「妖怪ウォッチ」は3連休の土日2日間で19万4400人を動員、興収2億2500万円をあげ、公開4週目にして再び首位に浮上した。累計興収はすでに20億円を突破した。
2位は先週首位だった、人気アクションシリーズの最新作「バイオハザード ザ・ファイナル」。週末2日間で18万5685人を動員、興収2億8602万6500円を記録し、9日までの累計興収は33億円を突破。最終興収38.1億円をあげた前作「バイオハザードV リトリビューション」を超えるペースで興収を伸ばしている。
3位は「君の名は。」。年をまたいでも客足が伸び続け、9日までの累計興収は229億円を突破。国内歴代興収3位「アナと雪の女王」(14年)の255億円が視野に入ってきたのだが…。
「かなり厳しい視点で選ばれることで知られる、『キネマ旬報ベスト・テン』が発表されたが、『君の名は。』は日本映画のベスト10からも漏れ、個人賞も獲得できず。ふだん、あまり映画を見ない人は飛び付いて高い評価をしているようだが、玄人筋はかなり厳しい目で見ていることがここに来て浮き彫りになった」(映画ライター)
キネ旬のベスト・テンで1位を獲得したのは、徐々に客足を伸ばしているアニメ映画「この世界の片隅に」。今週のランキングでは土日2日間で5万7000人を動員、興収7700万円をあげて10位に入り、9週連続10位内をキープ。スクリーン数は公開初週より114増えて177となり、累計86万人を動員、興収は11億円を突破。どこまで数字を伸ばすかが注目される。
14日には綾瀬はるか主演の「本能寺ホテル」などが公開される。
*「映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」(C)LEVEL-5/映画「妖怪ウォッチ」プロジェクト 2016