☆バインドウィード
2019年12月21日(土)中山第5R芝2000m戦に出走予定のバインドウィード。馬名の由来は「ヒルガオ。花言葉で父名『絆』を表す」。牝、黒鹿毛、2017年4月19日生。美浦・宗像義忠厩舎。父キズナ、母カメリアローズ、母父ホワイトマズル。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額1800万円。半兄には11年デイリー杯2歳S(GII)で2着となり、平場で4勝、障害で1勝を挙げたダローネガ(父ダイワメジャー)や、19年スプリングS(GII)で3着となり、2勝を挙げているディキシーナイト(父ダイワメジャー)がいる。本馬は父がキズナに変わったことで、丸みを帯びたシルエットをしており、トモの容積は走る馬のそれ。頸差しから胸前にかけての流れは非常に滑らかで、胸前は幅がありボリュームもある。兄たちよりも背中に長さがあり、距離は2000mあたりまでこなせそう。その走りはバランスが良くパワフルで、力のいる馬場でも問題なくこなせそうだ。なお、鞍上はO・マーフィー騎手。
☆ミッキーラズベリー
2019年12月21日(土)阪神第5R芝1800m戦に出走予定のミッキーラズベリー。馬名の由来は「冠名+母名の一部」。牝、栗毛、2017年3月9日生。栗東・音無秀孝厩舎。父キングカメハメハ、母ワイルドラズベリー、母父ファルブラヴ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は野田みづき氏。2018年セレクトセール1歳市場において1億4580万円(税込)で落札された。半兄には芝・ダートで5勝を挙げており、19年プロキオンS(GIII)で2着に入ったミッキーワイルド(父ロードカナロア)がいる。本馬はキングカメハメハ産駒らしく筋肉質で、特にトモの造りは目を引く。牝馬にしては腹袋がしっかりとしており、内臓面は強そうだ。骨格もしっかりとしており、如何にもパワータイプ。距離はマイル前後を得意としそうだ。なお、鞍上は松若風馬騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。