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駆け抜けるように逝ってしまった 大杉漣さんの家族が心境を吐露

 21日に急性心不全のため66歳で急逝した俳優の大杉漣さんの葬儀が近親者によって執り行われたことを27日、妻で所属事務所社長の大杉弘美さんが事務所の公式サイトで公表した。

 弘美さんは、「先般、大杉漣の葬儀を故人の生前の意思により、家族近親者のみにて執り行いましたことをご報告させていただきます」と報告。

 出演中で撮影を終えていないドラマもあったことから、関係者に対し、「多大なご迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳なく思っております」と謝罪。そのうえで、「迅速な対応をしていただきました皆さまには深く御礼申し上げます」とした。

 続けて、「大杉は志半ばでありながら、駆け抜けるように逝ってしまいました。【現場者】であり続けたいと故人が願っていた通りの最後となりました」と大杉さんの遺志をつづった。
 最後に、「多くの方々の支えを力に、一役者として生きてこられたことは幸せなことと想っております」とつづり、「ここにあらためて皆さまには心より感謝申し上げます」と結んだ。

 また、大杉さんの長男で写真家の大杉隼平氏は、自身のインスタグラムを更新。海辺の写真を掲載し、葬儀を終えたことを報告。「本当にあまりに突然の別れとなってしまいました。信じたくない。夢であって欲しい。心からそう思いました。最期に立ち会う事もできませんでした。一言でもいい。ありがとうございます。を伝えたかったです」と無念の胸中を吐露。

 各マスコミに対して、「今後、この件に関しての取材やコメントは差し控えさせて頂きます。父が安心して旅立てるよう、どうかご理解の程宜しくお願い致します」と呼びかけた。
 今後、お別れの会が営まれるというが、出席者の顔触れも含め、かなり盛大なものになりそうだ。

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