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バラエティ番組で出た“魂のひとこと”(45) 「濃いですねぇ。カツカレーうどんみたいな」(千原ジュニア)

 NHKが業界の内側を暴露する。こんなテーマの『新春TV放談2013』が、好評を博している。1月3日オンエアぶんで、5回目。千原ジュニアと局アナが総合司会を務めるなか、NHK以外のテレビドラマ、バラエティ番組もバッサリ斬り、ギリギリのところまでカミングアウトするのが魅力だ。

 新春一発目は関根勤、小島慶子、テリー伊藤、鈴木おさむ、大根仁、秋元康がスタジオゲスト。昭和から現在までのテレビ界を、裏から表から支え続けた面々だ。

 関根は、「欽ちゃん(萩本欽一)が弟子って認めてくれた」ことを明かし、NHKが関根のメジャーテレビデビュー作となったテレビ朝日系列の『欽ちゃんのどこまでやろう!』の映像を長尺で流した。画期的な越境である。

 テリーは、総合的な演出を任された『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系列)の“くだらなさ”を分析。その代表作といえる「早朝バズーカ」の映像も流し、スタジオのメンバーを爆笑させた。ちなみに、この“バズーカ”。誕生のいきさつは、テリーが「早朝ソープ」について書かれた週刊誌を読んでいたとき、早朝と真逆にあるものはなにかを考え、爆弾を思い浮かべたそうだ。

 昭和におニャン子クラブ、平成にAKB48を生み出した秋元は、放送作家として参加していた『ザ・ベストテン』(TBS系列)の苦労話を語り、森三中・大島美幸を妻に持つ鈴木は、『SMAP×SMAP』(呼称・スマスマ/フジテレビ系列)の成長を口にした。1996年に開始した『スマスマ』は、それまでは5%しか稼げなかったジャニーズ系バラエティ番組を、20%に跳ね上げた革命的番組である。

 こんな秘話をもってして、千原がつぶやいたひとことが、「濃いですねぇ。カツカレーうどんみたいな」。たしかに、脂っこく、濃厚で、満腹感を得られた70分だった。(伊藤由華)

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