『中学聖日記』は25歳の女教師が、中学3年生の教え子と禁断の恋に落ちるストーリー。かわかみじゅんこによる同名の漫画が原作となっている。ドラマ化発表以降、「普通に犯罪じゃね?」「これ放送できんのか?」といった声が聞こえてくる。教え子役に実年齢よりも上の人間がキャスティングされたことには、何か意図があるのだろうか。
「年齢差はありますが、教え子の方が精神的に成熟している姿を出したいのではないでしょうか。さらには、実際の15歳をキャスティングすれば、批判が殺到することはもちろん、見た目として『幼すぎる』問題もあるかもしれません。それでもフレッシュさは出したいでしょうから、新人の起用はベストなのではないでしょうか」(業界関係者)
気になるのは肝心のドラマであるが、どうなるのだろうか。一部報道ではキスシーンの存在も示されている。
「通常、ドラマの脚本が放送開始前にすべて書き終わっていることはありません。おおまかなプロットはあるにせよ、視聴率や世間の反応を見ながら微調整して行くスタイルがもっともオーソドックスです。やはり、コンプライアンス重視の社会ですから、ちょっとしたことでも炎上を招きやすいため、番組の制作側として良くも悪くもネットの声を意識しないわけにはいかないでしょう」(前出・同)
ネット上では、原作のファンから「有村はイメージと違う」といった声も出ているだけに、どっちつかずの駄作とならないことを願うばかりだ。