08年10月から今年9月まで、実に丸5年にわたって、タモリのサポート役を務めていた同局の人気女子アナ・竹内由恵に代わって、今年4月に入社したばかりのド新人・弘中綾香アナ(22)にバトンタッチされたのだ。
28年目に突入した「Mステ」のサブ司会は、96年4月からは同局の看板アナが務めるようになり、下平さやかアナ(96年4月〜00年3月)、武内絵美アナ(00年4月〜04年3月)、堂真理子アナ(04年4月〜08年9月)、そして竹内アナと受け継がれてきている。
竹内アナも、入社後、半年で「Mステ」のサブ司会に抜てきを受けたが、新任の弘中アナも、半年のキャリアで大役に臨む。
弘中アナは91年、神奈川県出身。慶應義塾女子高等学校を経て、慶應義塾大学を卒業している。運動が苦手で、中学時代から音楽にいそしみ、大学3年まで、バイオリンを習っていた。大学時代は心機一転し、フィールドホッケー部のマネージャーを務めていた。
4月の入社後、4月13日放送の「SMAP☆がんばりますっ!!」でデビュー。「速報!甲子園への道」でのレポーターで修業を積み、初のレギュラー番組が「Mステ」への大抜てきとなった。
女子アナ・ウォッチャーのK氏によると、「テレ朝は新人女子アナを、いきなり、大役に抜てきすることが多いので、今回の弘中アナのケースも、その一環です。彼女は秀でて美人というわけではありませんが、庶民的な愛らしさが魅力です。このチャンスをモノにできるかどうかは、弘中アナの努力と器量次第でしょう」と語る。
10月から、「はい!テレビ朝日です」のレギュラーとなった同期入社の林美沙希アナとの出世争いが注目されるところです。
(坂本太郎)