そのなかで、初日の30日に出演した関西の人気漫才師、大木こだまと海原さおりの愛娘である静岡第一テレビの美人アナ・西山加朱紗(かずさ=25)の人気が突如、全国的に沸騰した。そして、もう一人、強烈なインパクトを残したのが、最終日の4日に出演したテレビ信州の原山紅花(べにか)アナ(26)だ。
芸名と思われるような名前の原山アナは、アイドル顔負けなルックスと、宮根アナもビックリの超天然ぶりで番組を席捲。お茶の間の視聴者の目をクギ付けにしたのだ。
原山アナは87年1月28日生まれ、新潟県新潟市出身。番組では“おバカキャラ”が定着しているが、青山学院大学経営学部を卒業しており、実は頭はかなり優秀だったようだ。
同大卒業後の10年7月、地元のUX(新潟テレビ21=テレビ朝日系列)が「県民にUXを身近に感じてもらいたい」との狙いで結成されたUXサポーターズの第1期生として活動開始。原山アナは2期生まで務める。
その後、12年4月、同県佐渡島にあるケーブルテレビ局・佐渡テレビジョンに入社。その間にアナウンスの勉強を進め、長野のテレビ信州の入社試験に合格し、今年4月に同局に入社を果たした。
入社早々、同局制作の看板情報番組である「情報ワイド ゆうがたGet!」(平日午後4時30分〜5時53分)のキャスターに抜てきされ、持ち前の天然ぶりで長野県民の注目の的となっている。
女子アナ・ウォッチャーのK氏によると、「ルックス的には地方局アナにしておくには、もったいないほどのかわいさですね。ただ、アナウンサーとしては、あの天然ぶりには疑問符も付きますが、かえってキャラも立っていて、いいのではないでしょうか。バラエティ要員として、中央に進出するのも、おもしろいかもしれません」と語る。
原山アナを長野でしか見られないのは残念至極。なんとか、日テレが全国ネットの番組で起用してくれないものか…。
(坂本太郎)