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バカ事件fromアメリカ・オハイオ州編

 【3月29日月曜日 アメリカ・オハイオ州ガーフィールドハイツ現地時間】

 警察に追跡された容疑者たちが、追い詰められのちに乗り越えたフェンスの先は何と…刑務所だった!

 現地時間月曜日午前1時、オハイオ州ガーフィールドハイツ警察が、ある車を信号無視で停車させようとした。車のドライバーの名前は、フラワーズ容疑者(20歳)。フラワーズ容疑者は同乗者と一緒に、車を急発進して逃げ出した。そのスピードは、おおよそ90マイル(約144キロ)以上の速度にまで達していた。警察の追跡は、いくつかの市街地と2つの高速道路に渡るほど広域に及び、最後は、仮釈放者収容所という刑務所で終わる皮肉的な結果となった。

 フラワーズ容疑者と仲間は、車から飛び降りると、今度は自分の足で逃げ始めた。すると、仲間のバイヤーズ容疑者(19歳)とスリンズ容疑者(19歳)は、袋小路の行き止まりで警察に追いつかれて、あえなく御用となった。もう一人の仲間であるヒューストン容疑者(20歳)は、警察のテイザー銃(スタンガン)で撃たれて、これまた御用。フラワーズ容疑者は、なんとか建物のフェンスをよじ登ることが出来たが、それが運の尽きだった。そう、フェンスの向こうは刑務所だったのだ。

 ガーフィールドハイツ警察は、「フラワーズ容疑者は捕われましたが、どこにも行く必要はありません。それは、出るよりも入る方が少しだけ簡単であった、と明白な事実でした」と、ユニークなコメントをしている。

 フラワーズ容疑者は、警察の取り調べに対して、「運転免許が停止中だったので、警察の停止を無視して逃げた」と言っているそうだ。彼と他の3人の容疑者たちは、逃亡や公務執行妨害の容疑で拘束されている。

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