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スポーツ 2020年05月10日 11時00分
ヤクルト・バレンティンが突然のタイム!甲子園の上空から謎の落下物? 試合が一時中断した前代未聞の珍事とは
新型コロナウイルスの影響により、依然として開幕延期が続いている今シーズンのプロ野球。GWが明けた現在でも正式な開幕日は決まっておらず、7月までずれ込むのではないかという見方も強い。 例年通りならば、GW期間から続く連戦が週末にかけて引き続き行われているはずだったこの時期。そのGW明けの連戦中に、過去に例のないハプニングが起こっている。 舞台となったのは、2016年5月8日に甲子園で行われたヤクルト対阪神の一戦。6回裏2死、阪神打者・ゴメスが1ボール1ストライクとなったところで、左翼を守っていたヤクルト・バレンティンが突然タイムを要求。特に体に異変が起こったような仕草は見せていなかったため、この時点では何が起きたのかは分からなかった。 二塁塁審がバレンティンに近づくと、バレンティンは自身の後方を指さして何かをアピール。すると、指さした先には白色で細長い謎の物体が。確認した塁審はひとまずボールボーイに回収を指示したが、物体の正体については判別がついていない様子。同戦はテレビ中継されていたため中断中はカメラで拡大されたが、映像でも白く細長い物体というところまでしか分からなかった。 塁審の後に続きヤクルトの選手も何名か物体を確認しに近づいたが、全員顔を見合わせたり空を見上げたりするだけ。その後ボールボーイがほうきとちりとりで物体を回収したが、当時のネット上は「あれは一体何なんだ、観客が投げ入れるにしては距離が遠すぎるし」、「わざわざ試合止めたぐらいだから危険物だったんじゃないのか?」と騒然となっていた。 物体の正体については、試合後の報道で正体が判明する。報道によると、白い物体の正体は長さ30センチほどの魚の死骸で、甲子園上空を飛んでいた鳥が吐き出したものと推測。強烈な異臭を放っていたといい、バレンティンも「突然空から落ちてきた。すごい臭いだった」と困惑していたという。なお、バレンティンが魚を苦手としていたのか、それとも実は臆病な性格だったのかは不明だが、二塁塁審にアピールした際はかなり怯えた様子だったという。 再開後の同戦はその後何も起こらず、ヤクルトが「5-1」で勝利。ただ、バレンティンは思わぬアクシデントで心を乱されたのか、「3打数無安打・2三振」をからっきしだった。ちなみに、このアクシデントを受けたヤクルトは同月13日から14日にかけ、異臭を放つ魚と鼻をつまむバレンティンの様子をデザインした『バレンティンvs FISH』Tシャツを受注販売している。 甲子園をはじめとした屋外球場では、動物や虫がグラウンド上に乱入し試合が中断することはまれにある。ただ、魚が乱入したケースはこれまでになかったため、前代未聞の珍事としてファンの記憶に強く残る結果となった。文 / 柴田雅人
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社会 2020年05月10日 08時00分
蝶野正洋の黒の履歴書 ★WRESTLE―1の活動休止
武藤敬司選手が興したプロレス団体「WRESTLE―1」が4月1日から活動休止となった。2013年に旗揚げしているから、6年半ほど続いていたことになるね。 武藤さんは、俺も何度か参戦している「プロレスリングマスターズ」もやっている。2月末に開催したマスターズは大成功したんだけど、そのあとすぐに「WRESTLE―1」の休止が発表されて、4月1日に最終戦を行うことになった。 当初は、この最終戦に団体のトップである武藤さんが出場できないという話だった。同じ時期に、武藤さんがアメリカに遠征するというスケジュールがあって、そっちの契約が先に決まってしまっていたみたいでね。 それが、新型コロナウイルスの影響でアメリカの大会が中止になって、武藤選手が出られるようになった。だけど、日本でも新型コロナの影響は大きくて、その最終戦は無観客試合になってしまった。最後までバタバタした終わり方は武藤さんらしいと思ったね。 今回の経緯をみて、ファンからは「武藤は団体愛が薄い」とか「経営力がない」とか、いろいろ批判が出ているみたいだけど、武藤さんは元々そういう人間なんだよ。それがいい所でもあるし、周りの関係者もそんなことは分かっていると思う。 とはいえ、武藤さん自身はけっこう気にしてるんじゃないかな。カラッと陽気なタイプにみえるけど、けっこう繊細で神経質なところがある。「それでハゲたんだよ」って、自分でも言ってたからね(笑)。 俺は「WRESTLE―1」の内情までは分からないけど、やっぱりプロレスの団体経営というのは大変だと思うし、俺にはできないね。プロレスに対しての理想や、後進に伝えたいことはあるけど、ビジネスとしては難しいと思うんだよ。 俺が防災・救命活動の啓蒙で関わっている消防や警察といった組織は、何よりもチームワークがしっかりしてるし、お互いに信じ合って、組織として動くことが1人1人に叩き込まれている。プロレスの世界は真逆で、いかに人を裏切るか。裏切って、裏切って、その人間模様を見せるのがプロレスラーだし、これがプロレスの魅力でもある。 あと、今年2月に発売した『自叙伝 蝶野正洋 -I am CHONO-』(竹書房)を書いていて思ったんだけど、やっぱりプロレスラーという人種は、多かれ少なかれアウトローなんだよ。俺も、まともな学生生活が送れなかったタイプだしな。今は真っ当な人間も多いけど、昔は身体能力は高いけど社会からはみ出してる不良たちを囲って、競争させて、活かしていくというのがプロレス界では多かった。 まぁ、俺はとてもこんなヤツらをまとめられないから、団体経営していくなんてできないってことだよ。 武藤さんも、マスターズは続けるみたいだから、新型コロナが収束したら、またいろいろなプランが出てくるんじゃないかな。 心配なのは、マスターズに出てるプロレスラーはベテランばっかりだから、年々、体力が落ちていること。新型コロナの影響が長引くと、みんな出れなくなるかもしれない。 マスターズを楽しみにしているファンのためにも、1日でも早い新型コロナの収束を願うよ。********************************************蝶野正洋1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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社会 2020年05月10日 07時00分
長引く自粛で虐待やDVが増える? そのワケと予防法は
5月4日に開かれた政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の会議で、緊急事態宣言を31日まで延長することが正式に決まった。安倍晋三首相は4日の記者会見で、外出自粛要請期間の延長を発表。国民は、引き続き長い“ステイホーム週間”を過ごすことになった。 感染への不安や、経済的な問題に関する不安といったストレス状態が続く中、外出自粛により家族との時間が増えた。これまで取りづらかった時間の中で絆を深める家族もいる一方で、虐待やDVといった家庭内トラブルが増加するリスクがあることも無視できない。 学校の休校や休園は延長され、毎日3食分のメニューを考えなければいけなくなったり、散らかされる部屋を片付ける頻度が増えたり、いつもより多く子供の要求に応えなければいけなかったりと、母親の家事や育児の負担は増加するばかりだ。 また、親は自宅にいても仕事をしなければならなかったり家事があったりと、ずっと子供の相手をしてやれるわけではない。いつも親とのスキンシップを求めている小さな子供にとっては、コロナ禍にある現在の状況を理解できないまま、一緒にいるのに相手をしてもらえないことがストレスになる。自分の気持ちをうまく伝えることができない小さなこどもは、泣いたりわめいたりすることで不満を表現するが、親にとってはこれもまたストレスとなる。 遊びたい盛りの小学生は、以前のように友達と自由に遊ぶことができず、その状況がさらに延びることでストレスを抱えるだろう。思春期や反抗期を迎え、もともと親との関係が思わしくない中高生にとっては、学校に行って気分転換することもできず、親とずっと一緒に過ごさなければならず、ストレスをためやすい状況が続くことになる。そこで無理矢理外出したとしても、さらに親とのトラブルが増え、お互いのストレスは増加してしまう。 親は、感染や家計への不安、家事や育児の負担といったストレスに加え、子供の泣きわめく声や、「遊びに行きたい」という要求への対応、反抗的な態度など、思い通りにいかない子供たちの様子が怒りの引き金になりやすい。そして、第三者の目がなく、客観的になりにくい閉鎖的な環境の下では、感情をコントロールすることが難しくなる。その結果、子供に対する身体的な虐待や、必要以上の罵倒、存在を無視するどの心理的虐待、あるいは夫婦間でのDVが起こりやすくなる可能性がある。また、たとえ子供に対して直接的な身体的・精神的暴力がなかったとしても、子供が夫婦間の暴力や、罵り合いなどの険悪な雰囲気の中にいるだけで、子供の心の成長に好ましくない影響がある。 虐待やDVだと自分でも分からず特に意識せずにかける何気ない一言が、思いがけず相手の心を深く傷つけていることもある。距離が近い関係だからこそ、相手の心を私物化しやすくなったり、相手の気持ちに鈍感になりやすいのだ。 意識的にしろ無意識的にしろ、虐待やDVを予防するためには、まず自分や家族にもそうした事態を引き起こしてしまう可能性があることを自覚しておくことが大事だ。そして、何気ない虐待やDVがいかに子供の成長にとって悪影響を及ぼすか理解することが必要である。 そして、家庭内不和に陥らないためには、まず家庭の基盤である夫婦が健全な精神状態を保つことが必要。夫婦がお互いをいたわりながら、それぞれがストレスを軽減できるように協力して対策を立てると円満な家庭を維持しやすい。例えば、小さな子供のいる家庭では、「1日2時間」など具体的な時間を決めてお互いに1人で休憩できる時間を持てるようにすると、少しでもストレスが解消でき、育児の負担が片方だけに大きく偏るのを防ぐことができる。また、家事や育児の役割分担をする際には、互いの出来具合の悪さを責めるなどしてはいけない。不要なストレスをためてしまわないよう、思いやりを持って接することが大切である。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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社会 2020年05月10日 06時00分
本好きのリビドー
悦楽の1冊『あのころ、早稲田で』 中野翠 文春文庫 720円(本体価格)★懐かしくも恥多き青春を振り返る 古くは尾崎士郎の『人生劇場』、五木寛之『青春の門』、近くは村上春樹『ノルウェイの森』といった文学史上屈指の人気作品の舞台として、また、石橋湛山から野田佳彦まで東大以外では最多7人の宰相を輩出した場所として、あるいは赤塚不二夫の『天才バカボン』のパパが卒業した迷門「バカ田大学」のモデルとして、よくも悪くも日本一のメジャー私大である早稲田大学。 ’60年代半ば以降の最も学生運動が過激さを増す頃に、“立派な左翼になりたくて”政経学部に入学した著者による当時のキャンパス・ライフ(死語か?)の回想だが、その印象は予想外にいたって牧歌的なもの。 ただし随所にやはり全共闘世代の発想を感じさせる記述は勿論あって、例えば、’69年にテレビ版が映画化されて始まった「寅さん」シリーズを指して“『男はつらいよ』における柴又の町って、天皇制のミニチュアのようなものじゃない? 中心に御前様という「聖なるもの」がいる。父性を体現する人物がいる(しかも、それを演じているのが、あの笠智衆だ!)。 その存在はインサイダーもアウトサイダーも隔てなく受け入れている。御前様を中心にした俗人たちの世界”…などと言われると’74年生まれの筆者など「はあ、左様ですか」と返すほかない。今見るとむしろタコ社長の印刷工場で働く「若者たち」の描写に、臭さ満点に象徴される山田洋次監督の隠れ共産党=民青系センスがだだ漏れな気がするだけだが、さていかに。 同期生だった思想家・呉智英氏との巻末対談が楽しい。「何にも知らんのだな〜ほんとに」と著者にボヤきつつ大学の歴史を繙き、校風の正体を解き、自らの青春を笑いを混えて語る手際が、真摯かつ紳士だ。(黒椿椿十郎/文芸評論家)【昇天の1冊】『特別少年院物語』(大洋図書/1500円+税)は、暴走族関東連合の元リーダー・石元太一による自伝だ。 石元は平成28年、六本木クラブ襲撃事件に加担したとして懲役15年が確定し現在服役中だが、そもそも10代の大半を鑑別所や少年院ですごしている。「まともに学校に通わなかった俺にとって、すべてを教えてくれた場所」という思いから刊行した。本州最北の青森少年院ですごした約2年の日々を回顧している。 石元が少年院に送致されたのは、平成12年に起こしたボウリング場での殺人事件による。裁判で事件の首謀者と認定され、青森へと送られた。そこで出会った院生、教官らとの交流やトラブルを軸に、暴力と涙の青春を生々しく綴る。 無情で世知辛く、年に一度の体育祭が楽しみだったことや、食事の献立会議で肉じゃがの味付けに注文をつけたエピソード、母との面会の様子や、少年院の見取り図まで掲載しており、内部に入ったことがない者は興味津々だ。 また、石元は少年院で起きた暴動も首謀する。これはトラブルのあった院生の出院を阻止しようとして決行したと告白し、その経緯も明かす。剥き出しの負けん気の強さと反骨心が生々しい。 暴力の話だけではない。親身になってくれた教官たち―いわば恩師といえる大人たちへの若さゆえの反抗も赤裸々に語り、いつか感謝を込めて講演活動をしてみたい…と。今は服役中の身でかなわぬ希望だが、凶暴のワルといわれる男の実直な内面が垣間見られる。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)【話題の1冊】著者インタビュー 町田康 しらふで生きる 大酒飲みの決断 幻冬舎 1,500円(本体価格)★酒をやめて文章の質も上がったかな(笑)――酒豪生活を30年間続けていたそうですね。なぜ、「酒をやめよう」と思い立ったのでしょうか?町田 酒豪生活30年、というとなにかすごそうですが、そんなことはなく、ただの酒飲みでした。やめたことについて言葉にできる明確な理由はなく、ある日、なんとなく思い立ってやめました。飲みすぎて動悸がするようなことが何度かあったので、漠然とした危機感のようなものがあったのかもしれないですね。しかし、そうした身体面より、精神面の不安の方が大きかったのかもしれません。――禁酒はちゃくちゃくと進み、ついには飲まない状態が正気になります。一番の変化はなんでしたか?町田 急がなくなったことですね。酒を飲んでいたときは、なにをしていても「早く終わらせて酒を飲もう」という考えが常にあり、心ここに在らずという感じでした。その結果、多くの人生にとって大事なことを見すごしてきたように思います。この世には一見取るに足らぬことのように見えて、立ち止まって目を凝らし、耳をすますことによって、鮮やかに立ち上がってくるよきものがあることを、酒をやめたことによって知りました。――酒をやめてマイナスになった部分はありますか?町田 以前から希薄だった、食への興味・関心をまったく失したことですね。他には、かつて酒席を共にした友人に裏切り者呼ばわりされることです。 金を遣わないので貯まってしまうことや、本を読む時間が増えたため、小説を書きたくなり、いま抱えているだけでいっぱいいっぱいなのに、また新しいことを始めそうになってしまうことがあります。――酒をやめたことで執筆に影響はありましたか?町田 以前より仕事がはかどるようになりましたね。この辺でやめておこうと思いつつ、新しいことが思い浮かび、そのまま書き続けるなどして、1日に書く量が増えました。 内容がよくなったかどうか、読む人がどう思うかは分かりませんが、自分では質も上がったように感じています。気のせいかもしれませんが(笑)。――今まで酒を飲んでいた時間は、現在、どのように活用しているのでしょうか?町田 家事、思索、読書、詩作などです。家事は結果がすぐ出るので楽しいし、掃除をすれば綺麗になる。酒を飲んでいるときは、そうしたことをないがしろにしていたので、楽しみ、面白さを味わう余裕がありませんでした。時間は活用しなければしないほど充実するように思います。_(聞き手/程原ケン)町田康(まちだ・こう)1962年大阪府生まれ。町田町蔵の名で歌手活動を始め、’81年パンクバンド・INUの『メシ喰うな』でレコードデビュー。俳優としても活躍する。’96年、初の小説『くっすん大黒』を発表。2000年『きれぎれ』で芥川賞を受賞。
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社会 2020年05月10日 06時00分
トイレで放火、店員に頭突き…パチンコ店の客が起こしたありえない事件
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発令で、営業自粛要請が出たものの、一部店舗がそれを無視する形となったパチンコ店。 事実上ギャンブルであることから、依存症に陥る人も存在し、新型コロナウイルス感染拡大の不安があるにもかかわらず、営業を続ける店舗に人が集まり、世間を驚かせた。そんなパチンコにハマった人々が、ありえないような事件を起こすことも。 今回は、そんなパチンコ店で起こした客の異常行動を紹介したい。・負けた腹いせに頭突き 北海道札幌市豊平区で、緊急事態宣言発令下で外出自粛要請が出されていた今年4月23日、33歳会社員の男がパチンコ屋に入店。数万円負けた後、玉を入れる箱をゴミ箱に捨てた。それを20代の店員が注意すると、男は逆上し、顔にヘッドバットし、暴行の現行犯で逮捕された。警察の取り調べに対し、「カッとなってやってしまった」と話しているという。パチンコ店に行かなければ、カッとすることもなかったはずだが…。・放火 今年3月6日、埼玉県行田市のパチンコ店で、トイレの個室から煙が出る事件が発生。客が発見し直ちに店員が駆けつけると、トイレットペーパーに火がついており、消し止める。幸い壁が焦げるなどしたが、けが人などは出なかった。犯人は逃走したが、防犯カメラから同市内に住む56歳の男の犯行であることが判明。同12日に現住建造物等放火未遂罪で逮捕される。一歩間違えれば大惨事となった放火の理由は、「パチンコで負けた腹いせ」とのこと。そして、「店を燃やすつもりはなかった」とうそぶいたという。・スロットの台を壊す 今年1月30日、佐賀県武雄市のパチンコ店で、スロットの当たりが来ないことに苛立った51歳無職の男が、スロットの台を何度も叩く行動に出る。 すると液晶の画面が消え、音も無音に。おそらく相当強い勢いで叩いたものと思われる。結局、男は器物損壊の疑いで現行犯逮捕された。警察の取り調べに対し、「壊れるほどは叩いていない」と、壊れたにも関わらず意味不明な供述をしたという。実際に壊しているのだが…。 グレーゾーンということもあり、一部からその存在を問う声もあるパチンコ店。大半の店は要請を受けているため、業界に処罰はあり得ないが、その存在が社会にどのような影響を与えているのか、検証する必要がある。
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芸能 2020年05月09日 23時00分
香月弘美【享年】21【死亡年】1958年 タカラジェンヌは舞台以上で真っ二つに切り裂かれたーー(他)
現役時代は宝塚歌劇団の娘役として人気を博していた。事故が発生したのは1958年4月、かぜで降板した団員の代役を務めていた香月は、舞台に設置されたセリ(昇降装置)で下降する際、舞台衣装のスカートがシャフトに絡みついてしまい、そのまま体を強くひっぱられた。しかも、不運なことに彼女は腰回りに鉄製のベルトを巻いていて、それが彼女の胴体を切断してしまったのだ。当時、香月とともにセリに乗っていた共演者によれば、舞台から下降した直後に「やめてー!」という彼女の絶叫が聞こえた後、驚いて振り向くとすでに命を失った香月の姿があったという。その様子に異常を感じた舞台スタッフが香月に駆け寄ると、彼女の体は真っ二つに引き裂かれていて、シャフトに巻きこまれた足は潰されていた。国内での舞台公演中の死亡事故は現在にいたるまでこの事例のみ。香月は多くの女性が立つことを夢見る、華やかな舞台で死を迎えてしまったのだ。坂本九【享年】43【死亡年】1985年国民的歌手の命を奪った飛行機事故! 60年代から数々のヒット曲を生み出し、特に1963年に発売された『上を向いて歩こう』は『SUKIYAKI』の名で、全米でもヒットチャート1位を記録した。85年8月、大阪に向かうために日本航空機123便に搭乗した坂本は墜落事故に遭遇して死亡した。不運なことに普段は他の航空会社を利用していたが、当日は満席であったため、やむをえず日航機に乗っていたという。この事故は墜落の原因となった故障の発生後、約30分ほど飛行し続けていたため、遺書など犠牲者たちの声が多く残されているが、当日にカセットテープを持っていたにもかかわらず坂本の声は記録されていない。犠牲者たちの遺体は墜落の衝撃で四散し判別は困難だったが、生前に身につけていたペンダントによって坂本の遺体は確認された。なお遺体は胴体部しか残っていなかった。今でも各地で歌われ続けている坂本の曲だが、日本航空の機内では絶対に使用されることはないという。桜塚やっくん【享年】37【死亡年】2013年再始動の最中の壮絶な事故死! 2006年から「桜塚やっくん」の芸名で活動を始め、スケバン風の衣装でネタを行い一躍人気者となった。だがそのブームも長くは続かなかった。俳優活動を行うなど新しい道を模索するも再ブレイクには至らず、10年ごろからは女装バンド「美女♂menZ」のボーカルとして活動していた。しかし13年10月5日、地方公演に向かうために高速道路上で運転中、中央分離帯に衝突。状況確認のために車外に出たところ、後続車にはねられて事故死した。現場に居合わせていた美女♂menZのメンバーによれば、事故直後は両目を見開いたまま血まみれになっていたという。遺体を解剖したところ、心臓破裂が死亡の原因になったことが判明。迷走を続けていた彼が、ようやく再浮上のきっかけを手にした最中での出来事だっただけに、関係者をはじめ多くの人々が無念な思いに駆られた。なお死亡日のCS放送では、皮肉なことに彼のネタが一挙3話も再放送されていた。
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ミステリー 2020年05月09日 23時00分
良い香りで邪気を祓う 端午の節句の「菖蒲」
5月5日は端午の節句。日本ではこどもの日とされ、祝日の一つとなっている。 元々は中国で病気や災厄除けを祈願する行事だったものが日本に伝わり、厄除けの菖蒲を飾ったり、ヨモギなどの薬草を摘み、病気や禍をもたらす悪鬼を退治する行事となって定着していった。その後、武家が力を持つようになると、菖蒲が「武を尊ぶ」という意味の「尚武(しょうぶ)」という言葉と結び付けられ、江戸時代に男の子の成長を願う行事へと姿を変えていくことになる。 そもそも旧暦の5月は梅雨の時期であり、カビが生えやすく体調も崩しやすい時期であった。当時の人々は、病気や災害などはそれをもたらす悪鬼によるものと考えていたため、それを祓う別の行事も存在していた。いわゆる「さつき忌み」と言うもので、田植え前に身を清めた女性が菖蒲やヨモギで屋根をふいた小屋にこもり、中で神を迎えるというものだった。宮中行事である端午の節会でも、香りの強い菖蒲を身に付けたり、菖蒲を丸く固めたものを飾っていた。 さて、菖蒲やヨモギが用いられた理由の一つに、その強い香りがある。西洋のニンニクしかり、昔から強い香りを放つものは邪気を祓ったり清めたりすると考えられていた。特に清涼感のある良い香りを放ち、また武家の台頭する時代には真っ直ぐ伸びる葉が刀と似ているとされたことから、邪気祓いに用いられるようになった。菖蒲の根を細かく刻んで入れる菖蒲酒を飲んだり、室町時代には風呂に入れて楽しむ菖蒲湯の習慣も生まれるようになった。 ちなみに、菖蒲と言うと、美しい紫色の花を咲かせるハナショウブと混同しがちだが、邪気払いに用いられる菖蒲はまた別物である。葉の形状は似ているが、一番の特徴は花の形だ。菖蒲の花は緑色で円柱状の肉穂花序(にくすいかじょ)となっており、葉の途中から5センチ程度の穂が生えたような形になっている。 目立つ花が咲くわけではないので、アヤメやハナショウブと違って自然界で見つけるのは大変かもしれないが、探してみてはいかがだろうか。(山口敏太郎)
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芸能 2020年05月09日 22時30分
年内帰国も難しい? コロナで復帰が遅れそうなJUMP岡本
18年に米国留学のためグループ活動を休止し、今年の9月にはグループに復帰する予定だったHey! Say! JUMPの岡本圭人だが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で帰国が遅れる可能性が浮上していることを、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じている。 岡本は18年8月を以ってグループでの活動を一時休止。同中旬に渡米し、9月から2年間、ニューヨークで芝居や音楽を学ぶことを発表していた。 岡本は元「男闘呼組」の岡本健一を父に持ち、9歳から5年間の英国留学経験があり、英語が堪能。12年に上智大学国際教養学部に一般入試で合格したものの、17年夏に退学したこともあり、芸能活動を始めた時に掲げた「仕事と学業の両立」ができず、悔しい思いをしていたことから留学を決意。 留学先の演劇学校「アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ ニューヨーク校」は、135年の歴史を誇る米国最古の演劇分野の専門教育機関。過去には米俳優ロバート・レッドフォードや、女優アン・ハサウェイらを輩出している。 「グループの活動にやりがいが見出せず、学業も中途半端。父親に相談したところ留学を後押ししてくれたようだ」(芸能記者) 米国でもコロナが猛威を振るっているが、全米の中でもニューヨークは感染者が多く、現在もロックダウン中で学校どころではないのが現状だ。 同誌によると、同校の授業はすべて中止になり、4月に行う予定だった卒業式と6月に行う予定だった卒業公演が中止に。 卒業公演は、現地のマスコミや舞台関係者も注目する一大イベント。今後の仕事につがなる可能性もあって、岡本は並々ならぬ意気込みだというが、最悪の場合、年内に帰国できない可能性もありそうだというのだ。 おそらく、JUMPは今年も大みそかの紅白に出場すると思われるが、岡本は間に合うか?
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レジャー 2020年05月09日 22時00分
女がドン引く瞬間〜箸の最悪な使い方〜
デートで食事に行ったものの、相手の食事マナーの悪さにドン引きしてしまったという人は多い。由那さん(仮名・25歳)は、仲の良い男性と雰囲気のいいお店を訪れた際、我慢できないことがあったという。 「男性にいくら素敵なレストランに連れて行かれたとしても、食事マナーが悪いとガッカリします。そこは静かなお店だったのですが、相手男性は音を立てて食べるクチャラーだったのです。クチャクチャという音が店内に響いて恥ずかしかったです。また、その彼は別の店でも、お茶碗にご飯粒をたくさん残すような人で、残念に思いました」 その男性は、箸の使い方などもうまく出来ていなかったようで、次第に由那さんの気持ちは冷めていったという。さらに、ある時は、上司から食事の席で思わぬセクハラを受けたこともあったという。 「箸と言えば、嫌な思い出があります。男性の中には、女性の二の腕に強い興味を示す人がいますよね。私の上司も二の腕が好きらしく、飲み会の際、『あれ、こんなところに美味しそうなお肉が』と箸で私の二の腕を挟んできたのです。本人はギャグのつもりかもしれませんが、全く面白くないですし、セクハラなのでドン引きしました」 その時は笑って済ませてしまったという由那さん。今後、同じようなことがあれば、きっぱりと断る態度で示していくという。写真・ OiMax
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芸能 2020年05月09日 22時00分
〈貞淑美女タレントの性白書〉 1985年アイドル四天王「五十路淫猥女性器」浅香唯、中山美穂、南野陽子、斉藤由貴(1)
浅香唯、中山美穂、南野陽子、斉藤由貴の4人は、いずれも1985年(昭和60年)にデビューした“同期生”だ。「他にも何人かいますが、今も第一線級で生き残っているのは、この4人。今年はデビュー35周年のメモリアルイヤーですが、各自、色々なことがありました」(芸能レポーター) 浅香唯は1969年12月4日、宮崎県宮崎市出身の50歳。1984年、『少女コミック』主催の“ザ・スカウトオーディション’84”に応募する。「同誌に連載された漫画『シューティングスター』のヒロインの名を冠した“浅香唯”賞を受賞。これが芸名となりました。東京への憧れから応募したそうです」(芸能プロ関係者) そして1985年6月、シングル『夏少女』で歌手デビューした。当時のキャッチコピーは、“フェニックスから来た少女”というものだった。「何のひねりもない、シンプルなものでしたが、モノ凄くキレイな美少女でした」(アイドルライター) 1986年、連ドラ『スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇』(フジテレビ系)出演で大ブレーク。人気アイドルの仲間入りを果たした。 しかし、1993年、思うところあって芸能界から一時休業。翌年、本名の川崎亜紀名義で写真集『FAKE LOVE』(KKベストセラーズ)を発表し、カムバックした。「スワッ、ヘアヌードで復帰か? と騒がれましたが、フツーの写真集でした。もっとも、世はヘアヌード写真集ブームでしたから、全裸も撮っていると噂された。しかも、大事な秘所は“パイパン”の尾ヒレまでついたものです」(芸能ライター・小松立志氏) 1997年、芸名を元の浅香唯に戻し、以後、幅広い分野で活躍している。「NHKの大河ドラマ『平清盛』(2012年)にも出演しましたし、先頃亡くなった志村けんさんの舞台にも立ちました。志村さんからは“笑いのセンスがある”と大層ほめられたそうです。トーク術も上手です」(テレビ局関係者) 昨年夏には、『唯・結花・由真三姉妹コンサート〜Remember2019〜』を開催。話題になった。「同コンサートは『スケバン刑事Ⅲ』に出演した浅香、大西結花、中村由真の“風間三姉妹”が勢揃いしたファンにとっては嬉しい一大イベントでした」(芸能関係者) プライベートでは、2002年に結婚。2007年9月、長女を出産している。「とても50歳には見えませんね。5月放送予定のテレビ宮崎開局50周年ドラマ『ひまわりっ〜宮崎レジェンド〜』にヒロインの母親で出演しています。地元への恩返しとともに、お母さん役もできる女優としてウイングを広げています」(前出・テレビ局関係者)(明日に続く)
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春香クリスティーン芸能活動休止「まだまだ自分に足りない部分が多い」
2017年11月21日 12時24分
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芸能
元NMB48・須藤凜々花が総選挙での結婚宣言の真意を激白
2017年11月21日 12時21分
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芸能
キムタク頼みも今や昔! 『テレ朝』が捻り出したドラマ“全員主役”の苦肉の策
2017年11月21日 12時00分
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社会
孫正義氏 次なる封じ手は「Jリーグ」進出! 狙うは『東京FC』『東京ヴェルディ』
2017年11月21日 10時00分
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芸能
朝ドラのヒロイン決定で“禁欲生活”を強いられる広瀬すず
2017年11月21日 00時00分
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芸能
夫の事務所との法廷バトルがスタートした松居一代
2017年11月20日 22時59分
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芸能
急病ダウンの浜崎あゆみ、実は遊び疲れ?海外旅行発覚で批判の声
2017年11月20日 22時54分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分