さて、今週は川崎競馬場で2歳ダートチャンピオンを決める「第70回全日本2歳優駿(JpnI)」がおこなわれます。
本命に推すのはダートでは負けを知らないアイオライト。初ダートだった前々走は、好スタートからスッと2番手の位置を取ると、馬なりのまま4コーナーで先頭に並ぶと、促すだけで後続を引き離し、次位に0秒9差を付ける最速の上がりを使って優勝。昇級初戦だった前走にしても、好スタートから先頭に立ちそうな勢いでしたが、内からハナを主張してくるとスッと控えて4番手の位置に収まる操縦性の高さ。道中は終始外目を通る距離ロスがありながら、直線ではしっかりと伸びて優勝。今回は400mの距離延長となりますが、前走終始外を回ってあれだけの競馬をしたことや、馬体の造りから考えると1200mのスペシャリストということはないでしょう。内を回ってロスの少ない競馬ができれば、この距離でも十分好勝負になるでしょう。
相手本線はヴァケーション。前走はスタート直後に進路が狭くなるところがありましたが、怯むことなく馬群を割る強さを見せると、4コーナーでは早くも先頭に立ちそのまま押し切る強い競馬。スタート後に進路が狭くなったことや、3コーナーから4コーナーにかけて外を回ったこと、ゴール前で流したことを考えると、着差以上に強い競馬でした。今年は交流重賞での地方馬の活躍が目立っており、本馬も中央馬と互角の戦いを見せてくれることでしょう。
▲はゴールドビルダー。
以下、キメラヴェリテ、テイエムサウスダンまで。
◎(1)アイオライト
○(2)ヴァケーション
▲(13)ゴールドビルダー
△(6)キメラヴェリテ
△(8)テイエムサウスダン
買い目
【馬単】4点
(1)→(2)(6)(8)(13)
【3連複1頭軸流し】6点
(1)−(2)(6)(8)(13)
【3連単フォーメーション】9点
(1)→(2)(6)(13)→(2)(6)(8)(13)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。