社会
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社会 2010年03月31日 14時00分
バカ事件fromアメリカ・オハイオ州編
【3月29日月曜日 アメリカ・オハイオ州ガーフィールドハイツ現地時間】 警察に追跡された容疑者たちが、追い詰められのちに乗り越えたフェンスの先は何と…刑務所だった! 現地時間月曜日午前1時、オハイオ州ガーフィールドハイツ警察が、ある車を信号無視で停車させようとした。車のドライバーの名前は、フラワーズ容疑者(20歳)。フラワーズ容疑者は同乗者と一緒に、車を急発進して逃げ出した。そのスピードは、おおよそ90マイル(約144キロ)以上の速度にまで達していた。警察の追跡は、いくつかの市街地と2つの高速道路に渡るほど広域に及び、最後は、仮釈放者収容所という刑務所で終わる皮肉的な結果となった。 フラワーズ容疑者と仲間は、車から飛び降りると、今度は自分の足で逃げ始めた。すると、仲間のバイヤーズ容疑者(19歳)とスリンズ容疑者(19歳)は、袋小路の行き止まりで警察に追いつかれて、あえなく御用となった。もう一人の仲間であるヒューストン容疑者(20歳)は、警察のテイザー銃(スタンガン)で撃たれて、これまた御用。フラワーズ容疑者は、なんとか建物のフェンスをよじ登ることが出来たが、それが運の尽きだった。そう、フェンスの向こうは刑務所だったのだ。 ガーフィールドハイツ警察は、「フラワーズ容疑者は捕われましたが、どこにも行く必要はありません。それは、出るよりも入る方が少しだけ簡単であった、と明白な事実でした」と、ユニークなコメントをしている。 フラワーズ容疑者は、警察の取り調べに対して、「運転免許が停止中だったので、警察の停止を無視して逃げた」と言っているそうだ。彼と他の3人の容疑者たちは、逃亡や公務執行妨害の容疑で拘束されている。
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社会 2010年03月30日 15時30分
バカ事件fromアメリカ・ニューヨーク編
【3月29日月曜日 アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランド現地時間】 金持ちの老夫婦が逮捕! 何が彼らをそうさせたのか? ロングアイランド在住のクレメント夫妻が、JELL-O製のプリンの中身を、砂と塩に入れ替えてから店に返品して、一個につき1ドル40セントの返金を不当に受け取っていた罪で逮捕された。 夫婦はJELL-O製のプリン、特にピスタチオとバタースコッチ味を好んで、これらを購入し中身を食べたのちに、サンドイッチのラップや砂、塩などで空箱に詰めてから何食わぬ顔で店に返品して、返金してもらっていた。夫婦は、一回につき10個ずつ購入して、4店舗から合計5回もの同様の行為を行っていたようだ。 夫婦が細工して返品した商品を、たまたま購入した別の客が、店側にクレームしたことで事件が発覚した。40年以上も夫婦でいるこのカップルは、夫が68歳、妻が64歳の裕福な家庭だという。担当のサフォーク警察の話では、「彼らは今まで全く問題を起こしたことのない人たちであり、決して悪い人間ではありません。妻の方は、年齢が関係する精神的な問題を抱えています。この事件は尋常ではありませんが、彼らはたいへん謝罪しています」と発表している。
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社会 2010年03月30日 12時30分
話題沸騰の問題作『「若者奴隷」時代』 の著者、山野車輪氏にインタビュー(後編)
話題を呼んでいる問題作『「若者奴隷」時代』(晋遊舎)。著書である山野車輪氏のインタビュー後編。今回は今まであまり知ることのなかった人間“山野車輪”に迫る。 Q.今回の『「若者奴隷」時代』、また『嫌韓流』シリーズなども多くの知識を必要とするものですが、実際どのように調べているのですか? A.疑問が出たら、それに関する活字の本を、とにかく、ひたすら読みます。読んでいけば概要はわかってきます。その概要が本当に正しいかどうかの裏付けを取る作業に入ります。公的機関の資料を探したり、行政などに電話して問い合わせます。それを元にシナリオを組み、その後は担当編集者とひたすらディスカッションして、煮詰めていきます。これの繰り返しです。例えば、大卒初任給に占める国民年金保険料支払額の比率は、編集に突っ込まれて、大学新卒の賃金のデータを探し出して、その割合を計算をしてみたり。 Q.調べることは、そもそも好きなのですか? A.私、オタクなんで(笑)。マンガ、アニメ大好きだったんです。その気質が若い頃に醸成されているんだと思います。小学生の頃から古本屋巡りとかしていました。オタクの物事を追求する精神やスキルを今使っているということですね。 Q.文章ではなく、マンガで表現するということで注意していることはありますか? A .文字数をできるだけ少なくしつつ、必要・重要な情報がわかりやすく伝わるようにしています。ギリギリまでシンプルにまとめることに関しては、本当に苦心しています。今回は、「世代間格差」と「高齢者」をキーワードに書きましたが、読んだ人それぞれが自分なりの見解を持つようになれば良いと思っております。 Q.『「若者奴隷」時代』で参考にした実体験などはありますか? A.本屋に入るとき、高齢者は入り口のど真ん中を通り、私が横をすり抜けようとするとキレられたり、ファミレスで高齢者が大声で喋っていて、同席していた中年の女性が声のトーンを落とすようにと再三言っていたことが離れていてもわかったのに大声で喋り続けていたり、朝の出勤時間に電車をただ乗りして運賃を払わなく、運転手が注意しているのに、知らんぷりで降りていくところを見かけたり。高齢者は割と色々なところで横暴・傲慢な素振りを見せているのかもしれませんね…。 Q.『「若者奴隷」時代』のテーマは“世代間格差”ですが、山野先生は自身の世代をどう見ていますか? A.私は団塊ジュニア世代です。就職氷河期の一番上に位置します。私もかつて就職には相当苦労したことがあります。小さい頃はロボットアニメを見て育ちました(笑)。団塊ジュニア世代は人口が多いんで、この世代に向けた文化が多いんです。今も商売をやる時はこの世代をターゲットにしたものは多く、消費のターゲットにされてしまいます。それらを追いかけなければ世に中についていけなくなってしまうのですが、僕は疲れていて、正直何も追いかけたくはないです。非常に面倒くさい世代です。そう自分の世代を認識しています。 Q.では、今の若者をどう見ていますか? A.しょうがないことではありますが、行動力が少ないように思います。私たちの団塊ジュニア世代もそんなに行動力がある世代ではないのですが…。それに今の若い人は「嫌消費世代」だと言われています。「車買うなんてバカじゃないの」という認識がありますよね。本当は欲しいのかもしれないのですが、経済的に厳しいんでしょうね。 Q.「嫌韓流」の頃から厳しいマスコミ批判をされていますね。 A.ネットで少し新聞の報道を見る程度で、特にテレビはまったく見ていないです。実は今年に入ってからテレビのスイッチをつけてないんです。マスコミに特にのぞむことなんてないんですよ。まあ中立公平な視点で報じてくれればってくらいです。ただ、外国人参政権の問題とかは大事なことなのでもっと大きく取り上げて欲しいとは思いますけど。 Q.テレビは見ないということですが、映画などは見ないのですか? A. 私、映画は全然見ないんです。マンガ家で私ほど映画を見ない人も珍しいと思いますけど。編集の人とかは「映画を見て勉強しなさい」と言いますが、私はそれに反発していました。最後に見た映画が3年前くらいの「トランスフォーマー」ですから。 Q.最後に、ズバリ日本の将来は明るいと思いますか? A.言いにくいんですけど…。明るいと思える要素が何もないんです。だからなんとかしなければいけないと思うんです。希望がなさすぎます…。変えなければいけないってことは誰でもわかっているはずなんですが、既得権が強すぎてどうにも変らないんです。そこをぶっ壊さなければいけないんです。どうやれば壊せるかを考えていかなければならないと思います。だから、失敗を恐れずにバッシングを恐れずに、新しいことをやっていきたいですね。(了)『「若者奴隷」時代』(晋遊舎)の読者プレゼントはこちら http://npn.co.jp/present/detail/1116687/話題沸騰の問題作『「若者奴隷」時代』 の著者、山野車輪氏にインタビュー(前編)http://npn.co.jp/article/detail/13773662/
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社会 2010年03月29日 17時30分
祝開通、大橋ジャンクション
平成22年3月28日日曜日16時、遂に首都高速の3号渋谷線と、山手通りの地下を走る中央環状線とを直接結ぶ池尻大橋ジャンクションが開通した。これによって、6号三郷線、川口線、5号池袋線を使用する車は、都心を通らずに、東名高速道路に直結できることになった。 さて、池袋在住の私にとっては、待ちに待った夢のショートカットの登場だ。昨日は絶対に混雑するだろうから、来週あたりにでも行ってみようと思っていたが、午後5時を過ぎた辺りから、急にソワソワして「初日に行くのもたまにはいいかも」と思い立ち、車のエンジンを掛けた。前日までは、もし東名高速に乗るとしたら、護国寺入り口から首都高池袋線に乗ってから、竹橋ジャンクションで都心環状線に乗り換えて三宅坂方向に行き、谷町ジャンクションで渋谷線に乗り換えてから用賀に行く、というコースが最短最速だった。しかし、護国寺から神田、竹橋ジャンクションは平時でも慢性的に混んでいて、このコースを使用して池袋の自宅から東名高速の入り口までは、日中は早くても30分、混雑している場合は1時間以上かかることもあった。 そして、昨日の午後5時28分に自宅を出発してから、山手通りの西池袋入り口から中央環状線に乗り、山手トンネルに入った。5年前のカーナビは、その当時のDVDデータを使用しているために、画面上では私の車は山手通りを中野坂上、富ヶ谷方面を走行している。初台を過ぎた辺りから急に走行速度が落ちて、代々木八幡辺りではすっかり止まってしまった。それもそうだ。初日に記念で通行しようと、自分と同じ考えの人間が何人もいるからだろう。自分の前には、なんと室蘭ナンバーが、後ろは水戸ナンバー、隣の車線には栃木、千葉、沼津、名古屋ナンバーが並んでいる。みんなこのために来ているのだろうか。 富ヶ谷のカーブをようやく過ぎると、いよいよ真新しい大橋ジャンクションまでは直ぐだ。しかし、ジャンクションを目の前にして2車線だったのが、1車線になるとますます前に進まなくなった。しばらくして、右が渋谷方面、左が東名高速に別れる二股のサインが見えてきた。そしてこのジャンクション、建設時から話題だった螺旋のスロープは、東名高速方面はブルーに、渋谷方面はオレンジに色分けされていて混同しないように工夫されているようだ。しかしながら今日は、東名には乗るつもりでなかったために、私は六本木方面に戻るように渋谷線に乗り換えた。いつもルートとは逆に、谷町ジャンクション〜中央環状線〜竹橋ジャンクション〜護国寺出口の順で帰宅した。自宅に到着して、時計を見ると6時25分だった。合計約1時間のヒマつぶしが、500円で出来た。 自宅から池尻まで今日は、おおよそ35分かかったが、もし混雑がなければ10分というところだろうか。この5月の5連休には是非またここを通ってから、今度は東名高速に乗って遠出してみたいものだ。<プロフィール>青山はじめ、宮城県仙台市生まれ。大学を中退後、マニラのニュース社でアルバイト。帰国後はなんでも屋を友人と開業しつつ、フリーのライターも兼業している。
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社会 2010年03月29日 16時00分
バカ事件fromアメリカ・カリフォルニア州編
【3月25日木曜アメリカ・カリフォルニア州バーバンク現地時間リリース】 3月10日にお伝えした14歳の男子生徒と、セックスした罪で逮捕された33歳の中学校女性教師、その後は… 14歳の教え子と性的関係を持ったと任意供述してバーバンク警察を驚かせた33歳のエイミー先生だが、検察側の未成年者との猥褻な行為と非合法なセックスに関する告訴に対しての異議申し立てを断念した。 未成年者との猥褻な行為など、5つの罪状で懲役最高7年を科せられる可能性があった先生。5月7日に判決が下されるが、既にエイミー先生の弁護士は、嘆願と引き換えに、向こう2年間カリフォルニア州立刑務所で服役するつもりであると伝えている。 3月8日に弁護士に引き連れられて自首してから刑務所にいるエイミー先生だが、保釈を自ら断るほど自分のした行為に関して、罪の意識に苛まれているそうだ。 なお、エイミー先生の夫は警察官で、3人の子供の母親である。また辞職した中学校では、10年もの間、英語と社会学を教えていて、生徒やその親、また同僚の先生からたいへん支持されていたようだ。しかしながら、聖職者から性喰者に堕落したエイミー先生、出所後は性犯罪者として登録されて当局に一生監視される。
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社会 2010年03月29日 15時26分
中国製の毒入り冷凍ギョーザ事件、犯人逮捕の闇、上海万博成功の生贄か!?
中国製の毒入り冷凍ギョーザ事件で、中国側当局に容疑者が逮捕された。複数の目撃者の証言から、製造食品メーカー「天洋食品」(河北省石家荘市)の元臨時従業員・呂月庭容疑者(36歳)が割り出され、自宅付近の下水道からは、注射器2本が押収された。しかも、その注射器内部から、ギョーザに混入されたものと同じ成分の「メタミドホス」も検出されたというのだ。 呂月庭容疑者の自白によると、毒入り冷凍ギョーザ事件発覚の約4カ月前、2007年10月上旬・下旬、12月下旬の計3回に渡り、殺虫剤「メタミドホス」を混入したという。犯行動機については、臨時従業員と正社員の給与格差への不満、妻の出産休暇の際にボーナスが支給されなかったことが、犯行の引き金になったと供述している。 事件の直前には、同工場において待遇改善を求め工員たちがストライキを起こしており工員18人が解雇されていたのだ。呂月庭容疑者もこのストライキに参加していたと言われており、解雇への不安も犯行に走らせた遠因であるらしい。 犯人逮捕で、一件落着と思いきや、その背景には冤罪、国策逮捕の噂が内外で囁かれている。まず大きな疑問点は、下水道に廃棄されていた注射器から「メタミドホス」が検出されたことである。「メタミドホス」は分解されやすい物質で、数か月も注射器の中で残留するとは考えられない。また、犯人とされる呂月庭容疑者は精神的に軟弱な部分があり、強硬な警察の取調べに屈し、虚偽の自白をした可能性も指摘されている。 この時期における犯人逮捕の背景には、中国が国家をあげて取り組む上海万博の“てこ入れ”という背景があると噂されている。つまり、華々しく上海万博をPRしたものの、海外プレスの反響がほとんど無いうえ、下水から再生した油や毒入りギョーザ事件により、“食の安全神話”が崩壊した中国に、欧米や日本からの観光客が見込めないという暗い状況を打破するために、今回の逮捕劇を演出したというわけだ。 さらに、中国に好意的な鳩山首相を上海万博の開幕に合わせて訪中させたい中国政府としては、外交カードとして今回の逮捕劇を出してきたのだ。つまり、犯人逮捕により事件の幕引きを図り、隣国日本からジャパンマネーと観光客を上海万博に呼び込みたいというのが中国政府筋の狙いであるらしい。
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社会 2010年03月29日 15時00分
日本のウイスキー、パリジャンに大うけ!
フランスはパリの一等地。おしゃれなパリジャンの持つグラスには、ワイン…ではなく、日本のウイスキーが! 日本の古新聞で装飾されたその店では、日本のウイスキーが3分の1を占めている。期間限定で日本のウイスキーだけを揃えていた4週間の売上は、2000本。1日平均70本に上ったという。 実は日本のウイスキーは、「ワールド・ウイスキー・アワード」において、「余市」(2008年シングルモルト部門大賞)、「竹鶴」(2007、2009年ピュアモルト部門大賞)、「響」(2007、2008年ブレンドウイスキー部門大賞)に輝いている。その名声は既に世界の愛好家の間に知れ渡っているのだ。そして意外なことにワインの本場であるはずのフランスは、なんと1人当たりのウイスキーの消費量が、スコットランドに次いで多いそうだ。 一説には、日本のウイスキーのフルーティな香りが、ワイン好きのフランス人に好まれているとか。 ただし現在、この店は改装中である。前の店が予定より早く引き払ったため、にわかづくりで体裁を整えて店の名前もないまま、オープンしていたという。名無しのこの店は一旦終了し、5月か6月には新装オープンする予定で、その時にはもちろん、日本のウイスキーもまた主力商品として再登場するのはまず間違いないだろう。 ゴールデンウィークは、パリで日本のウイスキーと洒落てみるのもいいかも知れない。七海かりん(山口敏太郎事務所)山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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社会 2010年03月29日 12時30分
話題沸騰の問題作『「若者奴隷」時代』 の著者、山野車輪氏にインタビュー(前編)
マンガ『「若者奴隷」時代』(晋遊舎)が話題を呼んでいる。本書は「若者が貧乏なのも、結婚できないのも自分に責任を感じるのは大きな間違い!」と断言し、現代の若者を取り巻く、ネットカフェ難民や内定取り消し、ニート、派遣切りなどはの元凶は『世間的には弱者といわれている高齢者にある』と訴える過激な内容になっている。 そこで、著者であり、『嫌韓流』シリーズで韓流ブームに冷や水をぶっかけた山野車輪氏にインタビューを行った。今回の前編では『「若者奴隷」時代』誕生のきっかけなどを中心に、後編では人間“山野車輪”に迫る。 Q.本書を書こうと思ったきっかけは? A.今の若者がずっとかわいそうだと思っていました。同世代の友人と話していても「若い頃に戻りたいけど、今の時代の若者に戻るくらいなら戻らなくてもいい」という会話もしていました。今の若者は金を持っていないし、そもそも金を稼ごうにも雇用情勢がよくないです。また筋違いの若者バッシングや多額の年金保険料まで課せられています。 このような中で、次回作は格差問題でいこうと思い雇用問題からシナリオを固めていきました。でもシナリオを作っていくうちに“高齢者”という要素が入ってきました。これまで雇用問題が語られる時は「若者」と「会社の上層部」という枠内でしか語られてなかったのですが、もっとその上に若者から搾取している“高齢者”があるじゃないかと気づいたんです。しかし、これは誰も指摘していないんです。犯罪が起こっているのに警察がないとか、火事が起きているのに消防署がない状態と同じことです。これは誰も手を汚したくないということではないでしょうか。でもそれじゃいけないと思うんです。高齢者は今後、ますます増えていきますので、今のうちに高齢者批判の舞台やレールを作っておかなければいけないのです。今回の本はその第一歩だということです。たぶん誰も続かないと思いますけど…。直接高齢者批判をすると、高齢者を敬わなければならないと考えている若者からさえもバッシングを受けますから(笑)。 Q.ある意味、過激な本書ですが、販売することに反対などはされませんでしたか? A.当初は編集サイドも乗り気ではなかったんです。なぜなら“高齢者批判本”が少なく販売データがなかったから。なぜ少なかったといえば“高齢者批判”というのが日本人のメンタリティに反しているからだと思います。それに「若者もいずれは高齢者になるんだから」ということで批判はしづらいですよね。あと誰でも親族に高齢者がいるんで…。そこは結構大きいと思います。さらに高齢者は弱者と認識されているので、批判すれば差別のレッテルを貼られて潰されてしまいます。これは在日や同和問題の構造と同じだと思います。 Q.タイトルも過激ですが? A.版元からは販売のために『嫌老流』というタイトルを強く勧められました。でもこれはないと思いました。『嫌老流』というタイトルでいくということは、結局「嫌〜流」という流れにのってしまうということなのです。これはすなわち過去の成功した既得権に乗るということです。既得権に反対している私自身がやってしまうというバカみたいな話になってしまいます。それに『嫌老流』というタイトルでは“若者”というキーワードが入っていません。一番私が伝えたいのは「若者がかわいそうな状態に陥っている」ということなのです。ですからタイトルにはなんとしても“若者”というキーワードを入れないといけなかったんです。それで最終的に『「若者奴隷」時代』になりました。 Q.本書には直接、高齢者から抗議されるシーンがあります。『嫌韓流』シリーズなど今までの作品で、実際に抗議を受けたことはありますか? A.私はマンガ家という立場ですので、顔出しすることに違和感があるんです。多くのマンガ家は表に出ないじゃないですか。なので顔はあまり出さないです。自分の顔やプロフィールじゃなくて、作品の内容で勝負するべきだと思いますし。そういうスタンスなんで、私の顔はあまり知られていないので、直接抗議されることは少ないです。ただ去年は元在日韓国人に訴えられて、裁判で係争しました。これは完全勝利しましたけど。あとは私の事務所に脅迫状が届きました。なんで私の事務所の住所を知っているのかということは今でもナゾです。文面は「隠し撮りした写真と事務所と実家の住所と写真を押さえているぞ」というものでした。 Q.本書は高齢者批判の内容になっていますが、あえて山野先生の心温まる高齢者とのエピソードを教えてください。 A.私は長男で、小さい頃は祖父や祖母にかわいがられました。父方の祖母にはマンガや玩具をたくさん買ってもらいました(笑)。頭があがらないです(笑)。この時買ってもらったものが今の私の根っこの部分にあるものになっています。祖父や祖母に関しては感謝しています。また、『嫌韓流』シリーズを描く際も、祖父や祖母の世代の歴史が歪められていて、ただしたいという思いがモチベーションになっていました。 Q.本書はどんな人に一番読んでもらいたいですか? A.テーマは“世代間格差”と“高齢者問題”です。これは日本国民全員に考えてもらいたいものです。読者としては日本国民全員なのですが、若い人向けには作っています。若者たちが「ムキー!!」となって若者党でも何でも作るような行動力が欲しいですね。僕は若くはないですけど、バックアップはしていきたいと思っています。 Q.読者の方に一言お願いします。 A.立ち読みでもいいので、とにかく手にとって読んで頂けたらありがたいです。私たち日本人はこれまで高齢者に対してノーを突きつけることを避けてきていました。でも、この先、高齢者はますます増えていきます。現在でも65歳以上の高齢者は人口の2割を超えています。2025年には3割を超え、2050年には4割を超えるということは、ほとんど確定していることなのです。世代間格差の実態を知って、一刻も早く超高齢社会に適応するようにしなければならないのです。日本が滅亡する前に、この問題について、みんなで一緒に理解を深めていきましょう。(後編へ続く)『「若者奴隷」時代』(晋遊舎)の読者プレゼントはこちら http://npn.co.jp/present/detail/1116687/
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社会 2010年03月27日 17時00分
バカ事件fromアメリカ・カリフォルニア州編
【3月25日木曜アメリカ・カリフォルニア州ロングビーチ現地時間リリース】 もうすぐイースターだから? ウサギがキャンパスを占拠?? カリフォルニア州ロングビーチ市立大学の話では、キャンパス内で飛び跳ねるウサギに頭を痛めている。それにより大学職員たちは、現在300羽以上もの不要になったペットのウサギを、今後キャンパス内で捨てる行為をした人間に対して、500ドルの罰金と拘留を科すことを警告する看板を表示し始めた。 倍々の早さで増えて、キャンパス内の草花をむさぼり食うこれらの動物を対して獣医も、メスのウサギの卵巣を除去する去勢手術を行うなどをしたり、ボランティアたちも、キャンパス内で捕獲の手伝いや、手術後のケアもしている。一方では、地元の動物愛護運動家は、これらのウサギを引き取ってもらえそうな家族を捜すことで、大学に協力している。
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社会 2010年03月26日 14時30分
バカ事件fromアメリカ・ユタ州編
【3月24日水曜日 アメリカ・ユタ州ソルトレイクシティー現地時間リリース】 コンビニ強盗をしそこねた少年が、逆に店員の逆襲に逢い撃退されたという間抜けな話。 ソルトレイクシティー警察の話では、先週の土曜日の早朝に、10代と思しき少年が、強盗目的でコンビニエンスストアへ入った。少年は、さも買い物をするかのように装い、品物を抱えてからレジカウンターへと向かった。店員が品物をレジ打ちしている間に、少年は店員の背後に忍び寄ってから、ナイフを首元に突き付けようとした。すると、店員は自分の両腕を上げながら、身体を半回転させると、少年の顔を引っ叩くと床にノックダウンさせた。 犯人の少年は、店員に対して警察には通報しないでくれと懇願すると、さらに「僕のママにはこのことは絶対に言わないで」と言い残してから走り去ったそうだ。
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社会
谷隼人が都知事選候補者を応援
2007年04月02日 15時00分
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都知事候補 黒川氏がメイドさんと“合体”
2007年03月31日 15時00分
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都知事選 ドクター中松、夜の渋谷交差点で新発明「回転舞台」披露
2007年03月30日 15時00分
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都知事選 石原氏「厳戒歌舞伎町演説」で語った手柄話
2007年03月29日 15時00分
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石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
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都知事選政見放送で仰天マニフェスト
2007年03月27日 15時00分
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
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都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
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都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
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桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
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都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
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ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
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石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分