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日ハム「もろい」清宮と「タフな」吉田輝星“怪物対決”の結果が見えた

 「痛いとか関係ない。やるんだ、と。打たないとダメだろ。ゆっくりしている場合じゃないだろ」調整が遅れている北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎(19)が、栗山英樹監督(57)に喝を入れられた。

 この時期、若手選手はキャンプでアピールするため、懸命にバットを振る。清宮も、そんな激しい自主トレに臨むはずだったが、右手首の炎症で打撃練習ができなくなってしまったのだ。

 「練習再開のメドは立ったみたいですが、大事をとって軽いスイングになりそうです。また再発したら、元も子もありませんから」(スポーツ紙記者)

 この時期の出遅れは致命的。キャンプで全力プレーができなければ、オープン戦への出場が遅れる。実戦感覚を養う期間が短くなれば、シーズン序盤からの活躍は望むべくもない。さらに「その遅れを取り戻そうと焦って、また故障」なんてことにもなりかねない。

 清宮は、去年の今頃も右手親指の骨挫傷で出遅れていた。さらに限局性腹膜炎、脇腹痛と故障が続き、まともなシーズンを送ることもできなかったのである。

 「清宮がもろいという懸念は、ドラフト候補だった頃から囁かれていました。清宮の出身校である早稲田実業高は練習量の多い学校ではない。練習時間が長ければいいってモンじゃないが、高校時代に鍛えられた選手と、そうでない選手とでは体の頑丈さが違ってくる」(在京球団スカウト)

 対照的なのが吉田輝星。彼の出身校(金足農業)は猛練習で知られる。同じ秋田出身のヤクルト・石川雅規がまだ中学生だった頃、周囲から同校進学を勧められて練習を見学したが、逃げるようにして帰ったという逸話が残されている。

 「二軍スタートとなる吉田はキャンプ後半で一軍に加わり、紅白戦にも登板させる予定。吉田も『清宮さんと対戦したい。遠慮しないで思いっきり行く』と宣言しています」(前出・記者)

 平成最後のドラフトで、“昭和式スパルタ”で鍛えられた吉田が入団してきたのも不思議な巡り合わせだが、今のままでは清宮は吉田に追い抜かれるだろう。2月16日の紅白戦での怪物対決が見ものだ!

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