初日、会場となる歌舞伎町周辺には早くから大勢の募金者が集結し、凄まじい熱気が街全体を包み込んでいた。場内では、昨今の事件の影響からか金属探知機などを使ったセキュリティチェックが厳重に行われ、参加者の誰もが安心しておっぱいを揉み、募金ができる空間を実現。基本的に1人1000円以上の募金が推奨されており、係員の「おっぱいは1人につき1揉みでーす!」とのルールを知らせる掛け声が会場に響いていた。来場者は年齢確認のための身分証を提示し募金をした後、備え付けの消毒液を手にかけ、シフトによっては最大で9人のおっぱいを生で揉むことができる。
今年で12回目となるおっぱい募金。近年、世界的にもこのイベントは話題となっており、海外メディアも訪れるほどの注目を集めている。その影響からか会場には、アジア系から欧米系まで様々な国の外国人の姿も見られた。さらに多くの男性客が割合を占める中、1人で訪れた女性や、募金ガールの応援に駆けつけるセクシー女優も一般募金者として来場していた。
31日の夜、会場では合計来場者数が発表され、今年は昨年の5597人を抜き、2日で過去最高の5845人を記録。さらに午後6時現在の集計として募金額は496万6309円にまで達したという。この発表を受け、おっぱい募金ガール'14のメンバーである芹野莉奈は「まさかこんな人数と、こんな金額になっているとは思ってなかったです。本当に楽しんでこの結果なので満足です! 大満足です!」と達成感と感謝の気持ちをコメント。
最近のチャリティー運動では『ALSアイスバケツチャレンジ』が世界を騒がせたが、日本からはこの『おっぱい募金』が今後さらに世界へと名を轟かせそうだ。
最終的な来場者数、募金額などは公式サイトにて発表されるという。なお集まった募金、オークションの売り上げの全額がストップエイズ啓蒙活動へ寄付される。