長谷川氏は同番組のなかで、少子化問題について「女性が発情するような良い男を作らなければダメ」と発言。そして、「日本男児の倫理や教育を直さなければならない。今の日本男児が狂ってる」と指摘。
さらに、「最近の若い子どうですか? 女性のこと命をかけて守るか、子供を死んでも守る覚悟があるか。守らないですよ。ヤれりゃすぐ浮気ですよ。子供を守るくらいだったら、まず自分の趣味ですよ」と激怒する。
そのうえで、「30歳なのに、5年6年付き合っている女性のことを延々ほったらかしている男、全員死刑だよ。殺せそんな奴ら。僕はそんな連中は生きている価値ないと思ってるんです」と発言。
その後、あくまでも自分の意見とし、「こんなことを言ったら、どうせ炎上でしょ。どうせ苦情でしょ」と自虐的な発言を行う。
さらに、「僕はテレビ大阪の取った、ネットで炎上したからクビという判断は100%間違ってる」としたうえで、「嫌われる勇気のある政治家を生みたかった」「僕は暴れるだけ暴れて問題提起をしたかったが、日本人は受け入れるの嫌なんでしょうね」と皮肉った。
本人としては一種の問題提起だったようだが、ネットユーザーは大激怒。「男性差別だ」「炎上商法だ」と批判があがり、なかには「史上最大の暴言」と断罪する声もあった。
「長谷川氏は人工透析患者を『殺せ』と発言したことで仕事を失い、その後『反省した』として選挙に出馬しました。ところが、発言の代償は大きく、当人が何度釈明しても、イメージを覆すことはできなかった。選挙だからと付け焼刃で良い人になっても、ダメだということ。そして、今回の『独身男性を殺せ』という発言は、結局、彼が差別主義者であることをまたも露呈し、まったく反省していないことがわかってしまった。この発言で、おそらく日本維新の会も彼を見限るでしょう」(永田町関係者)
なお、長谷川氏は番組の最後で、『激論!長谷川豊の本気論、本音論TV」』(FRESH)の休止を発表。日本維新の会との関係についても悪化を口にし、「自分の生活を立て直す」と宣言している。
さらに、ブログについても更新回数を減らすことを示唆。表舞台からは去らざるを得ない状況になっているようだ。
自業自得にしか思えないが…。