報道をまとめると、会見には、自宅で転倒し、現在自宅療養中の安田章大をのぞく、6人のメンバーが出席。
ジャニーズ事務所によると、今年2月15日に渋谷から「音楽を追求するために海外を拠点に生活していきたいので事務所を辞めたい」と申し入れがあったという。
ほかのメンバーは、全体ではもちろんのこと個々で話し合いを重ね、説得をしたものの、渋谷の意思は揺るがず。結果、今回の決断に至ったという。
渋谷は、「36歳という年齢を迎え、人生残り半分と考えた時に、今までの環境ではなく、すべて自分自身の責任下で今後の音楽人生を全うするべく海外で音楽を学び、自分の音楽というものを深く追求していきたいと思った」などと、脱退に至った心情を吐露した。
メンバーの村上信五は、「すばるが下した“一男(いちおとこ)”としての決断は、尊重するべき以外の何物でもないので、我々としては背中を押す以外ない」とエール。
関ジャニ∞の今後の活動は、5月30日に発売予定のベストアルバム「GR8EST(グレイテスト)」が7人体制での最後のリリース。7月15日からスタートする5大ドームツアーは渋谷以外の6人で行うという。
「歌唱力抜群の渋谷が抜けてしまえば、厳しい言い方をすれば“コミックバンド”になってしまう。おそらく、ツアー後はソロ活動が中心になるのでは。村上はMCなどの司会業、錦戸亮と大倉忠義は俳優業、残りの3人はバラエティー。ジャニーズとしては関ジャニをもっとブレークさせようとしていたが、渋谷の脱退で勢いが止まりそうだ」(芸能記者)
渋谷の新天地での活躍が期待される。