常盤貴子主演の本作。アメリカのドラマ『The Good Wife』をリメイクした作品で、結婚を機に専業主婦になっていた女性弁護士が主人公。東京地検特捜部長だった夫が逮捕され失業したことを機に前線に復帰するというストーリーとなっている。
第1話は日本版のオリジナルストーリー。スーパーで起こった幼児行方不明事件について、人気キャスターの日下部(武田鉄矢)がネット配信の番組で「犯人は母親の可能性が高い」と断言。名指しされた形となった母親が自殺してしまい、その夫が名誉棄損で訴えるべく、杏子(常盤)が仮採用された事務所に依頼してくるというストーリーとなっていた。
放送後は、かつて『連ドラの女王』と呼ばれた常磐の演技力と、その衰えない美貌に対し、「さすがすぎる!」「テーマも面白いし、常盤貴子が美しすぎる。今期ナンバーワンの予感」「自然に年を重ねた感じなのに若くてすごい!」といった声が殺到。17年ぶりのドラマ主演というブランクを感じさせない演技力を見せつけた。一方見受けられたのは、「常盤貴子は安心して見てられるわ。比べちゃ悪いけど、中山美穂は痛々しかったな」「前クールの中山美穂ガッカリ感たっぷりだったから、常盤さんのきれいさに安心する」という投稿。前クールのドラマ『黄昏流星群』(フジテレビ系)に出演した中山美穂と比較する声だった。
「『黄昏流星群』で中山は、夫の浮気に気づきつつ、自身も娘の婚約者に惹かれていく主婦という役を演じました。しかし、そこで毎週のように指摘されていたのは、中山美穂の演技力の低さ。また、共演した58歳の黒木瞳や53歳の八木亜希子と容姿を比較され、『公開処刑されてる』といった辛辣な声もたびたび寄せられる事態に。娘の婚約者を夢中にさせる役柄でしたが『なんで若い子が中山美穂のことを好きになるか分からない』といった声も相次ぎました。中山は現在48歳で、常盤は46歳。同年代なだけに2人を比較する声が上がるのは仕方のないことでしょう」(ドラマライター)
年相応に美しさを積み重ねている常盤に対し、稚拙な演技で視聴者から不評を買ってしまった中山美穂。アラフィフ女優の軍配は間違いなく常盤に上がったことだろう。