加藤は13日放送のインターネット番組『極楽とんぼのタイムリミット』(AbemaTV)において、10月1日に個人事務所である「有限会社加藤タクシー」を設立し、吉本興業とはエージェント契約を交わしたと発表した。
加藤は、一連の闇営業問題に揺れる吉本興業に対し、7月に会社の古い体質をレギュラー出演する『スッキリ』(日本テレビ系)の生放送内で批判し、「今の社長、会長の体制が続くなら、自分も吉本を辞める」と啖呵を切り、「加藤の乱」とも呼ばれた。その後の動きに注目が集まっていたが、個人事務所設立に至った。
このニュースを受け太田光は「紛らわしいね。タクシー会社だと思われるね」とツッコみ、笑いを誘っていた。加藤の事務所名は、母親が再婚した義理の父親がタクシー運転手をしていたことにちなむものだろう。義父に会いに行く様子は『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で取り上げられたこともある。さらに、2015年の義父の死去時には、加藤は『スッキリ』生放送を急遽休んで葬儀に駆け付けた。かなり思い入れのある名前なのかもしれない。
田中裕二は事務所設立の経緯を「(明石家)さんまさんの『オフィス事務所』的なことかな」と話し、太田が「いろいろそこに入ったりする人もいるのかな」と振ると、田中は「そういうこともあるかもね。吉村とかいくべきだよね」と大ネタをぶっ込むも、これには太田が苦笑しつつ、「行くべきじゃない」と制する場面が見られた。
加藤の独立騒動を巡っては、吉本興業の後輩芸人で、同じ北海道出身で加藤を慕う平成ノブシコブシの吉村崇も同調するのではとも言われていた。ただ、この話は沈静化していたため、田中がまさかのネタを蒸し返した形だ。
これを受け、ネット上では「田中、さらっとすごいこと言っているな」「いつもなら暴走する太田がストッパーになってるわ」といった声が聞かれた。田中のモンスターぶりがさらりと現れた放送だと言えそうだ。