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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(12/28阪神・12/28中山)

【今週デビューの注目馬】

☆プリモダルク

 2019年12月28日(土)阪神第4Rダート1400m戦に出走予定のプリモダルク。馬名の由来は「冠名+人名より」。牝、鹿毛、2017年4月21日生。栗東・藤原英昭厩舎。父Bernardini、母Wilshewed、母父Carson City。生産は米・Estate of William L.Currin。近親には98年函館2歳S(GIII)を勝ったリザーブユアハート(父ハウスバスター)がいる。血統的にはダート馬と判断してしまう本馬だが、牝馬としては中型サイズで素軽さがあり、弾力のある良質な筋肉を持っており、芝でもやれるのではと思わせる造り。走らせるとバランスの良いキレイなフォームだが、やや上に伸びるような走りをしており、その部分が改善されてくれば上位クラスでも活躍できそうな素質を秘めている。距離はマイル以下が合いそうだ。なお、鞍上は藤岡佑介騎手。

☆プリマヴィスタ

 2019年12月28日(土)中山第5R芝2000m戦に出走予定のプリマヴィスタ。馬名の由来は「初見、一目ぼれ(伊)」。牡、栗毛、2017年2月23日生。栗東・矢作芳人厩舎。父ハーツクライ、母サンヴァンサン、母父クロフネ。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主は加藤裕司氏。2017年セレクトセール当歳市場において7344万円(税込)で落札された。叔父には芝の2000m以上で3勝を挙げているチャロネグロ(父ハーツクライ)がいる。本馬は均整の取れた好馬体をしており、母系の血か、この時期のハーツクライ産駒としてはしっかりとしており、胴伸びが良く如何にも長めの距離が合いそうな造り。手先、フットワークともに軽く、追い切りでは軽く仕掛けただけで併せた相手をスッと引き離す反応の良さを見せている。なお、鞍上は坂井瑠星騎手。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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