そんなふたりが、TOKYO MXテレビというマニアックな地方局で持っている冠レギュラー番組が『バナナ炎炎』。時には国内旅行をし、時にはフリートークで盛りあがり、時には与えられたテーマにたいして、バナナマン独自の答えを導きだす。フレキシブルな番組だ。
22日のオンエアぶんは、年末年始の過ごし方にかんするトーク。日村は、親友のケンドーコバヤシをはじめ、双方の後輩芸人(全員男性)ら計9人でハワイへ。設楽は、公私ともに仲がいい作家のオークラたちと家族の計5人で、米国ラスベガスへ飛んでいた。
話は、日村が昨年からルイ・ヴィトンにハマっているという内容でスタート。貧乏芸人だったころはファッションに無頓着だったその反動からか、あるいは、設楽から誕生日プレゼントでヴィトンの財布をもらった影響からか、最近の日村はヴィトンに目がない。時計やベルト、かばんやキーケース、財布はもちろん、Tシャツ、アウター、ジャケット、靴まで揃えている。
それを聞いた設楽は、ひとこと。「日村がヴィトン。美しい豚と書いて、ビトン」。
ちなみに、設楽が日村にヴィトンをプレゼントした理由は、遊び心でスタッフと“日村、中国の富裕層計画”を企てていたから。すると、まんまとみずから溺れていった日村。成金芸人を地で行く男である。(伊藤由華)