スポーツ
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スポーツ 2022年11月11日 18時50分
平幕・逸ノ城の暴力疑惑「暴露された通りだ」 貴闘力氏の1か月前の動画に注目、厳重処分の可能性も?
13日初日の大相撲11月場所(27日まで)に出場予定の平幕・逸ノ城。11日に報じられた暴力疑惑がネット上で物議を醸している。 同日の『サンケイスポーツ』(産経新聞社/電子版)の記事によると、逸ノ城はかねて過度な飲酒が問題視されており、時期は不明だが所属部屋のおかみに手を上げる、飲食店で一般人と一触即発の事態になるといったトラブルも頻発。周囲の注意もあり一時は禁酒に取り組んだが、今年2月ごろから飲酒の影響で稽古をしばしば無断欠席するようになったという。 部屋の師匠・湊親方(元幕内・湊富士)は、今年3月に相撲協会にこの現状を報告。協会もこれまでに逸ノ城、湊親方をそれぞれ個別に呼び出し事情聴取を複数回行っているといい、今後は協会コンプライアンス委員会が何らかの処分をまとめる可能性もあるという。 >>大相撲、危険な“暴力相撲”が増加? 力士の首が折れかけた一番も、今場所も物議醸す取組頻発<< 2014年1月場所で初土俵を踏んだ逸ノ城は幕下、十両をそれぞれ2場所でスピード通過すると、新入幕した同年9月場所でも「13勝2敗」と驚異的な成績を残した。翌11月場所~2022年9月場所は2ケタ勝利7回(幕内44場所中)と一転して苦戦が続いているが、今年は2022年7月場所で「12勝3敗」をマークし悲願の初優勝を果たすなど新入幕当初の勢いを取り戻しつつあった。 その逸ノ城の暴力疑惑報道を受け、ネット上には「酒に飲まれてこんなことやらかすのは言語道断」などと厳しい声が上がった。また、中には「おいおい、あの貴闘力の暴露は本当だったのかよ」、「ちょっと前にアップされてた貴闘力動画内で暴露された通りだったな」、「貴闘力の話が合ってたとは…絶対話盛ってるだろと思ってたが」といった、元大相撲力士・貴闘力氏(元関脇)を引き合いに出し驚くファンも見られた。 貴闘力氏は10月1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、自身の知人で湊部屋に近しい人物から聞いた話として「最近逸ノ城はお酒を飲んで暴れる」、「一般の人にも手を出す」、「おかみさんに手を出す」と、泥酔した逸ノ城が周囲に暴力を振るっていることを暴露。真偽は分からないとしつつも「もしそれが本当だったらどう? 一般の人はこれを聞いていて許される? アウトだよね、すぐクビだよね」、「『すみません、酔っぱらって』で済まされる問題じゃない」と、事実なら進退に関わる問題だと厳しい見解を示した。ただ、協会側が問題を認識しているのか、何らかの対応に動いているのかについては言及していなかった。 逸ノ城は温厚な性格の持ち主で、これまでは特に不祥事を起こしたこともなかった。これもあり、動画公開当初は信ぴょう性に欠けると貴闘力氏を疑う声も少なくなかったが、今回の報道を受け事実だったのかと驚いたファンも少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg
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スポーツ 2022年11月11日 15時30分
ソフトBの助っ人人事に「バクチ過ぎる」の声 チーム崩壊の序章に? キューバ野手ダブル放出が招く最悪の展開は
3日から宮崎で秋季キャンプを行っているソフトバンク。11日に伝えられた助っ人の退団情報がネット上で物議を醸している。 報道によると、球団はテスト生として今秋キャンプに参加した28歳・ホーキンス、メジャー通算16本塁打の31歳・アストゥディーヨを新助っ人打者として獲得する方向。これに伴い、現在チームに所属する36歳・デスパイネ、37歳・グラシアルの両助っ人打者が退団濃厚になったという。 両助っ人打者はどちらもキューバ出身の選手で、デスパイネは2017年、グラシアルは2018年からソフトバンクでプレーしている。今季はデスパイネが「89試合・.269・14本・40打点」、グラシアルが「99試合・.271・7本・30打点」といった打撃成績をそれぞれマークした。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 球団は助っ人野手陣の若返りを図っているものとみられるが、ネット上には納得の声の一方で「両方ともクビはちょっとマズくないか? せめて片方は残せよ」、「実績ある助っ人を切って、成績読めない選手だらけにするのはバクチ過ぎる」、「キューバ勢1人だけになるモイネロのメンタルも不安」といった心配の声も少なからず見られた。 「仮に報道通りの人事が行われると、チームの来季助っ人野手は新戦力2名に2年契約2年目のガルビスを加えた3名体制となります。ただ、ガルビスはメジャー通算109本塁打と実績は十分ですが、今季は『38試合・.171・2本・11打点』とサッパリ。新戦力2名についてもホーキンスは9日のキャンプシート打撃で『8打数無安打・4三振』と沈黙、アストゥディーヨもメジャー通算588打席で四球がわずか11とそれぞれ不安要素を抱えています。ファンの中には3名全員が共倒れするリスクは拭えないとして、デスパイネ、グラシアルのどちらか1名は保険として残すべきではという意見はあります。また、この両名は同郷の助っ人守護神・モイネロを含め3名で公私をサポートし合う間柄でしたが、そろって退団となると1人残されたモイネロの成績(今季は53登板・1勝1敗8ホールド24セーブ・防御率1.03)に悪影響が出るのではと不安視されてもいます」(野球ライター) 今季はリーグ最多得点(555得点)を記録するなど打力を武器に、首位・オリックスと最後まで優勝争いを展開したソフトバンク。三森大貴(58得点)、周東佑京(48得点)、野村勇(40得点)といった新しい芽は出てきているが、過去実績が乏しい分、来季助っ人野手陣が全員コケた場合にどこまでカバーできるかは不透明ともいえる。カバーできなければ得点力、ひいてはチーム順位の低下も避けられなくなりそうだが、フロントはこのまま報道通りの人事を行うのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月11日 11時10分
巨人・原監督、長野・松田をダブル獲得する本当の理由 ヒントは第2次政権にアリ?
侍ジャパンの強化試合(対オーストラリア代表)が始まっても、前ソフトバンク・松田宣浩の「巨人入り」の話で持ちきりだった。 松田は2013年と17年のWBC、15、19年はプレミア12大会の日本代表メンバーでもある。現・侍ジャパンにも当時の強いキャプテンシーを知るメンバーも残っているだけに、松田の再起を喜ぶ声が多く聞かれた。 >>ソフトB・松田に球界OBが苦言「見てて情けない」 長引く不振は気持ちの問題? 藤本監督の起用法に一因と指摘も<< 「それにしても、“両方”とも獲るとは…」「両方」とは、先に巨人帰還が決まった長野久義のことだ。チームを牽引でき、若手のお手本ともなるような――。 長野帰還が決まった11月2日、そんな風に“獲得理由”が伝えられた。 今回の松田獲得についても、同じなのだ。右の代打としての切り札的存在、経験値、異なるのはポジションが、松田が内野で、長野が外野ということだけだ。 「長野の帰還トレードは広島から持ち掛けられたものです。広島が秋山翔吾外野手をシーズン途中で獲得した後、長野と話し合いが行われ、夏場には巨人側に連絡したと聞いています」(球界関係者) 巨人が正式に“受け入れの返事”を広島側にしたのは、ドラフト会議の翌日だという。ドラフト会議が行われたのは、10月20日。松田がソフトバンク退団の会見を開いたのが9月28日であり、「巨人は長野と松田を天秤に掛け、長野を選んだのではないか?」 との見方もされていた。 「両方を獲るとは…」の驚きの声が出たのは、こうしたウラ事情にあったからだ。 だが、今回の松田獲得と同時に、新たにこんな話も飛び込んできた。 「第二期政権と同じだ」 原辰徳監督が2度目の巨人指揮官を務めたのは06年から15年シーズンまで。その主に前半期だが、若手選手の拠り所ともなっていたのが、大道典良(当時・典嘉、現ソフトバンクコーチ)と木村拓也(故人)の両ベテランだった。 「阿部慎之助コーチがまだ若手だったころですよ。ロッカーを大道、木村の両ベテランの隣に移してもらい、助言を仰いでいました」(前出・球界関係者) 木村はセカンドの定位置を奪いに行き、大道は代打として、チームを支えた。 「大道はグラウンド整備がされる5回裏の後、ファールグラウンドに出て、ストレッチ運動をしていました。素振り室とグラウンドでは照明の明るさが違うと言って、眼を慣らしていたんです。試合終盤、出番があるかないか分からない一打席のために」(前出・同) 木村も年齢を感じさせない練習量でチームを牽引した。 経験豊富なベテランが2人もいれば、一方が若手を叱った時、もう一方は慰め役に回ることもできる。今回の長野、松田のダブル獲得は第二期政権の再現を狙ったのかもしれない。 「坂本勇人の次のリーダーは誰になるんですかね? そこが巨人の弱点。両ベテランの獲得が岡本和真の成長につながれば」(プロ野球解説者) 松田は気持ちを前面に出してくるタイプだ。 岡本から三塁の定位置を奪うくらいの気概でいるはずだ。長野も同じ気持ちだろう。近年、レギュラーを脅かす若手が出て来なかったせいもあるが、主力は試合に出ることを当たり前のように捉えている。巨人ナインは“お手本”との見方を改めた方がいい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月10日 18時30分
侍ジャパン・西川のハプニングに「背筋凍った」の声 打球処理中の“金的”に心配相次ぐ、直後には相手に叩かれる不運も
9日に行われ、侍ジャパンが「8-1」で勝利した強化試合・オーストラリア代表戦。「2番・左翼」で先発した西川龍馬(広島)を襲ったアクシデントがネット上で話題となっている。 注目が集まったのは、試合開始直後の1回表1死でのこと。打席のオーストラリア打者が放った左安に猛チャージをかけた西川は、打球を体に当てて前に転がすことで後逸を回避。ただ、チャージをかける際にバウンドの目測を誤ったのか、ワンバウンドの打球が股間付近に直撃してしまった。 直撃後の西川は内野返球を終えた後、両手を膝につきその場でうなだれるなど悶絶。西川を心配して駆け寄ってきた中堅手・近本光司(阪神)は痛みをまぎらわせようと腰をポンポンとたたき、後を追うように清水雅治外野守備走塁コーチやトレーナーもベンチから飛び出してきたが、幸いにも負傷交代には至らずプレーを再開した。 >>エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声<< この西川のアクシデントを受け、ネット上には「今の西川絶対痛いだろ…見てて背筋凍ったわ」、「リプレー見てもモロに股間に当たってるな」、「外野手は基本ファウルカップつけないからなおさら痛いだろうな」、「負傷交代にならなかったのは幸いだけど無理はしないでくれ」といった心配の声が相次いだ。 試合開始早々アクシデントに襲われた西川だが、この日は直後の1回裏にも思わぬハプニングに見舞われている。この回西川は1死から左安を放ち出塁するも直後に牽制死を喫したが、この際に相手一塁手から頭をたたかれるようなタッチを食らう。特に負傷などにつながったわけではないが、ネット上には、「今日の西川は初っ端から踏んだり蹴ったりやな」、「股間痛めるわ頭叩かれるわで散々過ぎるだろ」と同情の声も上がった。 同戦の西川はこの後試合終了までフル出場し、「3打数1安打・2四球」とつなぎの打撃でチームの勝利に貢献している。ただ、ファンにとっては打撃成績よりも、序盤のアクシデント連発の方がインパクトは大きかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月10日 17時30分
DeNA、期待の若手・田部が引退…3年目の大型内野手、21歳の決断
12球団合同トライアウトも終わり、本格的に来シーズンに向けて動き始めたプロ野球界。ベイスターズはクライマックスシリーズ敗退時に7選手と来季の契約を結ばないと発表し、これ以上の追加はないと思われていた。しかし10月の最終日、期待の若手・田部隼人の引退が告知され、ファンは驚きを隠せなかった。 田部は高卒3年目の大型内野手で、4月6日の甲子園球場で待望の一軍デビュー。1-1ともつれたゲームの延長10回に代打で登場し、タイガースの左腕・岩崎優の前にセンターフライに倒れた。 翌日からはコロナ蔓延によりチーム編成が困難となり、4試合が中止に。12日からの沖縄でのゲームから再始動したが、田部は先発ピッチャーとの関係もあり登録抹消。しかしわずか3日後に、伊藤裕季也が濃厚接触者の疑いで抹消され再び17日一軍には招集されたが、伊藤の陰性が確認されると、出場のないまま再び抹消された。 しかし20日に内野手が2人抹消されたこともあり、この時点でファームで打率.313と好調を買われ三度目の一軍へ呼ばれると、24日には初スタメンに抜擢。カープの同い年の左腕・玉村昇悟の前にノーヒットに抑えられたが、3打席目には犠打を決めて見せ、守備でも強肩を披露。地元島根に一番近いプロの本拠地・広島の地で、チームに貢献するプレーを決めてみせた。 27日にはベイスターズの聖地・横浜スタジアムデビュー。C.C.メルセデスの前にサードゴロに倒れながらも、地元ファンの大きな祝福の拍手が送られた。翌日には抹消されてしまったが、プロ野球選手として確かな一歩を踏み出すことができた。 この後はファームで研鑽を積み、イースタン・リーグで打率7位に食い込む.258をマーク。1年目.240、2年目.185から大きな飛躍を見せ、得点圏は打率.316と勝負強い一面も発揮していただけに、突然の引退発表はセンセーショナルだった。 ルーキーイヤーのファーム最終戦、札止め満員となった“Mr.ベイスターズ”石川雄洋氏の最後のゲーム、1点ビハインドの場面の最終回にタイムリーで石川を生還させ、延長10回にはサヨナラタイムリーで再び石川をかえし、惜別のグータッチを交わした“持ってる男”。ユニフォームを脱いでも55番が躍動していた姿を、ファンは決して忘れない。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年11月10日 15時30分
日本ハム・新庄監督の来季構想に「近藤残留厳しいか」の声も コーチに語った外野人選が物議、ソフトBは引き抜きに30億用意?
日本ハム・森本稀哲一軍外野守備走塁コーチが9日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、日本ハム・新庄剛志監督が登場。動画内での発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で新庄監督は今季「59勝81敗3分」でリーグ最下位に終わったチームを率いた感想や、10月20日に行われたドラフトで投手兼外野手の“二刀流”矢澤宏太(日体大)を1位指名した経緯などを話した。 >>日本ハム・新庄監督が山田にチクリ、「これも放出の原因か」の声も 入団会見で暴露した問題行動が物議<< 問題となっているのは、矢澤を指名した経緯を話す中で出た来季の外野構想。新庄監督は「足(の速さ)が五十幡(亮汰/50メートル5秒6)くんと同じくらいらしいのよ」と矢澤の走力を評価した上で、「江越(大賀)くん、松本(剛)くん、五十幡くんいるやろ。ここに淺間(大基)くんが入ってくるやろ。で、矢澤くんやろ」とまずは5人の名前を挙げる。 さらに、新庄監督は「今川(優馬)くん、万波(中世)くん。面白いのが阿部(和広)くんっていう育成の子、足速い。で、ここに俺アルカンタラも持っていきたいと思ってる。で石井(一成)くんも外野、中島(卓也)くんも外野」と6名を追加。話を聞いていた森本コーチから「何人いるんすか外野」と笑い交じりにツッコまれた。 新庄監督はドラフト会議後に生出演したTV番組の中でも来季の外野構想について話しているが、そこでは「僕の今の頭の中では矢澤くん、五十幡くん、松本くん。そこに入ってくる淺間くん、万波くん、今川くん。ちょっとね、もう悩む悩む」と6名の名前を出していた。 そこからさらに5名を追加した今回の発言を受け、ネット上には驚きの声が上がったが、それ以上に「また近藤の名前が入ってない…」、「近藤は構想に入れてないのか、やっぱり残留は厳しいのか?」、「表向きは近藤残ってと言ってるが、本心では引き留めはキツいと感じてるんだろうか」といった、プロ11年目・29歳の外野手・近藤健介が含まれていない点を指摘するコメントが見られた。 近藤はプロ入りした2012年から今季まで日本ハムでプレーし、「1014試合・.307・52本・446打点・1016安打」といった通算成績をマークしている外野の絶対的レギュラー。ただ、今季7月に取得した海外FA権を行使する見込みであることが10月18日に報じられ、その後11月8日に権利行使の申請書類を正式に提出したことが球団公式サイト上で発表されている。 「新庄監督はかねて本人の意思を尊重するとしつつも近藤残留を熱望しており、FA宣言翌日の11月9日にも『納得いくまで悩んで、結果ファイターズでまた一緒にプレーできるのであれば一緒にやりたい』と残留を呼びかけたことが伝えられています。ただ、近藤は現時点でオリックス、ソフトバンク、西武、ロッテの4球団が獲得に動いている上、ソフトバンクについては4年20億~30億円という超大型オファーを用意しているとも報じられています。もちろん日本ハムも相応の条件で慰留に努めているとは思いますが、旗色が悪いと新庄監督が感じていたとしても不思議ではないのでは」(野球ライター) 近藤は球団公式サイトを通じて、「もっと考える時間と材料が必要だと判断し、この決断に至りました」と権利行使に至った理由をコメントしている。残留・移籍のどちらを選ぶかかなり悩んでいる様子だが、果たしてどのような結論を下すのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について森本稀哲氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCvWaA1NrOj9gk1W0R9GQdiQ北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://sp.fighters.co.jp/
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スポーツ 2022年11月10日 11時00分
ヤクルト、リーグ3連覇に早くも黄信号? 村上復調の裏で浮上する深刻な問題は
侍ジャパンがオーストラリア代表との強化試合で快勝した(11月9日)。試合を決定づけたのは、5回に出た東京ヤクルト・村上宗隆の2ラン。主砲が打つとチームが活気づく。 「村上はクライマックスシリーズ、日本シリーズと相手チームから厳しくマークされ、調子を落としたまま終わってしまいました。来シーズンに影響しないかとも心配されていました」(プロ野球解説者) 高津臣吾監督も“村上の復調”にひと安心といった心境だろう。 >>ヤクルト戦で誤審?「三振の間違いだろ」と批判相次ぐ 青木ファール判定直後の映像が物議<< ヤクルトは球団史上初となる3連覇と、日本一奪回をめざす。しかし、そんな“必勝体制”のヤクルトの戦力補強に他球団が首を傾げていた。 「11月8日、12球団合同トライアウトがありました。主に今オフ、戦力外通告を受けた選手たちが受験するんですが、再出発のチャンスを掴んだ選手も少なくありません。でも、今年は受験選手の判断が難しいと言われていました」(スポーツ紙記者) 「判断が難しい」とされる理由は、「現役ドラフト」にある。 12月9日、初めて現役ドラフトが開催される。出場機会に恵まれない選手を対象に、各球団が2人以上をリストアップし、「1選手を指名すること」が全球団に義務づけられている。リストアップされる選手は年俸5000万円以上。1名だけなら5000万円以上1億円未満の選手を名簿入りさせても良いという。 「そのリストが提出されるのは12月2日、失礼な言い方だけど、戦力外通告された選手より、現役ドラフトのリストに入った選手の方が『上』ってことになりますよね」(前出・同) トライアウトで興味のある選手がいたとしても、「現役ドラフトを終えてから」と各球団は捉えているわけだ。 しかし、ヤクルトは違う。前中日・三ツ俣大樹内野手、前阪神・尾仲祐哉投手を支配下で、前巨人・沼田翔平投手も育成契約で獲得するという。 「沼田も支配下昇格を前提に獲得したものと思われます。ヤクルトの補強ポイントは、ピッチャーです。一人でも多く補強したいはず。これ以上のケガ人が出たら大変ですよ」 前出のプロ野球解説者がそう懸念していた。 来季の飛躍が期待、いや、“計算に入っていた” 山下輝が秋季キャンプから脱落した。球団は「コンディション不良」としか発表していないが、キャンプ地・愛媛県松山市から帰京させている。 「21年のドラフト1位左腕です。日本シリーズ第5戦でも好投しました。でも、入団前に左前腕尺骨を疲労骨折しているんです」(前出・プロ野球解説者) それだけではない。右ヒジの故障で22年シーズンを棒に振った奥川恭伸だが、復帰が大幅に遅れそうなのだ。トミー・ジョン手術を受ける方向だと伝えられたが、本人とその関係者が「メスを入れずに治す方法で?」と言っているそうだ。決断が遅れた場合、復帰時期も遅くなる。 ヤクルトは村上が打っても、先発投手の弱体化で苦しむことになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月10日 10時50分
スターダム赤いベルト王者・朱里に挑戦する前王者の林下詩美「年末、ジュリアとシングルマッチやるのは私だよ」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、『STARDOM GOLD RUSH2022~ぎょーさんスターダム~』11.19エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)大会のカードを発表した。 メインイベントでは、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム選手権試合、チャンピオンの朱里に林下詩美が挑戦する。 詩美は「クイーンズクエストの林下詩美です。昨年、朱里にベルトを獲られてから、いまだにベルトを巻くことができず、今回の挑戦で赤いベルトを獲り戻して、林下詩美の新たな輝きをみなさんに見せたいなと思います。よろしくお願いします」と挨拶すると、朱里は「第14代ワールド・オブ・スターダムチャンピオン、世界に通用するモノが違う女、朱里です。林下詩美、5★STARで負けた屈辱を晴らす。私はこの赤いベルトを9度防衛しました。詩美も9度防衛したよね。この闘い、10回目の防衛戦。私が勝利して、オマエの防衛記録を超える。2022年、この赤いベルトともに歩んできました。真の赤のチャンピオンは、この私。2021年、詩美との死闘。そして現在、2022年2人の闘い。世界に轟かす闘いを目に焼き付けてほしいです」と詩美の防衛記録を超えてみせると宣言。 すると、詩美が「おい、9回も防衛してきたかもしれないけど、今回、オマエに防衛はさせない。なんだっけ?2022年。オマエが赤いベルト獲って、何か変わった、スターダム?なんも変わってないよな。私は、オマエと2021年闘ってきた話なんかどうでもいいんだよ。未来を見てんだよ。年末、ジュリアとシングルマッチやるのは私だよ。オマエに防衛はさせない」と年内最後のビッグマッチ12.29東京・両国国技館大会を見据えていることを明らかにしている。12.29両国大会では、5★STAR GP覇者のジュリアが赤いベルトに挑戦することが決定しているのだ。 これを聞いた朱里は「詩美、言うようになったねえ。おもしれえじゃん。楽しみにしてるよ」と笑みを浮かべていた。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月09日 18時30分
中日首脳陣をOBが酷評「見世物ですよ。あれじゃ可哀想」 根尾の二軍調整回避を問題視、秋季キャンプにも悪影響?
野球解説者・高橋慶彦氏(元広島他)が8日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・小松辰雄氏(元中日)が登場。中日のプロ4年目・22歳の根尾昂にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で小松氏は、今季「66勝75敗2分」でリーグ最下位に沈んだ中日の課題や、投手における投げ込みの重要性などを話した。中日の課題について語る中で、小松氏は今季の根尾の起用法について首脳陣に苦言を呈した。 >>中日・立浪監督、京田の処遇に批判「嫌がらせだ」 実戦参加希望も無視? 秋季練習後コメントが物議<< 根尾は今季開幕から6月上旬までは主に外野手、遊撃手として起用されていたが、立浪和義監督の意向もあり6月中旬から、大阪桐蔭高校時代の2018年以来となる投手に転向。転向後は主にビハインド要員としてシーズン終了まで一軍に同行し、「25登板・0勝0敗1ホールド・防御率3.41」といった数字をマークした。 ただ、小松氏は「やるなら1回二軍落として(ほしかった)。もう3、4年も投手やってないわけですから、もう1回走って鍛え直して投球やらさなあかんのですよ」と、転向後はすぐに二軍に行かせフォームを固めるべきだったと主張。続けて「投手は下半身を使わなきゃダメなわけじゃないですか。(でも根尾は)手投げになってる」と、今の根尾は投球の際に下半身をほとんど使えていないと指摘した。 さらに、小松氏は「だからあれじゃね…今は見せ物ですよ。あれじゃ根尾がかわいそう」、「いきなり『じゃあ今日からお前投手だ』って負け試合で投げさせて。お客さん喜ぶだけじゃないですか。それはおかしいと思うんですよ」ともコメント。“客寄せパンダ”のような使い方をするのは根尾のためにならないと苦言を呈した。 小松氏の発言を受け、ネット上には「これは転向当時から思ってた、どう考えても二軍でフォーム固める方が先だろって」、「一軍帯同は話題性はあったが、長い目で見るならファームで調整・実戦登板させるべきだったな」、「下積みを先送りにしたツケが来ないか怖いな、キャンプでも今苦労してるっぽいし」といった同調の声が寄せられた。 今オフの根尾はフェニックスリーグ(10月10~31日)を経て、現在はチームの秋季キャンプ(11月2~19日)に参加中。11月5日にはキャンプで初めてブルペンに入った。 ただ、同日は10球ワンセット、上限100球で内角に50球投げればクリアというストライクテストに臨むも制球が定まらず、開始数分で落合英二・一軍ヘッド兼投手コーチから「投げるレベルじゃない」とテストを打ち切られる事態に。その後通常のブルペン投球を行った根尾は、終了後に「上と下のバランスが良くなかった。まだまだ技術不足」と手投げ改善に苦労している旨を語ったことが伝えられている。 小松氏やファンが問題視した中日首脳陣の根尾起用法。首脳陣としてはいきなり投手として鍛え直すよりも、一軍で課題を洗い出しオフに再調整スタートの方がいいと見込んだものと思われるが、来季以降にどのような影響をもたらすことになるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋慶彦氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC0OskCvXSgVsle9WVLbO9lA
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スポーツ 2022年11月09日 17時35分
オリックス3年目の中嶋政権が発足! 前・中日の波留氏が入閣、能見コーチ退団
オリックス・バファローズは7日、2023年シーズンの監督、コーチングスタッフを発表した。1軍監督 中嶋聡2軍監督 小林宏ヘッドコーチ 水本勝己巡回ヘッドコーチ 中垣征一郎野手総合コーチ 風岡尚幸【内野守備・走塁コーチから配置転換】育成チーフコーチ 波留敏夫【新任】投手コーチ 厚澤和幸投手コーチ 平井正史投手コーチ 高山郁夫投手コーチ 岸田護投手コーチ 入来祐作打撃コーチ 辻竜太郎打撃コーチ 小谷野栄一【野手総合コーチとの兼務解除】打撃コーチ 髙橋信二内野守備・走塁コーチ 梵英心【打撃コーチから配置転換】内野守備・走塁コーチ 小島脩平外野守備・走塁コーチ 田口壮外野守備・走塁コーチ 松井佑介バッテリーコーチ 齋藤俊雄バッテリーコーチ 山崎勝己育成コーチ 由田慎太郎育成コーチ 鈴木昂平育成コーチ 飯田大祐 パ・リーグ連覇からの日本一を達成したオリックスは、今シーズンから一軍と二軍のコーチを固定しないというスタイルを取っているが、実際は小谷野コーチがシーズン途中から一軍に合流したものの、ほぼ同じメンバーで固定されていた。来シーズンはメンバーを変えずに、ポジションをシャッフルするという情報も流れていたが、連覇、日本一を築いたコーチングスタッフなだけに、最小限の配置転換と、新任採用に留めた結果となっている。 波留コーチは今シーズン、中日で途中から一軍の打撃コーチに就任すると、円陣でナインに喝を入れた場面がテレビを通じて流れたことでもわかるように、熱血漢として知られている。若い選手が多いオリックスにとっては、さらに強くなるために必要な存在かもしれない。秋季キャンプでは育成選手が中嶋監督を前にアピールしているが、波留コーチが彼らを何人支配下に送り込めるのか期待したい。 球団が慰留を続けていた能見篤史投手コーチは、現役引退とともに退任。このまま退団する見込みだという。能見コーチに代わって誰がブルペン担当になるのかは現時点では未定。野手面では、風岡コーチが野手総合コーチに配置転換されたため、打撃コーチから内野守備・走塁コーチに配置転換された梵コーチが、三塁コーチャーとしてサインを送ったり、ホームインの指示を出すと思われる。 なお、中嶋監督は今年の正力松太郎賞を受賞。「あまりにもすごい賞という印象なので、まさか自分の名前が入るとは思いませんでしたので、本当に嬉しいですし、喜ばしいことです。日本一になったチームの、一応監督ですので…いいんでしょうか、私で。チーム全員で取った賞だと思いますし、その代表として私がいただいたということだけだと思っています。(今シーズンを振り返って)楽に思えたことは1つもなく、毎日苦心していたんですけど。なかなか上がって来ない時期もありましたし、これはどこのチームも一緒だったと思いますが、コロナで人がいなくなることもありましたし。今年のキャンプからそこを耐えようと準備してきたつもりでしたが想定以上のこともありましたので、そこには苦心しました。しかし、そういう時でも試合はあって、その時に出ていたメンバーに力が付いてきたことはよかったと思います。後半だんだん勝ち切れたのは、それがいい方向に向いたのかなと思います。優勝した時も言いましたけど、力はついてきてはいると思いますが、強いと思ったことは本当にありませんので。まだまだ強くなるチームなので、この秋季キャンプで若い選手たちが底上げして、その選手たちが試合に出ていかなければいけないと思っています」と名誉ある賞の受賞を喜んだ。(どら増田)
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東京女子2.11後楽園大会でSKE48荒井優希が「負けたくない相手」鈴芽と人気者対決!
2022年02月01日 17時30分
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2022年02月01日 13時35分
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プロレス引退表明のLiLiCo「あの頃の人生は輝いていた」DDT3.20両国国技館大会でラストマッチ!
2022年02月01日 11時30分
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阪神・矢野監督が退任表明した本当の理由は 井上ヘッドらには事前に相談? 後任探しは苦戦か
2022年02月01日 11時25分
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プロ野球キャンプイン!V2狙う中嶋オリックス、吉田正尚らCグループスタートも新人や若手をAグループに抜擢!
2022年02月01日 10時50分
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ノアM'sアライアンス脱退の船木誠勝から望月成晃が3カウント奪取「GHCナショナル獲りにいく」
2022年01月31日 22時30分
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巨人・阿部コーチ、二軍選手の生意気発言に呆れ?「夢は大きくていいんだけど…」若手指導の気苦労明かし驚きの声
2022年01月31日 20時45分
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W杯後に引退、医師めざし医学部在学中! ラグビー元日本代表・福岡堅樹、10歳下の同級生との学生生活明かす
2022年01月31日 20時00分
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ソフトB・和田、「球界から怒られるかも…」千賀の五輪参加を説得、本人にとっては大正解だった?
2022年01月31日 19時45分
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DeNAドラ1・小園「充実した1カ月間」 同期の絆で上々のプロ生活スタート、ドラ2・徳山は意外な一面を暴露!
2022年01月31日 18時30分
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元阪神・赤星氏、日本ハムの臨時コーチ受けたワケ TVで新庄監督が直オファー? 今後の阪神復帰にも影響か
2022年01月31日 15時30分
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スターダム闇落ちの渡辺桃がかつての“盟友”林下詩美を「赤いベルトがなきゃあんなもんですよ」と一蹴!
2022年01月31日 11時30分
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前日本ハム・秋吉、ソフトB・阪神が獲得を検討していた? 独立入り急浮上の裏にある複雑な事情とは
2022年01月31日 11時00分
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東京女子タッグトーナメント『ふたりはプリンセス』決勝は爆れつシスターズvs白昼夢に決定!
2022年01月31日 10時50分
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元貴乃花親方、先輩の助言を聞かず?「ある意味狂ってる」貴闘力氏が明かした美学に驚きの声、照ノ富士との共通点指摘も
2022年01月30日 11時00分
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大相撲、3年以内に三役確実の有望株?「このままじゃダメ」快挙達成も現実見据える新星とは
2022年01月29日 11時00分
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巨人・菅野に「4回も故障するんだったら辞めたら」 球界OBの“引退要求”に批判相次ぐ、原監督にも辞任すべきと主張?
2022年01月28日 19時30分
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大相撲・賭博の大甘処分、派閥争いが関係? 貴闘力氏が明かす裏事情「理事にならないようにしようとか…」真偽は
2022年01月28日 18時30分
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巨人・元木ヘッド、選手にもスタッフにもナメられる?「因果応報だろ」自虐エピソード明かすも原因指摘する声も
2022年01月28日 15時30分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
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2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分