2009年前後に前妻と再婚していた東野。そんな東野と、大先輩にあたるダウンタウン・浜田雅功が、対等な立場=五分五分で街ブラする関西ローカル番組『ごぶごぶ』。この日招かれたゲストは、西川きよし。西川が芸人になった当初、よく作っていた貧乏めしのカレーラーメンを、3人で料理した。即席ラーメンに、たまご、ネギなどをかけただけのシンプルなレシピを作りながら、水を出しっぱなしにする西川を、東野が何度も注意。すると西川は、「自分、夫婦で揉めたん、そんなんが原因ちゃうか? どうや、もう1回一緒になるいうんは、新鮮?」と、芸能レポーターさながらに東野を直撃。プライベートはめったに話さない東野だが、関西ローカルであり、大御所との対話とあって、珍しく「新鮮というか、ありがたいし、感謝ですよ」と妻への思いを語った。
●第2位「レパートリーは17。事務所が太鼓判を押しているのは3つ」(キンタロー。/日本テレビ系列『ダウンタウンDX』2月28日)
デビューからわずか11か月で大ブレイクをはたした、女芸人のキンタロー。。現在、各テレビ局の有名番組に、片っ端から出演しているが、ついにダウンタウンと初絡み。前田敦子はもちろん、本人を目の前にして、オアシズ・光浦靖子のものまねもやって見せ、AKB48の「フライングゲット」のサビを歌って踊り、初出演の割には、たっぷりの尺を割いてもらえた。松本人志から、ものまねのレパートリーを聞かれると、「レパートリーは17。事務所が太鼓判を押しているのは3つ」と答え。松本は、「少なっ!」と言い返すしかなかった。
●第3位「思想の含有量が高い」(フットボールアワー・後藤輝基/テレビ東京系列『ざっくりハイボール』2月24日)
千原ジュニアが企画している、テレ東の“ゴールデンタイム”(深夜)のバラエティ。今回は、「緊急ファッションモンスターSP!」と題して、出演メンバーの仲間芸人に突然電話をして、ファッションモンスターだと思う格好で、指定する都内某所に出現しろと命令。その間、メンバーは移動車のなかで、“プチギレトーク”をかわして、時間をつないだ。近頃、そのキレっぷりも芸になりつつある、吉本新喜劇の座長・小籔千豊。彼が、父親の時計、おふくろの味、アジア外交などを話していくと、一緒に乗車していた後藤は、「思想の含有量が高い」とポツリ。“たとえツッコミ”の盟主といわれた後藤の的確さに、一同は思わず、吹きだした。(伊藤由華)