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大杉漣さん死去も『バイプレイヤーズ』放送継続へ 残りのメンバーで撮影

 21日未明に急性心不全のため急死した俳優の大杉漣さんだが、大杉さんの死去にともなう各方面の反応について、各スポーツ紙などが報じている。

 報道をまとめると、テレビ東京・小孫茂社長の定例社長会見が都内の同局で行われ、大杉さんが出演していたテレビ東京系「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」の今後について言及。

 同ドラマは、昨年1月期に第1弾が放送されて好評を得たため、続編が実現。今回続編が実現したのは、大杉さんの強い思いも大きかったそうで、企画段階で「パート2も、同じスタッフとキャストでやらせてほしい」と制作側に懇願したのが大杉さんだったという。

 小孫社長は、「テレビ東京で、この方の代わりを探すという議論はありえません」と断言。ドラマについて「なんとか続けられないかと、きのう(21日)のうちに編成には指示を出しました」と継続について動いたことを明かしたというのだ。

 同ドラマは22日の時点で、第4話(今月28日放送)は7割、最終回となる第5話(3月7日)は3分の1ほど撮影が終了。今後は脚本を書き換えて撮影に臨むとみられるという。

 大杉さんが生前に収録参加した日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」の名物コーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!」2時間スペシャルが22日放送。平均16・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率で、前週15日の8・8%から7・8ポイントの大幅増となった。

 また、訃報を受け、テレビ各局は追悼番組を編成。BS朝日は、00年、05年に大杉さんがゲスト出演し、22日に地上波のテレビ朝日で放送した「徹子の部屋」を24日午後1時30分から再放送。

 BSフジでは、レギュラー出演中だった「大杉漣の漣ぽっ」で、すでに収録済みだった3月3日の放送予定分を25日午後2時からに繰り上げ、枠も2時間に拡大し放送する。

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