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舞台裏はバタバタだった各局の新ドラマ

 10月スタートの民放キー局の連続ドラマの裏事情を、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。

 同誌によると、日本テレビは綾瀬はるか主演の「奥様は、取り扱い注意」がスタート。綾瀬はかつて裏の世界で特殊任務についていて平凡な主婦となったヒロインを演じる。

 共演の広末涼子や本田翼は決定。しかし、肝心の夫役は長谷川博己にオファーして決まりかけたが4月クールの「小さな巨人」(TBS系)の主演で疲弊。そのため、西島秀俊らにオファーが行っているという。

 「綾瀬のドラマで数字が取れるかどうかは微妙なところ。そのため、なかなか夫役を受けてくれる俳優はいないのでは。かといって“格落ち”のレベルの俳優を用意するわけにはいかない」(テレビ局関係者)

 ディーン・フジオカは同局の「今からあなたを脅迫します」で連ドラ初主演。ディーンはテレビ朝日系の報道番組の「サタデーステーション」に「インフルエンサー」という肩書きで不定期出演。しかし、ドラマのスケジュール優先となると、同番組での取材スケジュールが取れなくなりそうだというのだ。

 フジテレビは浅野忠信が民放連ドラ初主演する「刑事ゆがみ」を放送。刑事のバディーものだが、唐沢寿明や遠藤憲一へのオファーを断られたそうで、そのため、神木隆之介が相棒役となったようだ。

 「放送される木曜午後10時はまったく数字が取れず。そんな中、今クールの真木よう子主演の『セシルのもくろみ』が視聴率3%台を記録し大爆死。その枠に出たい役者はなかなかいないだろう」(芸能記者)

 舞台裏で制作サイドは骨を折っているだけに、視聴率が良ければ救われそうだ。

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