今回はフリーで活躍する赤江珠緒アナ(37)を取り上げます。
赤江アナは75年1月9日生まれ、兵庫県明石市出身。神戸女学院大学人間科学部卒業後、97年に大阪・朝日放送に入社。
98年には女子アナながら、「全国高校野球選手権大会」の実況を担当したこともある。
転機となったのは、03年6月の東京進出。テレビ朝日「スーパーモーニング」の司会に抜てきされ、東京支社に転勤となった。これは、同番組でキャスターを務めていた徳永有美アナが、ウッチャンナンチャンの内村光良との不倫騒動で降板したため、その後任に赤江アナが起用されたもの。
ここで、一躍全国区となった赤江アナだが、テレビ朝日、朝日放送両局の事情により、同番組を06年3月末で降板。赤江アナは約3年ぶりに大阪に戻った。
といいながらも、同年10月からテレビ朝日「サンデープロジェクト」のキャスターに起用され、半年で全国ネットに復帰。
そして、07年3月末で朝日放送を退社し、フリー転身。同年4月から「スーパーモーニング」に復帰し、拠点も東京に移した。これで、赤江アナはすっかり、“テレビ朝日の朝の顔”として浸透。プライベートでは08年11月に、テレビ朝日社員と結婚している。
同番組は11年4月1日をもって終了。同4日からスタートした「情報満載ライブショー モーニングバード」(平日午前8時〜9時55分)では、日本テレビを退社し、フリーとなった羽鳥慎一アナと新コンビを組んでいます。「スーパーモーニング」時代は硬派のイメージが強かった赤江アナですが、新番組の方針もあり、かなり砕けた一面をのぞかせるようになった。
そして、この4月からTBSラジオの新番組「たまむすび」(平日午後1時〜3時30分)で、月〜木曜日のメーンパーソナリティを担当するようになりました。同番組は3月で終了した「小島慶子 キラ☆キラ」の後継番組で、「たまむすび」の「たま」は名前の「珠緒」から取っており、事実上の冠番組で、TBSラジオの期待も大きい。
月〜木曜日までは、朝の2時間の生放送をこなした後、さらに昼間ラジオで1時間半の番組を担当するとなると、かなりハードワークであるが、秋の改編で赤江アナが「モーニングバード」を降板するとのウワサも飛び交っている。
女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「赤江アナは特に美人というわけではありませんが、親しみやすさと、チャラチャラしたところがない筋が通ったところが魅力ですね。ラジオという新たな舞台で、新境地を開拓できるか注目しています」と語る。
「モーニングバード」の出演がどうなるのか、気になるところですが、今後のさらなる活躍を期待しています。
(坂本太郎)