同作は映画プロデューサーの川村元気氏の同名ベストセラー小説を映画化。全国299スクリーンで公開され、土日2日間で動員8万9000人、興収1億2000万円をあげた。
ちなみに、1位は幸福の科学出版による長編アニメ「宇宙の法 黎明編」が2週連続で首位を獲得。週末2日間で動員10万8000人、興収1億3400万円をあげ、累計興収は4億円を突破。ヒットを記念して、女優の千眼美子のアフレコ映像が解禁されている。
「1位の映画は206スクリーンでの公開で2週目。にもかかわらず、公開スクリーン数が上回る『億男』の方が興収が下だった。配給元の東宝幹部は予想をあまりにも下回るスタートに頭を抱えてしまっているようだ」(映画業界関係者)
佐藤といえば、9月まで放送されていたNHKの朝ドラ「半分、青い。」で永野芽郁が演じたヒロインの相手役を熱演。その好演ぶりが評価され、その勢いのまま「億男」の公開に突入していたはずだった。
映画の番宣で、21日に放送のフジテレビ系トーク番組「ボクらの時代」に共演の高橋一生と原作者の川村氏とともに出演したが、そこで驚くべき発言が飛び出してしまったというのだ。
「『俳優業を続けるモチベーション』をテーマにトークしていると、佐藤は『オファーをいただいて、そのオファー面白そうだなってものに乗っかって、そこに人生捧げてやるっていう“ローテーション”に限界を感じてきたってのは正直あります』と吐露。将来的に、プロデュース業を視野に入れていることも示唆した。しかし、この発言に対して、ネット上では『勘違いしてるのでは?』などと批判の声もあがった」(芸能記者)
佐藤のモチベーション低下が、映画の成績不振に直結してしまったかもしれない。