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37歳でジャニーズ脱退は遅すぎる? 関ジャニ渋谷のソロ活動、成功の可能性は

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野村義男

 4月15日、ジャニーズ事務所は、所属グループ「関ジャニ∞」の渋谷すばるが12月31日をもって事務所を退所すると発表した。

 渋谷は「今後の人生を音楽で全うすべく、海外で音楽を学び、今後はさらに、自分の音楽を深く追求していきたい」とジャニーズ退所後は、日本を離れ海外へ音楽の勉強に行くと語っている。渋谷は「ジャニーズ事務所内での屈指の歌唱力」と評価されており、以前よりグループ脱退、ソロ活動転向は絶えず噂になっていた。

 無論、歌唱力に関しては、あくまでジャニーズ内だけの話であり、世界に通用するアーティストを目指す、という渋谷の現在のポテンシャルにはいくつか疑問の声も存在するという。

 ネックはずばり渋谷の年齢で、渋谷は1981年生まれの今年37歳。アイドル活動を辞め本格的な歌手を目指すには「遅すぎる年齢では?」との心配の声もあるという。

 事実、ジャニーズの先輩である野村義男は、ギタリストになるために26歳でジャニーズを退所し、音楽修行に励んだほか、元KAT-TUNの赤西仁もソロ歌手として大成するため26歳で米国に長期滞在し、音楽修行したことを考えても、「若さと体力」はかなり重要といえる。

 一般に、男性は30代中盤から声の老化が著しく目立つようになり、特殊なボイストレーニングを積んでいない歌手は徐々に声が衰えていき、歌手活動の継続が困難になっていく傾向にあるという。

 このような事情のため、30代後半である渋谷が世界的歌手として成長していくためには、かなりの困難が待ち構えていることが予想されている。

 もっとも、今回の30代後半に差し掛かってからの、この渋谷のチャレンジには、世の中年男性からは温かい目で迎えられているようで、「ぜひ応援したい」「30代後半は最後のチャンス」と渋谷を応援する声も多くあるという。

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