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芸能ニュース 2010年12月09日 19時00分
ジェニファー・アニストン、元カレたちを同じパーティーに招待!
ジェニファー・アニストンが、元カレ3人をパーティー呼んだ。 2005年にブラッド・ピットと破局して以来、男運がないジェニファー、4日土曜日、ビバリーヒルズの自宅で150人の友人を招待したパーティーを開いた。招待客の中には、元カレのジェラルド・バトラーやクリストファー・ガーティン、更には高校時代の元BFなども含まれていた。 ある情報筋は、「ちょっと気まずい感じでしたが、ジェニファーは上手くこなしていました。彼女は元カレと仲良くするが良い事だと思っていましたが、男性たちは同じ場所に一緒にいることに妙な感じだったみたいです」と語った。 そのパーティーに出席したトム・ハンクスがダンスを披露した横では、前日のトークショーでブラッド・ピットの現パートナー、アンジェリーナ・ジョリーを「家庭崩壊を導いた愛人だ」と罵ったトーク番組司会者のチェルシー・ハンドラーとジェニファーの白熱した会話が目撃されていた。 前述の情報筋は、デイリー・ミラー紙に、「ジェニファーはチェルシーに話しかけ、かなり興奮した様子でしたが、意見は一致していたようでした。ジェニファーがチェルシーに反論していたようには見えませんでした」「その晩遅くに、トム・ハンクスはディスコ・ダンス賞をゲットしていました」 またコートニー・コックスが、自分の離婚騒動に関してジェニファーがサポートしてくれた事を感謝したという。 11年の結婚生活の破綻を迎えたコートニーは、ジェニファーなしではきっとこの件を対処できなかったのではないかと語った。 「ジェニファーはずっと見事だったわ。心の支えを得られるいい友達って必要よね」
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芸能ニュース 2010年12月09日 19時00分
ケイティ・ペリー、ケイティ・ブランドへ名前変更!?
ケイティ・ペリーが、夫の名字、「ブランド」に変える予定らしい…。 10月にイギリス人コメディアンのラッセル・ブランドと結婚したケイティ、周りの人々から「ミセス・ブランド」と呼ばれるのが大好きで、夫の名字をとることを現在検討中だという。 「(名字を変えることを)実際に考えているわ。イベントとかで、誰かが私を振り向かせたい時、『ミセス・ブランド!』って呼ぶの。そしたら『キャー』って感じになっちゃうわ!」と、ケイトは「キャー」の瞬間の様子を、頭を振り回し身ぶり手振りで表した。 ケイティは、ラッセルと最近の新作映画『テンペスト』と『アーサー』の2本で共演しているヘレン・ミレンが、ケイティに「とても嫉妬している」とジョークを飛ばした。 ケイティは、米トーク番組でエレン・デジェネレスに、「そうなの、彼女には私の男に近づかないで欲しいわ」「でも、ある意味いろいろと大変だから、誰かが責任の一部を引き受けてくれることは構わないかしら」と話した。 一緒に仕事をしたことで、ヘレンとラッセルはとても親しくなったらしく、先日へレンは、彼の使用済みアンダーウエアという一風変わったプレゼントをもらったエピソードを語った。 「ラッセルの黄色いパンツを所有していることをとっても誇りに思っているわ。ちょっと汚れている、と付け足しておくけどね」 やんちゃでかなりのイタズラ好きでのラッセル、しかしヘレンは、彼が現場ではとてもプロ意識の高い行動だったと話している。 「彼は独創的で創造力豊かで、信じられないほどエネルギーに溢れた人だわ。でも全然、ワイルドだとか無秩序だとか、手に負えないほど無茶苦茶なんかじゃないわよ」
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芸能ニュース 2010年12月09日 19時00分
サルマ・ハエック「かつては不法滞在者だった!!」
サルマ・ハエックは、以前は不法滞在者だった。 子供時代に一時ニューオーリンズの学校へ通った後、演劇を学ぶため1991年にロサンゼルスに移ったメキシコ出身のサルマは、短期間だけアメリカに不法滞在していたという。「私はアメリカ合衆国の不法滞在者だったことがあるの。ごくわずかな期間だったけど、事実よ」とスペイン版Vに話す。 現在アメリカ市民権を得たサルマは、映画界でのキャリアを始めた当初、誰もメキシコ人を主役として起用したがらなかったために、業界に人種差別があると感じていたと語った。 「始めたばかりの頃は、ハリウッドにおける人種差別という辛い時期に耐える必要があったわ」「アメリカ人の監督やプロデューサーにとって、メキシコ人女性を主役に起用するというのは、有り得ないことだったの」 今年になってサルマは、ハリウッドが遂にラテンのスターたちを受け入れるようになったとコメントした。 「ハリウッドは間違いなく成長したわ。ラテン系の人々をその世界に受け入れるって言う意味で。だって私達が存在していないような時期もあったから。どの話の中にも起用されていなかったの」「アメリカ国内には4千万人というラテン人種がいるのに、おかしいわ。そのドアを開いたごくわずかな世代の人々の一部に私が入れたことは、とても恵まれたことだと思っている。でも私1人の力ではなかったの。ジェニファー・ロペスもその一部だったし。それにリッキー・マーティンもとても大きな役割を果たしていたわ。一部の人達と素晴らしいタイミングのおかげよ」
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芸能ニュース 2010年12月09日 19時00分
ブレイク・ライヴリー、『シャネル』の新キャンペーンガールに!!
ブレイク・ライヴリーが、『シャネル』の顔になる。 『ゴシップガール』で人気のブレイク、『シャネル』のハンドバッグの新しい広告キャンペーンに登場する。E! ニュースによると、先日パリにて撮影を済ませたという。このキャンペーンは、来年初旬からスタートする。 ブレイクは、『シャネル』のデザイナー、カール・ラガーフェルドと交友があり、7月に行なわれたパリ・オートー・クチュール・ファッション・ウィークにおける『シャネル・オート・クチュール・ショー』では、最前列に陣取っていた。 『シャネル』の新しい顔となるブレイクは、またお手頃なハイストリート・ファッションも大好きらしく、『トップショップ』が人生を変えたとコメントした。 ブレイクは『トップショップ』がニューヨークに開店したときは大興奮したといい、ショップが彼女のアウトフィットに劇的な影響を与えたという。 「重ね着が大好き。一年の中で秋がオシャレするのにはいつも一番のお気に入りの季節ね。『トップショップ』がニューヨークに開店してから私の人生が変わったの!」
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社会 2010年12月09日 18時00分
サイファーが11都市で開催 谷川俊太郎さんも
詩の朗読会「サイファー」が12月10日(金)に日本10都市と中国西安で同時開催される。代々木公園の東京サイファーには、谷川俊太郎さんも参加予定。主催者の佐藤雄一さんは、2007年に第45回現代詩手帳賞(思潮社)を受賞した詩人で、芸術評論誌『ユリイカ』(青土社)などで活躍する論客でもある。 イベント名の「サイファー」とは、もともとアメリカのラッパーがライムのバイブスを競うべく、自然発生的に発生する集団を指す。ライムとは語呂合わせなどを重ねつつ即興で言葉を紡ぐことで、バイブスはノリや気分のこと。ヒップホップ音楽にも精通する佐藤さんが、現代詩とヒップホップの融合を目指して昨年から始めたイベントである。 詩を吟じながら各地を遊説する「吟遊詩人」は、印刷技術のなかった古代ギリシア時代から続くとされ、今は「ポエトリー・リーディング」とも呼ばれる詩の朗読は、伝統的な表現形式でもある。今の日本にもそういうものがあることを僕が知ったのは、1989年(平成元年)1月23日に放送されたNHKのテレビ番組『ETV8 詩人たちのコンサート〜自作朗読の世界〜』を観たのが最初だった。蜷川幸雄さんが演出を手掛けたイベントを収録したもので、そこにも谷川さんが出ていた。 1997年にはトーナメント形式の朗読バトル「詩のボクシング」が始まり、『詩人たちのコンサート』にも出演していたねじめ正一さんが初代チャンプに。谷川俊太郎さんが2代目で、その後は平田俊子さんや島田雅彦さんが続いた。「詩のボクシング」は今も全国規模で続いており、谷川さんも精力的に単独ライヴを続けてきた。 2000年にはポエトリー・リーディング絡みの出来事が幾つかあった。朗読会を定期的に行う店「Ben's Cafe」(東京都新宿区高田馬場1-29-21)が本の情報誌『ダ・ヴィンチ』で紹介され、それを観に行ったのが僕の朗読会初体験だった。また2000年2月発売のサブカル誌『クイックジャパン』vol.29の巻頭特集は「少女詩人・蛍」で、蛍さんのイベントは超満員になっていたである。更に2000年9月3日には、さいとういんこさんらによる野外イベント「ウエノポエトリカンジャム」(略称:UPJ)が上野恩賜公園で開催された。 2002年に2ちゃんねる「ポエム、詩@2ch掲示板」に常駐していたハンドルネーム「都立家政」こと馬野幹さんが主催した朗読会は『AERA』や『読売ウィークリー』などでも紹介された。高円寺・無力無善寺などで彼の関わるイベントに僕も何度か出演したことがある。更に馬野さんは「上野ポエトリカンジャム3」の代表を務め、ソニーミュージックからCDデビューを果たした本田まさゆきさんや「絶叫短歌コンサート」福島泰樹さんら80名が出場し、1,400人の観客を動員。昨年6月には「UPJ4」も行われ、今度の東京サイファーのゲスト「なのるなもない」さんも出場していた。また同じ月には「現代詩手帖創刊50周年祭:これからの詩どうなる」という催しがあり、そこでも朗読を含むプログラムがなされたそうである。 このように様々な形で続いてきたポエトリー・リーディングの歴史に、今回の大規模サイファーが連なることによって、21世紀の詩の復権を促す、新たなバイブスが産まれることを期待したい。以下、11都市サイファーの概要を添付するが、注意事項など詳細については公式サイトにてご確認を。(工藤伸一)■サイファー公式サイト「CAMPCYPHER」http://d.hatena.ne.jp/CAMPCYPHER/■東京サイファー【日時】12月10日(金)19:00〜22:00【場所】代々木公園 中央広場時計台付近(雨天時は同公園の渋谷門、大雨・洪水・雷「警報」がでた場合「中止」)【最寄り駅】JR原宿千代田線代々木公園or明治神宮前。 18:15、19:15、20:15に原宿駅表参道口にきていただければ目的地まで誘導。「BEC」と書かれた紙を持っています。【主催】佐藤雄一(TwitterID:@yy_sato)【ゲスト】谷川俊太郎、志人(降神)、なのるなもない(降神)。【料金】無料(ペン必須)【ルール】だれでも参加可能。ラップ、自由詩、俳句、短歌、戯曲、小説なんでもあり。ゲスト以外は予選あり。■中国西安サイファー12月10日午後四時(日本時間5時)六人のメンバーは西安興慶宮公園に阿部仲麻呂の記念碑前で集合。記念碑に李白の追悼詩が刻まれている。主宰:伊沙(長安詩歌節http://p.tl/6Whr)原文:12月10日下午四点,六位同仁到西安兴庆宫公园阿倍仲麻吕纪念碑前集合并拜谒,此碑身上书李白著名悼诗■仙台サイファー12月10日(金)19時30分スタート(朗読希望者は19時集合)主宰:一方井亜稀場所:純喫茶 星港夜(シンガポールナイト) 仙台市青葉区上杉1-12-1入場無料(ワンドリンクオーダーお願いします) ペンご持参ください。ゲスト:和合亮一氏※満杯時(20名以上)入場を制限させていただきます。■岡山サイファー世界同時開催Bottle/Exercise/Cypher vol.5岡山会場「にっぽんいちのゆるサイファー」にちじ:2010年12月10日 だいたい19:30ごろからばしょ:D-mediaCreations(http://www.d-mc.jp/)事務所内JR岡山駅から路面電車東山ゆき乗車、東山電停下車徒歩5分。しゅさい:石原ユキオついったー:@yukioi めーる:ishiharayukio@gmail.com【USTREAM】http://www.ustream.tv/channel/yuru-cypher■京都サイファー時間:12月10日(金)20時スタート主催:清野雅巳場所:清野宅問合せ先:tseliotjp@yahoo.co.jpustアカウント:kyoto_k■名古屋サイファー時間:12月10日(金)20時スタート主催:鈴木陽一レモン場所:金山総合駅南口ロータリー問合せ先:lemon_ys@hotmail.com.■広島サイファー時間:12月10日13時半場所:アストラムライン「不動院」改札集合■福岡サイファー主催:福岡サイファー事務局 代表:松本秀文 共催:ドネルモ日時:12月10日(金) 19:30〜20:30(19:00開場)会場:冷泉荘読書室・A棟21号室〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端9-35参加費:入場無料定員:10名【申込・問合せ先】sokudotarou@yahoo.co.jp(福岡サイファー事務局 担当:松本)詳細のURLはこちらです。http://donnerlemot.com/2010/11/30000835.html■大阪サイファー日時:12月10日 19時30分〜(開場19時〜)場所:Bar rest (大阪市中央区難波4-7-9 南進会館ビル2F(新歌舞伎座跡の裏通り、なんば楽座内。なんばウォークB5出口から地上へ、1分)料金:無料(サイファー時のみ・持ち込み不可)定員:最大9名(店のキャパシティにより。かなり詰めていただくかと思います。基本7名です)その他:参加者の方は当日15時までに参加表明お願いいたします(定員の関係)。ご連絡なしの当日参加もだいじょうぶですがその際のお席の保証はできかねます。■札幌サイファー「古本とビール アダノンキ」主宰:書肆吉成(http://diary.camenosima.com/)060-0061札幌市中央区南1条西6丁目 第2三谷ビル2F(地下鉄南北線大通り駅出て電車通りを西へ、東急ハンズの2軒西隣北向き)時間は16:00から30分から1時間程度と考えております。■三重サイファー時間:12月10日(金)19時〜20時スタート主催:今唯ケンタロウ場所:四日市市(屋内の場合)/鈴鹿市(屋外の場合)
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スポーツ 2010年12月09日 17時30分
海老蔵事件の余波 球界に及ぶ
泥酔、殴打騒動の歌舞伎役者・市川海老蔵事件が、なんとプロ野球界にも影響を与えている。プロ野球暴力団等排除対策協議会(会長=加藤良三コミッショナー)が、認可を申請している147団体に対し、飲酒自粛を申し入れているのだ。 暴力団との関係が取りざたされる悪質な応援団を球場から排除、ファンが安心してプロ野球観戦を楽しめる環境を作るために、12球団、球場側、警察などの協力を得て、応援団を認可制にするなどの活動しているのがプロ野球暴力団等排除対策協議会だ。8日に行われた会議では、認可申請をしている応援団に対し、「球場に来る前もきてからの飲酒も自粛して欲しい」と、飲酒自粛を通達している。 「アルコールが入れば、どうしても応援が過激になり、問題が起こりやすいので」というのが、関係者の話だが、世間を騒がせている海老蔵事件と無関係ではないというから、興味深い。 というのも、プロ野球暴力団等排除対策協議会の顧問弁護士である、民暴のカリスマと言われる深澤直之弁護士が市川海老蔵の弁護士も務めており、今回の応援団の飲酒自粛に関しても一役買っているというからだ。関係者によると「歌舞伎界の方でも事件があった。飲み過ぎは良くない」との発言があったそうだ。 確かに、大事件に発展している海老蔵事件の根本的な問題は双方の過度の飲酒だけに、説得力がある。熱心な応援団が酔っぱらえば、汚いヤジを飛ばしたりして、一般のファンは迷惑するだけだ。応援団の飲酒自粛はタイムリーだ。 一昔前の広島球場、ナゴヤ球場、甲子園などでは、ヤクザまがいの応援団が大手を振っており、応援団同士の乱闘、流血事件なども珍しくなかった。76年4月16日の広島対巨人戦(広島球場)では、本塁ベース上の張本の激しいスライディングに激高した広島ファンがグラウンドになだれ込み、巨人の帰りのバスを囲み、ファンにけが人が出る事件まであった。この時も広島の応援団の「巨人の選手を帰すな」という過激なアジテーションが大騒動の引き金になっている。 そういう時代からは一変。現在は、プロ野球暴力団等排除対策協議会の過激な応援団の排除活動で、家族連れ、アベックが楽しめる環境になっている。 今年、角界で暴力団の関わる野球賭博事件が勃発、NHKの名古屋場所のテレビ中継が中止になるなど大揺れした際にも、加藤コミッショナーは、こう胸を張っている。「幸いにも、プロ野球界は暴力団等排除対策協議会が活動しており、暴力団との関係はない」と。が、同時に「相撲界の事件は対岸の火事ではない。なおいっそうの警戒が必要であり、油断は禁物だ」と、改めて警告を発している。 それも当然だろう。プロ野球界には忘れられない苦い思い出がある。過去に黒い霧事件と呼ばれる八百長事件が勃発、主力選手が永久追放者されるなど、球界存亡の危機に直面している。暴力団との交友関係に神経をとがらせるのは当然だし、今回の海老蔵事件にも敏感に反応しての「応援団の飲酒全面自粛」申し入れも、そんな重い過去があるからだ。
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トレンド 2010年12月09日 16時30分
米倉涼子・上戸彩を育てた芸能事務所の“育成ノウハウ”を初公開! 『世界一受けたい「美女」養成講座』国民的美女のつくりかた
後藤久美子・米倉涼子・菊川怜・上戸彩・森泉を育てたオスカープロモーションが、大人気芸能人の“育成ノウハウ”を初公開。 40年間培ってきた秘密の“女の子変身プログラム”が話題の書籍『世界一受けたい「美女」養成講座』国民的美女のつくりかた(講談社 税込:1,680円)は、24時間「可愛い女の顔」の作り方や、美の才能を磨き「眠っている魅力」を引き出す方法、「もう一度会いたくなる人」の話し方など、「普通の女の子」を「1億人に愛される女性」に変えるシンプル・ルールを紹介。 全日本国民的美少女コンテスト公認DVD付き。努力次第であなたは、もっと美しくなれる! その言葉を信じて「モデル美女」へトライしてみては。『世界一受けたい「美女」養成講座』 国民的美女のつくりかた 監修他: オスカープロモーション全日本国民的美少女コンテスト公認DVD付き。価格(税込):1,680円講談社
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スポーツ 2010年12月09日 15時30分
旗揚げの地新木場に戻ってきたガッツワールド、12月4日大会ではダイスケがグランドスラム達成!
2004年12月4日、新木場1stRINGで旗揚げ第1戦を行ったガッツワールド。 当日のメインイベントはガッツ石島&ダイスケvs.梁和平&藤田峰雄というカード。この試合で石島とダイスケは「正式な試合としては初めてプロと対戦」したのであった。試合は27分3秒、タイガー・スープレックスで藤田が石島からピンフォールを収めている。 時は流れ、都内を中心として興行を行ってきたガッツワールドは旗揚げを行ってから6年の歳月が流れていた。 所属選手も増え、ガッツワールド内でのタイトルもシングル・タッグ・6人タッグと充実している。だが2010年3月大会を最後に旗揚げの地新木場での開催を行っていなかった。 在京インディー団体の増加による興行戦争、選手のスケジュール等難しい面もあり、観客動員数は芳しくなかった現実にさらされてしまう。それでもガッツワールドの火を消すまいと懸命に都内各所で興行を行ってきた。 8月には蕨・イサミレッスル武闘館において週に1回の興行「Truth」という新ブランドを立ち上げる。ガッツワールドの真実を見せると銘打って始まったこの大会、加えて選手の試合経験を増やす事も目論んでいたのだろう。 何としても記念大会は自分達が出発した地で行いたい。その気持ちが強く感じられた12月4日新木場大会には236人(満員)の観客を集めた。地道に行ってきた結果が生んだ満員の新木場、喜びもひとしおだったであろう。 メインイベントで行われたのはガッツワールドと苦楽を共にしたガッツ石島とダイスケの二人によるタイトルマッチ。このシングルは2005年12月3日、新木場で行われた旗揚げ1周年記念大会で実現した限り。ガッツワールドでは本当の意味でのプレミアカードとも言えるこの試合を大事な大会のメインに据えた。 先に入場したのはダイスケ。自らの保持するGWCタッグ、6人タッグのベルトを掲げて入場する。 GWCシングル王者である石島は再編成されたデビルワールドの面々、円華・CHANGO・アミーゴ鈴木と共に入場。高々とベルトを掲げ満員の新木場にアピールする石島。 序盤戦は学生時代から培ってきたグラウンドを続ける両者。静かな展開の中で見せたかった二人の基礎。 立ち上がるとショルダータックル合戦からダイスケの変則ロープワーク、そしてジャンピング・エルボーパッド。プロとしてリングに上がってきた二人による鍛えられた肉体のぶつかり合い。 直後にいきなり切り札のスライディングDを放ったダイスケ、余裕をもってかわし場外にエスケープする石島。追うダイスケはエプロンからセカンドロープを蹴ってトペ・コンヒーロを放つ。SEMや鬼神道にも上がったダイスケの進化形。 マンハッタンドロップで優位に立ったダイスケの流れを断ち、サッカーボールキック、滞空時間の長いブレーンバスターでダイスケにダメージを与える石島。試合経験の中で培った石島のテクニックとパワー。 ダイスケのジャンピング・エルボーパッドを自爆させた石島はセコンドを介入させてダイスケの腕を集中攻撃、観客の怒りを買う。絶対的ベビーフェースとヒールという系図をこれでもかと表現する。 やられても、やられても立ち上がっていくダイスケ、反撃のライトハンド・ラリアットからジャンピング・エルボーパッド、フィッシャーマンズスープレックス、ミサイルキック。石島のラリアットをかわしてファルコンアロー。 再び劣勢に立つとセコンドを介入させる石島、「ハッピーエンドばかりがプロレスじゃない」と言い放ったシングル王座奪取の時の言葉が脳裏を横切る。王座防衛の為手段を選ばない執念。 マテマティカ・バスターから冬木スペシャルを見せた石島、一気に優位に立つとフィッシャーマンズ・バスターからデーモンボムを連発。切り札の腕極めノーザンライト・スープレックスをこらえたダイスケはロックボトム。両者ダウンから立ち上がると石島はローキックから突然の延髄斬り。コーナーで雄叫びを上げて地団駄ラリアットを放とうとする。レジェンドに対する敬意、その中に自分達を表現する両者。 ラリアットをかわしたダイスケはローリング・エルボー。勝機を見出したダイスケは一気に変形ネックブリーカーから伝家の宝刀スライディングDと繋いで遂に石島をマットに沈めた。5年前に行われたシングル対決の借りを返すと同時に、ガッツワールドで認定されている全てのタイトルを奪取しグランドスラムを達成したダイスケであった。 敗れた石島は絶対的優位に立ちながらの敗北にマットを両手で叩いて悔しがる。最後までヒールを突き通した男の心の叫びがそこにあったような気がした。 最後はガッツワールド正規軍、助っ人の松崎和彦や星野勘九郎、STYLE-E勢が揃って「3、2、1、ガッツル! ガッツル!」を行って大会は締められた。 念願のグランドスラムを達成し、満員の観客にアピールできた事でまずはほっとできたであろうダイスケ。試合後の囲み取材でも安堵と達成感に満ちた表情をしていた事が印象的だった。 しかし、まだまだ道は険しい。ガッツワールド内でのタイトルホルダーである事を誇りにし、他団体でも自分の地位を上げていかなければならない。ダイスケはグランドスラムという栄誉と共に、ガッツワールドを背負って戦い続けなければならないという重い十字架を背負ったのだ。 今後は「GWC認定シングル王者」として各団体のリングにも上がるダイスケ。自らを高めていく事によりガッツワールドの品位も上げていかなければならない。過酷な試合が続くであろうが、彼ならひょうひょうとした笑顔でこう言うだろう。「どんな事があっても負けちゃいられませんよ、いや、ホントで」。(Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち))◆『ガッツワールドvol.44』2010年12月4日(土)会場:東京・新木場『新木場1st RING』(観客236人=満員)<メインイベント GWC認定シングル選手権試合 60分1本勝負>○〔挑戦者〕ダイスケ(20分14秒 体固め)●〔王者〕ガッツ石島※スライディングD 初代王者が二度目の防衛に失敗、ダイスケが第二代王者となる。<セミファイナル タッグマッチ 45分1本勝負>竹田誠志【STYLE-E】&○吉野達彦(11分12秒 アスリートジャーマン)星野勘九郎【大日本プロレス】&●山本SAN<第5試合 GWC認定6人タッグ次期挑戦者決定戦 60分1本勝負>○清水基嗣&小川内潤&ベアー福田【SECRET BASE】(13分02秒 片エビ固め)●梁和平&CHANGO&アミーゴ鈴木※メスリカンドライブ 清水&小川内&福田組が次期挑戦者に決定。<第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負>○中野巽耀&バンジー高田(12分10秒 逆片エビ固め)田村和宏&●那須晃太郎【STYLE-E】<第3試合 アイスリボン提供試合 タッグマッチ 20分1本勝負>みなみ飛香&○真琴(12分54秒 片エビ固め)志田光&●松本都 ※コーナーからのローリング・セントーン<第2試合 ストリートファイトタッグマッチ 30分1本勝負>gosaku&○マスクドミステリー(10分15秒 体固め)円華&●角刈海坊主 ※ミステリー技<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>○松崎和彦(8分56秒 片エビ固め)●山田太郎【666】 ※垂直落下式ブレーンバスター◆ガッツワールド今後の大会予定「Truth」(いずれも開場19:00/開始19:30)◎Truth#17 2010年12月7日(火)蕨・イサミレッスル武闘館◎Truth#18 2010年12月14日(火)蕨・イサミレッスル武闘館◎Truth#19 2010年12月21日(火)蕨・イサミレッスル武闘館◎Truth#20 2010年12月28日(火)蕨・イサミレッスル武闘館「ガッツワールド」◎ガッツワールドvol.45 2011年1月10日(月・祝)北千住・シアター1010ミニシアター 開場12:00/開始12:30チケット、その他お問い合わせはガッツワールドプロレスリング事務局 info@guts-world.com まで。ガッツワールド&Truthオフィシャルサイト http://guts-world.com/
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トレンド 2010年12月09日 15時00分
家庭用サーバーで樽生を味わいたい…
年末年始、友人や親戚と樽生ビールを家庭で…などと目論んでいる人も多いだろうか。 キリンでは、かつてコンビニでも買えた、家庭用・生ビール専用サーバーの販売を残念ながら現在は終了してしまっている。よって、キリン樽生一番搾りという商品も、これがない人には飲めない。 ちなみに業務用サーバーとキリンのような家庭用サーバーの違いは、 「急速冷却出来るかどうか、が最も大きな違いでしょう。これによってうまさは大きく違います」(ビール通) ということだ。つまり基本的に“居酒屋のビール”は、家庭では飲めないのである。その代わり、泡と液体を別々に注ぐ、注ぐ際に炭酸ガスを充填させる、などのワザは簡易なサーバーにもあるので、業務用と近い味は楽しめる。 ちなみに気になるキリンさんの生ビールはというと、「ねっとりした生ビール」(注文専用ダイヤル)、という説明だった。これは、ビアガーデンなどの業務用サーバー用の業務用樽の鮮度に負けないのであろうか…気になるところだ。 いずれにせよ、ネットなどで家庭用サーバーを買えば普通のビールを入れる訳だから、ビールメーカーの家庭用サーバーの味に基本的には軍配が上がりそうである。が、 アサヒビールお客様相談室によれば、 「生ビールに炭酸ガスを充填させるのは非常に難しく、業務用サーバーを一般向けに販売した事はなく、ホームサーバーの販売も今はやっていません」 ということ。やはり、金色のオブジェの建物の周辺のグループ会社経営の生ビールのうまさをそのまま味わうのは難しそう。 結局、それぞれで家庭用サーバーを買い、気分だけでも生ビール気分、というのが一般的な楽しみ方だろうか。 なお、瓶ビールも缶ビールも、各社ともに炭酸ガス充填の技術はその“粋”が尽くされている事は言うまでもない。よって、よく言われているような両者の味の差はないらしい。 むしろ日光を通さないぶん、缶ビールのほうがうまい、という説まである。
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芸能ニュース 2010年12月09日 14時00分
“ワイドショーの帝王”朝青龍も海老蔵に完敗!
役者の中村福助から、市川海老蔵と腕相撲で引き分けたといわれてしまった元横綱・朝青龍。 10月3には東京・両国国技館で引退相撲を行ない、今では母国モンゴルに拠点を移した。現役時代は数々のトラブルを起こし、力士ながら、常に芸能レポーターから追われていた朝青龍は、まさに“ワイドショーの帝王”といえた。ワイドショー側からすれば、朝青龍は話題をつくってくれる“お得意様”であったのだ。 そんな朝青龍も、今回ばかりは海老蔵に完敗した。 12月8日、朝青龍にはふたつの動きがあった。 まず、引退の原因となった今年1月の知人男性への暴行事件。東京地検は、傷害容疑で書類送検された朝青龍を不起訴(起訴猶予)とした。不起訴の理由としては、「偶発的行為で、示談も成立している。さらに、相撲界から引退するなど、社会的責任を取っている」ため。 もうひとつが、飲食店とのトラブル。朝青龍のしこ名を関したちゃんこ料理店を都内で運営する「スモウ・ゾーン」や代表者らに対して、店舗展開の業務提携で契約違反があったとして、元横綱が1100万円の損害賠償などを求めて東京地裁に提訴していたことが、8日に明らかになった。訴状によると、朝青龍とスモウ社などは、08年12月にしこ名を利用して、世界各国でちゃんこ料理店を店舗展開する業務提携を締結。契約内容ではまず、国技館近くで1号店を開き、09年7月までに海外1号店を出すことになっていたが、海外出店は実現しておらず、違約金の500万円も未払いだと主張している。同日の第1回口頭弁論でスモウ社などは争う意向を示した。 ふたつも動きがあれば、通常なら、ワイドショーで恰好のネタにさせるところだが、8日は前日に海老蔵が会見したとあって、相変わらず海老蔵一色。朝青龍は話題にもならず。幸か不幸か、朝青龍は海老蔵に完敗した。(ジャーナリスト/落合一郎)