V6は15年ぶり、「Hey!Say!JUMP」は初めての大役となり、グループ2組が合同で担当するのは史上初。V6は6人で「Hey!Say!JUMP」は9人、2組合わせて15人という人数も史上最多となったが、司会業が好調な井ノ原快彦、俳優として日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した岡田准一がいるV6と比較すると、「Hey!Say!JUMP」の一般的な知名度はまだまだ低い。
もともと、グループ名の由来は、「Hey! Say! Johnny's Ultra Music Power」の略で、「平成の時代を高くジャンプしていく」という意味。
07年9月に結成が発表され、これまで発売された13枚のシングルはすべてオリコン1位を獲得。しかし、まだ“国民的”と呼べるようなヒットソングには恵まれていない。
とはいえ、メンバーの中からは徐々に売れっ子も出始めている。人気ナンバー1の山田涼介は公開中の主演映画「映画 暗殺教室」がヒット。中島裕翔は3月まで放送された杏主演の月9ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」で長谷川博己が演じたダメ男の恋敵役を好演。
ちなみに、イマイチ売れてないメンバーの岡本圭人の父親は「男闘呼組」のメンバーとして一世を風靡(した俳優の岡本健一。親子二代でジャニーズタレントとなった。
「『Hey!Say!JUMP』はどう売り出してもなかなかブレークしない。そこで、事務所はV6にオファーが来たのをいいことに、なかなかオファーを受けず、『Hey!Say!JUMP』も一緒なら、という条件を提示しバーターでねじ込んだ」(日テレ関係者)
今度こそ大ブレークなるか?