうか。(どら増田)
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社会 2020年03月24日 07時00分
農家への補助金にまで口出し…新型コロナで“無能”露呈「国連中心主義」の弊害
今度はWHO(世界保健機関)ではなく、WTO(世界貿易機関)からお叱りだ。3月18日、日本の貿易政策に関する審査の報告書をWTOが公表したのだが、それによると日本農業は過保護だという。 いわく、日本の農業分野について、政府による農家への補助金が「経済協力開発機構(OECD)平均の2倍以上だ」との指摘だ。 報告書は、日本の農林水産業は国内総生産(GDP)の1.2%、雇用の3.8%(いずれも2017年)を占めるにすぎないが、「歴史的、文化的に(農林水産業は)重要だと見なされている」と一応の理解を示した上で、日本政府は農水産業界に甘いと、言うならばお節介を焼いているのである。 翻って新型コロナウイルスの対応を巡っては、WHOのテドロス事務局長への批判の声が高まっている。中国をあからさまに擁護するような発言や、テドロス氏の出身国であるエチオピアと中国との親密な関係などから、テドロス氏を中国の傀儡と批判する声も上がる。 今回の新型コロナウイルスを巡る日本政府の対応の遅れは、戦後日本が取ってきた国連中心主義の弊害が顕在化したからだという批判はある程度的を射ている。「中国が米国の国連離れが顕著になっていることに付け込み、支配下に置こうとしているのが明らかになりつつあります。WHOのような例は他にもあるのです。ウィーンに本部を置くIAEA(国際原子力機関)は、昨年7月18日に病死した天野之弥事務局長の後継を巡って中国の工作が始まりました。死後すぐに国連職員の間では、中国が推すコルネル・フェルータ事務局長代行(ルーマニア)に決まったと囁かれたのです。幸い米国の巻き返しでラファエル・グロッシ氏(アルゼンチン)に決まりましたが」(国際ジャーナリスト) 中国は2019年〜21年の国連の通常予算の分担率では米国に次いで第2位。米国は上限の22%、中国は7.921%から12.005%に上昇、日本は逆に9.680%から8.564%に分担率が低下した。中国は国連では日の出の勢いだ。 新型コロナのWHOの対応を見るにつけ、日本も国連中心主義を捨て去った方がいい。
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スポーツ 2020年03月24日 06時30分
史上初の無観客&2DAYS開催となったレッスルマニア、中邑真輔の現位置
世界最大のプロレス団体WWEは21日(日本時間、以下同)、フロリダ州オーランドのパフォーマンスセンターで、主力ブランドであるスマックダウンを開催した。WWEでは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、TVショーを無観客で開催しており、4月6日に開催する世界最大のプロレスイベント『レッスルマニア36』も、パフォーマンスセンターで史上初の無観客試合として開催することを発表したばかりだが、前日の4月5日も、『レッスルマニア36』を開催することを電撃決定した。今年は、世界で2番目のプロレスイベントである新日本プロレスの『レッスルキングダム』も東京ドームで2日間開催しており、奇しくもレッスルマニアもこれに続く形となった。 日本のプロレスファンにとって気になるのは、元新日本プロレスのWWEスーパースター、中邑真輔の現在の立ち位置ではないだろうか。 21日、中邑はセザーロ(withサミ・ゼイン)とともに、抗争を展開するダニエル・ブライアン&ドリュー・グラックとタッグマッチで対戦。インターコンチネンタル王者のゼインがゲスト解説を務める中で試合が始まると、ブライアンがトペ・スイシーダを中邑に放てば、中邑もスライディング・ジャーマンスープレックスからニー・ドロップをブライアンに叩き込んで応戦。さらに、中邑はスピン・キックからセザーロと連携したヒザ攻撃をグラックに叩き込むなど、試合を優位に進めたが、最後はコーナーから飛び込んだブライアンがサンセットフリップでセザーロを丸め込んで、カウント3。中邑&セザーロは因縁のブライアン&グラックに敗れている。 試合後、両チームがバックステージで舌戦を展開すると、ブライアンが王者ゼインにレッスルマニアでのインターコンチネンタル王座挑戦をアピール。これにゼインは「次週、グラックが中邑を倒すことができればな」と条件を突き付けると、中邑は不敵に笑いながらブライアンとグラックを睨みつけた。インターコンチネンタル戦線は中邑を中心に回っていただけに、仲間のゼインに持っていかれている状況は、レッスルマニア直前の中邑にとってなかなか厳しいポジションと言ってもいいだろう。ここからどう巻き返してくるのか注目していきたい。(どら増田)
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社会 2020年03月24日 06時00分
ユーチューバー、14ヶ月前に庭に埋めたハンバーガーを食べ話題にほぼ完食で「体調に変化はない」
ユーチューバーの中には体を張った動画をアップする人も多いが、海外では、とあるユーチューバーの男性が1年以上も前のハンバーガーなどを食べ、話題になっている。 イギリス・ヨークシャーに住む40歳の男性が、14か月前のハンバーガーを食べた動画をYouTubeにアップし、話題になっていると、海外ニュースサイト『News18』と『India News』が3月6日までに報じた。報道によると、男性は2018年11月の自身の誕生日に、友人とともにマクドナルドに行き、ビッグマック、フライドポテト、チョコレートミルクシェイクを購入したという。男性はビッグマック、フライドポテト、チョコレートミルクシェイクをタッパーに入れて友人宅の庭に埋め、1年後の自身の誕生日に掘り起こして食べることにした。 男性は何らかの理由で、1年後の自身の誕生日にビッグマック、フライドポテト、チョコレートミルクシェイクを掘り起こすことができなかったため、誕生日から14か月後に、埋められたビッグマック、フライドポテト、チョコレートミルクシェイクを掘り起こしたそうだ。 男性が友人宅からビッグマック、フライドポテト、チョコレートミルクシェイクを掘り起こすと、ビッグマックとチョコレートミルクシェイクには大きな見た目の変化はなかったものの、フライドポテトには青白いカビが生え、発酵して茶色い汁が出ていた。男性はそれらを持ってマクドナルドに行き、マクドナルドの店内で食べた。 男性は一連の流れを動画に撮影しYouTubeにアップしている。男性は動画で、ビッグマックを食べると、「肉は硬くてバンズは少し濡れているけど食べられる」と話し、フライドポテトについては、「チョークみたいな食感だけど、味はフライドポテトだ。食べられる」と話している。しかし、チョコレートミルクシェイクについては「炭酸のようなシュワシュワした舌触りがある。すでに吐きそうだ。病気になった気分」と話し、吐き気を催しながら飲み込んでいる。男性はフライドポテトを3分の1ほど残したものの、それ以外はほぼ食べ切った。この動画は、2020年3月23日までに7万6000回以上再生されている。動画の最後に、男性は自身の体調について、「全く問題ないよ」と語っているものの、その後、体調に変化があったかどうかは分かっていない。 この動画が世界に広がると、ネット上では「久々に面白い動画だった。体を張ってすごい」「この男性は狂っている。間違いなく食中毒になる」「腐ったハンバーガーを持ち込み、食べるなんてマクドナルドは大迷惑」「子供が面白がって真似するかも。こういう悪影響を与えるユーチューバーは厄介」「見ただけで吐き気がする。40歳の男性がすべき行動ではない。幼稚」などの声が挙がっていた。 海外ニュースサイト『Thrillist』は2017年1月、カビの生えた食べ物を食べることで命の危険を脅かすことはないものの、カビには多くの菌が繁殖しており食中毒になる可能性が高いと明かしている。さらに『Thrillist』によると、アメリカ合衆国農務省は、カビ菌の一種である「アフラトキシン」は癌を引き起こす可能性があると報告しているそうだ。 また同記事は、食品にカビが生えていた場合、カビ部分を取り除いて食べたとしても安全ではないと伝えている。そして、カビは目に見える部分よりさらに奥深くまで生えている可能性があり、カビが生えた食べ物は全て捨てるように推奨している。それから、カビが生えた食べ物に火を通しても全てのカビが死滅するわけではないため、止めるべきだと警告している。 人々を驚かせるような動画を投稿し、話題になることはあるかもしれないが、自身の健康を守ることも考えるべきだろう。記事内の引用について「YouTuber Eats 14-Month-Old Burger to Prove He Can Eat Anything Under the Sun」(News18)よりhttps://www.news18.com/news/buzz/youtuber-eats-14-month-old-burger-to-prove-he-can-eat-anything-under-the-sun-2528125.html「Bizarre! YouTuber Eats One Year McDonald’s Burgers to Prove He Can Eat Anything- Watch Video」(India News)よりhttps://www.india.com/viral/bizarre-youtuber-eats-one-year-mcdonalds-burgers-to-prove-he-can-eat-anything-watch-video-3962938/「Here's What Really Happens if You Eat Mold」(Thrillist)よりhttps://www.thrillist.com/health/nation/what-happens-if-you-eat-mold
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社会 2020年03月24日 06時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第362回 令和恐慌
2019年10月の消費税増税から現在に至る日本の経済危機は、完全に安倍政権による「人災」である。新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の襲来は、さすがに安倍政権に責任はないのでは、と思われたかも知れないが、そんなことはない。 安倍政権は、3月5日になって、ようやく中国全土からの入国規制を決定した(入国規制開始は3月9日)。中国からの入国規制強化が「習近平の国賓来日延期」を受けたものであることは、誰の目にも明らかだった。何しろ、発表されたのが同日なのである。 つまり、安倍総理は、「習近平国家主席を国賓として日本に招く」 に、政治的(政策的、ではない)なメリットがあると判断し、国賓来日にこだわり、結果的に、3月4日までは、「中国全土からの外国人の入国規制に踏み切らなかった」 ということになる。まさに、国民の健康や生命と引き換えに、「習近平国賓来日」路線を貫いたわけだ。 もう一つ。日本国内でCOVID―19の最初の感染者が報じられたのは、’20年1月16日。神奈川県で、中国人の感染者が確認されたのが、国内感染者第1号だ。その後、感染者の報告が相次ぎ、1月27日には、新型コロナウイルスによる感染症が指定感染症に指定された。 安倍政権は、最初の感染者が報じられた時点で、中国全土からの外国人の入国を規制するべきであった。とはいえ、実際に入国規制策が始まったのは、1カ月以上が経過した3月9日。しかも、総理は武漢市封鎖の直後、1月24日から30日まで、〈更に多くの中国の皆様が訪日されることを楽しみにしています〉というメッセージを北京の日本大使館のHPに掲載した。 何しろ、総理自ら中国人の訪日を歓迎する状況が続いたのだ。特に、2月初旬の「さっぽろ雪まつり」には、例年通り大勢の中国人観光客が訪れた。結果的に、北海道で最初のアウトブレイクが発生。2月28日には、北海道知事が3週間の間、道民に週末の外出を控えるよう要請する「緊急事態宣言」が出されるに至る。 安倍総理が1月の時点で入国規制策を講じなかった理由は、4月の習近平国賓来日を控え、中国との関係をこじらせたくなかったことに加え、中国人観光客のインバウンド消費への期待があったことは疑いない。とはいえ、’19年の中国人観光客の日本国内における旅行消費額は、1兆7718億円。’19年の日本の名目GDP(554.5兆円)の、わずか0.32%にすぎないのだ。 0.32%の中国人インバウンドを「惜しみ」、日本にCOVID―19を蔓延させ、インバウンド消費全体が壊滅的打撃を受けることになった。さらには、日本国民の消費も激減。損失額は、最低でも「兆円単位」であろう。 何しろ、安倍総理はイベント自粛や小中高全国一律休校の「要請」により、日本国民の消費マインドをどん底まで叩き落としてしまった。「要請」とは銘打っているものの、イベント主催者や教育関係者側からしてみれば、自粛せずに感染者が出てしまった場合には、「政府は自粛や休校要請をしたにも関わらず、従わなかった」 というわけで、確実に責任を追及されることになる。しかも、イベントの場合は、安倍政権が「大規模なイベントの自粛」と、非常に抽象的な表現をしており、自粛すべき規模の客観的な基準が分からない。となると、「とりあえず、後で責任を追及されるのは嫌だから、自粛しよう」 と、「あらゆる規模のイベント」の主催者が考えるに決まっている。 イベント自粛や小中高全国一律休校以前に、感染症が蔓延し、日々、増え続ける患者数が公表される状況では、国民は自ら外出を控えるようになる。結果、消費が減る。 本稿執筆現在(3月11日)、東京の繁華街は人気が消え、まるでゴーストタウンと化している。飲食店は、夜になってもガラガラだ。 三越銀座店の2月の売上高は、対前年比36.2%減。利益ではなく、売上が3割以上も落ち込んでしまったのだ。さらには、大丸心斎橋店が同45.5%の減少。その他の百貨店も、総じて売上2桁減という異常事態に至っている。 3月9日に発表された’19年10〜12月期のGDP成長率(改定値)は、実質GDPが対前期比▲2.8%、年率換算▲7.1%と、速報値(年率▲6.3%)よりも悪化した。速報値と比べて特に悪化が目立つのが、設備投資だ。民間企業設備では、何と年率換算で▲17.3%と、脅威の落ち込み率になってしまった。 政府は間違いなく「台風のせいだ」と責任転嫁に走るのだろうが、台風が来たからといって、日本国民が消費や投資を年率2桁も減らすはずがない。というよりも、本当に台風のせいでここまでGDPが減ったとすると、むしろそちらのほうが問題だ。台風一発でGDPが年率換算で7%を上回る落ち込みになるなど、どれだけ脆弱な経済なのか。 実際には、’19年10〜12月期のマイナス成長は、消費税増税が原因だ。しかも、その後の安倍政権は’20年1月時点で、中国からの外国人入国を規制せず、COVID―19アウトブレイクを許してしまった。さらに「大規模なイベント」という曖昧な表現で「自粛」を要請し、国民に責任を丸投げし、消費の凄まじい減少を引き起こしてしまった。しかも、国民の所得を強制的に減らしておきながら、まともな損失補償策をパッケージでしか発表していない。 すべて安倍政権の失政なのだ。 日本政府は、すぐにでも以下の対策を打たなければならない。(1)PB黒字化目標の破棄(2)消費税の廃止もしくは一律10%の軽減税率の適用(3)政府の自粛、休校要請で被害を受けた国民、企業への全面的な損失補償(4)消費を喚起するために、国民一人当たり10万円規模の給付金(5)医療、防災等、安全保障強化の「長期計画」を立て、予算をコミットし、企業が安心して設備投資できる状況を作る 財源は、当然ながら国債発行だ。ここまで状況が悪化しているにも関わらず、PB目標破棄や国債増発を決断できないとなると、我が国が「令和恐慌」に突入することが確定する。***************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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