芸能
-
芸能 2015年04月10日 10時27分
さまぁ〜ずの三村マサカズ テレ朝を名指し批判「お金儲けの為に仕事したらだめ」
お笑いコンビ・さまぁ〜ずの三村マサカズが10日、テレビ朝日を名指しして批判した。三村は現在、テレビ朝日では「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」「さまぁ〜ず×さまぁ〜ず」のレギュラー番組を持っている。 自身のツイッターで「テレ朝。お金儲けの為に仕事したらだめ。自分の仕事をちゃんとしておかねを頂く。お笑いやってお金頂く。お金を儲けるためにお笑いやるこれ最悪」と批判。 三村のつぶやきに、ネット上では「カッコいいです」「お笑いをそんな気持ちでやってはダメですね…」など、三村の意見に賛同する声が上がっている。 最近でも、テレビ局の対応に「いい加減タレントは怒りますよ!」と自身のツイッターで苦言を呈していた三村。テレビ局のやり方に相当ストレスが溜まっているのか!?
-
芸能 2015年04月09日 15時43分
タカアンドトシ 声優をリスペクト「声は才能」
お笑いコンビのタカアンドトシが9日、東京都・お台場で行われた新作長編作品「映画 きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物」公開記念イベントに出席した。 2人は同映画のアフレコに挑戦。ワニ似のゲイター役を演じたトシは「本格的にやったのは初めてだったので、難しかった。声優さんを改めてスゴいと思った」と声優に感心。一方、お人好しで騙されやすいティモシー役を演じたタカも「声は天性のものですから、声は才能」と声優をリスペクト。報道陣から「お笑いと声優どちらが難しいですか?」と質問されると、「声優ですかね…」と2人揃って返答した。 ちなみに、記念イベントでは映画を観に来た子供たちの前で、タカはアニメ「キン肉マン」のキャラ・アシュラマンの声マネを披露するなどボケを連発したが、世代が違う子供たちには全く通用しなかった。 「映画 きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物」は4月11日より全国の劇場で公開。
-
芸能 2015年04月09日 15時40分
ジャニーズ事務所の先輩・V6とともに『24時間テレビ』の司会に起用されたHey! Say! JUMPってどんなグループ?
今年の夏放送の日本テレビ系の大型チャリティー特番「24時間テレビ」のメーンパーソナリティーが先日発表され、ジャニーズ事務所のV6とHey!Say!JUMPに決定した。 V6は15年ぶり、「Hey!Say!JUMP」は初めての大役となり、グループ2組が合同で担当するのは史上初。V6は6人で「Hey!Say!JUMP」は9人、2組合わせて15人という人数も史上最多となったが、司会業が好調な井ノ原快彦、俳優として日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した岡田准一がいるV6と比較すると、「Hey!Say!JUMP」の一般的な知名度はまだまだ低い。 もともと、グループ名の由来は、「Hey! Say! Johnny's Ultra Music Power」の略で、「平成の時代を高くジャンプしていく」という意味。 07年9月に結成が発表され、これまで発売された13枚のシングルはすべてオリコン1位を獲得。しかし、まだ“国民的”と呼べるようなヒットソングには恵まれていない。 とはいえ、メンバーの中からは徐々に売れっ子も出始めている。人気ナンバー1の山田涼介は公開中の主演映画「映画 暗殺教室」がヒット。中島裕翔は3月まで放送された杏主演の月9ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」で長谷川博己が演じたダメ男の恋敵役を好演。 ちなみに、イマイチ売れてないメンバーの岡本圭人の父親は「男闘呼組」のメンバーとして一世を風靡(した俳優の岡本健一。親子二代でジャニーズタレントとなった。 「『Hey!Say!JUMP』はどう売り出してもなかなかブレークしない。そこで、事務所はV6にオファーが来たのをいいことに、なかなかオファーを受けず、『Hey!Say!JUMP』も一緒なら、という条件を提示しバーターでねじ込んだ」(日テレ関係者) 今度こそ大ブレークなるか?
-
-
芸能 2015年04月09日 15時30分
佐藤健、銭湯絵のサプライズに「感極まっています」
俳優の佐藤健が9日、都内にて、「ロッテ『爽』新CM発表会」に出席した。 ロッテアイスでは、お風呂上がりに食べる「爽」の美味しさをテーマにしたミュージックビデオ「爽だ・いい湯だな・2015」を4月9日から公開。イメージキャラクターに起用された佐藤のほか、加藤茶らも登場する。 浴衣姿で登壇した佐藤は、ミュージックビデオでは髪の毛が伸びているが、この日は短髪姿を披露。ドラマの役作りで短く切ったといい、「中学の野球部以来、短くしました」と紹介した。 イベントでは、全国浴場組合から、佐藤と富士山と水辺の風景を描いた銭湯絵がプレゼントされるサプライズがあった。日本に3人しかいないという銭湯ペンキ絵師の中の一人・田中みずき氏による作品で、登壇した田中氏から、人物が登場する銭湯絵が珍しいことが紹介された。作品には、富士山よりも佐藤が大きく描かれているが、佐藤は、「感極まっています」と感動の表情を浮かべた。(竹内みちまろ)
-
芸能 2015年04月09日 14時00分
プロフェッショナル巧の格言 タージン(テレビリポーター) スタッフの支えで100%出し切る 関西「ロケの神様」の真骨頂(2)
現在も、テレビを中心に、いちリポーターとして各地を忙しく飛び回る。出たとこ勝負で変化に富んだ現場をそつなくこなす秘訣は何か? 「僕がいつも心がけていることは、ロケというのは、現場に行ってからではなく、その前のスタッフ集合の時から始まる、ということです。そらロケですから、取材先に集中するのももちろん大切ですが、僕の場合、背中を固めるスタッフとのコミュニケーションを図っておかんと怖いですね。カメラの回っていないところでいかに周囲に繋がるかですよ。そやから現地に行くまでが勝負です。ロケバスや電車の中で、みんなで雑談でも何でもやって、ええ雰囲気を作っていかんとダメ。その中から何か共感できる話題があれば、みんなが一つの輪になれる。そうなったら、その後はすごくいいリズムで本番に臨めますし、スタッフの方で僕のやりやすい環境を作ってくれます。ギスギスした雰囲気悪い現場はダメですよ。僕はよく『フレーム・インのタージン』(画面に思わぬ角度で顔を出す)と呼ばれますが、フレーム・インという手法はいわば小細工。やり方としては邪道やという人もいます。でも現場のムードが良かったら、そういうお遊びも効果的にやれるんです。それから技術的なことでもう一つ。僕は現場では、カメラが回る2秒前ぐらいから歩き出すようにしています。その方がよりリアルなリポートになるんです。キューが出てから歩き出す、しゃべり出すというのは何やウソ臭い気がするんですね。普通、そんなことないでしょ?」 デビューから現在に至るまで、活動拠点はもっぱら関西。その背景には自らの体験に基づく人間観察と、独自の文化論がある。 「そらね、芸人としては全国制覇は夢です。おかげさまで『関西の方に珍獣がおる』ということで、東京からもお声をかけてもらってますが、僕は大阪の空気の方がおもしろい。大阪はネタの宝庫ですよ。壊れたおっちゃんやら磨けば光るおばちゃんやら、黙っていてもネタ持ってきてくれる女の子やら。そんな面白い人間が昼間からそこら中を歩いている、そんなん大阪しかないですよ。リポーターというのは突っ込んでいった時に、こっちの狙い通りの返事が返ってこないというのがいちばん怖い。そこで無理にもう一回突っ込んでいって、相手に怖がられて逃げられる。こうなったら最悪です。しかし東京の人はシャイですから、そういうケースによく出会うんですね。その点、大阪はズケズケものを言い、勝手に反応する人間が多いから、そういう怖さは少ない。こっちが無茶振りせんでも、自分で勝手に反応してくれる。ロケ現場でネタを振ったり振られたり、みんなで言葉のキャッチボールができる関西の土壌が僕を育ててくれたと思います。そんな大阪の街の中で若い頃から鍛えられてきたからこそ、知らんうちにロケが得意になったんやと思いますね。それに大阪に特化したタレントというのを長くやってますとね、そのポジションがものすごく気持ち良くなって大阪を離れにくくなるんです。大阪ローカルで売ってはるタレントには、そういう人が多いんやないですか?」
-
-
芸能 2015年04月09日 12時00分
【バラエティ黄金時代】欽ちゃんの「ひらめきボタン」
80年代のバラエティ界に、“欽ちゃんファミリー”という言葉が存在した。萩本欽一が育てたタレント、その卵たちをさした。マストのルールは、下ネタ厳禁。子どもからお年寄りまでを均等に笑わせるのが教訓だったため、大人しか理解できない下世話は避けて通ったのだ。同じく、“コントは客前で”という不文律もあった。 冠番組は、軒並み高視聴率。ピーク時、『欽ちゃんのどこまでやるの!』(テレビ朝日系)は、平均世帯視聴率42.0%。『欽ドン! 良い子悪い子普通の子』(フジテレビ系)は、38.8%。『欽ちゃんの週刊欽曜日』(TBS系)も足すと、1週間3番組で合計視聴率が100%を突破。“視聴率100%男”の異名を取った。数多く生まれたタレントのなかでも、“欽ドン!”から生まれたイモ欽トリオ、“欽どこ”から生まれたわらべは、社会現象といわれた。 イモ欽は、81年に結成。ヨシオを山口良一、ワルオを西山浩司、フツオを長江健次が演じ、すでに役者だった山口、西山に、大阪の現役高校生だった長江が加わる形で始動した。しかし、長江はオーディションで落とされている。センターは、『東京ららばい』を爆発的にヒットさせた歌手・中原理恵に決定していたからだ。ところが、ここで欽ちゃんの“ひらめきボタン”が、突然作動。「中原は別ユニットで」と言いだしたのだ。 焦ったスタッフは、オーディション会場となったテレビ局をウロウロ。そのとき偶然、落選した長江を発見して、声をかけ、強引に合格させた。デビュー曲『ハイスクール・ララバイ』は、3人がレコーディング当日に楽曲を手渡されて、何もわからずに収録。長江が録っているあいだ、山口と西山は遊びで振りを考えた。レコードジャケットは、番組収録の合間に撮った。すべてが簡易的だったにもかかわらず、いきなり160万枚をセールスして、ミリオン歌手の仲間入りをはたした。 この「良い、悪い、普通」のシリーズは、イモ欽消滅後も続行。“良い妻・悪い妻・普通の妻”では、先の中原がふつ子(普通の妻)に抜てき。オリジナリティあふれるキャラクターで、人気となった。その後は、“良いOL・悪いOL・普通のOL”。演歌歌手だった松居直美、女優の生田悦子にとって出世作となり、ヨシ山(良いOL)を生田、ワル山(悪いOL)を小柳友貴美、フツ山(普通のOL)を松居が演じて、のちに、よせなべトリオを結成。『大きな恋の物語』で、歌手デビューもはたした。 イモ欽をしのぐ国民的アイドルとなったのは、わらべ。“欽どこ”から誕生した萩本家の三つ子は、のぞみ(高部知子)、かなえ(倉沢淳美)、たまえ(高橋真美)と命名。視聴者に、「あんな娘がいたらなぁ」と思わせるのが狙いだった。就寝前に、パジャマ姿で披露したエンディングソング『めだかの兄弟』をレコード化するや、いきなり88万枚を超える大ヒット。2ndシングル『もしも明日が……。』も、売り上げ1位を獲得した。ところが…。 83年末に発売された『もしも明日が……。』に、高部の姿は、ない。同年春、写真週刊誌にベッドで喫煙という衝撃的な写真が掲載されて、欽ちゃんファミリーはもちろん、芸能界を追放されたのだ。この“ニャンニャン写真”は、純粋可憐がセールスポイントだったわらべのイメージを覆し、昭和芸能史のなかで、いまだに語り継がれている。皮肉なことに、事件後、電話で高部が“復帰”出演した回は、番組史上最高の42%の視聴率を獲得している。 ちなみに、問題写真を出版社に売った知人はその後、自殺。“ニャンニャン”という造語はひとり歩きして、85年にスタートした『夕やけニャンニャン』(フジテレビ系)につながった。高部事件がなければ、おニャン子クラブも生まれなかった…かもしれない!? 同番組からは、小堺一機と関根勤も羽ばたいている。ふたりはそれまで、超マニアックなものまねでマニア人気を獲得していたが、“欽どこ”で扮したクロ子とグレ子がスマッシュヒット。コーナーが設けられるまでになった。関根はのちに、国民的お昼の長寿番組『笑っていいとも!』(フジ系)のレギュラー最長記録を保持するまでになった。小堺は、『ライオンのごきげんよう』(同)のメイン司会者として、平日昼の顔になっている。 小室哲哉やつんく、秋元康やジャニーズなど、音楽の世界ではつねに超スーパーヒットメーカーがいる。80年代のお笑いシーンにおいては、欽ちゃんがまさにそれ。革新という言葉で収まらないほどのムーブメントを、幾度となく起こしてきたのである。(伊藤雅奈子=毎週木曜日に掲載)
-
芸能 2015年04月09日 12時00分
「月収2000万円」発言で大反響 カンニング竹山の本当の収入
自ら墓穴を掘ってしまったのが、お笑いピン芸人のカンニング竹山(44)だ。3月22日に放送された『サンデー・ジャポン』(TBS)で大ブレイク中の“8.6秒バズーカー”から最高月収を尋ねられ、『2000万円です』とサラリと言ってのけた。ところがこのひと言が、予期せぬトラブルを巻き起こしてしまったのだ。 「まず、一部スポーツ紙が『カンニング竹山の月収2000万円』などと面白おかしく報じたんです。この記事は瞬く間にツイッターなどで拡散され、ネット上で竹山に対する称賛や皮肉、怒りの声などが多数寄せられたんです。反響の大きさに誰よりも驚いていたのが竹山だった」(関係者) 翌日、竹山は出演したラジオのレギュラー番組『たまむすび』(TBSラジオ)内で全否定を行った。 「『ありえないでしょ! 俺のポジションで!』と逆ギレしたんです。他にも出演する番組でいちいち否定コメントを出していた」(関係者) では、実際の竹山の月収はいかほどなのか。取材をすると、意外な金額が見えてきた。 「2000万円は確かに冗談ですが、実際は200万円。多いときで300万円〜。竹山は冠番組こそ持っていないが、ひな壇芸人としてはトップクラスの売れっ子です。要は、あらゆる人気芸能人と顔見知りなんです。ゴールデン&プライム帯で1本10〜30万円で、数をこなせばかなりの額になる。恐らく200万円と言いかけて2000万と言っちゃったんでしょう」(知人の放送作家) 月収が200万円でも、単純計算で2400万というわけだ。 「これは最低金額。なんだかんだで年収は5000万円以上は確実」(芸能プロ関係者) 羨ましい限りだ。
-
芸能 2015年04月09日 11時45分
新婚の夫と離婚する可能性が高そうな米倉涼子
先日、一部スポーツ紙で昨年12月に結婚した夫と別居中で離婚危機であることが報じられた女優の米倉涼子だが、すでに離婚を決意しており、離婚協議に入る意志を固めていることを発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。 同誌によると、2人は1年半の同棲を経て昨年末に入籍し晴れて夫婦となり、今年に入って新居となる都内の高級マンションにお引っ越し。しかし、今年2月、米倉が行きつけのバーで語ったところによると、夫による人格否定発言、いわゆるモラルハラスメントによって結婚生活が破綻。床に正座させられて一晩中、五時間も説教をされるということもあったそうで、結局、新居ではほとんど暮らすことなく、米倉はそこを飛び出し、二月の途中からは都内のホテルに滞在。 一方の夫は大阪でのプロジェクトを立ち上げるため、現在は大阪市内の高級マンスリーマンションに居住。同誌には夫がホステスのいる店をハシゴして豪遊する様子が掲載されている。 「先日、米倉は登場したイベントで離婚問題について聞かれ何も話さなかったが、今後の離婚協議のこともあって何も話せない状態なのだろう。すでに夫には米倉との関係を修復する気はないようで、そのことを聞いた夫に近い関係者が、離婚が近いことを一部スポーツ紙にリークした形」(週刊誌記者) モラハラといえば、タレントの三船美佳がモラハラを理由に夫でミュージシャンの高橋ジョージと離婚訴訟中。三船の場合、1人娘を連れて高橋と別居。高橋との関係を修復する意志がないことをアピールしているが、「三船の場合、仕事も増えているし、“離婚訴訟特需”のような状態」(芸能記者)。 米倉が離婚したところで、仕事にまったく影響はなさそうだが、1日も早くプライベートの問題を解決して仕事に打ち込んでほしいものだ。
-
芸能 2015年04月09日 11時45分
斎藤工と剛力彩芽が競馬場デート!
俳優の斎藤工、女優の剛力彩芽が、イメージキャラクターを務める東京シティ競馬(大井競馬場)のイルミネーション点灯式に出席した。 点灯したイルミネーションを見た剛力は「想像以上にキレイでした。色のついた炎も美しかったですね」とイルミネーションを見つめ、斎藤は「家族で来てもデートで来ても、楽しめるレベルのもので驚きました」と笑顔で話した。 イベント後の会見で剛力は、斎藤が段差で手を差し出してくれたと話し「そんなことを自然にできるのは、素敵ですね」と話し、斎藤は「たまに断られることもあるんです」と笑わせていた。 競馬について剛力は「競馬の経験はまだ無いのですが、当てるには念入りに調べた方が良いですかね? でも、直感で買いたいと思います」と意気込んだ。
-
-
芸能 2015年04月08日 15時30分
お笑いネタは“もろ刃の剣”!?
明日さえ不安な芸能の仕事を続けていると、“心がポキッと”折れてしまうことがある。過去、メンタルが病んで活動を休止せざるを得なかった芸人がいる。キングコング・梶原雄太もそのひとりだ。 所属する吉本興業が運営する芸能養成学校・NSCで、同期の西野亮廣と出会って、キングコングを結成。在学中から『NHK上方漫才コンテスト』最優秀賞を受賞するなど、その才能は即座に開花した。デビュー4年でテレビ・ラジオ合わせて9本のレギュラーを抱えるほどのスポード出世だったが、それが裏目に出た。03年、機能が止まった。 過剰なストレスから、携帯電話の電源も切って、消息をくらませた。親だけには生存を明かそうと、3日ぶりに電源を入れた瞬間、先輩のFUJIWARA・藤本敏史から着信が。叱ってくれる仲間がいたことで復帰を考えはじめ、吉本、西野に謝罪。頭を下げるまでに2か月半もかかったが、西野はレギュラーがラジオの1本になっても、解散を切りだすことはせず、怒鳴ることもしなかった。 同時期、フジテレビで次世代芸人を集めた『はねるのトびら』のゴールデン昇格&レギュラー化が決定。キンコンは全国的タレントに昇華して、梶原は病んだ時代を笑いのネタにできるまでになった。 中川家・剛は、パニック障害で芸能活動を休止していた。関西で腕を上げ、新人賞も受賞した矢先に発症して、レギュラーはKBS京都のラジオ1本になった。密室がNGといわれると、大阪から局のある京都まで各駅停車で向かい、30分で行けるところに、2時間かけて、ふたりで行った。 ほかの仕事は、礼二がひとりでこなし、漫談、ものまねまで幅を広げた。この経験は現在の中川家の血となり肉となっているが、剛の完治を諦めることなく、ひたすら待った礼二。そのコンビ愛に強い結束力を感じる。 ほかにも、ナインティナイン・岡村隆史、ヒロシ、鳥居みゆきなど、心と体のバランスを崩してしまった芸人は、いる。大衆を笑わせるには、計り知れない辛抱が必要ということか。(伊藤由華)