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松本人志 お笑い芸人のギャグ特許に否定的「だんだん笑えなくなる」

 5日放送されたフジテレビ「ワイドナショー」でダウンタウンの松本人志が、お笑い芸人が披露するギャグの特許に否定的な意見を述べた。

 視聴者からの意見を紹介する「ワイドナB面」では、4月から施行された商標法をピックアップ。テレビCMに使われる「音」「色」「動」の商標登録が可能になり、胃腸薬「正露丸」のメロディやセブン-イレブンのイメージカラーである緑赤オレンジの組み合わせなど、大手企業の出願が200件以上も相次いだという。今回の改正で、お笑い芸人の一発芸などの楽譜にならない音も商標としての用途が特許庁に認められば、登録の対象になると放送した。

 番組コメンテーターの犬塚浩弁護士は、「ものまねって、ものまねそのモノが1つの芸になってますから、別にまねることがいけないというワケではないです。でも、今回の一発芸っていうのはもともと著作権法というのをお聞きなったことがあると思うんですけど、一発芸のレベルですと、人がまねしやすいっていうのもあって、著作物と認められないんですよ」と補足した。

 犬塚弁護士の説明を聞いた松本は「こういうのは…お笑いは特許とか、とやかく言うとドンドン面白くなくなるっていうのが僕の考え方」と持論を展開。「だんだん笑えなくなる。1人目2人目ぐらいの話題性としたら、もしかしたらあるのかもしれないですけど」とお笑いネタの特許に関して否定的な意見を述べた。

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