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『中学聖日記』、『ぎぼむす』人気に続けるか? 未成年と恋愛に疑問を抱く声も

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有村架純

 有村架純が主演を務める10月期の連続ドラマ『中学聖日記』(TBS系)が10月9日にスタートする。

 かわかみじゅんこの同名漫画が原作の本作。有村が演じるのは新任の中学校教師・聖。受け持ったクラスの生徒の一人である晶(岡田健史)にまっすぐに恋心をぶつけられ、婚約者の勝太郎(町田啓太)との狭間で惑うというストーリーが展開される。

 原作漫画は「an・anマンガ大賞」の2017年度グランプリを受賞している人気漫画ではあるものの、実は放送前にもかかわらず、ネットからの反応は芳しくないという。

 「前枠が7月期のドラマで視聴率1位を獲った『義母と娘のブルース』(同)だった影響もありますが、『中学生と大人って犯罪じゃん』『漫画だからいいんであって、実写化したら犯罪臭くなるだけでしょ』『下手したら淫行。受け付けない』といった批判が寄せられているのは事実です。『義母と娘のブルース』で描かれたのは純愛。その後に、婚約者と中学生の間で迷う女性教師の“禁断の恋”のドラマを放送することが批判されるのは、ある意味仕方のないことなのかもしれません」(ドラマライター)

 しかし、同じパターンで成功したドラマもあるという。

 「2016年10月期に大ヒットを飛ばした連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(同)の後に放送されたのが、2017年1月期の『カルテット』(同)です。『カルテット』も放送前は大ヒットドラマの後で、評判が不安視されていた部分がありました。しかし、視聴率こそ『逃げ恥』の平均視聴率14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に及ばない8.9%だったものの、終わってみればその年のドラマ賞を総なめ。ネット上では『カルテット』にドハマリする人も続出し、名作と言われるほどのドラマとなりました」(同)

 『義母と娘のブルース』は4コマ漫画の実写ドラマが大好評を得た稀有なドラマではあったが、『中学聖日記』も原作漫画が高評価を集めており、その世界観が漫画ファンから評価されている作品。その表現を上手に再現できるかどうかが、ドラマ成功への鍵となっているのかもしれない――。

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