九州地方でフリーアナウンサーとして活動している菊池だが、「みんな平気でも私の前ではやめてほしいこと」というトークテーマで話を振られた際、「男友だちとご飯を食べていた時、その人が彼女の話をし始めたんです」と切り出し、家が貧乏だというその彼女が、「焼肉屋さんに行ってその香りを嗅いで、家に帰って白ご飯だけを食べていたって話をされてた」という。菊池は「世の中にそんな貧乏な人いるんだ?」と驚愕したところ、周囲がドン引きしたというものの、さらに、「どうやったらそんな貧乏になれるの?」と質問を重ねたことを明かした。
菊池のこの発言にスタジオからも悲鳴が上がり、MCの明石家さんまも「それはあかんぞ」とツッコんでいたが、菊池は「でも、働いたらお金は稼げる」と反論。これにさんまが冷静に、「働いても駄目な人もいれば、(親の)借金を引き継がなきゃならない人もいる」「働いたら食べられるって限らない」と苦言を呈すと、菊池はその後、自身はお年玉100万円もらっているといい、給料は見たことも使ったこともないとのこと。親からのお小遣いで生活しているといい、先ほどの発言については、「(自分の)性格が悪い感じになるので、貧乏自慢はやめてほしいなって思いました」と話していた。
しかし、この菊池の発言にネットからは、「お金に困ってる人にその発言はおかしい」「働いても貧乏から抜け出せない人がいるってなんで分からない?」「好きで貧乏してるわけじゃないのになんでそんな言い方するの?」という批判の声が殺到している。
「若者世代の貧困はたびたび問題視されているにも関わらず、仮にもアナウンサーが『どうやったらそんな貧乏になれるの?』『働いたらお金は稼げる』と発言たことに対し批判が集まってしまいました。また、批判する視聴者からは、『働いても働いても手取り15万から抜け出せない人の気持ちなんて分からないんだろうな…』『安月給で奨学金返して消費税増税に苦しむ人の生活体験してから言って』という声も。『さんま御殿』で爪痕を残したい気持ちが空回りし、大きく好感度を落とす形になりました」(芸能ライター)
多くの人を傷つけた菊池の無神経発言。今回の一件では自身のツイッターにも「気分が悪くなった」、「不愉快だ」といった批判が寄せられているが、このまま嫌われ女子アナ一直線になるかもしれない――。